オーラルヒストリー

米・ユタ州立大学、ユタ州内の住民から収集した「オピオイド危機」に関する32件のインタビューの録音記録コレクションを同大学のデジタルアーカイブで公開

2020年2月28日、米・ユタ州立大学は、同大学の大学エクステンションと大学図書館が共同して、「オピオイド危機(opioid crisis)」に関するインタビュー録音記録のコレクション“Informing the National Narrative: Stories of Utah’s Opioid Crisis Digital Collection”を、同大学のデジタルアーカイブ“Digital History Collections”で公開したことを発表しました。

同コレクションは、米国で社会問題化している医薬品オピオイドの過剰摂取による死亡事故の急増等の「オピオイド危機」について、回復期にある患者・患者の家族・治療の提供者など、オピオイドの流行と関わりのあるユタ州内9郡の住民から収集した32件のインタビューの音声とトランスクリプトで構成されています。インタビューは同大学の職員らによって、2019年の6月から12月に行われ、精査済のトランスクリプトは2020年1月に完成しました。

立命館大学ゲーム研究センター等によるゲームオーラルヒストリープロジェクトの2019年度の調査実績が更新

2020年1月17日、立命館大学ゲーム研究センターが、ゲームオーラルヒストリープロジェクトの2019年度の調査実績を更新したと発表しています。

同プロジェクトは、立命館大学ゲーム研究センター、一橋大学イノベーション研究センター、筑波大学、早稲田大学が共同で実施しているプロジェクトで、成果は、一橋大学イノベーション研究センターのリサーチライブラリで公開されています。

@rcgstudies(Twitter, 2020/1/17)
https://twitter.com/rcgstudies/status/1218040120525254656

オーラルヒストリー(立命館大学ゲーム研究センター)
https://www.rcgs.jp/?page_id=204

地域情報アーカイブ化事業実行委員会・豊中市立図書館(大阪府)、地域の記憶を映像と活字で記録する北摂アーカイブス「わがまちの歴史を語る」を実施

2020年1月25日、大阪府の豊中市立岡町図書館において、地域情報アーカイブ化事業実行委員会及び豊中市立図書館が主催する、北摂アーカイブス「わがまちの歴史を語る 住宅地の暮らし2 岡町住宅地」が行なわれます。

「わがまちの歴史を語る」は、昭和時代を中心に、豊中の歴史、文化、暮らし、生活などの体験を地域の方々に語ってもらい、そのような地域の記憶を映像と活字で記録するものです。

2回目の開催となる今回は、阪急宝塚線岡町駅西側に広がる岡町住宅地の成り立ちとそこでの暮らしなどについて語り手から伺うとしています。

費用は無料ですが、定員は30人(先着順)です。

北摂アーカイブス「わがまちの歴史を語る」 住宅地の暮らし2 岡町住宅地(豊中市, 2020/1/7)
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/jinken_gakushu/toshokan/event/hokusetsu20200125.html

調布市(東京都)、「令和元年度 戦争体験映像等記録事業」の協力者募集開始:完成したDVDは市内の図書館に配架

2019年11月8日、東京都調布市が、「令和元年度 戦争体験映像等記録事業」の協力者募集を開始しました。

同市では、戦争を体験した市民の体験談をDVDに収め、記録・保存する事業を行っており、制作したDVDは、市内小中学校等に配布するほか、市内の図書館にも配架し、利用できるようにしています。

調布市戦争体験映像記録事業にご協力いただける方を募集(調布市,2019/11/8)
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1573018625395/index.html

調布市戦争体験映像記録事業(平成28年度)の発行(調布市,2017/5/11)
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1492674295341/index.html

CA1958 - 脚本アーカイブズ活動の成果と今後の展望 / 石橋 映里

PDFファイル

カレントアウェアネス
No.341 2019年9月20日

 

CA1958

 

脚本アーカイブズ活動の成果と今後の展望

日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム:石橋映里(いしばしえり)

 

米・キーンランド図書館、サラブレッド産業の歴史を保存し後世に伝えるためのオーラルヒストリープロジェクトを開始

2019年8月26日、サラブレッド産業を手掛ける米・ケンタッキー州のキーンランドは、同社が運営するキーンランド図書館が、サラブレッド産業の歴史を保存し後世に伝えるためのオーラルヒストリープロジェクト“Life’s Work Oral History Project”を開始したことを発表しました。

