図書館サービス

埼玉県教育委員会、県政サポーターへのアンケート「埼玉県内の図書館利用について」の結果を公表

2020年11月5日、埼玉県教育委員会は、県政サポーターへのアンケート「埼玉県内の図書館利用について」の結果を公表しました。

埼玉県では、インターネットを活用して県政課題への意見を聴取し県政に反映させるため、「県政サポーター」制度を設け、サポーターに対しインターネットアンケートへの協力を依頼しています。県政課題に関する様々なテーマのもとアンケートを実施しており、第64回アンケートのテーマは「埼玉県内の図書館利用について」でした。

アンケートは2020年8月20日から31日にかけて実施され、回答者は2,207人でした。結果公表のお知らせでは、回答者の属性と、以下に関する質問の回答結果が紹介されています。

パキスタンの7大学の図書館における新型コロナウイルス感染症対応(文献紹介)

2020年11月6日付で、Elsevier社が刊行する査読誌“The Journal of Academic Librarianship”に、パキスタンの7大学の図書館における新型コロナウイルス感染症対応を扱った論文のオンライン速報版(In Press, Journal Pre-proof)が公開されています。

著者らは、新型コロナウイルス感染症の拡大期におけるパキスタンの大学図書館の業務実践・サービス形態・運営戦略・果たした役割などの対応状況を調査する目的で、パキスタン国内の7大学の図書館長へインタビュー調査を行いました。インタビュー調査の内容及び分析結果から主に以下のことを報告しています。

図書館流通センターと大日本印刷株式会社、「バーチャル図書館」の開発を開始

2020年10月30日、図書館流通センター(TRC)と大日本印刷株式会社(DNP)が、「バーチャル図書館」の開発を開始したことを発表しました。

発表によると、仮想空間上の図書館内で利用者が書架を巡って書籍を探し、電子書籍での閲覧やリアルな書籍の取り寄せができる等、バーチャルとリアル両方の利点を生かした図書館サービスの実現が目的とされています。

11月1日から30日にかけてオンラインで実施されている第22回図書館総合展で、デモンストレーション版が公開されています。

図書館流通センターと大日本印刷が共同で未来の図書館「バーチャル図書館」の開発を開始 [PDF:236KB](TRC, 2020/10/30)
https://www.trc.co.jp/information/pdf/20201030_TRCrelease.pdf

宮城県図書館、資料搬送機の紹介動画を公開

2020年11月6日、宮城県図書館が資料搬送機を紹介する動画を公開したことを発表しました。

同館の資料搬送機の内部を撮影したもので、同館が実施している相互貸借サービス等の案内も行われています。

@ Miyagi_pref_Lib(Twitter, 2020/11/6)
https://twitter.com/Miyagi_pref_Lib/status/1324640771132125184?s=20

資料搬送機動画を公開します(宮城県図書館)
https://www.library.pref.miyagi.jp/latest/news/1662-2020-11-06-04-36-40.html

宇部市立図書館(山口県)、市営バス車内での資料返却サービスの実証実験を開始

2020年11月6日、山口県の宇部市立図書館は、市営バスの車内で図書館資料の返却が可能になったことを発表しました。

市営バスの車内前方に設置された返却カゴへ投函することで、図書館資料を返却することができます。市営バスであればどのバスでも返却可能です。また、バスに乗車せずに資料を返却することも可能です。

同館が実施する市営バス車内での資料返却サービスは、2021年3月末までの実証実験として行われています。

宇部市立図書館 新着情報(宇部市)
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/index.html
※2020年11月6日欄に「市営バスの車内で本が返却できるようになりました」とあります

“Library of the Year 2020”の大賞は「みんなで翻刻」

2020年11月5日、“Library of the Year 2020”の最終選考会が、オンラインで開催中の第22回図書館総合展内で行われ、審査員の投票により「みんなで翻刻」が大賞に選ばれました。

また、オンライン投票によるオーディエンス賞には、安城市中心市街地拠点施設アンフォーレ及び中核施設安城市図書情報館(愛知県)が選ばれています。

【速報】Library of the Year 2020 の大賞及びオーディエンス賞の決定について(第22回図書館総合展,2020/11/5)
https://2020.libraryfair.jp/forum/2020/f025

@CloudHonkoku(Twitter,2020/11/5)
https://twitter.com/CloudHonkoku/status/1324228276550733824

