クロアチア

E2182 - 2019年IIPC総会・ウェブアーカイブ会議<報告>

国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC;CA1893参照)の総会及びウェブアーカイブ会議(WAC;E2101ほか参照)が,2019年6月5日から7日まで,クロアチアの首都ザグレブで,クロアチアの国立・大学図書館主催により開催された。国立国会図書館(NDL)からは筆者を含む2人が参加した。本稿では,NDL職員2人が参加した会合の内容を報告する。

IFLA Journal、2019年3月号が発行:「危機の時代の図書館」を特集

2019年3月5日、国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の45巻1号(2019年3月)が公開されました。

「危機の時代の図書館」(Libraries in Times of Crisis)をテーマとした特集号で、フィリピンの「移行期正義」における図書館とその役割、西インド諸島におけるアフリカ系住民の口頭による伝統文化の記憶と知識の伝達と図書館、米国図書館協会(ALA)と第二次世界大戦後の東欧の図書館の再建、共産主義政権下でのルーマニアの公共図書館、クロアチア紛争や情報化社会とクロアチアの公共図書館についての論考が掲載されています。

Out Now: March 2019 issue of IFLA Journal(IFLA,2019/3/5)
https://www.ifla.org/node/92016

国際図書館連盟(IFLA)、「グリーンライブラリー賞2018」の受賞館を発表:中国・佛山市図書館(Foshan Library)

2017年7月19日、国際図書館連盟(IFLA)の「環境の持続可能性と図書館」(Environmental Sustainability and Libraries:ENSULIB)に関する専門部会が、「グリーンライブラリー賞2018」の受賞館に、中国広東省の佛山市図書館(Foshan Library)を選んだと発表しています。

同館による、建物周辺の緑豊かな環境、建物の環境にやさしいデザインや運営、環境保護に関するアドヴォカシー活動が評価されています。

その他、上位入賞5館も以下の通り発表されています。

ヨージェフ・アティッラ郡・市図書館(ハンガリー・タタバーニャ)

Biblioteca Comunala Sirna(ルーマニア・プラホヴァ県)

ザグレブ国立・大学図書館(クロアチア・ザグレブ)

イラン国立図書館・公文書館(イラン・テヘラン)

ユナイテッドステイツ国際大学アフリカ校図書館(ケニア・ナイロビ)

国際図書館連盟(IFLA)、2018年の国際マーケティング賞の受賞図書館を発表

国際図書館連盟(IFLA)が、2018年の国際マーケティング賞(IFLA International Marketing Award)の受賞図書館を発表しています。

同賞には56件の応募があり、10件のプロジェクトが選ばれました。応募の内訳は、館種別では大学図書館から35件、公共図書館から21件で、国別の応募数は中国の23件が最多で、ロシア5件、インド4件、オーストラリア3件、米国・ドイツ・フィリピン・フランスが2件と続きます。

第1位には、米国・ニューヨーク市のニューヨーク公共図書館(NYPL)、ブルックリン公共図書館、クイーンズ公共図書館による“2017 NYC Youth Amnesty”が選ばれました。同プロジェクトは、17歳以下の利用者の貸出資料の延滞による罰金を免除し、罰金の未払いで利用停止になっていた利用者に再び図書館を利用してもらう取組みです。取組みの結果、4万人以上の利用資格が復活しました。

米国の大学・研究図書館協会、情報リテラシーに関する各国の事例の情報共有を目的としたホワイトペーパーを公開

2017年3月13日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の“Student Learning and Information Literacy Committee” (SLILC) が、ホワイトペーパー“Global Perspectives on Information Literacy: Fostering a Dialogue for International Understanding”を公開しました。

情報リテラシーの国際的な見方、考え方、概念化のされ方を示す各地域の事例を共有することが目的で、アフリカ、カナダ、欧州、オセアニア、アジア、ラテンアメリカ各国の情報リテラシーの専門家が寄稿しています。

ホワイトペーパーは13章に分かれており、研究傾向、情報リテラシーの枠組み、理論と実践、図書館員の役割、将来のビジョンという要素が、各著者の地域的・文化的視点から記述されています。

