音楽資料

池田町図書館(長野県)、図書館長の思いつき企画第2弾「『ROCK IN LIBRARY』~洋楽特集~」展を開催中:館長のコレクションを紹介する持ち込み企画

長野県の池田町図書館が、図書館長の思いつき企画第2弾として「『ROCK IN LIBRARY』~洋楽特集~」展を開催しています。図書館で音を出さずに音楽との融合ができないかと考え実施されているものです。

報道等によると、館長のコレクションを紹介する持ち込み企画で、館長が学生の頃に通っていたロックやポップスのコンサートで入手したパンフレットや、レコードやコンサートグッズなど、館長が保管していた約30点が展示されているとのことです。アーティストに関する書籍も合わせて展示されており、展示はゴールデンウイーク明けごろまで行われる予定と報じられています。

@Ikeda.Kaede.2019(Facebook,2021/3/11)
https://www.facebook.com/Ikeda.Kaede.2019/posts/221615033038814

東京藝術大学附属図書館、「東京藝術大学附属図書館 デジタルコレクション」を正式公開

2021年4月1日、東京藝術大学附属図書館が、「東京藝術大学附属図書館 デジタルコレクション」を公開しました。

2020年1月からテスト版として学内限定で公開していたものを正式に公開したもので、現在のところ、和漢書、楽譜、文書・記録類、写真等が搭載されています。

和漢書には『古画備考』『役者評判記』等が、楽譜には日本で最初期に輸入されたピアノ教則本のバイエルや、東京音楽学校(本学音楽学部の前身)に設置されていた邦楽調査掛が採譜した伝統的な邦楽曲(雅楽等)の五線譜等が、文書・記録類には音楽取調掛(東京音楽学校の前身)時代に作成された文書や記録が搭載されています。

東京音楽大学付属図書館、同大学主催・関係の演奏会プログラム・チラシの画像を学内ネットワークから閲覧できる「東京音楽大学演奏会アーカイブ」を開設:OPACからの検索も可能

東京音楽大学付属図書館が、2021年3月25日付の同館公式ツイッターで、「東京音楽大学演奏会アーカイブ」の開設を発表しています。

学内ネットワークから、1965年以降の同大学主催・関係の演奏会のプログラム・チラシの画像を閲覧できるもので、同館のOPACからも検索可能です。

@tcmlib(Twitter,2021/3/25)
https://twitter.com/tcmlib/status/1374905897017692162

東京音楽大学演奏会アーカイブ
https://tokyo-ondai-lib.jp/program/

【イベント】国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部第68回例会「音楽資料目録データの作成から見た音楽資料目録と音楽図書館」(2/7・オンライン)

2021年2月7日、国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部第68回例会「音楽資料目録データの作成から見た音楽資料目録と音楽図書館」が、オンラインで開催されます。

講師は、IAML日本支部個人会員の鳥海恵司氏(株式会社トッカータ)です。音楽資料のMARCレコードおよび書誌・典拠データベースの構築とシステムの標準化から見た、日本の音楽資料目録と音楽図書館について、推移と現状、課題に関して講演が行われます。

定員は80人で、事前の申し込みが必要です。

最新ニュース(IAML日本支部)
http://www.iaml.jp/saishin.html
※2021年1月21日付で、「第68回例会のご案内」が掲載されています。

IAML 日本支部第 68 回例会のご案内 [PDF:1ページ]
http://www.iaml.jp/IAMLRM68.pdf

米・サウスカロライナ大学図書館、ロックバンドKISSのファンからコレクションの寄贈を受ける:2021年夏に展示を実施予定

2020年12月15日、米・サウスカロライナ大学図書館が、ロックバンドKISSのファンから、コレクションの寄贈を受けたと発表しています。

同館がコミックスコレクションの寄贈を受けたのを知り、ダウンズ(Downs)夫妻が、2020年の初めに寄贈したものです。

コレクションは約400点からなり、もともとメンバーが所有していたサイン入りのギター26本、ステージ写真、初期のサイン入り白黒写真、ギタリストで創設メンバであるポール・スタンレーによるオリジナル作品、コンサートの記念品等を含むと説明されています。

同館では、今回の寄贈により、同館の20世紀および21世紀のポピュラーミュージックのコレクションが大幅に強化されるとしています。同館の19世紀から20世紀にかけての音楽・映画・テレビ・コミック・グラフィックノベルといったポピュラーカルチャーに関するコレクションとの親和性があり、音楽・ビジュアルアート・現代史・経営史・マーケティングを専門とする学生や教員による利用が見込まれるとしています。

同館では、同コレクションを用いた展示を2021年夏に予定しています。

米・ミシシッピ州立大学図書館、ネブラスカ州在住の個人の収集家による約5万曲相当の楽譜コレクションの寄贈を受入:米国最大規模の楽譜所蔵機関に

2020年12月10日、米国のミシシッピ州立大学は、同大学の図書館に対して、ネブラスカ州オマハに在住する個人の収集家であるクリアリー(Janice Cleary)氏が楽譜コレクションの寄贈を行ったことを発表しました。

