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フランスの学術機関コンソーシアムCouperin、研究データ管理支援サービスについてのアンケート結果を公開

2021年7月9日、フランスの学術機関コンソーシアムCouperinのオープンサイエンスに関するワーキンググループ“Groupe de Travail Science Ouverte(GTSO)”が実施した、研究データ管理支援サービスについてのアンケート結果が、リポジトリ“Zenodo”上で公開されました。

アンケートは、2020年9月8日から10月6にかけて行われたものであり、提供されているサービスや、困難、今後の計画等について把握することを目的としていました。報告書では、82件の回答について、アンケートの構成に合わせ、サービス提供の組織体制、データの共有と保存、データ管理計画の作成支援、データ管理に関する関心喚起や研修、サービス対象、組織内外の連携等の観点でまとめています。

結論の箇所では、アンケート実施前に立てられた「提供されるサービスは技術的なものよりも関心喚起の物が多い」等の9つの仮説ごとに検証結果を示しています。その他、データ管理支援においては、人材面での課題があること、指導者が部局間の協力を促す必要があること等が述べられています。

また、アンケート結果のデータは、2020年12月9日付けで、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスCC BYのもと公開されています。

【イベント】シンポジウム「公文書管理法後の自治体と文書管理書」(9/11・オンライン)

2021年9月11日、自治体アーカイブズ研究会 地方公共団体における公文書管理の現状に関する調査・研究主催のシンポジウム「公文書管理法後の自治体と文書管理」がオンラインで開催されます。中央大学政策文化総合研究所の「地域社会の持続と歴史的資源の保存・活用」チームが共催しています。

施行から10年が経過した公文書管理法は、国だけではなく地方公共団体の公文書管理にも多大な影響を与えてきたことから、これからを展望するために、地方自治体における公文書管理の現状と課題を具体例から検討・議論することを目的に開催されます。

参加費は無料ですが、事前の参加登録が必要で、先着順となっています。

内容は以下の通りです。

・基調報告1
自治体における公文書管理の今日的課題/宮間純一氏(中央大学文学部)

・基調報告2
公文書管理法と自治体~法律への副反応?~ /早川和宏氏(東洋大学法学部)

・基調報告3
千葉県文書館における誤廃棄問題以後の取り組み/柏原洋太氏(千葉県文書館)

・個別報告1
石川県における公文書管理と公文書館設置/工藤航平氏(東京都公文書館)

大阪市の靱公園にて、人と人とのつながりをつくる交流イベント「えほんpicnic 2021」が開催:大阪市立中央図書館の司書がおすすめの絵本を選定

2021年7月31日、大阪市西区の靱公園において、えほんpicnic実行委員会主催の「えほんpicnic 2021」が開催されます。雨天の場合、翌日に順延されます。

「えほんpicnic」は、「絵本」をキーワードに、人と人とがつながるきっかけをつくる交流イベントで、2011年から開催されています。

2021年は、大阪市立中央図書館の司書が絵本ソムリエとなって選定したおすすめの絵本(15セット(1セット3冊))を読むことができる「絵本picnic」、家で眠っている絵本を持ってきて他の絵本と交換する「わらしべmethod」、絵本の読み聞かせや紙芝居が行われるほか、大阪市西区をはじめとした地元の会社を知ることができるワークショップ「キッズおしごとLABO」等が行われます。

「えほんpicnic」が開催されます!(大阪市西区,2021/7/19)
https://www.city.osaka.lg.jp/nishi/page/0000539686.html

奈良文化財研究所、「文化財総覧WebGIS」を公開

2020年7月20日、奈良文化財研究所が「文化財総覧WebGIS」を公開しました。

文化財に関する調査報告書類は、全国遺跡報告総覧事業によって電子公開が進んでいるものの、報告書類ではその位置情報を把握しづらいという課題があったことから構築されたものです。全国47都道府県の遺跡や建造物などの情報を対象とした文化財に関するデータ約61万件がWebGISで表示できます。

文化財の所在地、種別や時代等によって検索できるほか、文化財報告書が電子公開されているものであれば、全国遺跡報告総覧の当該報告書のページへ遷移し、報告書を閲覧することも可能です。

お知らせ(奈良文化財研究所)
https://www.nabunken.go.jp/news/
※2021.07.20欄に「文化財総覧WebGISの公開」とあります。

文化財総覧WebGISの公開(奈良文化財研究所,2021/7/19)
http://hdl.handle.net/11177/9628

図書館利用の変化に対応するための建物やテクノロジーの更新のために利用可能な基金“Libraries Improvement Fund”の申請受付が開始へ(英国)

英国において“Libraries Improvement Fund”の申請受付が2021年7月26日から開始されます。

コロナ禍により2020年3月開始予定が保留となっていた、イングランド全域の既存の文化基盤の改善と新規の文化基盤の提供を支援することを目的とする文化投資基金(Cultural Investment Fund)が設立されたことによるもので、文化開発基金(The Cultural Development Fund)・博物館不動産開発基金(The Museums Estate and Development Fund) ・図書館改善基金(Libraries Improvement Fund)の3種類の基金があります。

