図書館サービス

岡山大学附属図書館、同館のTwitterアカウントで「夏休み特別企画!Twitterでめぐる!図書館ツアー」を実施中

2019年8月19日から、岡山大学附属図書館が、同館のTwitterアカウントで「夏休み特別企画!Twitterでめぐる!図書館ツアー」を実施しています。

夏休み期間の2019年9月30日まで、館内写真とともに岡山大学附属図書館中央図書館紹介のツイートを連日投稿し、一連のツイートを見ればバーチャル図書館ツアーが体験できるという趣向の企画です。

2019年8月30日までに、中央図書館の正面玄関・ゲート・貸出返却カウンター・参考調査カウンター・自動貸出装置・蔵書検索用パソコン等について、写真とともに使い方やサービス内容を案内するツイートが9件投稿されています。

@OkayamaUnivLib(Twitter,2019/8/19)
https://twitter.com/OkayamaUnivLib/status/1163326874207977472

E2172 - テクノロジー導入に伴う若者と図書館の関係構築<文献紹介>

ICTをはじめ,日進月歩するテクノロジーは図書館において図書の探索を支えるだけでなく,さらに豊かな探究活動において欠かせないものとなってきている。しかし,日本図書館研究会児童・YA図書館サービス研究グループの井上靖代氏らによる『YAサービスの現状―全国調査報告(2)』からも,日本の図書館の若者向けのプログラムはPOP作成やビブリオバトルなど紙媒体の図書の活用を促すものが多いことが読み取れ,テクノロジーが積極的に活用されている事例は少ないといえる。『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 理科編 理数編』においても,「現代社会が抱える様々な課題を解決するためにイノベーションが期待されており,世界的にも理数教育の充実や創造性の涵養が重要視されており,米国等におけるSTEM教育の推進はその一例である」とあるように,これからは情報や知識の習得だけに留まらず,他者との対話をとおして意見を深め合ったり,何かをつくりあげることが求められる,アウトプットの時代になってきている。それに伴い,テクノロジーの活用は必須になってくるだろう。

E2165 - 欧州の国立図書館における複写サービスの現状

筆者は2018年11月にイタリア,英国,デンマーク,スウェーデンの国立図書館を訪問し,複写サービスの現状について調査を行った。本稿では,その概要を報告する。

北米の都市図書館協議会(ULC)の人種と社会的平等に関する声明に対して北米の151の公共図書館が署名

2019年8月6日、北米の都市図書館協議会(ULC)は、ULCの人種と社会的平等に関する声明“Statement on Race and Social Equity”に北米の151の公共図書館が署名したことを発表しました。

ULCはこの声明を図書館がコミュニティをより公正で開かれたものにするためのポリシーや行動を打ち立てるにあたっての基準となるものである、としています。声明の中では、図書館が真に持続的な平等の達成を支援するため、図書館プログラム・サービス・ポリシー・実践における人種的・社会的な平等実現のための障壁を除去すること、コミュニティ内の公民権を剥奪された人々に働きかけて発言できるように支援すること、コミュニティの課題に取り組むための対話やパートナーシップの招集者・促進者としての役割を果たすこと、などが宣言されています。

韓国・安東市立図書館、延滞せず返却すると獲得できるポイントを地元書店での本の購入に利用できる「読書ポイントサービス」を実施中

韓国・慶尚北道の安東市立図書館が、2019年7月15日から12月31日まで、「読書ポイントサービス」を実施しています。

市民の読書活動促進と地域の書店の活性化を目的としたもので、同館及び安東江南子ども図書館から借りた図書を延滞せずに返却すると、一般図書で100ポイント(100ウォン相当)、児童書は50ポイント(50ウォン相当)を獲得することができます。同ポイントは、地元の参加書店で現金の代わりに利用できます(11月と12月はポイントの利用のみ実施)。

今年の結果を評価し、来年から正式に実施する計画です。

독서포인트 서비스 시범운영(読書ポイントサービス試験運用)(安東市立図書館,2019/7/1)
https://lib.andong.go.kr/ad/board/view.do?menu_idx=331&manage_idx=1&board_idx=4232

