2012年10月9日、米国アイオワ大学図書館は、同館の所蔵するコレクション“Szathmary Culinary Manuscripts”のテキスト化をクラウドソーシングで行う新たなプロジェクトを開始しました。テキスト化される資料は、米国および欧州の、1600年代から1960年代までの手書きのレシピコレクションで、時代への変遷で味がどのように変わっていくかを伝えるものとのことです。なお、アイオワ大学図書館ではこれまでにも“Civil War Diaries and Letters Transcription Project”という、南北戦争期の日記や手紙のテキスト化を行うクラウドソーシングプロジェクトを実施しています。
2012年7月31日、米国のジョージメイソン大学ロイ・ローゼンツヴァイク歴史とニューメディアセンター(Roy Rosenzweig Center for History and New Media:RRCHNM)が、オープンソースのテキスト化ツール“Scripto”をリリースしました。このツールは、Omeka、WordPress、DrupalといったオープンソースのCMSに追加でき、登録利用者がデジタルファイルを閲覧したり、そのファイルをテキスト化して、検索できるようにするためのものです。