図書館サービス

2007年全米博物館・図書館サービスメダルを受賞した、人口6万人の町の公共図書館のサービス概況(米国)

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)の2007年全米博物館・図書館サービスメダルを受賞した、サウスカロライナ州の人口6万人の町・ジョージタウン郡の公共図書館のサービスの様子について、館長が記した紹介記事が刊行されています。これは、韓国国立中央図書館図書館研究所が「図書館現場の優秀事例紹介」として依頼した記事で、同研究所が発行するウェブマガジン“KRILizine”第25号に、韓国語訳と原文(英語)で掲載されています。

本はネコ車に乗って-ビーチで図書館サービス(オーストラリア)

オーストラリア・メルボルン郊外の海に面した観光地・ポートフィリップ市の図書館が、オレンジ色のネコ車(一輪の手押し車)に本を乗せてビーチを巡回し、海水浴客などに本を提供するサービスを行っています。ここで提供される本は、図書館で除籍されたもので、利用者には「返却は不要です。代わりに、他の読み手か適切な場所に渡してください」と呼びかけています。提供される本にも、「この本は、ポートフィリップ図書館サービスの一部である、メルボルンのビーチのネコ車図書館から旅を始めました。この本は旅をしたがっています-だから読んで、楽しんで、渡してください。」と書かれたステッカーが貼ってあるとのことです。

Wheelbarrow library service
http://www.portphillip.vic.gov.au/wheelbarrow_library_service.html

ニュージーランド国立図書館、「国民のネットワーク」事業のインパクト評価レポートを公表

ニュージーランド国立図書館が2007年9月から進めてきた「国民のネットワーク(people's network)」事業のインパクト評価レポートを公表しています。これは、全国の公共図書館から国民に対し、(1)インターネットへのブロードバンドアクセス、(2)ICT利用の研修、およびそれらを基盤として(3)デジタルコンテンツ、を提供するというもので、第1フェーズに参加した34図書館を対象として、プログラムの実態、利用者・ライブラリアンの意識などが調査されています。いくつかのケーススタディも紹介されています。

Aotearoa People’s Network Impact Evaluation 2008
http://www.peoplesnetworknz.org.nz/APN_Impact_Report.pdf

大阪府内の公共図書館における商用データベース導入状況

大阪府立中之島図書館が2008年8月に実施した、同府内の公共図書館における商用データベース導入状況の調査結果を公表しています。

大阪府内公共図書館商用データベース導入状況一覧≪データベース別導入館一覧≫
http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/busi/oldb_list_200808_01.html

高山市図書館、音楽配信サービスの提供を開始

高山市図書館が、音楽のストリーミング配信サービスを導入したと、複数のメディアで報じられています。ナクソス・ジャパン株式会社が提供する「ナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)」を導入したそうです。
なお同様のサービスは、岐阜市立図書館でもすでに導入しています。

33万曲以上を聴き放題:岐阜県の高山市図書館、音楽配信サービスを開始(ITMedeia 2008年9月16日記事)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0809/16/news104.html

高山市図書館
http://www.library.takayama.gifu.jp/

ナクソス・ミュージック・ライブラリー(岐阜市立図書館)
http://lib-gifu.city.gifu.gifu.jp/notice-naxos.htm

紙もデータも混在している個人文書に、オックスフォード大はどのように立ち向かうのか?

現代の政治家・作家・科学者・知識人の個人文書は、紙媒体によるノートや手紙ばかりでなく、電子メールやワープロのデータ、画像データなど、デジタル形式の記録が混在しています。
英国オックスフォード大学のボードリアン図書館(Bodleian Library)は、アンドリュー・メロン財団(Andrew W. Mellon Foundation)から50万ポンド(約1億円)の資金援助を得て、電子と紙が混在する「ハイブリッド」な個人資料の収集・管理・保存・利用をおこなうシステムを開発するプロジェクト“futureArch”を、3年計画で開始すると発表しています。
このプロジェクトでは、利用者提供サービスの改善も検討しており、具体的に、デジタル化とアーカイブへのアクセスによる資料の提供、紙媒体とデジタル資料の統合検索、資料のメタデータ提供を計画しています。

ALA、1億円の助成を受けてリテラシー能力とゲームの関係の調査を開始

米国図書館協会(ALA)がカリフォルニア州アナハイムで開催中の年次大会で、ベライゾン財団(Verizon Foundation)から100万ドル(約1億円)の助成を受けて、リテラシー能力におけるゲームのインパクトに関する追跡調査と、図書館におけるゲームの全米的な展開に向けたモデル構築をおこなうプロジェクトを開始すると発表しています。

American Library Association Receives $1 Million Grant from Verizon Foundation to Study How Gaming Can Be Used to Improve Problem-Solving and Literacy Skills
http://www.ala.org/ala/pressreleases2008/june2008/verizon08.cfm

テレビゲーム大会は「著作権」を侵害!?

 図書館におけるテレビゲームと著作権に関する話題を、“School Library Journal”誌の連載記事“Carrie on Copyright”が取り上げています(2008年6月1日号)。
 テレビゲームソフトは、開封してゲームを楽しむ前に、「利用条件(licensing agreements)」に同意することが求められていますが、その利用条件には「家庭で非商用的に」使用することが明記されています。そこで図書館がビデオゲーム大会を開催することは、この「利用条件」を侵害することになるのでは、との質問が提起されています。

中・米でATMタイプの自動図書館貸出・返却機導入

中国広東省東莞図書館に、2007年12月にATMタイプの図書自動貸出・返却機が導入されたそうです。また米国カリフォルニア州サンフランシスコ近郊のコンタ・コスタ郡図書館システムも、ATMタイプの無人図書自動貸出・返却システムを、2008年4月を目処に、交通機関BARTの駅に設置する計画を進めて…中国広東省東莞図書館に、2007年12月にATMタイプの図書自動貸出・返却機が導入されたそうです。

また米国カリフォルニア州サンフランシスコ近郊のコンタ・コスタ郡図書館システムも、ATMタイプの無人図書自動貸出・返却システムを、2008年4月を目処に、交通機関BARTの駅に設置する計画を進めているそうです。

In California, a New ATM for Books Debuts

Library and Information Science (58)

Library and Information Science No.58(2007) http://wwwsoc.nii.ac.jp/mslis/lis05.html#no58<原著論文>佐藤千春10年後の大学図書館サービス橋詰秋子FRBRからみた日本の図書館目録における著作の傾向:慶應義塾大学OPACを例として江藤正己引用箇所間の意味的な近さに基づく共引用の多値化:列挙形式の引用を例として…

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