図書館システム

株式会社カーリル、蔵書検索を停止した図書館のバックアップとして「キャッシュOPAC」の運用開始を発表

2020年4月16日、株式会社カーリルが、新型コロナウイルス感染症への対応に伴い蔵書検索が利用できなくなっている図書館のバックアップとして、「キャッシュOPAC」の運用開始を発表しました。

同サービスは、検索できなくなっている約480万冊の蔵書を対象に過去の検索データ(キャッシュ)を統合したもので、除籍(廃棄)された資料も含まれている可能性はありますが、全蔵書の70パーセント程度を網羅したデータが検索可能です。

また、カーリルが提供するAPIからも同サービスの利用が可能であり、APIを利用しているウェブサービスやアプリ等における特別な対応は不要としています。

COVID-19 : 蔵書検索を停止した図書館のバックアップを提供(カーリルのブログ, 2020/4/16)
https://blog.calil.jp/2020/04/recovery.html

米国国立医学図書館(NLM)、Ex Librisの図書館サービスプラットフォーム“Alma”とディスカバリーサービス“Primo VE”を採用

2020年3月27日、米国国立医学図書館(NLM)は、同館の情報基盤刷新の一環として、1998年から運用している統合図書館システム(ILS)“Voyager”をProQuest社傘下Ex Librisの図書館サービスプラットフォーム(LSP)“Alma”へリプレースすることを発表しました。また、検索システムについてディスカバリーサービス“Primo VE”へのリプレースも合わせて発表されています。

NLMは2020年3月以降、12か月から15か月をかけてシステム移行を進める予定です。NLMは情報基盤の刷新・システム統合・ワークフローの合理化は、同館の「戦略計画2017-2027」に沿ったものである、としています。

船橋市西図書館(千葉県)、画像解析AIによる蔵書点検システムを試験導入

2020年3月12日、京セラコミュニケーションシステム株式会社は、同社が提供する公共図書館システム「ELCIELO」と画像解析AIを組み合わせた「AI蔵書点検システム」が、同日から千葉県の船橋市西図書館において試験導入されると発表しました。

公民館図書室における蔵書点検業務の負荷軽減・効率化を目指して、同館に「AI蔵書点検システム」の環境を構築するものです。

タブレット端末による手動撮影に加え、特殊小型ドローンの自動飛行により、図書館の書架一面を撮影し、撮影した棚の背表紙データと、「ELCIELO」に登録されたその棚の範囲の蔵書データを画像解析AIに取り込み、マッチング分析し、蔵書点検を実施するものです。

船橋市西図書館、画像解析AIによる蔵書点検システム試験導入へ(京セラコミュニケーションシステム株式会社, 2020/3/12)
https://www.kccs.co.jp/news/release/2020/0312/

大垣市立図書館(岐阜県)、「読書記録Webサービス」を提供へ:図書館システムと「読書メーター」を連携

岐阜県の大垣市が、2020年2月20日の市長会見において、大垣市立図書館が、6月1日から、「読書記録Webサービス」の提供を開始すると発表しました。

同館では、これまで「読書手帳・読書ノート」を配布してきましたが、利用者から、もっと簡単で便利に読んだ本の記録を残すことができないかとの要望が寄せられていたため、同館のシステムとウェブサービス「読書メーター」を連携させることで、利用者個人が所有するパソコンやスマートフォンで、簡単に読書記録サービスを利用できるようにするものです。

図書館ウェブサイトの「マイページ」に表示されている貸出一覧から、本を選択することで、読書メーターに記録できると説明されています。

市長会見(令和元年度)(大垣市)
https://www.city.ogaki.lg.jp/0000045479.html
※令和2年2月20日欄に「図書館「読書記録Webサービス」の提供について」とあります。

BiblioCommons社をVolaris社が買収

2020年2月10日、図書館向けのソーシャル・ディスカバリー・システムなどを手掛けてきたBiblioCommons社を、ソフトウェア企業Volaris社が買収したことが発表されました。