クロアチアの国レベルのリポジトリ“DABAR”(記事紹介)

OpenAIREのブログで、クロアチアの国レベルのリポジトリ“DABAR”が紹介されています。

オープンアクセス(OA)ジャーナル415誌を収録するリポジトリHRČAKと、3万以上のフルテキストの文献が収録されているCroatian Scientific Bibliography(CROSBI)を除いて、クロアチアには2015年まで機関リポジトリが7しかなかったこと、クロアチアの学術コミュニティ全体のためのリポジトリを開設するイニシアチブが2014年3月に立ち上がったこと、そのリポジトリとしてDABAR(Digital Academic Archives and Repositories)が2015年8月に開設されたこと、などが紹介されています。

Croatian national repository system DABAR & OpenAIRE(OpenAIRE Blog, 2017/2/7)
https://blogs.openaire.eu/?p=1767

全クロアチアリポジトリ"DABAR"(記事紹介)(STI Updates, 2017/2/10)
http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=9419

DABAR
https://dabar.srce.hr/

HRČAK

諸機関との連携による市民の医療リテラシーの強化(クロアチア)(記事紹介)

2016年8月に開催される第82回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の資料として、クロアチア・コプリヴニツァ市の公共図書館“Fran Galović”の職員SABOLOVIĆ-KRAJINA, Dijana氏による“Collaborative programs in the public library - a way to encourage access to health information”と題する記事が公開されています。

市民の医療リテラシー向上を目的に、同館が公立病院の医師・看護師、保健所、NGO・患者団体、幼稚園の教諭と連携して行っている、図書展示、講座、医療相談、ワークショップ、ストーリーテリングなどが紹介されています。

Collaborative programs in the public library - a way to encourage access to health information
http://library.ifla.org/1364/
http://library.ifla.org/1364/1/167-sabolovic-krajina-en.pdf

参考:
E1656 - 長崎市立図書館「がん情報サービス」PV作成に込めた想い

FamilySearch、170万以上の系図記録と画像を追加したことを発表

2014年7月23日、系図記録を収集,保存する非営利団体FamilySearchが、カナダ、クロアチア、ペルー、ポーランド及び米国の170万以上の系図記録と画像をコレクションに追加したことを発表しました。

FamilySearch Adds More Than 1.7 Million Indexed Records and Images to Canada, Croatia, Peru, Poland, and the United States(FamilySearch, 2014/7/23)
https://familysearch.org/node/2559

FamilySearch Adds More Than 1.7 Million Indexed Records and Images to Canada, Croatia, Peru, Poland, and the United States(FamilySearch Blog, 2014/7/24)
https://familysearch.org/blog/en/familysearch-adds-17-million-indexed-records-images-canada-croatia-peru-poland-united-states/

FamilySearch

CA1809 - 動向レビュー:ホームレスを含むすべての人々の社会的包摂と公共図書館 / 松井祐次郎

「公共図書館はホームレス(1)にどう対応すべきか。」これは古くから論じられているテーマである。清重知子は、米国の動向を踏まえ、公共図書館のホームレスに対する態度が二つの立場に分かれていることを指摘している(2)。一方はホームレスの図書館利用に消極的な立場(消極派)である。...

クロアチア国立大学図書館、“Sound of the past”を公開

クロアチア国立大学図書館(National and University Library in Zagreb)が、2013年11月7日、デジタル化されたクロアチアの音声遺産を提供する“Sound of the past”を公開しました。

“Sound of the past”では、クロアチア国立大学図書館の20世紀初頭の音楽コレクションの一部であるSPレコード(78rpm)のコレクションを主な対象とし、その音声をデジタル化し、ラベルやレコードのカバーなどとあわせて公開しているようです。

これは、クロアチア文化省の支援を得て開始された、クロアチアの音声遺産を電子化するプロジェクト“Croatian Musical Heritage in Sounds: The Digitisation of the Oldest 78 rpm Gramophone Records(原文:Hrvatska glazbena baština u zvuku – digitalizacija najstarijih gramofonskih ploča na 78 okretaja)”の成果とのことです。

Sounds of the Past
http://mz.nsk.hr/zbirka78/en/

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