図書館システム

Kuali-OLEプロジェクトを主導するインディアナ大学にアンドリュー・メロン財団が助成

Kuali-OLE(Open Library Environment)プロジェクトを主導する米国インディアナ大学に、アンドリュー・メロン財団がおよそ238万ドルを助成すると報じられています。Kuali-OLEプロジェクトは、アンドリュー・メロン財団の助成の下で2009年に完了したOLEプロジェクトの後継となるプロジェクトで、2009年から2011年にかけて次世代図書館システムの開発や構築が行われる予定です。

IU awarded $2.38 million grant from The Andrew W. Mellon Foundation to develop library software(インディアナ大学のニュースリリース)
http://newsinfo.iu.edu/news/page/normal/12849.html

IU awarded grant to improve library storage software(Indiana Daily Student 2010/1/11付けの記事)
http://www.idsnews.com/news/story.aspx?id=72850

Kuali-OLE
http://www.kuali.org/ole

参考:

予算を節約したオープンソース使用の図書館(米国)

オープンソースのシステムを使っている図書館で予算の節約に成功した2つの事例がLISNewsで紹介されています。一つは、オープンソースの“Koha”を独自仕様に改良している米国バーモント州のグリーンマウンテン図書館コンソーシアムで、運営方法が異なっていた場合の試算と比べて2009年の1年間で参加館全体で244万ドルを節約したと発表しています。もう一つは、オープンソースのシステム“Evergreen”を自ら開発したジョージア州の公共図書館で、州内でシステムを共同化することによって、10年間で7,000万ドル超を節約したとのことです。

Open Source Saving Libraries Money(LISNews 2010/1/10付けの記事)
http://lisnews.org/open_source_saving_libraries_money

2009 Savings(グリーンマウンテン図書館コンソーシアムのニュースリリース)
http://gmlc.wordpress.com/2010/01/08/2009-savings/

Georgia’s public libraries celebrate 10 years of PINES(The Daily Citizen, Dalton, GA 2010/1/8付けの記事)

図書館システムにハッカーが侵入(米国)

米国ノースカロライナ州のリッチモンド・コミュニティ・カレッジの図書館システムにハッカーが侵入したと報じられています。利用者51,000人分の運手免許情報や社会保障番号が被害にあったようです。

Hacker Breaches College Library System(InternetNews 2009/12/21付けの記事)
http://www.internetnews.com/security/article.php/3854731/Hacker+Breaches+College+Library+System.htm

E1003 - 次世代の図書館システムをデザインするOLEプロジェクト

2008年8月,アンドリュー・メロン財団の助成のもと,サービス指向型アーキテクチャに基づく図書館システムを設計する1年間のプロジェクト“Open Library Environment(OLE) Project”が開始され,2009年10月に同プロジェクトの最終報告書が公開された。なお,プロジェクトには,米国の大学図書館,カナダ国立図書 館・文書館(LAC),オーストラリア国立図書館(NLA)などが参加し,米国デューク大学図書館が中心的役割を担っていた。...

ハーバード大学、同大学の図書館業務の改革に向けた勧告を公表

ハーバード大学が、同大学の図書館業務改革に向けた勧告を公表しています。2009年3月に設立された全学規模のタスクフォースによりまとめられたもので、改革の必要性についての部分には、以下のような記述があります。

・73もの図書館があり、複雑な組織体系となっているため、変化への対応が難しい。
・完全に包括的なコレクションを目指すのではなく、より戦略的な蔵書構築をしなければならない。
・学問分野の拡大や学際分野の出現により、必要な資料が増加している。
・デジタル化の進展により、利用者の図書館利用方法が激変した。
・こうした変化はチャンスでもあるものの、財政的な制約もあり、効率化を考慮する必要がある。
・各図書館間のITシステムの互換性が低い。
・購入契約も各図書館で実施しており高コストとなっているが、図書館間の調整をするのにも手間がかかりすぎる(一つの契約を結ぶのに22の図書館が関わり4ヶ月かかった例もある。)
・複雑でばらばらの組織をまとめなければならない。

このような問題点の改善のための勧告として、組織の改変、ITシステムの合理化、財政システムの見直し、所蔵よりも「アクセスの保証」に焦点を当てること、他機関との連携強化、などの点が挙げられています。今後、この勧告を受けたワークグループによる作業が行われるとのことです。

OPACと機関リポジトリの相互運用性に関する調査(英国)

英国の情報システム合同委員会(JISC)が、高等教育機関における、OPACと機関リポジトリの間の相互運用性(interoperability)についての調査結果を公表しています。機関リポジトリのコンテンツがOPACの対象となっているかどうかや、リポジトリのソフトウェアとOPACの間のメタデータ等の交換の相互運用性等について調査されています。

Online catalogue and repository interoperability study
http://www.jisc.ac.uk/Home/publications/documents/scholcommslinksfinalreport.aspx

(本文ファイルへのリンク)
http://ie-repository.jisc.ac.uk/430/

OLEプロジェクトの最終報告書が公開

OLE Projectのウェブサイト上に、米国の大学図書館やカナダ国立図書館・文書館(NLA)、オーストラリア国立図書館(LAC)等が参加した、将来の図書館システムについて検討するプロジェクト“Open Library Environment(OLE)”の最終報告書が公表されています。また、インディアナ大学やフロリダコンソーシアムといった米国の大学図書館が、次世代の技術環境を明示する新たなプロジェクト“Kuali-OLE Project”への参加を表明しています。

Final Report on OLE Project
http://oleproject.org/final-report-on-ole-project/

3Mのポスト型自動返却機、新たに3つの図書館に導入

米国の3M社は、同社が開発したポスト型の自動返却機“Intelligent Return and Sorter System”を米国の3つの図書館に導入したと発表しています。返却口のベルト上に資料を乗せると、機械が資料を内部へと運び、ICタグ(RFID)あるいはバーコードの情報を読み取って、返却処理と配架場所別の仕分けを行った後、返却口の横から受領証を出力するという仕組みのようです。同社のウェブサイト上で、処理の実演の動画を見ることができます。

3M Intelligent Return and Sorter System SL Helps Libraries Enhance Productivity(3Mのニュースリリース)
http://multimedia.3m.com/mws/mediawebserver?SSSSSu7zK1fslxtUOx_SPxtxev7qe17zHvTSevTSeSSSSSS--

Intelligent Return and Sorter System
http://solutions.3m.com/wps/portal/3M/en_US/library/home/products/automated-materials-handling/intelligent-return-sorter/

E987 - 新たに登場した書誌ユーティリティ“SkyRiver”

2009年10月8日,米国の新興企業SkyRiver社は,新たな書誌ユーティリティ“SkyRiver”の創設を発表した。同月6日には,その発表に 先立ち, LibraryJournalがこの新しい書誌ユーティリティについての記事“New  Company SkyRiver Sparks Cataloging Competition with OCLC”を掲載し,同月14日には,米国図書館協会(ALA)の出版部門の1つであるALATechSourceがブログ上に“Sky me a River”と題する記事を掲載した。...

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