ディスカバリインターフェース

OCLC、各国の出版社等とコンテンツのメタデータ提供に関する新たな契約を締結

2021年9月28日、OCLCは、各国の出版社・コンテンツプロバイダーとコンテンツのメタデータ提供に関する新たな契約を締結したことを紹介しています。最近の契約締結先として、米・Springer Publishing CompanyやOpenStax、英・UCL Pressなど18社を挙げています。

契約により、図書(紙・電子)、学術誌、データベース、その他の学習教材に関するメタデータがOCLCのデータベース“WorldCat Discovery”に提供され、検索可能になる旨が述べられています。

OCLC signs new agreements with publishers and other content providers worldwide(OCLC, 2021/9/28)
https://www.oclc.org/en/news/releases/2021/20210928-new-publisher-agreement.html/

オープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のバージョン8.0が公開

米・ヴィラノヴァ大学図書館が開発しているオープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のVersion 8.0が、2021年9月20日に公開されました。

インデックス作成プロセスの大幅な強化、引用・参考文献生成機能の改善・更新、所蔵管理支援機能の拡張、書誌画面への蔵書票の画像表示支援などが主な追加点・変更点としてあげられています。

Release 8.0 - 9/20/2021(VuFind Change Log)
https://vufind.org/wiki/changelog#release_80_-_9_20_2021

VuFindR 8.0 Press Release
https://vufind.org/wiki/changelog:release-8.0

E2397 - 佛教大学図書館におけるAlma導入の目的と現況

 佛教大学図書館は,2020年6月にAlmaの運用を開始した。Almaは図書館サービスプラットフォーム(CA1861参照)のひとつであり,従来の図書館システムにリンクリゾルバや電子リソース管理システムなどの周辺部のシステムを包括したシステムである。クラウド上で提供されることも大きな特徴である。当館でのAlma導入について,2021年1月10日に行われた大学図書館問題研究会(現・大学図書館研究会)関西3地域グループの合同例会では,導入の意図や,さまざまな課題等について,筆者が運用初期段階での報告を行った。本稿においては,これを踏まえたうえで,当初抱いていたAlma導入の目的と,その現況に的を絞りつつ述べるものとしたい。

大学図書館向けプラットフォームにおけるカリキュラム開発支援強化の必要性(記事紹介)

学術情報流通に関連した多様な話題を提供する学術出版協会(Society for Scholarly Publishing:SSP)運営のブログ“The Scholarly Kitchen”に、2021年3月31日付けで記事“Library Vendor Platforms Need a Strategic Reboot to Meet Librarian Curriculum Development Needs”が掲載されています。筆者は大学図書館向け電子コンテンツ関連企業の創設者であるDavid Parker氏です。

同記事では、教科書価格の高騰、ハイブリッドコースやオンラインコースの増加、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを受けて、カリキュラム開発における大学教員と図書館員との関わりは大きく加速したとしています。

E2351 - 透明で公正なディスカバリーサービスのために

学術情報の統合的な検索を可能とするウェブスケールディスカバリーサービス(CA1772参照)が登場してから既に10年以上が経過している。日本においても,文部科学省が実施した2019年度の学術情報基盤実態調査によれば,国内の約20%の大学図書館がディスカバリーサービスを導入している。

スイス・ジュネーブ大学図書館、スイスの大学および図書館のコンソーシアム“Swiss Library Service Platform”が運営する検索・サービスポータル“swisscovery”への切り替えを発表

2020年9月29日、スイスのジュネーブ大学図書館が、西部スイス図書館ネットワーク“RERO”から、スイスの大学および図書館のコンソーシアム“Swiss Library Service Platform (SLSP) ”が運営する検索・サービスポータル“swisscovery”への切り替えを行うことを発表していました。切り替えは、2020年12月7日に行われる予定です。

SLSPは、15のスイスの大学および図書館により設立され、スイス国内の研究図書館475館が参加しています。

“swisscovery”は、ExLibrisのディスカバリサービス“Primo”を用いたディスカバリネットワークです。発表によると、同館の利用者は、3,000万以上の資料や30億以上のオンライン論文記事等が利用可能となります。また、SLSPのネットワークに参加する研究図書館のサービスが統合的に提供され、紙媒体の資料やオンライン資料の検索・利用が容易になるということも述べられています。

E2302 - 2019年から2020年の図書館システムの市場動向は?