基準は、デジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)とイングランド芸術評議会(ACE)が定めており、助成金はDCMSから拠出され、ACEが管理・授与・検査を行います。

図書館改善基金(Libraries Improvement Fund)の2021年・2022年度の助成総額は500万ポンドで、人々の図書館利用の変化に対応するための建物やテクノロジーの更新のためのさまざまな取組に利用可能であり、

英国図書館(BL)、2020/21年度の年報を公開

英国政府のポータルサイト“GOV.UK”において、2021年7月15日付けで英国図書館(BL)の2020/21年度の年報が公開されました。

同館の6つの目標(コレクション管理、研究支援、ビジネス支援、文化への関与、学習の振興、国際連携)に関する取組や主要な指標の数値等の他、公共貸与権や財政状況について等がまとめられています。

また、これからの1年(The year ahead)の章で、新型コロナウイルス感染症感染拡大により、2020/21年度は通常の計画のリズムを根本的に変える必要性に迫られたこと、今後は、英国の復興およびコロナ禍における同館の運営モデル構築を行うことについて言及しています。

西宮市(兵庫県)、日本電信電話株式会社・NTT印刷株式会社と「生涯学習推進のための読書振興等に関する共同研究協定」を締結

2021年7月16日、兵庫県の西宮市が、日本電信電話株式会社(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)およびNTT印刷株式会社と「生涯学習推進のための読書振興等に関する共同研究協定」を締結したと発表しました。

読書が生涯にわたり学び続ける力の源になるという観点から、乳幼児への絵本贈呈やおはなし会が家庭における読書・読み聞かせの習慣につながるか、子どもの言語・感情発達を促すかについての研究成果を得ることが目的とされています。

その他、研究項目として、市民の絵本への興味・読書傾向の把握、乳幼児の絵本に対する色彩・デザイン・内容等の興味の傾向把握、家庭での読み聞かせが乳幼児・保護者の心理・精神面に与える影響等が挙げられています。

【お知らせ】「生涯学習推進のための読書振興等に関する共同研究協定」の締結について(西宮市, 2021/7/16)
https://www.nishi.or.jp/bunka/shisetsuannai/toshokan/oshirase/kyodokenkyu.html

一般社団法人日本出版者協議会(出版協)、「著作権法改正に関するアンケート調査」の結果を公開

2021年7月15日、一般社団法人日本出版者協議会(出版協)が、「著作権法改正に関するアンケート調査」の結果を公開しました。

同調査は、2021年5月25日から5月31日まで、出版協の会員に対し実施したものであり、会員社13社、賛助会員1人から回答を得たとあります。発表の中では、アンケート調査実施の目的とその項目、アンケート結果から見えてきたもの、アンケート結果の概要、特筆すべき回答がまとめられています。

「著作権法改正に関するアンケート調査」の結果報告(出版協, 2021/7/15)
https://www.shuppankyo.or.jp/post/oshirase20210715

参考:
改正著作権法が成立:図書館関係の権利制限規定の見直し等
Posted 2021年5月26日
https://current.ndl.go.jp/node/44070

文化審議会、登録有形文化財(建造物)の登録について答申:齋藤子爵水沢文庫図書庫・齋藤子爵水沢文庫図書閲覧所等

2021年7月16日、文化庁は、文化審議会が、同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、新たに220件の建造物を登録するよう文部科学大臣に答申したと発表しています。

対象には、郷土の子弟教育に資するために第30代内閣総理大臣斎藤實が生家跡に建てた私設図書館「齋藤子爵水沢文庫図書庫」「齋藤子爵水沢文庫図書閲覧所」(岩手県奥州市)が含まれているほか、東北大学の本多記念館(仙台市)、竹駒神社馬事博物館(宮城県岩沼市)、山縣有朋記念館別館(栃木県矢板市)等も選ばれています。

まんのう町立図書館(香川県)、10代の悩みを聞く「センパイ!聞いて」を同館の中高生向けコーナー「ティーンズのもり」で開始

香川県のまんのう町立図書館が、10代の悩みを聞く「センパイ!聞いて」を同館の中高生向けコーナー「ティーンズのもり」で、毎月第2水曜日に実施すると、同館の『図書館だより』2021年7月号で発表しています。

同町の寺院の僧侶が10代の悩みの相談に乗るもので、町内の中学校の図書館で開催された初回の様子や実施の経緯が、新聞で報じられています。

『図書館だより』には、「ティーンズのもり」には、10代が大人になるまで「命を守るため」「生き抜くため」「自分を見つめるため」に読んで欲しい本が集められいると紹介されています。

「ティーンズのもりで待っています センパイ!聞いて」『まんのう町立図書館 図書館だより』Vol.28(2021年7月)
https://www.manno-library.jp/opackensaku/index?id=0&menu=event&file=opackensaku/event

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