図書館サービス

山形市立図書館、予約本受取ボックスのサービスを12月24日から開始すると発表:24時間予約本の受取が可能

2020年12月10日、山形市立図書館が、12月24日から予約本受取ボックスのサービスを開始することを発表しました。

予約本受取ボックスは同館本館の正面入口外に設置され、貸出カードを用いて24時間予約本の受取が可能です。ボックスでの受取を利用するためには、予約本の準備完了の連絡の後に、電話かメール、FAXによりボックスでの受取を希望することを同館に連絡する必要があります。

12/24、予約本受取ボックス スタート!!(山形市立図書館, 2020/12/10)
https://lib.city.yamagata.yamagata.jp/info/24hreqbox/

参考:
泉佐野市立図書館(大阪府)、南海電鉄泉佐野駅に図書館の予約資料を受け取ることが可能な貸出ロッカーを設置
Posted 2020年12月3日
https://current.ndl.go.jp/node/42682

英国勅許公共財務会計協会(CIPFA)、図書館による孤独感の軽減効果を調査したレポートを公開

2020年12月4日、英国勅許公共財務会計協会(CIPFA)は、図書館による孤独感の軽減効果を調査したレポート“Manchester Libraries:Research into how libraries help people with loneliness and isolation”の公開を発表しました。

本レポートは、孤独感に関する設問を含む2種類の調査の回答データを利用して作成されました。英・マンチェスター市議会が2020年2月に実施したマンチェスター図書館の利用者調査と、英国のデジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)が2019年4月から2020年3月にかけて実施した「コミュニティー生活調査」(Community Life Survey)です。

マンチェスター図書館の利用者調査では、約4割の回答者が孤独感や他者からの孤立感を経験していると答えています。「しばしば」「時々」(often or sometimes)孤独感を感じると答えた回答者に対し、図書館が孤独感の軽減に効果があるかを尋ねたところ、8割以上があると回答しました。レポートでは、年齢層や性別といった属性別の回答結果も示しています。

フランス国立図書館(BnF)、デジタル事業に関する枠組み“Schéma numérique”の2020年版を公開

2020年11月23日、フランス国立図書館(BnF)が、同館のデジタル事業に関する枠組み“Schéma numérique”の2020年版を公開したことを発表しました。

同館におけるデジタルコレクションの構築や公開、同館の活動や戦略における位置づけ、デジタル分野の発展領域等に関して、地図上に表現する形で示されています。

地図は、デジタルコレクション、データ、インフラストラクチャ-、コレクションの扱い、可能性と予測、技術、リソースの探索と共有、報告と目録の8領域に分けられています。また、デジタル納本、デジタル化、労働環境、探索ツール、同館の電子図書館“Gallica”、総合目録をはじめとした、10の項目が点在しています。

“Schéma numérique”の全文では、各領域にマッピングされた要素について解説が行われています。

Schéma numérique 2020 de la BnF(BnF, 2020/11/23)
https://www.bnf.fr/fr/actualites/schema-numerique-2020-de-la-bnf

泉佐野市立図書館(大阪府)、南海電鉄泉佐野駅に図書館の予約資料を受け取ることが可能な貸出ロッカーを設置

2020年12月1日、大阪府の泉佐野市は、南海電気鉄道株式会社「泉佐野駅」の協力の下、泉佐野駅の切符売り場付近に、泉佐野市立図書館で予約した図書を受取できるロッカーを設置したことを発表しました。

2020年12月1日以降、予約図書の受取場所に「泉佐野駅」を指定することで、駅のロッカーで予約図書を受取可能になっています。図書館は予約図書の準備の完了後、予約者に対してロッカー番号とロッカーを開けるための4桁の暗証番号を通知します。

設置されたロッカーは、泉佐野駅の始発から終電までの駅に立ち入り可能な時間帯に利用することができます。

泉佐野市報道提供資料 [PDF:246KB](泉佐野市,2020/12/1)
http://www.city.izumisano.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/35/PR20201201.pdf

中国の高速鉄道駅に設けられた読書ステーション(記事紹介)

中国新聞網による2020年11月11日付けの記事で、中国の「広西北部湾経済区図書館サービス連盟」の取組が紹介されています。

「広西北部湾経済区図書館サービス連盟」は、広西チワン族自治区の南寧市・北海市・欽州市・防城港市・玉林市・崇左市の計6市における公共図書館資源を統合することによりサービス水準向上を図っています。6市の公共図書館では資料の相互貸借・相互返却、総合目録、データ資源の共有、読書推進活動、人材育成等の分野で協力を実現しています。

