ディスカバリインターフェース

全国遺跡報告総覧、ProQuest社のディスカバリサービスSummonに対応

2015年9月2日、ディスカバリーサービスの1つであるProQuest社のSummonが、全国遺跡報告総覧に対応したと奈良文化財研究所が発表しています。

他のディスカバリーサービスの提供元に対しても現在対応を依頼中とのことです。

全国遺跡報告総覧:ディスカバリーサービスSummonが全国遺跡報告総覧に対応(なぶんけんブログ,2015/9/2)
http://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2015/09/summon.html

参考:
E1700 - 「全国遺跡報告総覧」の機能と期待される効果
カレントアウェアネス-E No.287 2015.08.27
http://current.ndl.go.jp/e1700

英国ウェルカム図書館のクラウド型の電子図書館プラットフォームのプロトタイプ構築計画

2015年6月16日付けの英国ウェルカム図書館のブログによると、クラウド型の電子図書館プラットフォームのプロトタイプの構築を計画しており、成功した際には他の文化遺産機関が利用できるようにするとのことです。

その第1歩として、ウェルカム図書館では、Digirati社の協力を得て、電子図書館クラウドサービス(Digital Library Cloud Services;DLCS)のプラットフォームのプロトタイプを開発したようです。

プロトタイプでは、IIIF画像APIのエンドポイントとして、すべての図書館の画像を公開し、これらを利用者にクラウドを通じて配信することに焦点があるとのことです。また、プロトタイプでは、現在のメディアプレーヤーにかわって、動画・音声、その他、画像でない資料を扱えるユニバーサルビューアーで見ることができるようです。

次の段階では、

・ALTO標準に基づいたOCRでのインデキシングと検索
・W3C Open Annotation標準に基づいたアノテーションのストレージ
・簡単に使えるAPIのセット
・自身のデジタルコンテンツを見せるためのディスカバリープラットフォームを持たない機関のためのディスカバリー層の開発

OCLC、世界的なSTM分野やオープンアクセス(OA)出版社と提携し、 WorldCat Discovery Servicesを通じてのコンテンツ検索を可能に

2015年6月9日、OCLCは、科学、技術、工学、医学(STM)分野や他の分野の大手出版社と契約し、WorldCat Discovery Servicesを通じて検索できる電子書籍、雑誌、データベース等のメタデータを追加したと発表しています。

提携したのは以下の出版社等のようです。

科学・技術・工学・医学分野の出版社等
・米国土木学会
・BMJ Publishing Group
・EAGE (European Association of Geophysicists and Engineers)
・informa Healthcare
・SAE International
・SPIE

OAで多分野の出版社等
・Canadiana.org
・Directory of Open Access Books (DOAB)
・Directory of Open Access Journals
・Erudit
・韓国学術情報(KSI)
・OpenEditions
・Project Euclid
・Publishing Technology PLC
・Rittenhouse Book Distributors

これらのいくつかの出版社のメタデータは個々の契約に基づいてOCLCのサービスを通じ利用できるとのことです。

参考:

E1678 - ERDB-JP:共同で構築する電子リソース共有サービス

E1678 - ERDB-JP:共同で構築する電子リソース共有サービス

  図書館の検索サービスで日本語雑誌の所蔵を確認し,図書館でコピーした後,その雑誌を発行している学会のウェブサイトで公開されていることに気づいた……このような経験はないだろうか。

Library Technology Reports誌でLibrary Services Platform特集が組まれる

米国図書館協会(ALA)刊行の“Library Technology Reports”51巻4号で“Library Services Platforms: A Maturing Genre of Products”と題した特集が組まれています。著者は図書館システムコンサルタントのMarshall Breeding氏です。全5章で構成されており、Library Services Platformに関して、基本的概念、選択・調達の戦略、ディスカバリーサービスとの関係、主要製品(Alma、Kuali OLE、OCLC WorldShare Management Services、Intota、Sierra)、参考文献、という内容になっています。同号は2015年6月まではオープンアクセスになっているようです。

Library Services Platforms: A Maturing Genre of Products
http://dx.doi.org/10.5860/ltr.51n4

New Library Technology Report: Library Services Platforms(ALA TechSource, 2015/5/29)

【イベント】専門図書館協議会2015年度全国研究集会 『未来に続く専門図書館を目指して』(6/22-23・東京)

専門図書館協議会の2015年度全国研究集会が、2015年6月22日及び23日、総合テーマを「未来に続く専門図書館を目指して」として開催されます。会場は、機械振興会館です。

22日は、翻訳家・評論家の山形浩生氏の記念講演「ピケティ『21世紀の資本』と日本への示唆」が行われ、翌23日には以下の分科会が開かれるそうです。

第1分科会: 専門職業人のための情報リテラシー支援
第2分科会: 震災記録とデジタルアーカイブス
第3分科会: どうなる著作権、企業図書館の現場から考える
第4分科会: ビジネスライブラリーのこれから
第5分科会: オープンサイエンスと研究データ公開
第6分科会: 専門図書館員のためのディスカバリーサービス講座:活用と課題

6/22・23 平成27年度通常総会・全国研究集会のご案内(専門図書館協議会、2015/5/13)
http://www.jsla.or.jp/h27-soukai/

概要(PDF)
http://www.jsla.or.jp/jsla/wp-content/themes/jsla_new/pdf/new/h27zenkoku-gaiyou.pdf

申込書(会員用)

図書館資源のディスカバリの未来(文献紹介)

米国情報標準化機構(NISO)の刊行する“Information Standards Quarterly”のvol.27, no.1に、Marshall Breeding氏による“The Future of Library Resource Discovery”と題する記事が掲載されています。

この記事は、NISOが2015年2月に公開した図書館資源のディスカバリについてのホワイトペーパー“The Future of Library Resource Discovery”の執筆者であるブリーディング(Marshall Breeding)氏自身による、ホワイトペーパーのサマリーです。

Marshall Breeding. Future of Library Discovery Systems. Information Standards Quarterly, 27(1), 2015, pp.24-30.
http://www.niso.org/publications/isq/2015/v27no1/breeding/
※pdfでは、“The Future of Library Resource Discovery”となっています。

参考:
米国情報標準化機構(NISO)、図書館資源のディスカバリについてのホワイトペーパーを公開

米国情報標準化機構(NISO)、図書館資源のディスカバリについてのホワイトペーパーを公開

2015年2月23日、米国情報標準化機構(NISO)が、図書館資源のディスカバリについてのホワイトペーパー“The Future of Library Resource Discovery”を公開しました。NISOのDiscovery to Delivery (D2D) Topic Committee の委託を受け、ブリーディング(Marshall Breeding)氏が執筆したとのことです。

ペーパーでは、ディスカバリの現状についての概説、これらの技術・方法論・製品が今後の変化にどのように適応できるのかについての解説、現在のディスカバリのモデルの先を見通し、考えられる選択肢(特にLinked Dataに関して)の検討がなされているとのことです。

NISO White Paper Explores the Future of Library Resource Discovery(NISO, 2015/2/23)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=3e6b4a66b07a62f8ebe8b4b47739c48339ffd88c

The Future of Library Resource Discovery(NISO, 2015/2)

ページ