米・LYRASISが実施する資金助成プログラム“Catalyst Fund”の2019年の助成対象として5件のプロジェクトが選定される

2019年7月18日、米国の図書館等のネットワークLYRASISは、LYRASIS加盟館による新しい試みや革新的なプロジェクトへの資金助成プログラムとして実施している“Catalyst Fund”について、2019年の助成対象となる5件のプロジェクトを選定したことを発表しました。

以下の5件のプロジェクトが2019年の“Catalyst Fund”による資金助成対象として選定されています。

・オハイオ州のコロンバス・メトロポリタン図書館(CML)による、ウェブ上のオープンソースのアップロードツールを使って、図書館利用者が簡便にデジタルコレクションを構築できることを目指すプロジェクト“My Upload: Engaging Library Users in Digital Collections”

・ワシントン州イサカのキング郡図書館システム(King County Library System)による、Alexa、Siriなどの会話型人工知能システムと連携する図書館アプリケーション実装の需要と実現可能性を調査するプロジェクト“Conversational Artificial Intelligence: Bringing the Library to Your Living Room”

E2157 - 佐賀県立図書館における「漫☆画太郎カード」制作の経緯

佐賀県立図書館では,今年の「こどもの読書週間」に合わせて3種類の限定デザイン利用者カードを各100枚制作し,18歳以下の新規登録者に配布した。その中でも特に,人気ギャグ漫画家の漫☆画太郎(まん☆がたろう)先生のイラストを使用したカードがSNSを中心に拡散し,さらに新聞やテレビでも紹介されるなど大きな話題を呼んだ。

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、利用者カード所持者への動画配信サービスKanopyの無料アクセス提供を中止

2019年6月24日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)は、これまで行っていた利用者カード所持者への動画配信サービスKanopyの無料アクセス提供について、2019年7月1日から中止することを発表しています。

中止の理由として、提供に係る費用負担の維持が難しいこと、より需要がある本や電子書籍の購入に費用を割り当てることが挙げられています。2019年6月24日付けの米・ニューヨークタイムズ紙の記事では、ニューヨーク市内のブルックリン公共図書館、クイーンズ公共図書館でも、NYPLと同じく2019年7月1日からKanopyの無料アクセス提供を中止することが紹介されています。

New York Public Library Statement: Kanopy(NYPL, 2019/6/24)
https://www.nypl.org/press/press-release/june-24-2019/statement-about-kanopy

米国図書館協会(ALA)、図書館が実施するプログラムの特徴とプログラムを担当する専門家に必要な技能や研修等に関する調査報告書を公表

2019年7月11日、米国図書館協会(ALA)が、同国の図書館プログラムの特徴・利用者・成果・価値、および、同分野において成功するために要求される能力について調査した研究の結果を概説する報告書“National Impact of Library Public Programs Assessment: Phase 1: A White Paper on the Dimensions of Library Programs and the Skills and Training for Library Program Professionals”を公開しました。

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)の助成を受けた2年間のプロジェクトNILPPA(National Impact of Library Public Programs Assesment)によるもので、調査は、社会科学のシンクタンクNew Knowledge Organizationと連携して行われました。

報告書の前半では、図書館のプロファイル、プログラムの特徴、プログラムの利用者、プログラムの管理等、図書館のプログラムの主要的側面と副次的側面を識別するための、図書館プログラムの分類フレームワークを紹介しています。

アムステルダム自由大学図書館(オランダ)の植物預かりサービス(記事紹介)

オランダの英語メディアプラットフォームであるIamExpatの2019年7月6日付けの記事で、オランダのアムステルダム自由大学(Vrije Universiteit Amsterdam)の図書館が行っている植物預かりサービスが紹介されています。

学生寮で植物を栽培する学生が増えていることを背景に、夏季休暇期間に寮を不在にする同大学の学生を対象として、栽培している植物を一時的に同館で預かって世話をするというサービスです。世話は同館のスタッフと、休暇中も大学に残る予定の学生が担当します。

記事中では同館のHarm Derks氏によるコメントが紹介されており、同館ではさらにサービス対象を広げることを検討するとあります。

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