図書館システムコンサルタントであるブリーディング(Marshall Breeding)氏による2つのレポートが公開されている。1つは氏の運営するウェブサイト“Library Technology Guides”上で2020年3月に公開された“Library Perceptions 2020: Results of the 13th International Survey of Library Automation”,もう1つは米国図書館協会(ALA)の刊行するAmerican Libraries誌2020年5月号掲載の“2020 Library Systems Report : Fresh opportunities amid consolidation”である。ともに継続的に発行されているもので,図書館システムの動向に関するマイルストーンとなっている(E1563ほか参照)。本稿ではこの2つの内容を概観する。

株式会社サンメディア、Ex Librisのディスカバリーサービス“Summon”の日本語による動画マニュアルを公開

2020年8月28日、株式会社サンメディアは、同社が代理店として取り扱うProQuest社傘下の図書館システムベンダEx Librisのディスカバリーサービス“Summon”について、動画マニュアルを作成したことを発表しました。

動画マニュアルでは、Summonの概要・基本検索・検索結果の絞り込み・フルテキストへのリンク・検索結果の利用・詳細検索・雑誌内検索の7つのテーマについて、日本語による紹介が行われています。

動画マニュアルは同社のウェブサイト上で公開されており、Summonの契約の有無にかかわらず視聴することができます。

《Summon》利用者向け動画マニュアルのご案内(サンメディアのオンラインサポート,2020/8/28)
https://www.sunmedia.co.jp/e-port/online-support/news/2020/08/summon.html

新型コロナウイルス感染症拡大下の社会の記憶をアーカイブするチリ大学の取り組み“Memoria COVID-19”:Ex LibrisのPrimoとAlmaを活用して構築(記事紹介)

2020年8月13日、ProQuest社傘下の図書館システムベンダEx Librisは、新型コロナウイルス感染症拡大下の社会の記憶をアーカイブするチリ大学の取り組みを紹介したブログ記事を公開しました。

チリ大学では、新型コロナウイルス感染症が社会に拡大する中で、遠隔学習・在宅勤務・必要とされるソーシャルディスタンシングやフィジカルディスタンシング・課外活動・強制的な制限事項など、人々が日常生活や活動においてどのような変化を経験しているかについて、情報を収集し公開する取り組みを実施しています。取り組みは同大学の哲学・人文科学部歴史学科と情報サービス・図書館本部が共同で進めており、新型コロナウイルス感染症に関する個人的な体験談を写真・動画・手紙・携帯電話で作成したテキスト・音声・画像などの形で広く募集しています。Ex Librisの“Primo”を用いた同大学図書館のディスカバリーサービス内に専用ページとして“Memoria COVID-19”が作成され、同ページ上でGoogleフォームから体験談を投稿したり投稿された体験談を閲覧することが可能になっています。

オープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のバージョン7.0が公開

米・ヴィラノヴァ大学図書館が開発しているオープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のVersion 7.0が、2020年7月20日に公開されました。

セキュリティの向上、ArchivesSpaceやKohaのRESTful APIといったいくつかのシステムとの統合のサポート、EBSCO Discovery ServiceやFOLIOとの互換性の向上、プラグイン生成ツールの強化等が行われています。

VuFind 7.0 Press Release(VuFind, 2020/7/20)
https://vufind.org/wiki/changelog#release_70_-_7_20_2020

参考:
オープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のバージョン6.0が公開
Posted 2019年7月16日
https://current.ndl.go.jp/node/38594

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