English / 日本語
カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2019年9月2日に開催された、第92回新生ふくしま復興推進本部会議・第11回福島イノベーション・コースト構想推進本部会議合同会議において、双葉郡双葉町中野地内に設置される東日本大震災・原子力災害アーカイブ拠点施設の名称案として「東日本大震災・原子力災害伝承館」が示されました。
報道によると、同会議において、名称は「東日本大震災・原子力災害伝承館」に決まったとのことです。
第92回新生ふくしま復興推進本部会議・第11回福島イノベーション・コースト構想推進本部会議合同会議(福島県,2019/9/2)https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/fukkouhonbu-shinchaku.html
熊本県の益城町図書館が、熊本地震で受けた被害の復旧工事のため、2019年8月24日から8月27日まで臨時休館中です。
【重要】図書館の復旧工事に伴う臨時休館について(益城町交流情報センター,2019/8/11)https://www.town.mashiki.lg.jp/kouryu/kiji0033350/index.html
@mashikitosyo(Facebook,2019/8/23)https://www.facebook.com/mashikitosyo/posts/1293325914178167
宮城県の石巻市図書館による移動図書館車「ひより号」の運行が、2019年8月23日に終了しました。
同号は、2011年10月から仮設住宅団地を巡回していましたが、地元紙の報道によると、被災者の住宅再建が進み、訪問先の仮設住宅団地が減少したことから運行を終了したとのことです。
移動図書館ひより号 巡回予定表 【令和元年8月】(石巻市図書館)[PDF:1ページ]http://www.is-lib.jp/hiyori201908.pdf ※「令和元年8月をもちまして、移動図書館車ひより号の運行を終了させていただくことになりました」とあります。
@ishinomaki.library(Facebook,2019/8/22)https://www.facebook.com/ishinomaki.library/photos/a.230464637699513/521332098612764/
2019年10月19日、名古屋コンベンションホール(愛知県名古屋市)において、防災推進国民大会2019の1セッションとして「東日本大震災のアーカイブと教訓の活用・発信」が開催されます。
東北大学災害科学国際研究所が主催するセッションであり、東日本大震災のデジタルアーカイブや教訓活用の取組、各地が連携した発信事業の紹介等が行われます。参加には事前参加登録が必要です。
当日の主なプログラムは次のとおりです。
〇発表1 「東日本大震災のデジタル・アーカイブ、岩手津波伝承施設について」 東北大学災害科学国際研究所 柴山 明寛 准教授
〇発表2 「東日本大震災の震災伝承ネットワーク等の取組について」 国土交通省東北地方整備局 武藤 徹 環境調整官
〇発表3 「震災の語り部と教訓の海外発信について」 東北大学災害科学国際研究所 Flavia Fulco 助教
〇発表4 「東北各地の大震災の教訓の活用構想について」 東北大学災害科学国際研究所 佐藤 翔輔 准教授
〇パネルディスカッション 司会・コーディネーター: 東北大学災害科学国際研究所 丸谷 浩明 教授
宮城県図書館が、2019年8月10日から10月10日まで、同館3階の東日本大震災文庫で、ミニ展示「震災と学校」を実施します。
震災当時の学校の記録や、震災後の社会貢献活動の様子などが分かる資料の一部を展示するものです。
東日本大震災文庫ミニ展示「震災と学校」(宮城県図書館) http://www.library.pref.miyagi.jp/latest/events/exhibition/1405-shinsaib...
参考: 宮城県図書館、東日本大震災文庫ミニ展示「震災と交通」を実施 Posted 2019年6月11日 http://current.ndl.go.jp/node/38320
2019年7月24日、熊本県は、熊本地震デジタルアーカイブに掲載された自治体や関係団体等から収集した写真・映像・文書等の資料が約10万件(2019年7月現在)となったと紹介しています。
地元紙の報道によると、同県では、2019年度中に20万点の収集を目指しているとのことです。
熊本地震デジタルアーカイブを公開しています(熊本県,2019/7/24)https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_28000.html
公開資料10万点超す 熊本地震デジタルアーカイブ(熊本日日新聞,2019/8/5)https://this.kiji.is/530883162142704737?c=92619697908483575
2019年7月21日、東北大学災害科学国際研究所において、同所等主催の歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業東北大学拠点シンポジウム「歴史が導く災害科学の新展開Ⅲ―日本の災害文化―」が開催されます。
文系・理系の研究者が、歴史資料・伝承を基盤に取り組んでいる研究や、東日本大震災の被災地に残され、かつ現在変容しつつある今日の災害文化についての報告を行なうとともに、登壇者によるパネルディスカッションを行なうことで、文理融合型の災害文化研究のこれらからについての展望を議論するものです。
資料配付の準備のため、参加には事前登録が推奨されています(登録しなくても参加自体は可能)。
内容は以下の通りです。
・開会挨拶 平川新氏(宮城学院大学学長)
・基調講演 首藤伸夫氏(東北大学名誉教授) 「災害文化は有用か」
・研究報告 蝦名裕一氏(東北大学災害科学国際研究所)「東北地方太平洋沿岸の災害文化―記録と忘却をめぐって―」
・今井健太郎氏(海洋開発研究機構)「現代の稲むらの火―観測と計算の連携による津波予測技術」
・佐藤翔輔氏(東北大学災害科学国際研究所)「災害文化はあの日までどれくらい伝わっていたのか―陸前高田市と気仙沼市の場合」
PDFファイル
元神戸市行財政局文書館/現NPO神戸の絆2005:杉本和夫(すぎもとかずお)
2019年6月20日、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)が、「山形県沖地震 資料保存利用機関等被災状況」を発表しました。
19日時点で、新潟県立文書館、新潟市文化観光・スポーツ部歴史文化課歴史資料整備室、長岡市立中央図書館文書資料室、秋田県公文書館、大仙市アーカイブズ、山形県公文書センターに目立った被害はないとされています。
全史料協http://www.jsai.jp/ ※2019. 6. 20欄に「報告 山形県沖地震 資料保存利用機関等被災状況」とあります。
山形県沖地震 資料保存利用機関等被災状況(令和元年6月19日時点)http://jsai.jp/ibbs/b20190620.pdf
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
Twitterでの情報提供を行っています。https://twitter.com/ca_tweet
図書館関係雑誌目次RSS集(国内)
日本の図書館・図書館情報学関係情報誌の目次をRSSで配信しています。
国立国会図書館 関西館 図書館協力課 調査情報係
〒619-0287 京都府相楽郡精華町精華台8-1-3 chojo@ndl.go.jp (@は半角に直してください)
国立国会図書館ホーム
サイトポリシー