English / 日本語
カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2016年7月2日、キャンパスプラザ京都にて大学図書館問題研究会オープンカレッジ実行委員会主催、大学図書館問題研究会京都支部共催のイベント、オープンカレッジ 「大学図書館の最新トピック学びなおし」が開催されます。
同イベントでは京都大学障害学生支援ルーム助教の村田淳氏が障害者サービスについて、株式会社アイキュームの井村邦博氏がメタデータと名寄せについて、佛教大学図書館専門員の飯野勝則氏がディスカバリサービスについて講演し、大学図書館の最新トピックを学びなおす機会を提供する予定であるとのことです。
大学図書館問題研究会オープンカレッジ 「大学図書館の最新トピック学びなおし」(大学図書館問題研究会 京都支部)http://www.daitoken.com/kyoto/event/20160702.html
2016年5月3日、オープンアクセス(OA)に関するサービス(oaFindr、oaFoldr、oaFigrなど)を提供するカナダの会社である1ScienceはEBSCO社と提携することを発表しました。
提携によってEBSCO Discovery Serviceを通じて学術図書館に提供されるOA学術論文が増加し、約1,550万のOAの学術論文にアクセスできるようになります。また、EBSCO Discovery Serviceで、1Science社のoaFindrが利用可能になると発表されています。
1SCIENCE AND EBSCO INFORMATION SERVICES ANNOUNCE PARTNERSHIP(1SCIENC, 2016/5/3)http://www.1science.com/press_3.html
関連: EBSCO Discovery Servicehttps://www.ebscohost.com/discovery
参考: EBSCO Discovery Serviceが新機能Research Starterをリリース Posted 2014年3月4日http://current.ndl.go.jp/node/25612
CA1772 - 動向レビュー:ウェブスケールディスカバリの衝撃 / 飯野勝則
2016年3月3日付のJakarta Post紙が報じるところによると、インドネシア国立図書館が、ポータルサイト“Indonesia ONE Search”を公開したとのことです。
政府機関や大学を含む218機関からの410万のデータを提供しているとのことです。
また、Integrated Library System (INLIS)を構築しており、図書館や各種機関がオープンソースプラットフォームで実装することにより、そのサービスをデジタル化するために、その軽量版であるINLIS Liteを無料で配布するとのことです。
National Library opens digital portal(Jakarta Post,2016/3/3付け記事)http://www.thejakartapost.com/news/2016/03/03/national-library-opens-digital-portal.html
2016年2月10日、ProQuest社はAltmetric社と提携し、ディスカバリサービスSummon上で、Altmetricスコア等を閲覧できるようにしたことを発表しました。
今回の提携により、Summonの検索結果に論文等のソーシャルメディア上での影響度を示すAltmetricバッジが表示されるようになります。このバッジをクリックすることで、利用者はさらに詳細なソーシャルメディア上での言及状況等を閲覧することができます。Summonを導入している図書館であれば、特にAltmetirc社と追加の契約等をすることなく、同機能を利用できるようになるとのことです。
Altmetric data now available in the Summon Discovery Service(ProQuest、2016/2/10付け)http://www.proquest.com/about/news/2016/Altmetric-data-now-available-in-the-Summon-Discovery-Service.html
参考: Wiley社、Altmetricを全ジャーナルに導入 Posted 2014年7月9日http://current.ndl.go.jp/node/26531
国立国会図書館(NDL)は,統合的な検索サービスである国立国会図書館サーチ(NDLサーチ;CA1762参照)の本格稼働 を2012年1月に開始し,その後,連携先を少しずつ増やしてきた。NDLサーチは,今後もシステム連携を進めることで,日本におけるメタデータ提供の「プラットフォーム」(E1557参照)として,より広く利活用されることを目指している。その目標に向けて,連携先拡張を円滑に進めて行くために,NDLは,「国立国会図書館サーチ連携拡張に係る実施計画」を2015年4月に公開した。これは,NDLサーチが連携対象とする機関・システム,5年間を目途に実現を目指す連携拡張の規模と長期的な目標,効率的な連携拡張の方式,の3点をまとめたものである。
2016年1月6日、OCLCは大手出版社と契約し、ディスカバリーサービスWorldCat Discovery Servicesを通じて検索できる書籍、電子書籍、雑誌、データベース等のメタデータを追加したと発表しています。
今回契約した出版社は以下の通りです。
・Adfo Group ・American Society of Mechanical Engineers ・Artstor ・Blackstone Audiobooks ・Henry Stewart Publications, LLP ・Klett-Cotta ・ODILO ・Schattauer ・Ulverscroft ・Wolters Kluwer ・Wolters Kluwer Health
OCLC signs agreements with leading publishers worldwide(OCLC,2016/1/6)http://www.oclc.org/news/releases/2016/201601dublin.en.html
参考: OCLC、世界的なSTM分野やオープンアクセス(OA)出版社と提携し、 WorldCat Discovery Servicesを通じてのコンテンツ検索を可能に Posted 2015年6月10日
概要...
2015年9月2日、ディスカバリーサービスの1つであるProQuest社のSummonが、全国遺跡報告総覧に対応したと奈良文化財研究所が発表しています。
他のディスカバリーサービスの提供元に対しても現在対応を依頼中とのことです。
全国遺跡報告総覧:ディスカバリーサービスSummonが全国遺跡報告総覧に対応(なぶんけんブログ,2015/9/2)http://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2015/09/summon.html
参考: E1700 - 「全国遺跡報告総覧」の機能と期待される効果 カレントアウェアネス-E No.287 2015.08.27http://current.ndl.go.jp/e1700
2015年6月16日付けの英国ウェルカム図書館のブログによると、クラウド型の電子図書館プラットフォームのプロトタイプの構築を計画しており、成功した際には他の文化遺産機関が利用できるようにするとのことです。
その第1歩として、ウェルカム図書館では、Digirati社の協力を得て、電子図書館クラウドサービス(Digital Library Cloud Services;DLCS)のプラットフォームのプロトタイプを開発したようです。
プロトタイプでは、IIIF画像APIのエンドポイントとして、すべての図書館の画像を公開し、これらを利用者にクラウドを通じて配信することに焦点があるとのことです。また、プロトタイプでは、現在のメディアプレーヤーにかわって、動画・音声、その他、画像でない資料を扱えるユニバーサルビューアーで見ることができるようです。
次の段階では、
・ALTO標準に基づいたOCRでのインデキシングと検索 ・W3C Open Annotation標準に基づいたアノテーションのストレージ ・簡単に使えるAPIのセット ・自身のデジタルコンテンツを見せるためのディスカバリープラットフォームを持たない機関のためのディスカバリー層の開発
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
Twitterでの情報提供を行っています。https://twitter.com/ca_tweet
図書館関係雑誌目次RSS集(国内)
日本の図書館・図書館情報学関係情報誌の目次をRSSで配信しています。
国立国会図書館 関西館 図書館協力課 調査情報係
〒619-0287 京都府相楽郡精華町精華台8-1-3 chojo@ndl.go.jp (@は半角に直してください)
国立国会図書館ホーム
サイトポリシー