【イベント】私立大学図書館協会主催オンラインセミナー 「ウィズ・コロナ時代の大学図書館サービス~北米の現場から~」(12/10・オンライン)

2020年12月10日、私立大学図書館協会の主催により、セミナー「ウィズ・コロナ時代の大学図書館サービス~北米の現場から~」がオンラインで開催されます。

米国とカナダの大学図書館司書から、北米における大学図書館サービスの現状について講演が行われます。

同協会加盟館の所属者が対象であり、事前に申込が必要です。

パネリストは以下の通りです。

・野口契子氏(プリンストン大学東アジア図書館日本研究司書)
・バゼル山本登紀子氏(ハワイ大学マノア校図書館アジアコレクション部日本研究専門司書)
・ファビアノ・ロシャ氏(トロント大学図書館日本研究司書)

国際図書館協力委員会主催:オンラインセミナーの開催について(12/10)(私立大学図書館協会, 2020/10/30)
https://www.jaspul.org/news/2020/10/1210.html

ドイツ図書館協会(DBV)、国内の州・地方自治体に対して新型コロナウイルス感染症拡大防止のための外出制限措置の実施中も図書館の継続開館を要望

ドイツ図書館協会(DBV)が、2020年10月30日付で公開した記事“Bibliotheken müssen geöffnet bleiben! Der Deutsche Bibliotheksverband appelliert an Länder und Kommunen”において、国内の州・地方自治体に図書館の継続開館を要望しています。

ドイツ連邦政府は2020年10月28日付で、新型コロナウイルス感染症の急激な拡大を阻止するため、11月2日から1か月間、レジャー施設や店舗の閉鎖、イベント自粛などの外出制限措置を全土で実施することを発表しています。図書館の運営については、連邦政府から直接の言及はなく、各州の決定に委ねられています。

DBVは、図書館は情報の提供・情報リテラシーの強化等のために機能する教育機関であり、2020年春のロックダウンでも最も早く再開を許可された施設であることを指摘しながら、いち早くロックダウン中も図書館を継続開館することを決定したバイエルン州等を歓迎しています。また、春のロックダウンの際に、状況に合わせた衛生対策を開発し、デジタルサービスを中心に着実に提供サービスを拡大してきたことを紹介しています。

横浜商科大学図書館、新サービスとして「ブックコンシェルジュサービス」と「卒論・レポート提出前チェックサービス」の提供を開始

2020年10月20日、横浜商科大学図書館は、同館の新しい学内サービスとして「ブックコンシェルジュサービス」と「卒論・レポート提出前チェックサービス」の提供を開始することを発表しました。

「ブックコンシェルジュサービス」は、卒業論文やレポート用、オススメの小説などのリクエストを図書館に申し込みすると、同館の図書館員が個別のリクエストに応じて、約20万冊の蔵書から3冊を選び郵送貸出を行うサービスです。同館の質問フォームまたは電子メールにより、オンラインで申し込みすることができます。

「卒論・レポート提出前チェックサービス」は、提出前の授業課題のレポート、論文等のチェックを図書館員に依頼することができるサービスです。同館はチェックを依頼されたレポート等に対して、誤字脱字や基本的な体裁、参考文献の書き方などに関するアドバイスを返します。サービスの利用には電子メールによる申し込みが必要ですが、利用回数に制限はありません。

いずれのサービスも申込後3日から7日程度で、同館から回答を受けることができます。

英・Libraries Connected、ロックダウン期間における図書館に関するレポートを公開:コミュニティ支援等に焦点

2020年10月13日、英国のLibraries Connectedが、ロックダウン期間中に図書館が実施したコミュニティ支援等に関する調査の結果をまとめたレポートを公開したことを発表しました。

同調査は、図書館サービス担当者のリーダーを対象に行われ、132件の回答が寄せられました。また、18人に対してビデオインタビューが実施されました。

レポートには、図書館の登録利用者が全体で32%ほど増加したこと、75%以上の館がオンラインイベントを実施したと回答したこと、約25%の図書館職員が新型コロナウイルス感染拡大対策のために再配置されたこと等がまとめられています。

また、発表によると、回答者からは、将来的な資金に対する懸念、デジタルサービスや遠隔サービスの拡充が図書館の物理的空間の可用性を縮小させることへの不安が寄せられました。

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