出版

E341 - 電子リザーブの著作権問題(米国)

大学の講義で使用する指定図書やシラバス等を電子的に蓄積して学生に提供しようとする“electronic course reserve”が米国等で導入されている。日本では,「電子リザーブ」または「電子的授業支援サービス」などと訳されており,東京学芸大学の事例が報告されている。講義で使用する指定図書等…

E255 - 出版社団体が出版の自由を求め提訴(米国)

こうしたOFACによる規定が,通商停止状態にあっても情報資源は例外としたこれまでの議会の決定に抵触しており,また経済制裁下にある国の情報でも出版を制限することは出版の自由に抵触し違憲であると,出版社団体側は提訴の理由を述べている。同時に,編集等に関してどの程度まで許され…

CA842 - 本の新しい販売方法 / 中村規子

第1回国際電子出版展(開催:'92年6月,東京・池袋)において見られたように,実に多種多様な電子出版物が刊行されている。この電子出版物の出現などが引き金となって,従来とは異なった図書や百科辞典の販売方法が試みられるようになってきた。米国でもついこの間まで,百科辞典の販…

E212 - 情報提供のデジタル化が民主主義を脅かす?−元ALA会長の報告書

クラニッチ氏は報告の中で,インターネットなどの新技術は無数の情報への自由なアクセスの機会をもたらした反面,メディア産業の強大化,ライセンス契約や著作権法等による情報の「囲い込み(enclosure)」も招いていること,新技術の複雑さや費用面の問題から情報へのアクセスが制限される…

CA804 - 書目文献出版社の活動 / 岡村志嘉子

北京にある書目文献出版社は,書誌類や図書館学関係書の専門出版社である。中国では政府機関や大学の多くが出版部門を持っているが,この書目文献出版社も,実は北京図書館(中国国家図書館)の内部組織である。昨年9月末,北京・文津街の北京図書館分館にある同社を訪れ,李万健副編集…

CA776 - 図書の流通を妨げるもの / 大村美由紀

日本の学術図書館界は,購入・交換等の方法により,海外から大量に図書館資料を受け入れており,我が国ではそのこと自体を何ら問題のない,いわば当り前のこととして受け止めている。しかしながら,世界的にみれば図書や印刷物の健全な流通を阻むさまざまな要因があり,これらは排除さ…

E167 - 揺らぐ学術雑誌の包括パッケージ契約モデル

同様の動きは,ハーバード大のほか,デューク大,ノースカロライナ州立大,ノースカロライナ大が設立したコンソーシアムであるトライアングル研究図書館ネットワーク(TRLN)等でも報告されている。一方,英国では,下院の科学技術特別委員会が学術雑誌出版に関する調査を開始すると2003…

CA762 - グラスノスチがもたらしたもの / 岩澤聡

ここ数年のソ連・東欧の出版界の混沌状況は,アメリカの図書館に直接影響を及ぼしている。出版物の価格の高騰,伝統的な流通ルートの混乱,書誌コントロールの欠落により,出版物の入手が困難になってきている。グラスノスチ以前,ソ連における情報伝達の基本原則は,「集合的宣伝機関…

CA747 - 最近のソビエトの出版統計から / 兎内勇津流

外国向けのソ連の出版計画情報誌Novye Knigi SSSRに,最近1989年の出版統計が掲載された。それによると,当該年度中にソ連国内では7万6711点の図書が出版された。総冊数は22億5145万,平均ページ数は206であった。出版点数は,1975年に8万3439点となった前後から停滞していたが,89年は前年を5千点近く…

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