カレントアウェアネス-R

OCLC、リモートアクセス用ソフトウェアEZProxyのバージョン7.0を公開

2020年3月20日、OCLCが、リモートアクセス用ソフトウェアEZProxyのバージョン7.0を公開しました。

64ビット版のみの開発、OpenSSL 1.1.1dによるセキュリティの向上、Google Chrome 80の変更に対応するより柔軟なcookieの処理が機能拡張・新機能として紹介されています。

EZproxy 7.0 available(OCLC, 2020/3/20)
https://www.oclc.org/en/news/announcements/2020/ezproxy-70.html

参考:
OCLC、リモートアクセス用ソフトウェア“EZProxy”を利用する図書館向けにデータの分析サービスとして“EZproxy Analytics”の提供を開始
Posted 2020年1月16日
https://current.ndl.go.jp/node/39976

米国図書館協会(ALA)、新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館中の図書館のWi-Fiの開放を勧告

2020年3月23日、米国図書館協会(ALA)の理事会が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館中の図書館のWi-Fiの開放を勧告しています。

米国の公共図書館は、パソコンの利用・インターネットへのアクセス・ホットスポットの貸出に見られるように、同国のデジタル面でのセーフティーネットとして不可欠な拠点となっており、今回の新型コロナウイルスの感染拡大が同国のデジタル格差を浮き彫りにしたと指摘しています。

そして、休館中でも、Wi-Fiを接続可能にすることは可能であるし、そうするべきだとしています。

クロアチアのザグレブ国立・大学図書館、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館

クロアチアのザグレブ国立・大学図書館が、クロアチア衛生研究所・国立緊急センター・文化省・科学教育省の指示とガイドラインに従い、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2020年3月19日からから休館しました。

オンライン・電子メール・電話によるサービスは継続され、貸出期間は4月20日まで延長されます。

今後のサービス内容の変更についてはウェブサイトやソーシャルメディアで通知するとしています。

NSK closed for users as part of measures to combat the spread of COVID-19(National and University Library in Zagreb,2020/3/19)
http://www.nsk.hr/en/nsk-closed-for-users-as-part-of-measures-to-combat-the-spread-of-covid-19/

オーストラリア国立図書館(NLA)、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館

2020年3月23日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、サービス内容を縮小して開館するとしていたオーストラリア国立図書館(NLA)が、追って通知があるまで休館すると発表しています。

初等・中等学校の児童・生徒向けの一次資料を提供する“Digital Classroom”、ポッドキャスト、ウェビナー 、レファレンスサービス“Ask a Librarian”といったオンラインサービスや、オンラインのブックショップの運営は継続されます。

同館のオンラインサービスを紹介する動画も併せて公開しているほか、ソーシャルメディアを通じて継続的にオーストラリアの歴史や文化を調べる方法を紹介するとしています。

Temporary building closure(NLA, 2020/3/23)
https://www.nla.gov.au/stories/news/2020/03/23/temporary-building-closure

カナダ保存研究所、文化財のカビ予防・除去に関するガイドラインの改訂版を公開

2020年3月13日、カナダ保存研究所(Canadian Conservation Institute;CCI)は、文化財のカビ予防・除去に関するガイドライン“Mould Prevention and Collection Recovery: Guidelines for Heritage Collections”の公開を発表しました。

同ガイドラインの初版は2004年の刊行であり、今回公開された版は改訂版となります。カビについての一般情報のほか、図書館・アーカイブ・ミュージアムの所蔵品におけるカビ成長防止、所蔵品からのカビ除去、カビによる健康被害防止のための個人用保護具等に関する情報がまとめられています。

@cci.conservation(facebook, 2020/3/13)
https://www.facebook.com/cci.conservation/posts/3920490831324601

京都大学貴重資料デジタルアーカイブでアジア関係の絵葉書コレクション1,848点が公開

2020年3月19日、京都大学図書館機構は、アジア関係の絵葉書コレクションの画像を京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開したことを発表しました。

