図書館システム

E2003 - 学校図書館でのリブライズの活用と地域住民への開放の取組

岐阜県山県市(以下「当市」)では,2016年度に公立小中学校として全国で初めてコミュニティ型図書館ウェブサービス「リブライズ」を学校図書館の蔵書管理システムとして導入し,蔵書のデータベース化,ネットワーク化を進めている。2017年11月,他の学校に先駆けて約6,500冊の蔵書のデータベース化が完了した桜尾小学校では,リブライズの導入を機に将来的な地域住民への学校図書館の開放を目指し,2017年12月1日に一部地域住民への学校図書館の開放を始めた。ここでは,当市におけるリブライズの導入までの道のりと新たに始まった取組について紹介したい。

日本図書館協会(JLA)図書館システムのデータ移行問題検討会、「図書館システムのデータ移行問題検討会報告書」を公表

日本図書館協会(JLA)図書館システムのデータ移行問題検討会が、2018年3月2日に開催されたJLAの2017年度第5回理事会にて報告した「図書館システムのデータ移行問題検討会報告書」及び別紙「データ移行仕様書」を、JLAのウェブサイトで公表しました。

検討会では、報告書や別紙への意見や活用事例のフィードバックを受け付けており、寄せられた意見や事例は検討の上ウェブサイトで紹介されます。

図書館システムのデータ移行問題検討会(JLA)
http://www.jla.or.jp/committees/tabid/590/Default.aspx
※進捗状況の項目に「本検討会は約2年半の検討結果を報告書としてまとめ、2018年3月2日の2017年度第5回理事会に報告しました。」とあります。

米国の図書館ネットワークLYRASIS、オープンソースソフトウェア(OSS)に関するガイドブックを公開

2018年2月28日、米国の図書館ネットワークLYRASISが、ガイドブック“It Takes a Village: Open Source Software Sustainability”を公開しました。

米・博物館・図書館サービス機構(IMLS)の支援を受け、文化遺産・科学遺産機関による長期的な持続可能性計画に役立つオープンソースソフトウェア(OSS)を支援するための実践的な参考資料として作成されたものです。

Press Release: LYRASIS Announces Release of New Guidebook for Open Source Sustainability as Part of “It Takes a Village” Project(LYRASIS,2018/2/27)
http://lyrasisnow.org/press-release-itav-guidebook/

【イベント】三田図書館・情報学会、第174回月例会「マイクロタスク型クラウドソーシングを活用した図書館における取り組み」(3/17・東京)

2018年3月17日、三田図書館・情報学会は慶應義塾大学三田キャンパスにおいて第174回月例会「マイクロタスク型クラウドソーシングを活用した図書館における取り組み」を開催します。発表者は千葉大学アカデミック・リンク・センターの池田光雪氏です。開催概要によれば、クラウドソーシングの中でも、「問題を細かく分割するマイクロタスク型クラウドソーシングという方式に着目し解説しつつ、図書館領域におけるクラウドソーシングについて考える場としたい」とされています。

三田図書館・情報学会 月例会
http://www.mslis.jp/monthly.html

参考:
京都府立図書館、「京都府図書館総合目録ネットワークシステムの充実を図る産官学連携プロジェクト」のクラウドソーシングを開始
Posted 2017年2月16日
http://current.ndl.go.jp/node/33479

【イベント】大図研関西3地域グループ合同例会「これからの大学図書館システムを語る~国内初、慶応義塾大学と早稲田大学の2020年図書館システム共同運用の背景~」(3/10・京都)

2018年3月10日、京都国際交流会館において、大学図書館問題研究会関西3地域グループ合同例会「これからの大学図書館システムを語る~国内初、慶応義塾大学と早稲田大学の2020年図書館システム共同運用の背景~」が開催されます。

同イベントでは慶應義塾大学メディアセンターの入江伸氏を講師に招き、2017年5月に締結された慶應義塾大学メディアセンターと早稲田大学図書館による図書館システムの共同運用に向けた覚書に関連して、いったい何を考え、何に狙いを定めて2020年の大学図書館システムを構築しようとしているのか、その先をどう描いているのか語っていただくとのことです。

大学図書館問題研究会の会員は参加費無料、非会員は500円が必要で、2018年3月3日までの事前申し込みが必要です。

大図研関西3地域グループ合同例会「これからの大学図書館システムを語る」~国内初、慶応義塾大学と早稲田大学の2020年図書館システム共同運用の背景~(大学図書館問題研究会 京都地域グループ)
https://www.daitoken.com/kyoto/event/20180310.html

