図書館サービス

オランダ王立図書館(KB)とオランダ・デルフト工科大学(TU Delft)が共同で“Future Libraries Lab”を設立

2020年2月6日、オランダ王立図書館(KB)とオランダ・デルフト工科大学(TU Delft)が、共同で“Future Libraries Lab”を設立したと発表しています。

図書館が、物理的な、また、デジタルのコレクションを、革新的な方法で提供し続けることが可能となるために、新しいタイプのサービスの開発を支援するもので、TU Delftの工業意匠学及び電子数理情報工学の研究者と修士課程の大学院生が未来の図書館を概念化し、その知識を図書館等と共有することを目的とした組織です。

最初の取組として2つのプロジェクトが紹介されており、“Parels van Drenthe”は、ドレンテ州の住民を対象に、拡張現実(AR)といった新技術を用いての、地域の歴史や遺物の体験・実感の強化方法を調査するプロジェクトです。また、“Describing Images”は、視覚障害者が新聞・雑誌・図書の図版にアクセス可能となるための方法を調査するプロジェクトで、画像認識とクラウドコンピューティングの可能性を調査し実装することを目標としています

両機関では、参加する公共図書館・大学図書館を募集しています。

茨城県立図書館、インターネット予約により同館所蔵資料が県内の市町村立図書館等で受取可能になるサービス「遠隔地貸出サービス(ぶっくびん)」を開始

2020年1月31日、茨城県立図書館は、県内の市町村立の図書館等の協力を得て「遠隔地貸出サービス(ぶっくびん)」を開始したことを発表しました。

新サービス「ぶっくびん」は、利用者が茨城県立図書館ホームページで予約した同館の所蔵資料を茨城県内37市町村(50館)の市町村立図書館等で受取可能になるサービスです。予約可能な点数は一般書・児童書あわせて20点まで、貸出可能な点数は同館での通常貸出とあわせて、一般図書・雑誌が10点、児童書・児童雑誌・紙芝居が10点までとなっています。大型絵本・大型紙芝居・視聴覚資料はこのサービスの対象外です。

重要なお知らせ(茨城県立図書館)
https://www.lib.pref.ibaraki.jp/index.html
※2020年1月31日欄に「インターネット予約による遠隔地貸出サービス(ぶっくびん)を始めました。」とあります

E2225 - 図書館に関する意識:2014年,2019年の調査結果から

国立国会図書館(NDL)では,2014年に「図書館利用者の情報行動の傾向及び図書館に関する意識調査」を実施した(E1667参照)。それから約5年が経過し,最新の情報行動の傾向を把握することでNDLを含む今後の図書館の検討に資することを目的としてNDL総務部企画課では2019年に前述の調査の後継調査を実施した。

岐阜市立図書館が図書館システムをリニューアル:スマートフォンの利用カード化・予約図書受取順の指定・貸出履歴の保存等

2020年1月27日、岐阜市立図書館が図書館システムのリニューアルを発表しました。

スマートフォンに利用者カードのバーコードを表示させることで、スマートフォンを利用カードの代わりとして使用できるようになり、窓口や自動貸出機・座席予約で使用可能になっています。その他、予約中図書の受取順の指定や利用者自身の設定による貸出済図書の履歴の保存なども可能になっています。

なお、システムリニューアルに伴い、図書館の書架とウェブ上の情報をつなぐ株式会社カーリルのサービス「カーリルタッチ」の運用を休止することが併せて発表されています。

図書館システムが新しくなりました。(岐阜市立図書館,2020/1/27)
https://g-mediacosmos.jp/lib/information/2020/01/post-751.html

中津市立小幡記念図書館(大分県)、妊婦や赤ちゃん連れの利用者がゆっくり座ることのできる「マタニティーコーナー」を設置

2020年1月26日付の地元紙で、大分県の中津市立小幡記念図書館が「マタニティーコーナー」を設置したことが報じられています。

設置されたのは2019年11月6日で、妊婦や赤ちゃん連れの利用者がゆっくり座ることができる空間となっており、ソファも設置されています。お薦め本や関連図書も配置されています。

