図書館システム

E2407 - 神奈川大学における貸出スマートフォンアプリの導入について

   神奈川大学みなとみらい図書館では,館の開設に合わせてスマートフォンアプリ(以下「スマホアプリ」)を使用した図書の貸出サービスを導入した。以下,そのサービスについて紹介する。

EBSCO社、オープンソースの図書館サービスプラットフォームFOLIOの“Controlled Digital Lending(CDL)”対応のため機能開発に取り組むと発表

2021年6月15日、EBSCO社は、オープンソースの図書館サービスプラットフォームFOLIOについて、“Controlled Digital Lending(CDL)”とリソース共有のための機能開発への取組を強化すると発表していました。

CDLとは、図書館が蔵書をデジタル化し、電子的な複製物を「1部1ユーザー」の制限のもと貸し出す方式です。英国のソフトウェア開発企業Knowledge Integration社との協力によりCDL対応のための機能開発が進められ、2022年の第3四半期のリリースが予定されています。

大阪府立中之島図書館、「おおさかポータル」の機能を更新:「事項マップ」が追加され、 一部の事項情報に画像が、一部の文献情報に書影が表示されるように

大阪府立中之島図書館が、2021年6月29日、過去から現在までの大阪に関するあらゆる分野の情報源を案内している「おおさかポータル」の機能を更新したと発表しました。

トップページに表示されている地図をより大きく閲覧できる「事項マップ」が追加され、
一部の事項情報に画像が、一部の文献情報に書影が表示されるようになっています。

おおさかポータル
http://www.library.pref.osaka.jp/site/osakaportal/index.html
※2021年6月29日付のお知らせで今回の更新について案内されています。

E2397 - 佛教大学図書館におけるAlma導入の目的と現況

 佛教大学図書館は,2020年6月にAlmaの運用を開始した。Almaは図書館サービスプラットフォーム(CA1861参照)のひとつであり,従来の図書館システムにリンクリゾルバや電子リソース管理システムなどの周辺部のシステムを包括したシステムである。クラウド上で提供されることも大きな特徴である。当館でのAlma導入について,2021年1月10日に行われた大学図書館問題研究会(現・大学図書館研究会)関西3地域グループの合同例会では,導入の意図や,さまざまな課題等について,筆者が運用初期段階での報告を行った。本稿においては,これを踏まえたうえで,当初抱いていたAlma導入の目的と,その現況に的を絞りつつ述べるものとしたい。

敦賀市立図書館(福井県)、スマートフォンアプリ「敦図アプリ」を公開

2021年6月8日、福井県の敦賀市立図書館がスマートフォンアプリ「敦図アプリ」を公開しました。

「利用カード機能」、「検索機能」、借りている本のタイトルや返却期限などが確認できる「マイページ」のほか、読みたい本や読んだ本を管理できる「my book」があります。「my book」では、本の評価、タグ付け、読了率も管理できます。

『敦図アプリ』(スマホアプリ)ができました。(敦賀市立図書館,2021/6/8)
https://lib.ton21.ne.jp/LWeb/3744.html

参考:
鯖江市図書館(福井県)、貸出カードの機能等を持つスマートフォンアプリ「鯖図(さばと)パス」を公開
Posted 2020年1月20日
https://current.ndl.go.jp/node/39993

国立情報学研究所(NII)、目録所在情報サービス(NACSIS-CAT/ILL)の再構築開始を発表

2021年6月17日、国立情報学研究所(NII)が、目録所在情報サービス(NACSIS-CAT/ILL)の再構築開始を発表しています。

再構築は、「これからの学術情報システムの在り方について(2019)」を踏まえて行われるもので、大学図書館のシステムと連携し、デジタル化された学術資料(電子ジャーナル、電子ブック等)への対応を含む新たな図書館システム・ネットワーク構築の一環として実施されます。

2022年からの稼働開始が目指されてる電子リソース管理サービスでは、国内外の出版社・学会等から大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)に提出された電子リソース製品の利用条件やタイトルリスト等、共通性の高いデータを蓄積し、公開許諾が得られたデータについて利用可能にするとしています。システムには、電子リソースの管理プラットフォームとして世界で多数導入されているEx LibrisのAlmaが採用されます。

泉大津市(大阪府)、ロボットシステムを活用した図書館業務のオートメーション化に関し、株式会社HCIと事業連携協定を締結

2021年6月8日、大阪府の泉大津市は、ロボットシステムを活用した図書館業務のオートメーション化に関し、株式会社HCIと事業連携協定を締結したと発表しています。

2021年秋に泉大津駅商業施設「アルザ泉大津」4階にオープンする図書館(シープラ)が課題としている「不明本の検索」、「予約本のピッキング」、「蔵書点検」等の業務について、オートメーション化を目指した実証実験を実施するため、締結されたものです。

実証検証は2021年9月から行われます。

株式会社HCIと事業連携協定を締結しました(泉大津市,2021/6/8)
https://www.city.izumiotsu.lg.jp/kakuka/koushitsu/hishokoho/tantougyoumu/houdou/r03houdouteikyou/1623216472282.html

【イベント】専門図書館協議会教育プログラム「図書館の提供するWebシステムの整理~アジ研図書館を例にして~」(7/29・オンライン)

2021年7月29日、専門図書館協議会により、新任者向けの教育プログラムの第3弾として、「図書館の提供するWebシステムの整理~アジ研図書館を例にして~」がオンラインで開催されます。

日本貿易振興機構アジア経済研究所の今満亨崇氏を講師として、図書館におけるさまざまなウェブサービス・ウェブシステムの概要を学ぶ研修会です。

定員は60人(要事前申込)です。参加費は、会員は無料、非会員は3,000円です。

7/29 教育プログラム第3弾「図書館の提供するWebシステムの整理~アジ研図書館を例にして~」(専門図書館協議会)
https://jsla.or.jp/2021-7-29-online-meeting/

参考:
【イベント】新任者向けオンラインイベント「専門図書館とは何か?」(4/15・オンライン)
Posted 2021年3月12日
https://current.ndl.go.jp/node/43532

イングランド芸術評議会(ACE)、国内全ての公共図書館のための単一のデジタルプラットフォームの開発・公開のため340万ポンドを拠出すると発表

2021年6月3日、イングランド芸術評議会(ACE)は、国内全ての公共図書館のための単一のデジタルプラットフォームSingle Digital Presence(SDP)の開発のために340万ポンド拠出すると発表しました。

SDPは、ACEと英国図書館(BL)が共同で取り組んでいるもので、国内の図書館のコレクション・展示・オンラインイベントへの国内外からのアクセスを向上させることを目的としたものです。

2018年から2020年にかけて行われた第1段階では、世界の類似のプロジェクトの広範な調査や、プラットフォームの動作や必要な資源の検討のための協議が行われていますが、今回の資金は、同取組の次の段階として、ソフトウェアの開発・様々な図書館行政庁(library authority)との動作テスト・技術的なプロトコルの策定等、プラットフォーム構築のために必要な技術アーキテクチャを検討するために用いられます。また、資金のうち100万ポンドは国内の図書館がSDPに対応できるよう、IT機能の向上支援のため用いられます。

実施期間は3年間で、2年目にプラットフォームの公開が想定されています。

ページ