Linked Data

韓国、GLAM分野のデータをLinked Open Data型式で公開:APIも提供

2016年7月4日、韓国文化体育観光部と、韓国文化情報院が、美術館・図書館・文書館・博物館(GLAM)分野の公共データのデータベースを構築し、専用ウェブサイト“SMART GLAM KOREA”でのサービス提供を始めました。

文化体育観光部では、未来創造科学部のデータベース構築事業の支援を受け、GLAM分野の遺物・書籍・音源・映像などの140万件のデータをLinked Open Data(LOD)形式で公開しており、APIも用意されています。

総務省、LOD形式の統計データを提供開始

2016年6月30日、総務省は、同省統計局所管の国勢調査や経済センサスなど7統計の一部の統計データについて、LOD形式の統計データを作成し、政府統計の総合窓口(e-Stat)で提供を開始しました。

平成27年度に総務省統計局は、福井県、独立行政法人統計センター等と連携して、統計データをLOD形式で提供する「オープンデータモデル事業」を実施しましたが、この事業の成果にあたるものです。

統計におけるオープンデータモデル事業の成果-地域振興とビジネスの活性化に向けて-(総務省統計局統計情報システム課、2016/06/30)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei09_01000016.html

e-Stat 統計LOD
http://data.e-stat.go.jp/

関連:
福井県オープンデータライブラリ
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/toukei-jouhou/opendata/index.html

参考:
総務省、国勢調査等の統計データをLinked Open Dataで提供する「オープンデータモデル事業」の実施を発表
Posted 2015年4月24日
http://current.ndl.go.jp/node/28375

DOREMUS:音楽に関するメタデータの改善を目指すプロジェクト(フランス)(記事紹介)

2016年8月に開催される第82回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の資料として、フランスで行われている研究プロジェクト“DOREMUS”を紹介する記事が掲載されています。

2014年に開始された3年間の研究プロジェクト“DOREMUS”は、フランスの3機関(フランス国立図書館、フィルハーモニー・ド・パリ、ラジオ・フランス)が連携して、互いの目録データを豊かにし、Linked Open Dataとしてウェブ上で公開することを目指しており、発表原稿では、音楽分野の記述への、FRBRooや国際ドキュメンテーション委員会(CIDOC)のCRMモデルの拡張方法について説明がなされています。

DOREMUS : Connecting Sources, Enriching Catalogues and User Experience(IFLA)
http://library.ifla.org/1322/
http://library.ifla.org/1322/1/093-choffe-en.pdf

参考:
CA1434 - 博物館情報の標準化‐概念参照モデルの提案- / 菅野育子
カレントアウェアネス No.267 2001.11.20
http://current.ndl.go.jp/ca1434

【イベント】国立国会図書館と日本図書館協会による「日本十進分類法のLinked Data形式化に係る共同研究」成果報告会(7/4・東京)

2016年7月4日、東京都千代田区の国立国会図書館(NDL)東京本館で、「日本十進分類法のLinked Data形式化に係る共同研究」の成果報告会を開催します。

「日本十進分類法のLinked Data形式化に係る共同研究」はNDLと日本図書館協会(JLA)分類委員会が共同で、2015年4月から行ってきたものです。

プログラムは、
・日本十進分類法の概要及び今後の予定について(JLA分類委員会)
・共同研究の実施及びLinked Data化で直面した諸課題について(NDL電子情報部)
・NDC-LDのRDFモデルについて(ゼノン・リミテッド・パートナーズ・神崎正英氏)

を予定しており、定員は40名(先着順)で参加費は無料ですが、事前申込が必要です。

日本十進分類法のLinked Data形式化に係る共同研究(国立国会図書館)
http://lab.ndl.go.jp/cms/?q=ndcld2016

関連:
分類委員会(日本図書館協会)
http://www.jla.or.jp/committees/bunrui/tabid/187/Default.aspx

参考:
国立国会図書館、日本図書館協会と共同で日本十進分類法(NDC)のLinked Data形式化に係る研究を実施
Posted 2015年4月27日

韓国国立中央図書館、古新聞データベース事業で構築した記事・索引語をLinked Open Dataとして公開へ

韓国国立中央図書館(NLK)が2013年から実施している古新聞データベース事業において、今年の第4期事業では、16種54点の新聞を対象に作業を実施するとのことです。

これにより、114点の古新聞の画像4万4,379点、記事84万8,240点、索引語254万7,809点が利用可能になりますが、このうち、構築したデータの開放・共有・連携を目的に、記事と索引語339万6,049点をLinked Open Dataとしても公開するとのことです。

고신문으로 접하는 100년 전 뉴스(News) 속으로~- LOD 기반 고신문 DB 구축 사업 추진, 조선총독부관보활용시스템 새 단장 -(NLK,2016/5/2)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8546&notice_type_code=3&cate_no=4

参考:
韓国国立中央図書館、古新聞7タイトルをデジタル化
Posted 2014年10月27日
http://current.ndl.go.jp/node/27309

