図書館システム

インディアナ大学、楽譜の目録作成ツールをオープンソースで公開

米国インディアナ大学が、シート形態の楽譜(sheet music)の目録作成、および、MODS、Dublin Core等のメタデータフォーマットでのデータ提供機能を備えたオープンソースのツール“IN Harmony Sheet Music Cataloging Tool”を公開しました。あわせて、インディアナ州にゆかりのある音楽の楽譜をデジタル化したデジタル図書館“IN Harmony”も公開しています。

IN Harmony: Sheet Music from Indiana - SourceForge
http://inharmonycat.sourceforge.net/

IN Harmony: Sheet Music from Indiana
http://webapp1.dlib.indiana.edu/inharmony/welcome.do

April 14, 2009付けCatalogablogの記事
http://catalogablog.blogspot.com/2009/04/in-harmony-sheet-music-cataloging-tool.html

参考:
インディアナ大学、音楽資料を提供するOSSのデジタル図書館システム“Variations”をリリース

“Computers in Libraries 2009”会議資料

図書館・情報提供技術のあらゆる側面を対象とした北米最大規模の会議・展示会“Computers in Libraries”の第24回・2009年版が、3月30日~4月1日にかけて行われました。その最終プログラム、基調講演、プレゼンテーション資料等が公開されています。情報探索、ウェブデザイン、コレクションやコミュニティの連携、電子図書館、オープン化、Web/Library 2.0、バーチャルレファレンス、次世代目録、モバイル向けインターフェース、ゲーム、CMS、eラーニングなど、さまざまなトピックが扱われたようです。

Computers in Libraries 2009: Final Program
http://www.infotoday.com/cil2009/program.asp

Computers in Libraries 2009
http://www.infotoday.com/cil2009/default.asp

OCLC、第3回図書館・文書館・博物館向けのウェブベースのソフトウェアコンテストを開催

OCLCの研究部門OCLC Researchが、図書館・文書館・博物館にとって価値のある、ウェブベースのソフトウェアコンテストの第3回を開催すると発表しています。動作するプロトタイプを提出することが条件で、図書館・文書館・博物館にとって価値がある(配点=30%)、OCLCのサービス/データを利用している(同30%)、オリジナリティがある(同20%)、アーキテクチャやデザインがクリーンである(同20%)、という基準で審査されるとのことです。

Third OCLC Research Software Contest [OCLC]
http://www.oclc.org/research/announcements/2009-04-13.htm

英国で3月に開催された「リポジトリソフトウェアの日」イベントのプレゼンテーション資料

英国のリポジトリ支援ネットワーク“Repositories Support Project(RSP)”が、2009年3月19日に実施したイベント“Repository Software Day”のプレゼンテーション資料等を公開しています。Microsoft社のリポジトリプラットフォームなど、各種のリポジトリ用ソフトウェアの事例報告がなされたようです。

RSP Event - RSP Repository Software Day 2009, 19 March 2009, Museum of Science and Industry, Manchester
http://www.rsp.ac.uk/events/index.php?page=RepositorySoftwareDay2009/index.php

“XC”、ソフトウェア2点を正式公開、2点を試験公開

米国ロチェスター大学が開発している、図書館リソースへの統合的なアクセスを実現するオープンソースのシステム“XC”が、以下の2つのソフトウェアを正式公開しました。

・MARCデータをMARCXMLに変換し、OAI-PMHプロトコルをサポートしているリポジトリにデータをロードできる“OAI Toolkit”
・NISO貸出交換プロトコル(NCIP:Z39.83)を通じ、統合図書館システム(ILS)と貸出情報、予約情報をやり取りできる“NCIP Toolkit”

このほか、メタデータの変換や収集ができる“Metadata Services Toolkit”、メタデータの生成・保存・提供をCMS“Drupal”上でできるようにする“Drupal Toolkit”の2つが試験公開されています。またBlackboardなどの学習管理システムのインターフェース内で、授業教材と関連する図書館資料を表示できるようにする“Learning Management System Toolkit”もデザイン中とのことです。

