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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2021年3月2日、群馬県立図書館は、「群馬県立図書館デジタルライブラリー」の県域化事業を開始したことを発表しました。
同館は前橋市・高崎市・桐生市・伊勢崎市・館林市・草津町の図書館と連携し、各館が所蔵する合計75点の貴重資料のデジタル画像を閲覧可能としました。「群馬県立図書館デジタルライブラリー」の「テーマ別一覧」のページから、搭載された各市町の資料を閲覧することができます。
2021年3月3日、NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク(宮城資料ネット)は、2021年2月13日に福島県沖で発生した地震で被災した福島県新地町の個人宅で、緊急の史料レスキューを実施することを発表しました。
史料レスキューは宮城資料ネットとふくしま歴史資料保全ネットワーク(ふくしま史料ネット)との共同で、2021年3月6日と7日に行われます。宮城資料ネットは、東北6県に居住等の条件を満たし、両日またはどちらかの作業に協力の可能な参加ボランティアを若干名募集しています。
399号 2021年2月13日地震 福島県新地町で史料レスキューを行います(宮城資料ネット,2021/3/3)http://miyagi-shiryounet.org/netnews399/
2021年3月1日、埼玉県の久喜市立図書館が、「久喜市デジタルアーカイブ」を公開しました。
同市が所有している郷土資料の一部をデジタル化し、デジタルアーカイブサイトADEACで公開したもので、現在、栗橋関所番に関する古文書や写真等のデジタル化資料(「島田家文書」(久喜市指定文化財)と久喜市所蔵の島田家に関する資料の一部)が搭載されています。
今後、2021年6月頃に「島田家文書」等の高詳細画像が搭載されるほか、様々な資料を順次公開するとしています。
「久喜市デジタルアーカイブ」を公開しました(久喜市立図書館,2021/3/1)https://www.kuki-lib.jp/info/?id=125
久喜市デジタルアーカイブのご利用について(久喜市,2021/3/1)http://www.city.kuki.lg.jp/kosodate/library/digitalarchive.html
2021年3月1日、千葉市図書館が、「千葉市地域情報デジタルアーカイブ」を公開したと発表しています。
同館では、千葉市が保有している地域資料や行政資料についてデジタル化を進めており、今回は、その第1弾として、『千葉市史』第1巻(原始古代中世編)をデジタル化し、デジタルアーカイブシステムADEACで公開したものです。
千葉市地域情報デジタルアーカイブを公開しました(千葉市図書館,2021/3/1)https://www.library.city.chiba.jp/news/news1685.html
千葉市地域情報デジタルアーカイブhttps://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/1210015200
2021年3月1日、鳥取県立図書館・鳥取県立博物館・鳥取県立公文書館・鳥取県埋蔵文化財センターの4館が共同で運営する「とっとりデジタルコレクション」が公開されました。
とっとりデジタルコレクションを公開しました。(とっとりデジタルコレクション,2021/3/1)https://digital-collection.pref.tottori.lg.jp/news/archives/6.html
『とっとりデジタルコレクション』の公開が始まりました!(鳥取県立図書館,2021/3/1)https://www.library.pref.tottori.jp/info/post-164.html
2021年2月26日から4月5日まで、福島県のいわき市立いわき総合図書館が、いわき資料コーナースポット展示「本からたどる“いわき”の震災10年」を開催しています。
東日本大震災から10年の節目を迎えるにあたり、同館5階地域資料コーナーの「東日本大震災いわき市復興ライブラリー」において、震災関連資料にスポットを当てた展示を行う内容です。復旧・復興の状況を振り返り、新たな一歩を進めるための一助にすることを目的に開催されています。
いわき資料コーナースポット展示「本からたどる“いわき”の震災10年」(いわき市図書館,2021/2/26)https://library.city.iwaki.fukushima.jp/viewer/info.html?id=4944
2021年2月24日、とちぎ歴史資料ネットワークが、栃木県足利市の山火事により、文化財の焼失や消火活動による水損の被害なども懸念されることから、人命と生活の安全が第一であるものの、文化財の被災などがあれば一報するよう呼びかけています。
@tochigi.shiryo.net(Facebook,2021/2/24)https://www.facebook.com/tochigi.shiryo.net/posts/152604590036121
参考: オーストラリア国立公文書館、相次ぐ森林火災に関連し、火災で被害を受けた場合の資料救済法について情報提供 Posted 2013年1月8日http://current.ndl.go.jp/node/22669
北海道の網走市立図書館が、2021年2月27日から3月14日まで、ふるさと学習展「私たちの学び舎―なつかしの風景」を開催すると発表しました。
市内各学校の風景写真や小中学校の設置および廃止の沿革の紹介のほか、絵葉書・卒業証書といった同館所蔵の学校関係資料や関連図書が展示されます。
ふるさと学習展は、「ふるさと学習支援事業」として、網走や北海道などで取り組まれている活動や事業を子どもにもわかりやすい内容で紹介する同館の企画展示です。
ふるさと学習展「私たちの学び舎―なつかしの風景」(網走市立図書館)https://www.city.abashiri.hokkaido.jp/270kyoiku/030tosyokan/tenji-event.html
2021年2月19日、歴史資料ネットワークは、緊急事務局体制へ移行すると発表しました。
2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震の被害が広範囲に及んでいることが確認されたことにより、2月18日に開催した運営委員会において決定されたものです。
緊急事務局体制へ移行します(2021年2月13日/福島県沖を震源とする地震)(歴史資料ネットワーク,2021/2/19)http://siryo-net.jp/info/20210219_info/
参考: 福島県沖で発生した地震で被害を受けた地域の「資料ネット」、歴史資料の被災状況の調査や資料保全に関する相談の受付等を開始 Posted 2021年2月15日https://current.ndl.go.jp/node/43272
2021年3月20日、オンライン開催により、2020年度地域歴史資料継承領域オンラインシンポ「地域横断型の歴史文化継承~大学・自治体・地域住民等による連携事例~」が行われます。
同シンポジウムは、神戸大学の奥村弘教授を研究代表者とする科学研究費助成事業(特別推進研究)「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」のA班「地域歴史資料継承領域」が主催します。文化財保護法の改正、都道府県による文化財保存活用大綱の策定、市町村が作成する文化財保存活用地域計画の作成等を背景に、各地の大綱や地域計画の有りようや、多様な連携関係のもとで展開される地域歴史資料の保全と活用の実践例や体制づくりの具体例の情報共有の機会として開催されます。
参加には事前の申し込みが必要です。主なプログラムは次のとおりです。
・開会挨拶 奥村弘氏(神戸大学大学院人文学研究科教授)
・趣旨説明 松下正和氏(神戸大学地域連携推進室特命准教授)
・資料紹介 「史(資)料ネットの活動からみた全国の文化財保存活用大綱策定状況について」 浜田拓志氏(歴史資料保全ネット・わかやま会員/奈良文化財研究所埋蔵文化財センター客員研究員)
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