CA1746 - 動向レビュー:Linked Dataの動向 / 武田英明
カレントアウェアネス No.308 2011年6月20日

E1789 - LODチャレンジ2015における「参加型オープンデータ」の推進

 「オープンデータ」と聞くと,「国や地方公共団体等が公開する公共データ」を思い浮かべる方が多いのではないだろうか。そして,その公共データを使って民間がサービスを作り,地域の課題解決につなげる,というのが多く語られる文脈である(E1709,CA1825参照)。

米国デジタル公共図書館(DPLA)とEuropeanaが、オンライン文化資源の権利表示を提供するRightsStatements.orgを創設

2016年4月14日、米国デジタル公共図書館(DPLA)とEuropeanaが、RightsStatements.orgを創設したと発表しています。

RightsStatements.orgは、オンライン文化資源の著作権のステータスを交換することを目的に使用する権利表示を提供する取組みであり、DPLAとEuropeanaが、Creative Commons、Kennislandと連携して行なっています。

文化遺産機関やオンライン文化資源を集約するプラットフォームの要望に基づいて開発されており、この権利表示を使用することで、発見したオンライン文化資源の再利用の条件を明確にし、世界中でオンライン文化資源の再利用を促進することを目指しています。

権利表示は、

・Statements for works that are in copyright
・statements for works that are not in copyright
・statements for works where the copyright status is unclear

の3つに分類される11種類が用意されており、機械可読となるようにも設計されていて、11種の権利表示ごとに固有のURIが用意されているほか、Linked Dataとしても利用できます。

カタール国立図書館、目録データのLinked Data化に関し、Zepheira社と契約

カタール国立図書館とZepheria社が、目録データをLinked Data型式に転換しウェブ上で公開することに関して契約を結んだと発表されています。

アラビア語のコンテンツをLinked Dataとしてウェブ上で公開するの中東地域の図書館で同館が初めてとのことです。

Qatar National Library Signs with Zepheira to Bring Collections to the Web QNL is First Library in the Middle East to make the move to Linked Data technologies(Zepheira,2016/3/28)
http://zepheira.com/news/qatar-national-library-signs-with-zepheira-to-bring-collections-to-the-web/

参考:
シンガポール国立図書館委員会(NLB)がLinkded Dataへの取り組みに関してZepheira社と契約
Posted 2014年5月21日
http://current.ndl.go.jp/node/26173

書誌フレームワークの変革へ向けた取り組みを進める米国議会図書館(LC)がZepheira社と契約

韓国国立中央図書館、Linked Open Data(LOD)カンファレンス2016を開催

2016年2月25日に、韓国国立中央図書館(NLK)の国際会議場において「Linke Open Dataカンファレンス2016」が開催され、その発表資料がWeb上で公開されています。

「生活のなかのデータ、Linked Data、オープンデータ」をテーマに、呉教授(成均館大学文献情報学科)による基調講演“iSchool, Data Science, and DaaS” をはじめ、空間情報、医療情報、観光情報等に関する発表が行われており、韓国科学技術情報研究院(KISTI)からは「National Digital Science LibraryとLinke Open Data」、韓国国立中央図書館からは「豊かな知識生態系のための国家書誌(全国書誌)Linke Open Data」という報告が行われています。

생활 속 개방형 연결 데이터의 힘 공유(NLK,2016/2/22)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8424&notice_type_code=3&cate_no=0

Linked Open Data Conference 2016
http://lodac.kr/2016/
※発表資料(スライド)が公開されています。

参考:

上海図書館、Linked Open Data技術を利用した系譜ナレッジベースを公開

上海図書館が、Linked Open Data(LOD)技術を利用した系譜ナレッジベース“家谱知识服务平台”(家譜知識服務平台)を公開したと発表しています。

“家谱知识服务平台”は、人名、場所、時間、出来事、門地などの概念が関連付けられているため、概念や非キーワードを使っても正確に検索できるほか、年表や地図などビジュアルデータも提供されていることで、他のデータと見比べてある土地における特定の家系の広がり方を調べることも容易であるとのことです。

このプラットフォームは、(1)系譜資料の世界的な総合目録の構築(2)ワールドワイドウェブ基盤の同定登録・統一方針機能(3)表示・記述・クラウドソーシングを支援する持続的で書誌統制可能なもの、という3つの目標に基づいて構築されているとのことです。

また、同館所蔵の17万点以上の盛宣懐関連資料のデータ編集作業を行なって、中国史年表、地理用語集、系譜資料所蔵機関ダイレクトリを含む“standard semantic vocabulary”を作成し、これらのデータセットを“上海图书馆的开放数据平台”(上海図書館開放数拠平台)においてLOD形式で公開するとともに、APIも公表しているとのことです。

上海図書館、LOD技術利用のデジタル人文サービスを開始(上海図書館・上海科学技術情報研究所,2016/2/29)

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