震災

東日本大震災・東京電力福島第一原発事故により変化した町の現状を伝え、後世に語り継ぐことを目的とした「とみおかアーカイブ・ミュージアム」(福島県)が開館

2021年7月11日、とみおかアーカイブ・ミュージアム(福島県)が開館しました。

東日本大震災・東京電力福島第一原発事故により変化した町の現状を伝え、後世に語り継ぐことを目的に富岡町(福島県)が運営する施設で、展示資料は約200点、当初の所蔵資料は約5万点です。

継続的な資料整理と情報収集も行って、企画展や講座、各種イベントも定期的に開催するとしています。保全している資料は地域資料(歴史や民俗資料など地域に関する情報が得られるもの)と震災遺産(震災により生じたり意味が変わったりしたもの)で、両者の保全・収集について住民に対して協力を呼びかけています。

@TheHistoricalArchiveMuseumOfTomioka(Facebook,2021/7/11)
https://www.facebook.com/TheHistoricalArchiveMuseumOfTomioka/posts/130188755906236

岐阜県図書館、所蔵地図展「濃尾震災130周年展示ー地図と写真からみる地震と震災ー」を開催

岐阜県図書館が、2021年7月3日から8月26日まで、所蔵地図展「濃尾震災130周年展示ー地図と写真からみる地震と震災ー」を開催します。

同館では、約15万点の地図および地図関連資料を所蔵し、随時、所蔵する地図を紹介する企画展示を行っていますが、今年が、1891年に発生した濃尾震災から130年目にあたることから、所蔵する濃尾震災関連の地図や写真、新聞記事、書籍等のほか、岐阜県防災課が作製した写真パネル、中越震災・阪神淡路大震災・東日本大震災等に関連する地図や写真を展示するものです。

「濃尾震災130周年展示ー地図と写真からみる地震と震災ー」を開催(岐阜県図書館)
https://www.library.pref.gifu.lg.jp/info-events/2021/06/130.html

文化財保存修復学会、第43回大会公開シンポジウム「東日本大震災の文化財レスキューを振り返る」の動画をオンラインで公開

文化財保存修復学会が、同学会の第43回大会の公開シンポジウム「東日本大震災の文化財レスキューを振り返る」の動画を2021年6月1日から8月31日までYouTubeで公開しています。

同大会は、福島市のとうほう・みんなの文化センター(福島県文化センター)で5月22日・23日に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。

公開シンポジウムの主な内容は以下の通りです。

・基調講演「文化財防災体制の構築に向けて」
髙妻洋成氏(国立文化財機構文化財防災センター長)

・報告
救援委員会による活動から宮城県被災文化財等保全連絡会議の活動へ
小谷竜介氏(国立文化財機構文化財防災センター)

・原子力災害からの文化財保全活動
本間宏氏(福島県文化センター白河館)

・ふくしま史料ネットの10年と資料保存
阿部浩一氏(福島大学)

・関係者からのコメント
内山大介氏(福島県立博物館)、芳賀文絵氏(東京文化財研究所)、
森谷朱氏(東北歴史博物館)、中尾真梨子氏(福島県文化センター白河館)

【イベント】地方史研究協議会シンポジウム 「非常時の記録保存と記憶化を考える―コロナ禍の〈いま〉、地域社会をどう伝えるか―」(9/18・オンライン)

2021年9月18日、地方史研究協議会シンポジウム 「非常時の記録保存と記憶化を考える―コロナ禍の〈いま〉、地域社会をどう伝えるか―」がオンラインで開催されます。

同シンポジウムは、世界的規模で新型コロナウイルスに関する記録の保存の声が高まる中、日本の地域博物館・図書館等においても、感染拡大後早い段階から資料の収集に着手した事例もあり、すでに、各地域において独自にコロナ禍の地域資料を継承しようとする活動が始まっていることから、会の発足以来、地域資料保存運動に取り組んできた同会においても、コロナ禍の地域資料保存が喫緊の検討課題だと認識し、企画されたものです。

従来の研究・実践に学びながら、コロナ禍の地域資料継承のあり方を見据えて非常時の記録保存/記憶化をめぐる諸問題を議論したい、としています。

参加費は無料ですが、事前の申込が必要です。内容は以下の通りです。

【報告】
・「福島県双葉町における震災資料の保全について」
吉野高光氏(前福島県双葉町教育委員会)

・「地域に残された戦後社会事業史関係資料の価値」
西村健氏(横浜開港資料館)

・「新型コロナウイルス感染症に関する資料収集について」
小畑茂雄氏(山梨県立博物館)