BiblioCommons社は同名の、他の図書館システム上で機能し、所蔵資料に利用者がタグやコメント、評価等を付与できるようになるシステム等を手掛けています。Volaris社はソフトウェア企業の買収・強化等を主として行っている企業です。

BiblioCommons Acquired by Volaris Group(BiblioCommons、2020/2/10付け)
https://www.bibliocommons.com/news/2020/2/10/bibliocommons-acquired-by-volaris-group

株式会社カーリル、新型コロナウイルスへの対策として対面による打ち合わせ・会議参加の全面停止、学会・展示会などへの出展停止を発表

2020年2月16日、株式会社カーリルは感染が拡大する新型コロナウイルスへの同社の対応として「COVID-19対策に関するご協力のお願い」を発表しました。

発表によれば、カーリルでは従来からすべてのメンバーがリモートワークで活動しているものの、国内で継続的なウイルス蔓延が見込まれる中でサービスを安定的に提供するために、さらなる対策を実施するとのことです。具体的には対面による打ち合わせ・会議参加の全面停止とウェブミーティングへの移行(相手先にウェブミーティング環境がない場合にはカーリルからウェブミーティングキットを送付)、企業としての学会・展示会などへの出展停止、電話対応の自動化、技術合宿の開催中止などの対策を行うとしています。

COVID-19対策に関するご協力のお願い(カーリルのブログ、2020年2月16日付け)
https://blog.calil.jp/2020/02/virus.html

国立国会図書館サーチ、「メディア芸術データベース(マンガ)」との連携を開始

2020年1月30日、国立国会図書館サーチは、文化庁が運営する「メディア芸術データベース(マンガ)」との連携を同日から開始したことを発表しました。

今回の連携開始により、国立国会図書館サーチを通じ、「メディア芸術データベース」に収録されたマンガ単行本のメタデータを検索することが可能となりました。

「メディア芸術データベース(マンガ)」との連携を開始しました(国立国会図書館サーチ, 2020/1/30)
https://iss.ndl.go.jp/information/2020/01/30_mediaarts/

参考:
国立国会図書館サーチ、「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」との連携を開始
Posted 2019年12月17日
https://current.ndl.go.jp/node/39761

岐阜市立図書館が図書館システムをリニューアル:スマートフォンの利用カード化・予約図書受取順の指定・貸出履歴の保存等

2020年1月27日、岐阜市立図書館が図書館システムのリニューアルを発表しました。

スマートフォンに利用者カードのバーコードを表示させることで、スマートフォンを利用カードの代わりとして使用できるようになり、窓口や自動貸出機・座席予約で使用可能になっています。その他、予約中図書の受取順の指定や利用者自身の設定による貸出済図書の履歴の保存なども可能になっています。

なお、システムリニューアルに伴い、図書館の書架とウェブ上の情報をつなぐ株式会社カーリルのサービス「カーリルタッチ」の運用を休止することが併せて発表されています。

図書館システムが新しくなりました。(岐阜市立図書館,2020/1/27)
https://g-mediacosmos.jp/lib/information/2020/01/post-751.html

【イベント】Code4Lib JAPANカンファレンス2020(6/20-21・豊橋)

Code4Lib JAPANが、2020年6月20日、21日に、愛知大学豊橋キャンパス(愛知県豊橋市)にてCode4Lib JAPANカンファレンス2020を開催すると発表しています。

Code4Lib JAPANカンファレンスは、図書館と技術、Web、ITをむすぶ、図書館員や技術者、その他すべての関係者が集い、アイデアやツールを紹介しあい、先進的な試みを共有し、関係者が出会い、つながるイベントです。発表形式として、口頭発表(15~20分)とライトニングトーク(5分程度)のほか、自由なセッション(2時間程度)を企画できるプレカンファレンス(チュートリアル)も用意されています。

口頭発表については事前申込制で、8件程度の採択が予定されています。

Code4Lib JAPANカンファレンス2020発表募集 (Call For Proposal)(Code4Lib JAPAN, 2019/12/23)
http://www.code4lib.jp/2019/12/1705/

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