米・スパータンバーグ郡公共図書館、システムがランサムウェアに感染し、サービスの一部が停止中

米・サウスカロライナ州のスパータンバーグ郡公共図書館の全館において、システムがランサムウェアに感染したことにより、サービスの一部が停止しています。

現時点では、利用者カード1枚につき1日2冊のみの貸出しで、顔写真付きの証明書と利用者カードにより貸出しを行なっています。

また、OPACや、館内でコンピュータ・Wi-Fiが利用できない状態です。

電子書籍・電子雑誌・オーディオブック等やデータベースの利用は可能です。

千代田区が区立図書館ホームページ公開停止の経緯・理由等を公開 不正アクセスによりウェブページを作成するプログラムが改ざんされる

2018年1月20日、千代田区は2017年11月8日から続く区立図書館ホームページの公開停止に関し、これまでの経緯等の説明を公開しました。

同図書館を運営する指定管理者、千代田ルネッサンスグループの説明によれば、コンテンツ管理システムへの不正アクセスにより、ウェブページを作成するプログラムが改ざんされた結果、ウィルス対策ソフトが起動し、改ざんされたファイルが隔離され、ページが閲覧できなくなっていたとのことです。改ざん内容は同図書館のページにアクセスすると有害サイトに転送されるというもので、改ざんからウィルス対策ソフト起動までに、実際に被害にあった利用者もいたことが確認されています。

外部の調査会社による調査の結果、不正アクセスの原因は指定管理者によるID・パスワードの管理やアプリケーションのバージョンアップを怠ったことにあるとされています。

安全な復旧のためにはセキュリティ設計からのやり直しが必要であり、それには3カ月以上かかることが見込まれます。元々、千代田区は2018年3月14日から新図書館システムと新図書館ホームページを公開する予定であったため、同日まで、現在のホームページについては公開停止を継続するとのことです。

岐阜県山県市、市内の公立小中学校にコミュニティ型図書館Webサービス「リブライズ」を導入

リブライズ合同会社は2017年11月27日、同社が提供するコミュニティ型図書館Webサービス「リブライズ」を、岐阜県山県市が公立小中学校向けの蔵書管理システムとして導入したことを発表しました。

リブライズは簡単にサービス利用を開始できる蔵書管理サービスで、コワーキングスペース、大学研究室等で主に採用されています。山県市では公立小中学校で導入するのみならず、蔵書をネットワーク化することや、学校教育に関わる地域住民への開放に関する取り組みも開始するとのことです。

山県市立桜尾小学校 地域住民に学校図書館を開放する取り組みを開始(山県市、2017/11/27付け)
http://www.city.yamagata.gifu.jp/lsc/lsc-upfile/article/02/46/10246_1010_file.pdf

全国初、リブライズが岐阜県山県市内の公立小中学校で運用開始(リブライズ、2017/11/27付け)

協同でオープンソースの図書館サービスプラットフォームを構築するイニシアチブ“FOLIO”、英国のJiscとの提携を発表

2017年10月31日、協同でオープンソースの図書館サービスプラットフォームを構築するイニシアチブ“FOLIO”が、英国のJiscとの提携を発表しました。

FOLIO Community Expands with the Addition of Jisc (FOLIO,2017/10/31)
https://www.folio.org/blog/folio-community-expands-with-the-addition-of-jisc/

参考:
協同でオープンソースの図書館サービスプラットフォームを構築するイニシアチブ“FOLIO”が始動
Posted 2016年6月27日
http://current.ndl.go.jp/node/31892

オープンソースの図書館システム“Evergreen” バージョン3.0.0がリリース

2017年10月3日、オープンソースの図書館システム“Evergreen”のバージョン3.0.0がリリースされました。バージョン2.0からの大きな変更点としては、スタッフ向け画面がWebベースになり、専用クライアントソフトのダウンロードが不要になったこと等があります。

Evergreen 3.0.0 released(Evergreen、2017/10/3付け)
https://evergreen-ils.org/evergreen-3-0-0-released/

オープンソースの図書館管理システム「Evergreen 3.0」リリース(OSDN Magazine、2017/10/6付け)
https://mag.osdn.jp/17/10/06/164500

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