現在95歳のクリアリー氏は、長年にわたってラグタイムの楽曲を中心とする楽譜の収集を行い、ガーシュウィン(George Gershwin)・ブレイク(Eubie Blake)など様々な作曲家による約5万曲相当の楽譜コレクションを構築していました。クリアリー氏の家族を介して、著名なピアニストであるバーンハート(Jeff Barnhart)氏からの勧めにより同館への寄贈が行われたことを紹介しています。

お知らせの中で、ミシシッピ州立大学図書館は、合計2万点以上のミュージカル楽曲・ラグタイム・1860年代以降のポピュラー音楽の楽譜コレクション“Charles H. Templeton Sr. Sheet Music Collection”を所蔵しており、楽譜コレクションの保存・利用・デジタル化等に関する同館の取り組みへの評価が、バーンハート氏による寄贈の勧めに繋がったことが挙げられています。

ミシシッピ州立大学図書館はクリアリー氏のコレクションが加わったことにより、米国最大規模の楽譜の所蔵機関となっています。

フィンランド国立図書館、シベリウスの手稿譜コレクションの入手を発表

2020年12月8日、フィンランド国立図書館が、ジャン・シベリウスの手稿譜コレクションを入手したことを発表しました。

同コレクションは、1,230ページ以上の手稿譜であり、ジャン・シベリウス直筆の注釈が付されたスコアや、リヒャルト・シュトラウスによる手書きの注釈が付されたスコア等で構成されています。

発表の中では、手稿譜は研究や音楽界にとって重要であり、加えて、文化的・国家的遺産としても価値があると述べられています。また、今回の入手は、Ella and Georg Ehrnrooth Foundation等からの助成や民間スポンサーからの寄付によって実現したと紹介されています。

【イベント】ZOOMによる座談会「近代遺産の発掘と活用 寄贈資料を引き継ぐ~SPレコード~」(11/21・オンライン)

2020年11月21日、ウェブ会議サービスZoomによるオンライン形式で、ZOOMによる座談会「近代遺産の発掘と活用 寄贈資料を引き継ぐ~SPレコード~」が開催されます。

同座談会は、大阪府吹田市の関西大学博物館を中核館とする、文化庁による地域と共働した博物館創造活動支援事業「関西圏大学ミュージアム連携活性化事業 ようこそ大学ミュージアムへ―つなぐ・つなげる・つながる―」の取り組みとして行われ、事業の実行委員会である「かんさい・大学ミュージアム連携実行委員会」が主催します。

歴史的音源としての価値だけではなく、社会状況を反映する資料としての意味を持つSPレコードについて、それらを活かすデータベースとはいかなるものか、その意義について具体例を挙げ、討論、提言する機会として開催されます。開催の背景として、大阪芸術大学(大阪府南河内郡)と関西大学が大阪音楽大学(大阪府豊中市)に寄贈されたSPレコードを引き継ぎ、整理作業に取り組んだことが挙げられています。

参加には事前に電子メールで申し込みする必要がありますが、参加費は無料です。主なプログラムは次のとおりです。

アウグスブルク州立・市立図書館(ドイツ)、同館の所蔵する17世紀以前に作成された手稿譜約80点のデジタル化事業を開始

2020年10月29日、ドイツのアウグスブルク州立・市立図書館(Staats- und Stadtbibliothek Augsburg)は、2020年11月から同館の所蔵する17世紀以前に作成された手稿譜(Musikhandschriften)約80点について、デジタル化事業を開始することを発表しました。

同館の手稿譜のデジタル化は、ドイツ研究振興協会(DFG)の2年間の助成の下、バイエルン州立図書館(BSB)との共同により、包括的な音楽学上の資料整備とインターネットを通した資料の無料提供を目的とするプロジェクトとして実施されます。このデジタル化事業では、オンライン目録の作成や、最新のサーモグラフィー技術による「透かし(Wasserzeichen)」も含めた高品質な原資料のスキャンが行われます。

1537年に設立されたアウグスブルク州立・市立図書館の所蔵する手稿譜は、その多くが市内の修道院や神学校に由来し、ルネサンス期のフッガー家によるコレクションの中でも重要な位置を占めた資料群です。所蔵コレクションには、当時の作曲家オルランド・ディ・ラッソによる合唱曲の豪華な装飾の施された大判の楽譜などが含まれています。

英国の図書館・文書館所蔵の音楽資料を検索できる“RISM UK Catalogue”が公開

2020年10月16日、英国図書館(BL)は、RISM(UK) TRUSTが“RISM UK Catalogue”を公開したと発表しています。RISM(UK) TRUSTは、英国の図書館・文書館所蔵の手稿譜や印刷版の音楽資料を把握するために1984年に設立された組織です。

世界の図書館・文書館に所蔵される1850年以前の音楽資料の所在目録RISMのサブセットとして、英国の図書館・文書館で所蔵されている1600年から1800年にかけての印刷物や手稿の音楽資料や、世界中の図書館で所蔵されている冊子体のコンコーダンスのデータが含まれています。

これら検索対象データは、RISM(UK) TRUSTが、2001年から2007年にかけて、BLおよびロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校と共同で実施した“UK Music Manuscripts (1600-1800) ”プロジェクトにおける、既存のカード目録等からのデータ入力や、それまで調査されていなかった作者不明の作品の目録化作業によるものです。

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