キーンランド図書館のウェブサイトによると、同館はサラブレッドに関する情報では世界有数の所蔵規模を誇る公共の研究・参考図書館であり、3万冊近くの書籍と約100万枚の写真、馬産業のあらゆる面に関する数千の新聞、雑誌記事を所蔵しています。

今回のプロジェクトは米・ケンタッキー大学図書館の“Louie B. Nunn Center for Oral History”及びサラブレッドに関する電子新聞“Thoroughbred Daily News”との連携により行われ、サラブレッド産業に従事する著名な人物のインタビュー動画やポッドキャストが作成、公開されます。

米・ニューヨーク市立大学シティカレッジ(CCNY)図書館、著名なアフリカ系米国人アーティストのオーラルヒストリーのデジタル化実施を発表

2019年7月16日、米・ニューヨーク市立大学シティカレッジ(CCNY)図書館が、著名なアフリカ系米国人アーティスト(演劇、舞踊、視覚芸術、音楽、作家等)のインタビューやパネルディスカッションといった221のオーラルヒストリーの記録をデジタル化すると発表しました。

音楽を専門とするグラミー博物館が毎年実施している助成プログラムからの助成金2万ドルを得て、同大学の元教授が1960年代から取集し図書館に寄贈された録音テープ“Hatch-Billops Oral History Collection”の一部を対象に実施されます。

閲覧用のデジタル化データは、同大学や、ARTstorと契約している他のニューヨーク市立大学の機関からアクセスできるようになる予定です。

米・コロンビア大学及びオバマ財団、オバマ前米国大統領に関するオーラルヒストリー収集プロジェクトの実施を発表

2019年5月16日、米・コロンビア大学及びオバマ財団は、同大学のColumbia Center for Oral History Researchが、ハワイ大学及びシカゴ大学と連携し、オバマ前米国大統領に関するオーラルヒストリーを収集するプロジェクトを実施することを発表しています。

ハワイ大学はオバマ氏の若年期、シカゴ大学は同氏のシカゴでの時期に焦点を当てることになっています。

今後5年間で、約400人の関係者に対してインタビューが行われる予定です。収集されるオーラルヒストリーは、2026年までにオンラインで公開される予定となっています。

The Obama Foundation and Columbia Join Forces(Columbia News, 2019/5/16)
https://news.columbia.edu/news/obama-oral-history

米国議会図書館(LC)の米国民俗センター(The American Folklife Center)、米国・オレゴン州の在宅医療従事者のオーラルヒストリーアーカイブを公開:Occupational Folklife Projectの成果

米国議会図書館(LC)の米国民俗センター(The American Folklife Center)は、2018年12月26日付けのブログ記事において、米国・オレゴン州全域の在宅医療従事者の生活と経歴を記録したオーラルヒストリーアーカイブの公開を発表しています。

現代の米国における労働者の文化を記録するために米国民俗センターが実施しているプロジェクト“Occupational Folklife Project”の一部として行われた調査の成果であり、 “Taking Care: Documenting the Occupational Culture of Home Health Care Workers” と題されたオーラルヒストリーアーカイブで35のインタビューが公開されています。

宝塚市立中央図書館(兵庫県)、マチ文庫をつくるための連続講座2018「あの人に聞く宝塚の町のはなし 第1回 梅野町のマドンナ登場」を開催:インタビュー内容は冊子に

兵庫県の宝塚市立中央図書館が、2018年9月29日に、マチ文庫をつくるための連続講座 2018「 あの人に聞く宝塚の町のはなし」の第1回「梅野町のマドンナ登場」を開催しました。

宝塚市立図書館では、ひとりひとりの中にある宝塚の記憶や経験を小さな本にまとめ、共有し、保存していくの取り組み「マチ文庫をつくるための連続講座」を開催していますが、2018年度は、これまでの2年間行ってきた座学形式の入門講座ではなく、毎回、宝塚に関わりの深い人をゲストに招き、聞き手がその人にインタビューをして、その内容を1冊にまとめるという形式で実施されます。

インタビュアーの話の引き出し方や、聞き取った内容の本への纏められ方等の過程を実地に見て、参加者が、本(冊子)の作り方を学ぶことが目的です。

第1回目は多数の芸者がいた宝塚温泉街の思い出話を元芸者に聞く内容で行われました。

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