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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2021年2月25日、国立国会図書館(NDL)は、NDLが編集するCDNLAO(アジア・オセアニア国立図書館長会議)の英文ニュースレター“CDNLAO Newsletter”第97号を公開しました。
特集として「COVID-19パンデミック下の図書館サービス」を取り上げており、中国、インドネシア、日本、パプアニューギニア、シンガポールの国立図書館によるサービスを紹介する以下の記事を掲載しています。
2021年3月5日から4月30日まで、国立国会図書館国際子ども図書館が、令和2年度児童サービス研究交流会「ウィズコロナ時代の児童サービス」をオンライン配信形式で開催します。
対象は、公共図書館・学校図書館等で児童サービスに携わる図書館員等で、開催期間中はいつでも動画の視聴が可能です。
参加費は無料であり、申し込みが必要です。
プログラムは以下の通りです。
・講演1「児童サービスの今とこれから―コロナ禍での学びと未来」 汐﨑順子氏(慶應義塾大学非常勤講師)
・講演2「ウィズコロナの経験を活かす―これからの学校図書館について考えるために」 庭井史絵氏(青山学院大学准教授)
・事例報告1「「としょ丸チャンネル」ができるまで」 岡田雅彦氏(さいたま市立中央図書館 資料サービス課 課長補佐兼係長)
・事例報告2「逆境をチャンスに―公立小学校図書館でも出来ること」 横山寿美代氏(杉並区立小学校司書)
・事例報告3「国際子ども図書館の取組」 国際子ども図書館児童サービス課
2021年3月8日、宮崎県立図書館の主催により、イベント「コロナ禍でオンラインでの図書館サービスを考える120分」がオンラインで開催されます。
ウィズコロナ・ポストコロナ時代の図書館のオンラインサービスについて、情報交換を行い、図書館サービスの可能性や課題を考える機会とすることが目的とされています。
定員は50人(要事前申込)で、参加費は無料です。
当日の主な内容は以下の通りです。
●基調報告 山崎博樹氏(知的資源イニシアティブ代表理事)
●ライトニングトーク ・「電子書籍サービス導入を考えてみましたレポート KindleやBookLive!個人買いとどう違う?」 安藤道子氏(宮崎県立図書館主幹)
・「地域資料のデジタル化に全集中! 昔の情報の宝庫、延岡新聞」 湯川拓未氏(延岡市立図書館主事)
・「図書館放送局始めます宣言 まるまる・つながる・ひろがる」 前田小藻氏(都城市立図書館副館長)
●グループディスカッション 「自分の地域(図書館)でまず何をやったらいいと思う? クリアすべき課題は?」
2021年2月9日、saveMLAKが、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/02/07)」の結果を発表しました。
同調査は、2021年1月11日にsaveMLAKが結果を公開した第14回調査に続く、第15回目の調査として、2021年2月5日10時から2月7日18時にかけて実施されました。調査対象は、全国の公共図書館等1,726館です。
発表によると、新型コロナウイルス感染症の影響で91館、災害により6館が休館しており、開館時間を短縮している館は98館です。また、「各図書館の状況・取り組み」として、各館の感染症対策、図書の宅配サービスを始めとした新規サービスの開始、電子図書化案の提供開始、ウェブサイトで提供されているコンテンツ等がまとめられています。
同調査のデータは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0で公開され、saveMLAKのウェブページからダウンロードできます。また、調査の根拠となったウェブページの中で、可能なものはInternet ArchiveとArchive todayに保存され、調査時点のページを閲覧できます。
2021年2月21日、図書館問題研究会第47回研究集会がオンラインで開催されます。
テーマは「コロナ(covid-19)の状況下での図書館サービス」です。参加費無料、事前申し込み要であり、定員は100人です。
2021年2月8日現在、プログラムとして発表11件及びライトニングトーク5件が掲載されています。詳細は次のとおりです。
2021年2月15日、大阪大学附属図書館が主催する大阪大学職員研修「コロナ禍を踏まえた大学図書館、研究者とオープンサイエンスの必要性」がオンラインで開催されます。
研究者・大学図書館員それぞれの立場からの講演を通じ、コロナ禍の影響と対応、学術情報へのアクセス、オープンサイエンスの重要性について状況の把握及び知見の共有を図るものとあります。
大阪大学の図書館職員および教職員等だけでなく、テーマに関心をもつ他大学等の関係者も参加可能となっています。参加費無料、事前申し込み要であり、申し込み期限は2021年2月9日です。
当日の主なプログラムは次のとおりです。
〇講演「コロナ禍における研究者のふるまいについて:新型コロナウイルス感染症の博士人材への影響に関するJGRADアンケート調査から」 齋藤 経史氏(文部科学省・科学技術・学術政策研究所(NISTEP) 第1調査研究グループ上席研究官) 齊藤 貴浩氏(大阪大学経営企画オフィス教授、NISTEP客員研究官)
〇講演「COVID-19とこれからの大学図書館(仮)」 山形 知実氏(北海道大学附属図書館)
2021年2月1日、saveMLAKは、「COVID-19の影響による専門図書館の動向調査(2021/02/01)」の結果を発表しました。
4回目にあたる同調査は、1月31日から2月1日にかけて、日本の専門図書館839館を対象に実施されました。
143館の図書館が休館、572館が開館、5館が廃止、119館が状況を確認できなかったと述べられています。なお、休館している143館のうち、9館は新型コロナウイルス感染症以外の理由で休館しています。発表の中では、休館する図書館の数やオンラインコンテンツを公開する機関の数が増加したと指摘されています。
その他、前回調査からの動きや、新型コロナウイルス感染症対応として各館が行っている取組がまとめられています。
調査のデータは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0で公開され、saveMLAKのウェブページからダウンロードできます。
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調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
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