図書館サービス

東京学芸大学附属図書館、同館書架画像をオンライン閲覧できる「学芸大デジタル書架ギャラリー」に画像追加を実施:教育分野の全ての開架書架画像を公開

2020年8月24日、東京学芸大学附属図書館(東京都小金井市)は、同館2階の書架をオンライン上で閲覧可能なウェブページ「学芸大デジタル書架ギャラリー」に画像の追加を行ったことを発表しました。

今回の追加により、「学芸大デジタル書架ギャラリー」では、日本十進分類法(NDC)で教育分野に対応する370番台の全ての開架書架画像として、約19,600冊分の画像が公開されたことを報告しています。公開された画像データは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスCC BYの条件の下で提供されています。

「学芸大デジタル書架ギャラリー」は、一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構において、図書館と知の未来について考えるラボとして設置された“Möbius Open Library(MOL)”の活動の成果に当たる取り組みです。MOLは、2020年9月2日付でnote上に公開したレポートで、「学芸大デジタル書架ギャラリー」公開の背景等を報告しています。

米国議会図書館(LC)の米国連邦図書館情報ネットワーク(FEDLINK)、新型コロナウイルス感染拡大下における連邦政府機関の図書館のサービス再開に関する調査レポートを公開

米国議会図書館(LC)の米国連邦図書館情報ネットワーク(FEDLINK)が、新型コロナウイルス感染拡大下における連邦政府機関の図書館のサービス再開に関して調査したレポート“Federal Library Reopening Plans”を公開しています。

同調査レポートは、連邦政府機関の図書館が、新型コロナウイルス感染拡大下の公衆衛生上の課題に対応するために、どのようにサービス再開を進めたのかについて調査したものです。

資料の返却方法、資料の隔離期間、図書館職員による館内の消毒、利用者への書架の開放方針、相互貸借資料の小包の受取方法、職員・利用者等へのマスク・手袋の支給、職員・利用者等へのマスクの着用の要求、館内での利用者のソーシャルディスタンシング対策、プレキシグラスの設置等といった環境の物理的な変更、緩和基準に応じた段階的な再開計画の有無、交代勤務やテレワーク、開館時間・日の縮小、オンライン上での運営の成功によるコスト削減圧力の可能性、今後連邦政府機関はオンラインサービスをより要求するようになるかどうか、図書館は職員や利用者の安全を保障する方法で開館・開館準備をしているか、新型コロナウイルスの完成拡大を抑止し職員・利用者を保護するための知識とツールの有無、現在のサービス再開状況等について調査されています。

カナダ・マギル大学図書館、図書館オリエンテーションのゲーム“Raising Spirits: A Timely Diversion”を公開

2020年8月27日、カナダのマギル大学図書館が、図書館オリエンテーションのゲーム“Raising Spirits: A Timely Diversion”を公開したことを発表しました。

発表によると、同ゲームは競争ではなく楽しむことを目的としたものであり、PCを使用することが推奨されています。また、ゲームをプレイする際には、同大学のキャンパスが北米の先住民・モホーク族の伝統的な居住地域に位置していることを意識して欲しいということ等が述べられています。

ゲームを開始するためには、同館の紹介動画を視聴し、動画に隠されたパスワードを探す必要があります。

韓国国立中央図書館(NLK)、新型コロナウイルス感染拡大防止のための再休館に伴い、館外から一時的に利用可能なオンラインDBの提供期間を2020年末まで延長

2020年8月28日、韓国国立中央図書館(NLK)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための再休館に伴い、8月31日まで館外から一時的に利用可能としていたオンラインDB11種の提供期間を12月31日まで延長すると発表しました。

対象となるのは、東亜日報、朝鮮日報、KOREASCHOLAR、DBpia、e-articleの国内5種類と、MarketLine Advantage、Nature、SAGE、Springer、Taylor & Francis、Wileyの国外6種類のDBです。