Software | The eXtensible Catalog
http://www.extensiblecatalog.org/node/310

March 27, 2009付けCatalogablogの記事

書籍情報を提供しているウェブAPIを活用した図書館サイト構築方法の紹介記事

Google Book Search、WorldCat、Open Library、LibraryThingなど、書籍情報を提供しているウェブAPIと、それを活用して図書館サイトを構築する方法を紹介した記事が、Code4Lib Journal第6号に掲載されています。有益な情報源のほか、プログラミング言語Pythonを使ったサンプルコードも紹介されています。

Mike Beccaria. Using Book Data Providers to Improve Services to Patrons. Code4Lib Journal. 2009, (6).
http://journal.code4lib.org/articles/1009

参考:
CA1677 - 図書館によるAPIの公開-PORTAの事例から- / 中嶋晋平
http://current.ndl.go.jp/ca1677
E836 - Google Book Search,新たに2つのAPIを追加
http://current.ndl.go.jp/e836
E764 - Google Book Searchに新たなAPI“Book Viewability”が登場
http://current.ndl.go.jp/e764
図書館に役立つAPI集

SOAに基づき、オープンな技術で図書館システムをデザインするOLEプロジェクトの最新情報

アンドリュー・メロン財団の助成のもと、サービス指向型アーキテクチャ(SOA)/ビジネスモデルに基づき、オープンで柔軟な図書館システムをデザインする1年間のプロジェクト“Open Library Environment(OLE) Project”のプロジェクト会議が、2009年3月にカンザス大学で行われました。その会議で議論された、デザインの前提、プロジェクトのスコープ、参照モデル、FAQなどの資料が公開されています。

The OLE Project | OLE Project Meeting Notes from Kansas, March 15-20, 2009
http://oleproject.org/2009/03/25/ole-project-meeting-notes-from-kansas-march-15-20-2009/

The OLE Project
http://oleproject.org/

フランスの図書館システム事情

フランスの“Livers Hebdo”誌の2009年3月9日号に、Tosca Consultants社による、国内の公共、大学、学校、専門図書館等のシステム調査(2008年実施)の結果が掲載されています。これは1995年から毎年行われているもので、2008年の特徴として、市場規模が前年比7%減と落ち込んでいること、オープンソースソフトウェアの利用が増えていることなどが挙げられています。付録として、各館種別に利用している図書館システムの度数をグラフ化したものと、利用されている図書館システムの一覧表などがついています。

L'équipement informatique des bibliothèques en 2008 - Livres Hebdo
http://www.livreshebdo.fr/actualites/DetailsActuRub.aspx?id=2773

英国のTalis社、‡biblios.netに500万件超のレコードを提供

オープンソースを活用し、オープンライセンスでデータの利用を可能とする総合目録プロジェクト“‡biblios.net”に、英国の大手図書館向けシステムベンダー、Talis社が、同社の総合目録の書誌レコード500万件超を提供すると発表されています。

Talis and LibLime Open Data on ‡biblios.net - LibLime
http://liblime.com/news-items/press-releases/talis-and-liblime-open-data-on-biblios.net

参考:
E890 - オープンソースを活用し共同で目録作成を-‡biblios.net
http://current.ndl.go.jp/e890

塩尻市立図書館、まちづくり三鷹のOSS図書館システムの導入を決定

長野県塩尻市立図書館が、東京都三鷹市の第三セクターである株式会社まちづくり三鷹が開発した、Rubyを使ったオープンソース図書館システムの導入を決定しています。

Ruby言語による図書館システム//塩尻モデル開発へ - 株式会社まちづくり三鷹
http://www.mitaka.ne.jp/corporate/press/press17.html

塩尻市がRuby製図書館システムの導入を決定,「既存システムの半額」 - ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090130/323849/

塩尻市役所/図書館
http://www.city.shiojiri.nagano.jp/ctg/C44/44.html

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