図書館システム

研究者、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”が正式リリース

ジョージ・メイソン大学が開発した、研究者、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”のバージョン1.0がリリースされています。タグ付与、RSS配信、COinSプラグインによる文献管理ソフトZoteroとの連携といった機能がサポートされています。

Omeka 1.0 Drops Today
http://omeka.org/blog/2009/06/02/omeka-10-drops-today/

Omeka
http://omeka.org/

June 03, 2009付けCatalogablogの記事
http://catalogablog.blogspot.com/2009/06/omeka.html

凸版印刷と紀伊國屋書店が「大学向けソリューションプログラム」の開発・提供で業務連携

凸版印刷と紀伊國屋書店が2009年6月1日、大学図書館向けシステムを含む「大学向けソリューションプログラム」の開発・提供で業務提携を行うことを発表しています。

凸版印刷、紀伊國屋書店が業務提携、大学向けソリューションプログラムを共同で提供~大学のブランディング支援から、IC学生証、電子掲示板など教務支援まで一括サポート~
http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease914.html
http://www.kinokuniya.co.jp/release/20090601toppan.pdf
(※上は凸版印刷、下は紀伊國屋書店のプレスリリースです。同じ内容です。)

E928 - 米国議会図書館(LC)のIT戦略についての報告書

2009年3月,米国議会図書館(LC)のIT戦略についての報告書「ITの戦略的策定(Information Technology Strategic Plannning)」が公表された。これは,2000年に出された全米科学アカデミー等による報告書「LC21:LCのためのデジタル戦略」(CA1343参照)以降の進捗状況等をまとめたもので,LCの監察官(Inspector General)であるショルナゲル(Karl Schornagel)氏がコンサルティング会社に委託し実施したものである。報告書では,LCのIT基盤は大きな進歩を遂げたとの評価をしながらも,明らかになった課題として,次のような点を指摘している。…

E925 - OCLCによる“ウェブスケール”図書館業務管理システム構築戦略

2009年4月23日,OCLCはクラウドベースの図書館業務管理システムを構築する戦略を発表した。これは,システムの共同利用を目的としたものであり,ウェブベースという点ではSaaS(Software as a Service)に類似している が,すべての参加館が同一のハードウェア,アプリケーション,データを共有することで,情報探索の質の向上やメタデータ管理などにおける「ネットワーク効果」が得られることを特徴としている。また,統一されたプラットフォームを用意することで,ユーザ・エクスペリエンス(サービスの利用を通じて利用者が認知する有意義な経験)の質を向上させると共に蔵書管理のトータルコストを減らすことを目標としている。…

OAIプロトコルでメタデータの収集・蓄積・配信ができるOSS“MOAI”

OAIプロトコルで複数の配信先からメタデータを収集し、データベースに蓄積し、配信もできるオープンソースのプラットフォーム“MOAI”が公開されています。このMOAIは、オランダのエラスムス大学図書館が元となるものを開発し、デルフト工科大学がそれをリファクタリングしたとのことです。

MOAI, an Open Access Server Platform for Institutional Repositories — MOAI
http://moai.infrae.com/

May 06, 2009付けCatalogablogの記事
http://catalogablog.blogspot.com/2009/05/moai-server-for-institutional.html

2008~2009年の図書館システム市場の動向は?(米国)

米国のLibrary Journal誌が2009年4月1日号で、毎年恒例となっているブリーディング(Marshall Breeding)氏による図書館システム市場の動向分析記事を掲載しています。厳しい経済状況の中でも、図書館がエンドユーザへの情報提供、特にデジタルコンテンツへのアクセスを改善するべく投資する傾向が続いていること、またシステムベンダー側ではSaaS(Software as a Service)の拡大、データ提供用APIのリリースなどが、概況として紹介されています。このほか、主要ベンダーの動向、館種別(公共、大学、学校、専門)のトレンド、ベンダー・図書館による次世代図書館インターフェース開発などが紹介されています。

Investing in The Future: Automation Marketplace 2009 - 4/1/2009 - Library Journal
http://www.libraryjournal.com/article/CA6645868.html

参考:
E893 - 2009年ALA冬季大会 <報告>
http://current.ndl.go.jp/e893
2007~2008年の図書館システム市場の動向は?(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/7584

NISO、費用データを交換するCOREプロトコル草案を発表

米国情報標準化機構(NISO)は、図書館システム(ILS)や電子情報資源管理システム(ERMS)の間での費用・コストデータの交換を可能にする、CORE(Cost Of Resource Exchange)プロトコルの草案を発表しています。

2010年3月までトライアル期間となっており、参加館を募集しています。

NISO Announces Cost of Resource Exchange (CORE) Protocol as a Draft Standard for Trial Use
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=6395e18858981a8113beb1ddc8f6593bd83e840c

OCLCのウェブベース統合図書館システム開発戦略への反応

OCLCが2009年4月23日に発表した、ウェブベースの共同利用型図書館業務システムを構築する戦略に対する各ベンダー、ライブラリアン等の反応を、Library Journal誌がまとめています。選書・発注や貸出等のデータもOCLCが集中管理することになることを、物議を醸したWorldCatレコードの利用に関するポリシーと関連づけて懸念する意見や、非営利企業が市場を支配してしまうのではないかという指摘、LibraryThing (for Libraries) など競合する他ベンダーの不安の声、主に中小規模の図書館をターゲットにした戦略ではないかとの推測、現在寡占化が進んでいる統合図書館システム(ILS)市場を打ち破れるのではないかとの期待など、さまざまな反応が紹介されています。

Tough Questions Emerge on OCLC's Competitive Advantage and Data Policies - 4/28/2009 - Library Journal
http://www.libraryjournal.com/article/CA6654121.html

OCLC、ウェブベースの共同利用型図書館業務システムを構築する戦略を発表

OCLCが2009年4月23日、ウェブベースの共同利用型図書館業務システムを構築する戦略を発表しました。貸出管理、資料管理、印刷媒体/電子媒体の蔵書構築(選書、受入、電子資源管理(ERM)など)、ライセンス管理、(他の参加館との比較を含む)利用統計・蔵書評価等の業務管理といった機能が提供される予定とされています。OCLCによれば、これは、いわゆるSaaS(Software as a Service)と類似しているが、すべての参加館が同一のハードウェア、アプリケーション、データを共有することによる「ネットワーク効果」が得られる点が特徴である、としています。2009年5~6月から、テストが開始されるとのことです。

またこの戦略の第一弾として、WorldCatのローカライズ版であるWorldCat Localを、OCLCの有償サービス“First Search”利用館に追加費用なく利用できるようにする“quick start”サービスを開始することも発表されています。

OCLC announces strategy to move library management services to Web scale
http://www.oclc.org/news/releases/200927.htm

Web-scale management services

オープンソースの博物館向け所蔵資料管理システム“Specify 6”

米国科学財団(NSF)の助成のもとカンザス大学生物多様性研究センターが開発した、オープンソースの博物館向け所蔵資料管理システム“Specify 6”が公開されています。

Specify 6
http://specifysoftware.org/

April 15, 2009付けCatalogablogの記事
http://catalogablog.blogspot.com/2009/04/museum-collection-management-tool.html

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