ラーニングコモンズ

【イベント】第3回UEC AIAミニシンポジウム「AI・ビッグデータ×図書館 ~デジタル革新による共創の場の再生~」(3/4・オンライン)

2021年3月4日、電気通信大学附属図書館(東京都)の実験的学修スペースである“UEC Ambient Intelligence Agora(AIA)”運営委員会が、第3回UEC AIAミニシンポジウム「AI・ビッグデータ×図書館 ~デジタル革新による共創の場の再生~」を、ウェブ会議サービスZoomウェビナーによりオンライン開催します。

同館のAIAを中心に展開しているAI・ビッグデータ研究の成果を共有し、コロナ禍におけるデジタル革新と学修の場の再生を議論する目的で開催されます。

電気通信大学の所属者だけでなく、学外者も参加可能ですが、参加には事前の申込が必要です(先着500人)。当日の主なプログラムは次のとおりです。

●電気通信大学が目指す超スマート大学像とAIA
 岡山義光氏(理事(キャンパス情報基盤担当))

●コロナ禍のAIAにおける研究活動の展開
 西野哲朗氏(情報学専攻教授、学術院長、情報理工学研究科長)

●ウィズ/アフターコロナ下における学修空間:Ambient Intelligence Agoraの現状と展望
 村田輝氏(学術情報課長)

●3密の可視化による環境・行動制御
 石垣陽氏(情報学専攻特任准教授)

電気通信大学附属図書館(東京都)、感染症対策として館内にサーマルカメラと環境可視化パネルを設置

東京都調布市の電気通信大学附属図書館が2020年11月27日付で、感染症対策用の人工知能(AI)による顔認証付きサーマルカメラ(熱感知カメラ)と環境可視化パネルを館内に設置したことを発表しています。

同館はこれらの設備の導入の目的として、ICTを活用した環境・行動制御によって図書館の安全・安心な利用を可能にし、学生の能動的な学びの再生を図ることを挙げています。

サーマルカメラは同館の入館ゲートと連携するように設置され、従来からの利用証による認証に加えて、マスクの未着用または規定値を超えた体表面温度を検知した場合にはゲートが開かない仕組みとなっています。

また、同館のアクティブラーニングスペースである“UEC Ambient Intelligence Agora(AIA)”には、環境可視化パネルが設置されました。AIAは学修利用のほか、研究利用が可能な空間として設計され、従来から温湿度や二酸化炭素濃度等を測定するセンサーを備えていますが、新たに設置した環境可視化パネルは、各センサーが取得した環境データを大型ディスプレイに可視化するものです。感染リスクの指標となるデータをリアルタイムで確認しながら、利用者による適切な自律的行動、職員によるデータに基づく館内換気が可能になる、と説明しています。

宮崎大学附属図書館の本館が2020年7月15日にリニューアルオープン:「「共創の場」としての図書館」をコンセプトとした約1年に及ぶ全面改修を経て開館

2020年7月20日、宮崎大学は、同大学の附属図書館の本館が、約1年の全面改修工事を経て7月15日にリニューアルオープンしたことを発表しました。

同館の改修は「「共創の場」としての図書館 ~共に学び、考え、創る~」をコンセプトとして実施されました。ラーニングコモンズやグループ学習室等の再整備・機能強化によって、学生のコミュニケーション能力、ディスカッション能力、プレゼンテーション能力、情報リテラシーなどを高めることなどが企図されています。館内にはリフレッシュ空間としてカフェが併設されています。また、同館1階の展示スペースでは、同大学農学部出身の著名な進化生物学の研究者・根井正利氏を顕彰する資料や、同大学が6月に開設した宮崎県高千穂町土呂久地区の砒素公害等に関する資料室「土呂久歴史民俗資料室」の貴重資料の展示などが行われています。

その他、同館の3階には、図書館と大学の国際連携センターが連携し、米国国務省からの助成を受けて企画した「アメリカ国務省×宮崎大学 図書館プロジェクト」の一環として、アメリカンインフォメーションデスクが設置されています。

学術図書館のラーニングコモンズは学生のニーズへどのように応えているか(文献紹介)

2020年6月15日付で刊行された、カナダ・アルバータ大学のラーニングサービス部門が出版するエビデンスに基づいた図書館及び情報実践を扱った季刊誌“Evidence Based Library and Information Practice”の第15巻第2号に、米・ネブラスカ大学リンカーン校のErica DeFrain准教授らの研究に基づく論文“Interiors, Affect, and Use: How Does an Academic Library’s Learning Commons Support Students’ Needs?”が掲載されています。

DeFrain准教授らは、学術図書館のラーニングコモンズを利用する学生の学習ニーズ・満足度、好む傾向等を明らかにすること、特にラーニングコモンズによる共同作業を促進するような環境作りが、集中した研究への取組等の支援という学術機関の目的に合致しているかどうかを明らかにするための研究を実施しました。研究は質的量的アプローチを組み合わせた混合研究法によって実施され、9,249人・59時間分の行動観察記録と302人の学生に対するアンケート、10人の学生への3回の半構造化フォーカスグループインタビューが行われています。

研究の結果として次のようなことが報告されています。

兵庫教育大学附属図書館、青空教室フェス「BLUE CLASS」の運営費用を募るクラウドファンディングを開始

兵庫教育大学附属図書館は、2019年12月16日から2020年1月31日までの期間、青空教室フェス「BLUE CLASS」の運営費用を募るクラウドファンディングを実施しています。目標金額は100万円です。

「BLUE CLASS」は、市民・学生・教員が交流・議論する「ラーニングコモンズ」として青空教室を開催するイベントです。2018年の開始以降、同大学の敷地内で「ブックリサイクル」「土・木・光:生活のなかにあふれるSDGs」「多様性/多様な性」をテーマとして計3回開催されています。