京都大学東南アジア地域研究研究所政治経済共生研究部門(貴志俊彦教授)が中心となり、2004年以降収集が行われてきたアジア関係の絵葉書のうち、同大学附属図書館に寄贈された1,848点の画像が、コレクション「絵葉書からみるアジア」として公開されています。

収集された絵葉書は、「日本」「中国」「中国(蒙古)」「中国(満洲)」「香港」「台湾」「朝鮮半島」「東南アジア」「ソ連/ロシア」「樺太/サハリン」「太平洋」といった広範な地域に及んでいるとあります。

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 附属図書館へ寄贈された「絵葉書からみるアジア」1848点を公開しました(京都大学図書館機構, 2020/3/19)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1384846

トルコ最大の図書館「大統領府国民図書館」が開館

TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本語版のウェブサイトに、2020年2月25日付けで記事「【インフォグラフィック】 大統領府国民図書館はどんなところ?!」が公開されています。

大統領府国民図書館はトルコの首都アンカラに建設され、2020年2月20日に正式に開館しました。インフォグラフィックでは、開館日・開館時間や室内面積、所蔵資料数といった同館に関する主な数字をまとめています。

トルコ・アナドル通信社の2020年2月19日付け記事では、同館が障害者サービスに力を入れていること、物理的な容量と所蔵書籍数の双方においてトルコ最大であること等が紹介されています。

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、新型コロナウイルスによる個人や職場への影響とその対応についての「ストーリー」投稿を図書館員らに呼び掛け

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)は、2020年3月16日付けのニュースにおいて、図書館、文化遺産、情報分野の専門職らに対し、新型コロナウイルスによる個人や職場への影響とその対応についての「ストーリー」投稿を呼び掛けています。

「ストーリー」収集により各分野で行われている対応をめぐる議論を深めたいとし、個人及び機関がそれぞれの経験を整理・共有するためのプラットフォーム構築も目指しているとあります。

Share Your COVID-19 Story With CLIR(CLIR, 2020/3/16)
https://www.clir.org/2020/03/share-your-covid-19-story-with-clir/

Propose a COVID-19 story
https://forms.gle/vzcSsmypLyp2ei4L8
※「ストーリー」投稿のためにCLIRが用意した入力フォームです。

『公益財団法人渋沢栄一記念財団実業史研究情報センター実績集 : 2003年11月~2015年3月』(オンライン版)が公開:渋沢栄一および実業史に関するレファレンス・ツールとしての活用も可能

2020年3月13日、公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターは、『公益財団法人渋沢栄一記念財団実業史研究情報センター実績集 : 2003年11月~2015年3月』(オンライン版)の公開を発表しました。

財団史『渋沢栄一記念財団の挑戦』の第2章「実業史研究情報センターの歩み」の記述を裏付けるデータ集として編纂・刊行されたものです。同センターが発信した渋沢栄一および実業史に関する情報資源の一覧となっており、レファレンス・ツールとしても活用できることが紹介されています。

『実業史研究情報センター実績集』(オンライン版)公開(公益財団法人渋沢栄一記念財団, 2020/3/13)
https://www.shibusawa.or.jp/center/news/info/post2020_03_13_74650.html

Artstor、米・クリーブランド美術館が所蔵する作品の画像2万9,000点近くを“Open Artstor: The Cleveland Museum of Art”で公開

2020年3月19日、教育・研究目的で美術品のデジタルライブラリを構築しているArtstorは、米・クリーブランド美術館(The Cleveland Museum of Art)が所蔵する資料のデジタルコレクション“Open Artstor: The Cleveland Museum of Art”の公開を発表しました。

デジタルコレクションには、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもと所蔵品の画像2万9,000点近くが収録されており、日本の美術品約1,800点の画像も含まれます。

New: Open Artstor: The Cleveland Museum of Art(Artstor, 2020/3/19)
https://www.artstor.org/2020/03/19/new-open-artstor-the-cleveland-museum-of-art/

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