米国のPew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが2012年7月17日に“The Rise of the “Connected Viewer””と題した調査報告書を公開しました。同報告書は、テレビを視聴しながらの携帯電話の利用について、2012年3月15日から4月3日にかけて2,254人の成人(18歳以上)を対象としておこなった電話調査の結果をまとめたものです。
米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が刊行している“College & Research Libraries News”(C&RL News)の2012年6月号に,2012年における大学・研究図書館の10のトレンドを紹介した記事“2012 top ten trends in academic libraries”が掲載されている。記事は,ACRLの研究計画審査委員会(ACRL Research Planning and Review Committee)が作成したもので,同様の記事が隔年で掲載されている。以下,各トレンドについて簡単に概要を紹介する。...
米国のニューメディア・コンソーシアム(NMC)が2012年の“K-12”版「ホライズン・レポート」(Horizon Report)を公開しています。これは、Consortium of School Networking(CoSN)およびInternational Society for Technology in Education(ISTE)との協力によって作成されたものです。レポートでは、今後5年間に大学進学以前の子どもたちの教育・学習に影響を与えると考えられるテクノロジーについて解説されており、主流となるまでの期間別に下記の6つのテクノロジーが挙げられています。レポートをダウンロードするにはアカウント登録が必要です。
2012年5月23日、米国のオバマ政権が、主要な連邦政府機関に対し、今後12か月以内に、ウェブ上で提供しているサービスのうち最低2つ以上について、国民がモバイル端末でアクセスできるよう最適化することを命じたと発表しました。この取組みは、同日付けで発表された、連邦政府のデジタル戦略“Digital Government: Building a 21st Century Platform to Better Serve the American People”の一部として行なわれるものです。同文書では政府情報のオープン化等についても触れられています。
2012年5月21日に、米国のウィスコンシン大学図書館が、15年以上稼働してきたOPACを刷新する新OPACを発表しました。同大学の860万点の資料が検索できるようになっています。レスポンシブウェブデザインが採用されており、iPadやスマートフォンで閲覧した際にはそれらに適した画面表示になるようです。このOPACは、Ruby on Railsを用いて開発されており、検索エンジンにはApache Solrが使用されているとのことです。今後はパーソナライズ機能の実装やデジタルコンテンツの更なる追加などが予定されています。
Googleは、2011年10月に、世界30か国・30,000人のユーザを対象に実施したスマートフォンに関する大規模調査の結果を“Our Mobile Planet”上で公表しました。2012年5月16日、対象地域を40か国に拡大した2012年版の調査結果が公開されました。日本におけるスマートフォン利用動向として、2011年と比較して、普及率が6%から20%へと急激に増加したことや、スマートフォンからSNSへのアクセスが58%から63%に増加したこと、また、ユーザがインストールしているアプリの平均数は40か国中で最多の40個だったこと等が挙げられています。