館外利用可能な38種類のDBは期限なしで提供されます。

국내외 웹DB 11종 관외 서비스 제공 기간 연장(~12. 31.)(国内外ウェブDB11種館外サービス提供延長(~12.31.))(NLK,2020/8/28)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50601000000.do?schM=view&id=37033&schBcid=normal0202

フィンランド国立図書館、同館のデジタルリソースとサービスの利用に関する調査の結果を発表

2020年8月18日、フィンランド国立図書館が、同館のデジタルリソースとサービスの利用に関する調査の結果を発表しました。

同調査は、デジタル情報資源の入手可能性や利用可能性を高めるための同館のプロジェクト“Digital Open Memory”の一環で行われました。2020年春に研究者を対象として調査を行い、フィンランド語、スウェーデン語、英語で合計130の回答がありました。

回答からは、デジタルリソースとサービスに対する満足度が高いという結果や、技術的な改良をはじめとしたデジタル資料とサービスの改善に関する示唆が得られたと述べられています。

また、発表によると、2020年の秋に研究者に対し、デジタルリソースの利用についてのニーズ等に関して追加のインタビュー調査を行う予定です。

E2287 - 城西大学水田記念図書館の利用者支援RPG『TOSHOKAN QUEST』

城西大学水田記念図書館のウェブサイト上で2020年5月11日から公開している『TOSHOKAN QUEST』は,新入生オリエンテーションの1コンテンツとして制作した,ブラウザ上でプレイできる図書館紹介ゲームである。

英・Libraries Connected、新型コロナウイルス感染症からの地域復興を支える図書館のためのアドボカシー・ツールキットを公開

図書館の支援を行う慈善団体である英国のLibraries Connected(以前の名称は英国図書館長協会)が、新型コロナウイルス感染症からの地域復興を支える図書館のためのアドボカシー・ツールキット“Libraries: An essential part of local recovery”を公開していました。

まず、新型コロナウイルス感染症がもたらした影響を克服するために苦しい戦いを強いられている可能性のある個人やコミュニティのニーズを満たすために、図書館が中心的な役割を果たすことが出来る重要な分野として、以下の5点を挙げています。

・求職者や起業家への支援・研修の提供による経済復興
・家庭学習に苦戦している、子どもや特別な教育的ニーズ・障害がある生徒への教育支援
・脆弱なグループのため、そして、人々が再び地域でつながることを支援するための分離の緩和(Isolation mitigation)
・ITスキルがない、またはインターネットにアクセスできない住民のためのデジタルインクルージョン
・地元のアーティストや芸術団体の活動継続支援のための文化的パートナーシップ

saveMLAK、新型コロナウイルス感染症の影響による国立大学図書館の休館状況に関する調査結果を公開中

saveMLAKが、新型コロナウイルス感染症の影響による国立大学図書館の休館状況に関する調査結果を公開しています。

同調査は2020年2月28日分から結果が公開され、最新の数値は8月7日のもので、調査対象の80館のうち休館率は7%です。

調査のデータは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0で公開され、saveMLAKのウェブページからダウンロードができます。

covid-19-survey(saveMLAK)
https://savemlak.jp/wiki/covid-19-survey

参考:
E2283 - 現在(いま)をアーカイブする:COVID-19図書館動向調査
カレントアウェアネス-E No.395 2020.07.30
https://current.ndl.go.jp/e2283

熊本市立図書館、新型コロナウイルス感染症の影響で同市に長期間帰省中の大学生等に対して住民票不要で図書館カードを発行

2020年8月6日、熊本市立図書館は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、在籍大学がオンライン授業になったこと等によって、熊本市へ長期間帰省中の大学生等を対象に図書館カードを発行していることを発表しました。

同館ウェブサイトからダウンロードした「居住証明書」に必要事項を記入し、申請者の住所・氏名・大学名のわかる書類と証明者の住所・氏名が分かる書類とともに窓口へ提出することで、熊本市に住民票がなくても同館の図書館カードを作成することができます。

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