今回クラウドファンディングの対象となっている第4回では、規模を拡大して神戸市東遊園地での開催を予定しており、テーマは「レ・クリエーション:遊び・創造・教育」となっています。

青空教室BLUE CLASSプロジェクトで、クラウドファンディングをはじめました。(兵庫教育大学)
https://www.hyogo-u.ac.jp/blue_class.php

東京学芸大学附属図書館、同大学の学生を対象としたアンケート調査「図書館における学習環境改善のための調査」の結果概要を公表

2019年9月6日、東京学芸大学附属図書館は、アンケート調査「図書館における学習環境改善のための調査」の結果概要を公表しました。

2019年度末から2020年度にかけて予定されている同館の増築工事に先立ち実施されたものであり、調査目的は「東京学芸大学附属図書館ラーニングコモンズの増築に伴い、その機能を強化するにあたって、学生の学習状況や図書館の利用方法、図書館に期待していることは何かを把握すること」としています。

調査は2019年2月22日から2019年3月31日、2019年5月8日から2019年6月30日の期間、同大学の学部学生・大学院生を対象としてウェブサイト上で実施され、回答総数は378名(学部学生284名・大学院生88名)でした。

結果概要には、利用目的やグループ学習等に関する設問の回答結果概要が掲載されています。また、「あなたの参加している授業やゼミの課題を行うために、現在の図書館に足りないもの/空間は何だと思いますか」という設問の回答も掲載されており、上位3位は「資料や文献」「電源が使える場所」「発声練習や朗読練習のできる場所」となっています。

【イベント】セミナー「学習スペースの最先端—スペースの活用・評価・改善—」(9/3・豊中)

2019年9月3日、大阪大学豊中キャンパス(大阪府豊中市)において、同大学全学教育推進機構教育学習支援部が主催し、同大学附属図書館が共催するセミナー「学習スペースの最先端—スペースの活用・評価・改善—」が開催されます。

日本を含む世界中の大学で学習スペースの調査研究を行っているジョン・オージェリ氏(パリデジタル大学共同創立者兼プロジェクト・ディレクター、上智大学海外招聘客員教員)が、学習スペースの最先端とその活用法、及び評価・改善のツール(LSRS)の紹介を行う内容です。使用言語は「英語・通訳無(部分解説あり)」とあります。

参加費は無料であり、参加対象及び定員は学内外の教職員40名(事前申し込み要、先着順)となっています。

学習スペースの最先端—スペースの活用・評価・改善—(大阪大学全学教育推進機構教育学習支援部)
https://tlsc.movabletype.io/event/190903.html

島根大学附属図書館、ラーニングコモンズに小・中学生の自由研究のためのスペースを設置:島根大学総合博物館「#カイジュウ展」との連携企画

島根大学附属図書館が、2018年8月16日から8月24日にかけて(18日・19日は休館)、同館ラーニングコモンズに、小・中学生の自由研究のためのスペースを設置します。

島根大学総合博物館「#カイジュウ展」との連携企画で、「カイジュウ(海獣)」に関する本約50冊が用意されてるほか、10色のフェルトペンも準備されています。

関連イベントとして、17日と23日に、職員が図書館内を案内する「大学の図書館ってどんなとこ?」も開催されます。

夏休みの宿題や自由研究の仕方を教えるものではなく、子どもたち自身が用意されている本を用いて調べ学習をするものです。

カイジュウ展を見て自由研究をまとめよう(島根大学附属図書館,2018/8/8)
https://www.lib.shimane-u.ac.jp/new/2018080700039/

秋田県立大学秋田キャンパス図書館内に「八郎潟・八郎湖アーカイブ」が開設

2018年6月13日、秋田県立大学秋田キャンパス図書館のラーニング・コモンズ内に「八郎潟・八郎湖アーカイブ」が開設されました。

干拓前後で変わった八郎潟・八郎湖の自然や歴史、文化などについて、研究者と地域住民が一緒に学び、今後のあるべき姿を考えることを目的に、同大学の教員により3月に設立された「八郎潟・八郎湖学研究会」によるもので、アーカイブでは、同学会が収集した八郎潟・八郎湖に関する主要文献が展示されるとともに、それら文献を閲覧することも可能となっています。

<秋田キャンパス>「八郎潟・八郎湖アーカイブ」を開設します(秋田県立大学 図書・情報センター)
https://libwww.akita-pu.ac.jp/drupal/?q=node/131

参考:
島根大学附属図書館、「地域情報コミュニティラボ」を開設
Posted 2017年2月2日
http://current.ndl.go.jp/node/33377

『大学時報』2018年5月号が「大学図書館最新事情」を特集

日本私立大学連盟が刊行する隔月誌『大学時報』の2018年5月号(2018年5月20日刊行)に、「特集 大学図書館最新事情」として、以下の6本の記事が掲載されています。全文をウェブサイトからダウンロード・閲覧可能です。

・ビーコンアプリによる施設利用促進 村居昌俊
・知の劇場を目指して ─アカデミックシアターを利用した新しい学習環境づくり 岡友美子
・図書館建築キャンパスプロジェクト 竹内康弘
・「学びが見える、学びに触れる、学びあえる」を目指して 板木雅彦
・利用を疑似体験するRPG型ガイダンス ー図書館利用教育プログラム「Libardry」 寺島哲平
・ラーニングコモンズを超えて ─千葉大学アカデミック・リンクのこれまでとこれから 竹内比呂也

大学時報 No.380 2018年5月発行
https://daigakujihou.shidairen.or.jp/list/contents/?jihou=380

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