妊婦に優しい空間 中津市小幡記念図書館に新設 (大分合同新聞, 2020/1/26)
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2020/01/26/jd0058904172

「「マタニティコーナー」完成」『図書館だより』2019年12月号 [PDF:50ページ]
https://libwebsv.city-nakatsu.jp/temp/dayori1-12.pdf

名取市図書館(宮城県)、カフェコーナーでモーニングセット等を食べながら映画鑑賞をする「モーニングムービー」を開始

宮城県の名取市図書館が、2020年2月8日から、カフェコーナーでコーヒーを飲んだり、朝食を食べながら映画鑑賞をする「モーニングムービー」を開始すると発表しています。

開始時間は午前8時30分で、2月はドキュメンタリー映画を上映しますが、今後も、親子で楽しめる映画や趣味の映画など、色々なテーマの作品を上映する予定としています。

【図書館】モーニングムービーを始めます!!(名取市, 2020/1/23)
https://www.city.natori.miyagi.jp/news/node_65169

参考:
新・名取市図書館(宮城県)がオープン
Posted 2018年12月19日
https://current.ndl.go.jp/node/37261

韓国・ソウル特別市教育庁、電子書籍等の閲覧や各種講座を受講できる電子図書館サービスのオンライン登録・認証での利用を可能にすると発表:図書館等での利用者登録が不要に

2019年12月24日、韓国・ソウル特別市教育庁が、同庁が運営する電子図書館サービスを、オンライン登録・認証のみで利用可能としたと発表していました。

これまで同サービスを利用するには、同庁が運営する図書館もしくは生涯学習館を訪れて会員登録する必要がありましたが、今後は、利用者の同意のもと、行政情報部の行政情報共同利用システムを利用して利用申請資格を確認します。

ソウル市教育庁の電子図書館では、1万6,000冊の電子書籍・オーディオブックのほか、国内外の電子ジャーナルの利用や各種講座の受講が可能です。

서울시교육청 전자도서관 비대면 자격확인 서비스구축(ソウル市教育庁電子図書館非対面資格確認サービス構築)(ソウル特別市教育庁, 2019/12/24)
http://enews.sen.go.kr/news/view.do?bbsSn=166372&step1=3&step2=1

韓国国立中央図書館(NLK)、展示解説・施設案内・質問への回答・推薦図書や人気貸出図書情報の提供を行う「QIロボット」を設置

韓国国立中央図書館(NLK)が、2020年1月から、本館2階の「文化の間」において、「QIロボット」による展示解説及び案内サービスを開始すると発表しました。

韓国文化情報院の支援事業をうけて導入されるもので、科学技術情報通信部が推進する「ICT基盤公共サービス促進事業」の一環としても位置付けられています。

同ロボットは、自律走行と韓・英・中・日の各言語による案内、音声によるチャットが可能な案内員ロボットで、「文化の間」の常設展示「時間の記録を引き継ぐ」を詳細に案内します。

また、図書館施設やお知らせの案内、司書が推薦する図書といった情報や、図書館ビックデータの分析に基づく全国の図書館の人気貸出図書情報も紹介します。さらに、登録されている質問に回答するだけでなく、学習を通して利用者の質問を理解し必要な情報を提供することもできます。

和歌山市民図書館の新館が一部業務を開始:グランドオープンは2020年4月下旬を予定

2019年12月19日、和歌山市民図書館は、南海和歌山市駅直結の商業施設「キーノ和歌山」内で開館予定の同館新館2階エントランスにおいて、先行して一部業務を開始したことを発表しました。

利用できるサービスは次の3点であり、館内での滞在は不可となっています。

(1)新刊本を中心とした図書資料の貸出・返却
(2)予約本の貸出
(3)図書館利用者登録

なお、同館はカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が指定管理者となっており、全面開館は商業施設のグランドオープンとあわせ2020年4月下旬に行われる予定です。

お知らせ(和歌山市民図書館)
https://wakayama.civic-library.jp/info_list
※2019年12月19日付けのお知らせに「新和歌山市民図書館の一部業務開始について」とあります。

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