図書館システム

【イベント】Code4Lib JAPANカンファレンス2021(9/11-12・オンライン)

2021年9月11日と9月12日に、Code4Lib JAPANカンファレンス2021がオンラインで開催されます。

Code4Lib JAPANカンファレンスは、図書館と技術、Web、ITを結ぶ図書館員や技術者、その他すべての関係者が集い、アイデアやツールを紹介しあい、先進的な試みを共有し、関係者が出会い、つながるイベントです。

発表形式として、通常発表、グローバルセッション発表、プレカンファレンスの他、開催当日に発表募集が行われるライトニングトークがあると述べられています。

Code4Lib JAPANカンファレンス2021発表募集(Call For Proposals)(Code4Lib JAPAN, 2021/4/11)
https://www.code4lib.jp/2021/04/conference-call-for-proposal/

これからの学術情報システム構築検討委員会、「図書館システムに関するアンケート集計報告」を公開

2021年4月12日、これからの学術情報システム構築検討委員会が、「図書館システムに関するアンケート集計報告」を公開しました。

アンケート調査は、国立情報学研究所(NII)の目録所在情報サービス参加館1,339館を対象に、2021年12月9日から12月31日にかけて行われ、回答数は905でした。報告書の「まとめ」では、機関規模により職員数やシステムの経費は多様である一方、半数以上の機関が、目録・メタデータの共有、電子リソースの管理と提供の標準化、人材育成への期待を、(NIIとサービス参加館の)共同体に対し持っていること等が述べられています。

図書館システムに関するアンケート集計報告(国立情報学研究所)目録所在情報サービス,2021/4/12)
https://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/2021/04/post_43.html

図書館システムに関する国際調査の2020年版が公開

2021年3月31日、Library Technology Guidesを運営するブリーディング(Marshall Breeding)氏による、統合図書館システム(ILS)に関する国際調査の第14回目となる2020年版の結果が公表されています。製品版・オープンソースシステムの両方を含む104の製品について、米国、カナダ、オーストラリア、英国、スペイン、ニュージーランド、アイルランドなど、85の国・地域から2,849件の回答を得ました。

国際的な傾向を把握するために、質問フォームは英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、フィンランド語で提供されました。2,849件の回答のうち、公共図書館からは1,242件、学術図書館からは1,150件、学校図書館からは293件となっています。10件以上の回答があったのは31の製品でした。

注目すべき調査結果(Notable Observations)として、学術図書館ではAlmaの成功が継続しているが、今後のシステム移行先としてはFOLIOがAlmaの強力な競争相手となっていることや、旧来の製品からの移行が進んでいることなど、計5点を挙げています。

米国情報標準化機構(NISO)、コンテンツプラットフォームの移行に関する推奨指針案を公表:パブリックコメントを実施中

2021年3月10日、米国情報標準化機構(NISO)は、コンテンツプラットフォームの移行に関する推奨指針案“Content Platform Migrations”を公表しました。2021年4月23日まで、パブリックコメントを実施しています。

同指針案は、移行の各段階において関係者間のコミュニケーションを改善するための標準的なプロセスと推奨事項を示すものとあります。NISOのコンテンツプラットフォーム移行ワーキンググループにおいて、図書館員・出版社・コンテンツプラットフォームのプロバイダーといった関係者が2年近くにわたり協力し、同指針案のとりまとめを行いました。

同ワーキンググループの共同議長である米・セントラルフロリダ大学のAthena Hoeppner氏は、図書館及びその利用者が学術資料にアクセスする上でコンテンツプラットフォームが広く利用されていることに触れ、プラットフォーム間の移行を可能な限りスムーズに行うことはあらゆる人々に利益をもたらす、とコメントしています。

米・Patron Point社、同社の図書館向けマーケティング・オートメーション・プラットフォームを英国・アイルランドの公共図書館へ提供開始

2021年3月11日、デジタルマーケティングのためのソフトウェア事業を手掛ける米国のPatron Point社は、同社の図書館向けマーケティング・オートメーション・プラットフォームを英国・アイルランドの公共図書館に対して提供することを発表しました。

Patron Point社は、統合図書館システム(ILS)をはじめ、外部企業による図書館データを使用したシステムに接続可能なマーケティング・オートメーション・プラットフォームを提供しています。図書館は同プラットフォーム及び取得されたデータを、特定の利用者層に限定した電子メールの送信、図書館のコレクションを活用した読書奨励のニュースレターの配信など、様々な用途に活用することができます。同社はこのプラットフォーム製品を米国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドにおいて、あらゆる規模の数百館以上の公共図書館やコンソーシアムに提供し、図書館によるデジタルマーケティング戦略やコミュニティ向けの取組みを支援しています。