記事中では、同連盟による取組である高速鉄道駅への読書ステーション設置についても紹介しています。現時点で南寧・北海・欽州の高速鉄道駅に設置されており、旅行客は貸出カードの申請または身分証のチェックを経て資料を借りることができます。借りた資料は別の高速鉄道駅にある読書ステーションや6市の公共図書館で返却が可能であり、高速鉄道ネットワークを通じた文化の流通を促す「文化ステーション」でもあると述べられています。

saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/11/27)」の結果を発表

2020年11月27日、saveMLAKが「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/11/27)」の結果を発表しました。

同調査は、10月7日にsaveMLAKが結果を公開した第11回目調査に続く、第12回目の調査として、日本の公共図書館・公民館図書室等1,722館を対象に、11月21日10時から11月24日21時にかけて実施されました。

発表によると、新型コロナウイルス感染症の影響で休館している図書館は3館であり、入館記録を取っている図書館は前回調査時の376館から371館に微減しました。

その他、「各図書館の状況・取り組み」として、各館が提供しているオンラインコンテンツや、オフラインイベント、感染症対策、ガイドライン等について事例が紹介されています。

同調査のデータは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0で公開され、saveMLAKのウェブページからダウンロードできます。また、調査の根拠となったウェブページの中で、可能なものはInternet ArchiveとArchivetodayに保存され、調査時点のページを閲覧できます。

静岡県、「新しい県立図書館」アイデアコンペを実施

2020年11月26日、静岡県が「新しい県立図書館」アイデアコンペを実施することを発表しました。

同県は、静岡県立中央図書館の新館整備計画を進めており、ウィズコロナ・アフターコロナ時代に対応しつつ、新しい県立図書館ができることや、県立図書館でできることについて、自由な発想のアイデアを募集するとしています。

大学程度の部、高校程度の部、一般の部があり、応募期間は2020年12月1日から2021年1月15日です。

「新しい県立図書館」アイデアコンペを実施します(静岡県, 2020/11/26)
https://www.pref.shizuoka.jp/kyouiku/kk-080/shintosyokan/idea_competition.html

フランス国立図書館(BnF)、2020年11月24日から研究図書館の閲覧室を一部再開

2020年11月20日、フランス国立図書館(BnF)が、同館の研究図書館の閲覧室について11月24日から一部再開することを発表しました。一般向けの閲覧室については、引き続きサービスを休止しています。

再開するのは、フランソワ・ミッテラン、リシュリュー、アルスナル、オペラ座の研究図書館です。同対応は2021年1月4日まで行われる予定です。

閲覧室を利用するためには、研究図書館の利用カードである“Pass Recherche”と、閲覧したい資料を24時間前までに予約することが必要です。来館者には、マスク着用、入館・入室時の手指消毒、他の来館者と1.5メートル以上間隔をあける等、新型コロナウイルス感染症対策を徹底することを求めています。

また、発表の中では、引き続きオンラインサービスとデジタルリソースの提供を行うと述べられています。

Actualités
https://www.bnf.fr/fr/actualites
※2020年11月20日付で“Réouverture des salles de lecture de la Bibliothèque de recherché”と掲載されています。

【イベント】電子図書館調査報告2020発刊記念セミナー(12/18・オンライン)

2020年12月18日、「電子図書館調査報告2020発刊記念セミナー」がオンラインで開催されます。

同セミナーでは、電子出版制作・流通協議会(電流協)が発行した『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告書』の内容と、図書館における新型コロナウイルス感染症対策について説明が行われます。

参加費は無料で、事前の申込が必要です。

当日の主な内容は以下の通りです。

・「公共図書館における電子図書館・電子書籍貸出サービスアンケート」調査の結果について
講師:長谷川智信氏(電流協)

・「大学図書館における電子図書館・電子書籍貸出サービスアンケート」調査の結果について
講師:野口武悟氏(専修大学教授)

・「電子図書館調査2020、With/Afterコロナの図書館・電子図書館のこれから」
講師:植村八潮氏(専修大学教授)

電子図書館調査報告2020発刊記念セミナー(電流協)
https://aebs.or.jp/seminar20201218.html

埼玉県教育委員会、県政サポーターへのアンケート「埼玉県内の図書館利用について」の結果を公表

2020年11月5日、埼玉県教育委員会は、県政サポーターへのアンケート「埼玉県内の図書館利用について」の結果を公表しました。

埼玉県では、インターネットを活用して県政課題への意見を聴取し県政に反映させるため、「県政サポーター」制度を設け、サポーターに対しインターネットアンケートへの協力を依頼しています。県政課題に関する様々なテーマのもとアンケートを実施しており、第64回アンケートのテーマは「埼玉県内の図書館利用について」でした。

アンケートは2020年8月20日から31日にかけて実施され、回答者は2,207人でした。結果公表のお知らせでは、回答者の属性と、以下に関する質問の回答結果が紹介されています。

ページ