みやぎ東日本大震災津波伝承館(宮城県)が2021年6月6日にオープン

2021年6月6日、みやぎ東日本大震災津波伝承館が、石巻市(宮城県)の石巻南浜津波復興祈念公園内にオープンしました。

同館では、「かけがえのない命を守るために、未来へと記憶を届ける場」をコンセプトとした、パネルや映像による東日本大震災伝承関連の展示が行われています。

ニュースパーク(神奈川県)、企画展「伝える、寄り添う、守る――『3・11』から10年」を開催中

4月24日から9月26日まで、神奈川県のニュースパーク(日本新聞博物館)が、企画展「伝える、寄り添う、守る――『3・11』から10年」を開催しています。

報道、連載・企画、記者の寄稿、写真により、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故の被災地の復興や課題、人々の思いを伝えてきた地元紙の活動の紹介が行われます。また熊本地震等、各地で発生した災害への地元紙の対応等の紹介や、過去の事例を基に災害時の情報との向き合い方を考えるコーナーも設けられます。

企画展「伝える、寄り添う、守る――『3・11』から10年」(ニュースパーク)
https://newspark.jp/exhibition/ex000232.html

参考:
ニュースパーク(神奈川県)、緊急企画展「新型コロナと情報とわたしたち」を開催
Posted 2020年7月13日
https://current.ndl.go.jp/node/41493

宮城県図書館、東日本大震災文庫ミニ展示「2011+10 ―2021年発行の震災関連資料―」を実施

宮城県図書館が、2021年6月1日から7月30日まで、同館3階の東日本大震災文庫にて、東日本大震災文庫ミニ展示「2011+10 ―2021年発行の震災関連資料―」を実施しています。

東日本大震災から10年となる2021年の1月から3月にかけて発行された関連資料の一部を集めたものです。

東日本大震災文庫ミニ展示「2011+10 ―2021年発行の震災関連資料―」(宮城県図書館)
https://www.library.pref.miyagi.jp/latest/events/exhibition/1751-2021.html

参考:
宮城県図書館、東日本大震災文庫ミニ展示「手をそえてくれた人たち」を実施
Posted 2021年3月1日
https://current.ndl.go.jp/node/43398

「国立国会図書館と県立図書館の震災記録に関する協力連絡会議最終報告書」が公開

2021年5月24日、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)上で、「国立国会図書館と県立図書館の震災記録に関する協力連絡会議最終報告書」を公開しました。

国立国会図書館は、2013年度から2020年度まで「国立国会図書館と県立図書館の震災記録に関する協力連絡会議」を運営していました。同会議は、東日本大震災に関する記録の収集、提供、保存の拡大に向け、東日本大震災の被災地域と近隣地域の各県立図書館の方針や、施策、課題、ノウハウを共有することを目的としていました。

最終報告書では、同会議のこれまでの活動がまとめられています。

「国立国会図書館と県立図書館の震災記録に関する協力連絡会議最終報告書」を公開(ひなぎく, 2021/5/24)
https://kn.ndl.go.jp/static/ja/2021/05/024.html

株式会社未来の図書館 研究所、第5回シンポジウム「図書館とレジリエンス」の記録を公開

2021年5月14日、株式会社未来の図書館 研究所は、2020年11月27日にオンラインで開催された第5回シンポジウム「図書館とレジリエンス」の記録を公開しました。

同シンポジウムでは、柴崎悦子氏(名取市図書館 館長)による講演「名取市図書館における東日本大震災からの復旧と復興」、三田祐子氏(鳥取県立図書館)による講演「情報支援とレジリエンス~鳥取県立図書館の取り組みから」に加え、両氏をパネリスト、未来の図書館 研究所所長の永田治樹氏をコーディネーターとしたディスカッションも行われました。

トピックス(未来の図書館 研究所)
http://www.miraitosyokan.jp/topics/
※2021年5月14日付けのお知らせに「第5回シンポジウム「図書館とレジリエンス」の記録を掲載しました」とあります。

【イベント】第26回史料保存利用問題シンポジウム「東日本大震災10年と史料保存―その取組と未来への継承―」(6/26・オンライン)

2021年6月26日、日本歴史学協会等が主催する、第26回史料保存利用問題シンポジウム「東日本大震災10年と史料保存―その取組と未来への継承―」が、オンラインで開催されます。

参加費は無料で、定員は300人(要申込・先着順)です。

当日の主な内容は、以下の通りです。

●報告
・佐藤大介氏(東北大学災害科学国際研究所准教授)
「被災史料・被災地と向き合い続けて考えたこと―宮城での活動の経験から―」

・大和田侑希氏(福島県富岡町住民課係長)
「歴史資料保存・活用に関する行政職員が担うべき役割と可能性」

・阿部浩一氏(福島大学教授)
「ふくしまの資料保全活動の10年を未来につなげる」

●特別報告
・伊藤一晴氏(国立公文書館上席公文書専門官)
「令和2年度アーキビスト認証の実施結果と令和3年度の取組について」

●コメント
芳賀満氏(日本学術会議会員/東北大学教授)
佐々木和子氏(神戸大学大学院人文学研究科学術研究員)

ページ