ディスカバリインターフェース

OCLC、世界的なSTM分野やオープンアクセス(OA)出版社と提携し、 WorldCat Discovery Servicesを通じてのコンテンツ検索を可能に

2015年6月9日、OCLCは、科学、技術、工学、医学(STM)分野や他の分野の大手出版社と契約し、WorldCat Discovery Servicesを通じて検索できる電子書籍、雑誌、データベース等のメタデータを追加したと発表しています。

提携したのは以下の出版社等のようです。

科学・技術・工学・医学分野の出版社等
・米国土木学会
・BMJ Publishing Group
・EAGE (European Association of Geophysicists and Engineers)
・informa Healthcare
・SAE International
・SPIE

OAで多分野の出版社等
・Canadiana.org
・Directory of Open Access Books (DOAB)
・Directory of Open Access Journals
・Erudit
・韓国学術情報(KSI)
・OpenEditions
・Project Euclid
・Publishing Technology PLC
・Rittenhouse Book Distributors

これらのいくつかの出版社のメタデータは個々の契約に基づいてOCLCのサービスを通じ利用できるとのことです。

参考:

E1678 - ERDB-JP:共同で構築する電子リソース共有サービス

E1678 - ERDB-JP:共同で構築する電子リソース共有サービス

  図書館の検索サービスで日本語雑誌の所蔵を確認し,図書館でコピーした後,その雑誌を発行している学会のウェブサイトで公開されていることに気づいた……このような経験はないだろうか。

Library Technology Reports誌でLibrary Services Platform特集が組まれる

米国図書館協会(ALA)刊行の“Library Technology Reports”51巻4号で“Library Services Platforms: A Maturing Genre of Products”と題した特集が組まれています。著者は図書館システムコンサルタントのMarshall Breeding氏です。全5章で構成されており、Library Services Platformに関して、基本的概念、選択・調達の戦略、ディスカバリーサービスとの関係、主要製品(Alma、Kuali OLE、OCLC WorldShare Management Services、Intota、Sierra)、参考文献、という内容になっています。同号は2015年6月まではオープンアクセスになっているようです。

Library Services Platforms: A Maturing Genre of Products
http://dx.doi.org/10.5860/ltr.51n4

New Library Technology Report: Library Services Platforms(ALA TechSource, 2015/5/29)

【イベント】専門図書館協議会2015年度全国研究集会 『未来に続く専門図書館を目指して』(6/22-23・東京)

専門図書館協議会の2015年度全国研究集会が、2015年6月22日及び23日、総合テーマを「未来に続く専門図書館を目指して」として開催されます。会場は、機械振興会館です。

22日は、翻訳家・評論家の山形浩生氏の記念講演「ピケティ『21世紀の資本』と日本への示唆」が行われ、翌23日には以下の分科会が開かれるそうです。

第1分科会: 専門職業人のための情報リテラシー支援
第2分科会: 震災記録とデジタルアーカイブス
第3分科会: どうなる著作権、企業図書館の現場から考える
第4分科会: ビジネスライブラリーのこれから
第5分科会: オープンサイエンスと研究データ公開
第6分科会: 専門図書館員のためのディスカバリーサービス講座:活用と課題

6/22・23 平成27年度通常総会・全国研究集会のご案内(専門図書館協議会、2015/5/13)
http://www.jsla.or.jp/h27-soukai/

概要(PDF)
http://www.jsla.or.jp/jsla/wp-content/themes/jsla_new/pdf/new/h27zenkoku-gaiyou.pdf

申込書(会員用)

図書館資源のディスカバリの未来(文献紹介)

米国情報標準化機構(NISO)の刊行する“Information Standards Quarterly”のvol.27, no.1に、Marshall Breeding氏による“The Future of Library Resource Discovery”と題する記事が掲載されています。

この記事は、NISOが2015年2月に公開した図書館資源のディスカバリについてのホワイトペーパー“The Future of Library Resource Discovery”の執筆者であるブリーディング(Marshall Breeding)氏自身による、ホワイトペーパーのサマリーです。

Marshall Breeding. Future of Library Discovery Systems. Information Standards Quarterly, 27(1), 2015, pp.24-30.
http://www.niso.org/publications/isq/2015/v27no1/breeding/
※pdfでは、“The Future of Library Resource Discovery”となっています。

参考:
米国情報標準化機構(NISO)、図書館資源のディスカバリについてのホワイトペーパーを公開

米国情報標準化機構(NISO)、図書館資源のディスカバリについてのホワイトペーパーを公開

2015年2月23日、米国情報標準化機構(NISO)が、図書館資源のディスカバリについてのホワイトペーパー“The Future of Library Resource Discovery”を公開しました。NISOのDiscovery to Delivery (D2D) Topic Committee の委託を受け、ブリーディング(Marshall Breeding)氏が執筆したとのことです。