米・カリフォルニア工科大学図書館、オープンソースの図書館サービスプラットフォームFOLIOを導入へ

2021年3月3日、米・カリフォルニア工科大学(Caltech)図書館は、オープンソースの図書館サービスプラットフォーム(LSP)FOLIOを導入し、2021年の秋学期から使用することを発表しました。導入に当たってはEBSCO社のホスティングサービスを利用するとあります。

同館のLSP評価チームはFOLIOの採用を満場一致で決定したとし、その理由として、電子リソース管理や他のアプリケーションとの連携といった面で優れていることを挙げています。

Caltech Library Will Adopt the FOLIO Library Services Platform for Fall 2021(Caltech Library, 2021/3/3)
https://www.library.caltech.edu/folio-announcement

恵庭市立図書館恵庭分館(北海道)、リニューアルオープン:資料の貸出に手のひら静脈認証システムを導入

北海道の恵庭市立図書館恵庭分館が2021年3月2日にリニューアルオープンし、IC貸出システム(手のひら認証システム)を導入しました。

導入に伴い、同館の貸出冊数の上限が10冊となっています。利用者カードによる貸出も引続き可能です。

その他、リニューアルにあたっては、ICタグの導入、電子資料閲覧用のタブレットや新聞閲覧用モニターの設置、テーマ別での本の排架等も行われています。

恵庭分館のリニューアルについて(恵庭市立図書館/図書館流通センター,2021/2/26)
https://eniwa-library.jp/archives/2984/

京セラコミュニケーションシステム株式会社、“SHELF EYE”の提供を開始:本の背表紙画像をAIで解析する蔵書点検サポートサービス

2021年2月25日、京セラコミュニケーションシステム株式会社が、本の背表紙画像を人工知能(AI)で解析する蔵書点検サポートサービス“SHELF EYE”の提供開始を発表しました。

蔵書点検業務の効率化支援を目的としており、タブレット端末を用いるサービスです。カメラ機能で撮影した複数冊の背表紙画像をAIが解析し、背表紙ごとにISBNを推測して本の特定を行い、確認結果はCSVデータで出力されます。発表によると、CSVデータの取り込みが可能な図書館システムであれば利用可能です。

また、ドローン等を活用した書架の撮影の自動化、拡張現実(AR)グラスを利用した書架点検の効率化への対応も構想していると述べられています。

本の背表紙画像をAIで解析、AI蔵書点検サポートサービス「SHELF EYE」を提供開始(京セラコミュニケーションシステム株式会社, 2021/2/25)
https://www.kccs.co.jp/news/release/2021/0225/

岡山県男女共同参画推進センター、センター蔵書のオンライン検索・予約サービスの提供を開始:株式会社カーリルの「COVID-19学校図書館支援プログラム」を活用

2021年2月5日、岡山県男女共同参画推進センター(ウィズセンター)は、同センターの男女共同参画に関する蔵書が、オンライン上で検索・予約可能となったことを発表しました。

ウィズセンターはコロナ禍に伴う不要不急の外出自粛から、利用を自粛する住民のために、オンライン検索・予約サービスを導入しました。パソコン・スマートフォン・タブレット等による蔵書のインターネット検索と、ウェブフォームによる蔵書の貸出予約が可能になっています。

ウィズセンター蔵書のインターネット検索は、株式会社カーリルが「COVID-19学校図書館支援プログラム」により提供する蔵書検索サービスを活用して実施されており、2022年7月までの期限付きで利用することができます。同センターは株式会社カーリルのシステム導入について、埼玉県の鶴ヶ島市女性センター「ハーモニー」の助言があったことを紹介しています。

ウィズセンター蔵書のネット検索・予約を開始します(岡山県,2021/2/5)
https://www.pref.okayama.jp/page/701410.html

EBSCO社、スペイン・サラゴサ大学図書館によるオープンソースの図書館サービスプラットフォームFOLIO導入を発表:同社のホスティングサービスによるスペインで最初の導入事例

2021年1月21日、EBSCO社は、同社がホスティングサービスを提供するオープンソースの図書館サービスプラットフォームFOLIOについて、スペインのサラゴサ大学(La Universidad de Zaragoza)図書館が導入することを発表しました。スペインにおいて、同社のホスティングサービスを利用したFOLIOの導入は、同館によるものが最初の事例となります。

EBSCO社はスペインにおける図書館のFOLIO実装について、図書館等に情報技術・アウトソーシングサービスを提供するIBAI-SCANBIT社と業務提携関係を結んでおり、同館のFOLIO実装はIBAI-SCANBIT社が中心となって行います。同館のFOLIO実装に向けた移行の作業はすでに進行しており、2021年春に完了する予定です。

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