ペーパーでは、ディスカバリの現状についての概説、これらの技術・方法論・製品が今後の変化にどのように適応できるのかについての解説、現在のディスカバリのモデルの先を見通し、考えられる選択肢(特にLinked Dataに関して)の検討がなされているとのことです。

NISO White Paper Explores the Future of Library Resource Discovery(NISO, 2015/2/23)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=3e6b4a66b07a62f8ebe8b4b47739c48339ffd88c

The Future of Library Resource Discovery(NISO, 2015/2)

テキサス州立図書館・公文書館委員会、ディスカバリーサービスに関するホワイトペーパーを公開

テキサス州立図書館・公文書館委員会(Texas State Library and Archives Commission:TSLAC)が、ディスカバリーサービスに関するホワイトペーパーを公開したと、2014年11月21日のTSLACのブログで発表されています。

図書館でディスカバリーサービスの導入を検討すると、ハードルが高い(challenging)ということで合意してしまいがちですが、実際に導入してみると、図書館員は、概ね、利用者にディスカバリーサービスを提供できることに喜びを覚えるとのことです。そこで、TSLACは、Amigos Library Servicesと契約し、ディスカバリーサービスの基本的な情報や、主なディスカバリーサービスのベンダーの概要等をまとめたホワイトペーパーを作成したとのことです。

ディスカバリーサービスの定義、現状、利点、欠点、限界、図書館でディスカバリーサービスによって最も大きなインパクトを受ける部門、ディスカバリーサービスで期待されること、実装のベストプラクティス、評価などを取り扱っているようです。

DISCOVERY SERVICES: A WHITE PAPER FOR THE TEXAS STATE LIBRARY &ARCHIVES COMMISSION(PDF;4ページ)

美術書誌のいま――革新的な美術文献探索システム「アート・ディスカバリー・グループ目録」(記事紹介)

2014年11月1日付けのartscapeで、「美術書誌のいま──革新的な美術文献探索システム『アート・ディスカバリー・グループ目録』」と題する記事が公開されています。国立西洋美術館の川口雅子氏によるもので、2014年10月にデンマークの首都コペンハーゲンで開催された美術図書館の国際会議の様子を交えて、美術図書館の動向を紹介するものです。

美術書誌のいま──革新的な美術文献探索システム「アート・ディスカバリー・グループ目録」(artscape, 2014/11/1)
http://artscape.jp/study/digital-achive/10104367_1958.html

参考:
IFLAの美術館図書館分科会、「アート・ディスカバリー・グループ目録」の支持を表明
Posted 2014年9月8日
http://current.ndl.go.jp/node/26961

NISO、Open Discovery Initiativeを常設委員会化

2014年10月27日、米国情報標準化機構(NISO)はOpen Discovery Initiative(ODI)をワーキンググループから常設委員会(standing committee)とすることを発表しました。

ODIは2011年に設置された、図書館のディスカバリーサービスに関する規格・標準の開発や優良事例の推奨などを目的としたワーキンググループで、2014年6月にはディスカバリーサービスの透明性向上を目的とした推奨指針“Open Discovery Initiative: Promoting Transparency in Discovery”を公表していました。この指針の中ではNISOに対し、推奨事項への対応に関する研修等を行う常設の委員会あるいはワーキンググループの設置を推奨しており、今回の常設委員会設置はこの推奨指針に従ったものです。

NISO Launches Open Discovery Initiative (ODI) Standing Committee(2014/10/27付け、NISO)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=e5f64a19050de5e913330dbdcaa743e8042dde0e

参考:

OCLC、図書館における電子リソースの利用、ディスカバリ、アクセスの改善を提案するレポートを公開

2014年10月3日、OCLCが図書館における電子リソースの利用、ディスカバリ、アクセスの改善を提案するレポート“Success Strategies for Electronic Content Discovery and Access”を公開しました。図書館、コンテンツプロバイダ、OCLCから専門家を集めて構成されたE-Data Quality Working Groupのメンバーにより作成されたレポートとのことです。

このレポートでは、図書館における電子リソースの利用や発見、アクセスを妨げる課題として、データが不完全、あるいは不正確であること、書誌データと所蔵データが同期していないこと、図書館がさまざまな電子フォーマットを受け入れていることを指摘し、その解決に向けて提案を行っているとのことです。

New report offers recommendations to improve usage, discovery and access of e-content in libraries(OCLC, 2014/10/3)
http://www.oclc.org/en-US/news/releases/2014/201433dublin.html

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