デジタル人文学

【イベント】日本デジタル・ヒューマニティーズ学会「人文学のための情報リテラシー」研究会第1回研究会「若手研究発表セッション」(3/10・オンライン)

2021年3月10日、日本デジタル・ヒューマニティーズ学会(JADH)「人文学のための情報リテラシー」研究会の第1回研究会「若手研究発表セッション」がオンラインで開催されます。

日本国内のデジタル人文学教育が充分に整備されていないことを背景に、若手研究者による発表に対してベテランの研究者がアドバイスすることで、デジタル人文学研究の芽を育てることを、主な目的としています。

参加を希望する場合は、事前の申し込みが必要です。

当日のプログラムは以下の通りです。

・「ケーフェンヒュラーの『日記』の網羅的分析に向けて‐テキストマイニングを用いた全体把握の試み‐」
発表者:山下泰生氏(神戸大学大学院人文学研究科)
コメンテーター:山田太造氏(東京大学史料編纂所)

・「近世日本における異国情報受容の分析─天竺徳兵衛渡海譚のテキストマイニングを通じて─」
発表者:伊藤静香氏(千葉大学大学院)
コメンテーター:山田太造氏

英国図書館(BL)、国家プロジェクト“Towards a National Collection”のうち、同館が関わるプロジェクトの中間報告が公開されたことを発表

2021年2月17日、英国図書館(BL)は、英国芸術・人文科学研究会議(AHRC)が主導する国家プログラム“Towards a National Collection”のうち、同館が関わる以下の3プロジェクトの中間報告が公開されたことを発表しました。

・Persistent Identifiers as IRO Infrastructure
遺産コレクションにおける、永続的識別子の利活用を増進することを目的としたプロジェクト

・Locating a National Collection
文化遺産機関による、コレクションの作成地をはじめとした位置に関する情報の活用を支援するプロジェクト

・Practical Applications of IIIF as a Building Block Towards a Digital National Collection
高品質かつ双方向的な画像リソースとツールを作成するための方法として、IIIFの活用を試みるプロジェクト

E2353 - みんなで翻刻:歴史資料の市民参加型翻刻プラットフォーム

新しい知識・情報の創造という図書館・ライブラリーが果たす役割を実現していることや,古文書を読める世代を失いつつある結果,それらを死蔵しかねない状況の図書館にとって存在意義が大きいとしてLibrary of the Year 2020 の大賞を受賞した『みんなで翻刻』は,インターネットを通じて誰もが参加できる歴史資料の翻刻プラットフォームである。「翻刻」とは歴史学の用語で,古文書や古典籍など歴史文献資料に書かれた文字を活字に起こし,史料集として刊行したり,データベース化してオンライン公開したりする作業のことを指す。日本には江戸時代以前から伝来する大量の文献資料が保存されており,近年はこれら資料のデジタル化も急速に進められている。しかしテキスト化された歴史資料は全体のごく一部に過ぎないため,全文検索が適用できないなど効果的な利活用が困難な状況にある。『みんなで翻刻』は,多数の参加者の協力を募ることでこれら文献資料の大規模なテキスト化を実現し,歴史資料の利活用促進につなげることを目的としたプロジェクトである。翻刻されたテキストはCC BY-SAライセンスで公開され,出典を明示すれば自由に利用できる。

【イベント】協働型アジア研究オンラインセミナー「3次元データでひらく“人文学”の世界」(3/13・オンライン)

2021年3月13日、東京大学附属図書館U-PARLの協働型アジア研究「オリエント世界を対象とした研究資源のデジタル化とその利活用に関する研究」(代表:永井正勝氏)の主催により、協働型アジア研究オンラインセミナー「3次元データでひらく“人文学”の世界」が行われます。

3次元データの技術普及の結果、人文学においても扱うべきデータの質に加え、研究のあり方そのものにも変革が求められるようになってきたことから、人文系資料の3次元データ化に関する最新の研究事例の紹介を踏まえたうえで、あらたなデータによって開かれるこれからの“人文学”の可能性について議論することを目的に開催されます。

Zoomを用いてオンラインで実施され、参加には事前の申込が必要です(先着290人)。

内容は以下の通りです。

・開催趣旨
永井正勝氏(東京大学附属図書館U-PARL)

・3次元とともに描く考古学・博物館学の未来
江添誠氏(国士舘大学イラク古代文化研究所)

・Qalawun VR Projectの試み-VRツアーをつくる・活用する-
熊倉和歌子氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

【イベント】みんなで翻刻サミット(2/15・オンライン)

2021年2月15日、「みんなで翻刻サミット」がオンラインで開催されます。

翻刻参加者、資料提供機関、システム開発者、研究者等、「みんなで翻刻」に関わるステークホルダーによる、取組や課題の共有、今後必要な取組やシステムについての議論が行われます。

参加を希望する場合は、事前の申し込みが必要です。

当日の主なプログラムは以下の通りです。

・MLAとみんなで翻刻
井上真実氏(皇學館大学附属図書館)
與那覇政輝氏(琉球大学附属図書館)
中村美里氏(東京大学総合図書館)
菊池信彦氏(関西大学アジア・オープン・リサーチセンター)
柳沢芙美子氏(福井県文書館)

・質疑応答・コメント・アイデア出し
コメント:岡本真氏(アカデミック・リソース・ガイド株式会社)

・テクノロジーとみんなで翻刻
高橋菜々子氏(東京学芸大学附属図書館)
永崎研宣氏(人文情報学研究所)
カラーヌワット・タリン氏(人文学オープンデータ共同利用センター)

・開発者から
加納靖之氏(東京大学地震研究所)
橋本雄太氏(国立歴史民俗資料館)

【イベント】2020年度KU-ORCAS国際シンポジウム「デジタルヒューマニティーズ推進のための環境構築とその課題」(2/27・オンライン)

2021年2月27日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)により、2020年度KU-ORCAS国際シンポジウム「デジタルヒューマニティーズ推進のための環境構築とその課題」がオンラインで開催されます。

参加費は無料であり、事前の申し込みが必要です。

当日の主な内容は以下の通りです。

・史的文字DBとその利活用について(仮)
馬場基氏(奈良文化財研究所 都城発掘調査部史料研究室 室長)
劉欣寧氏(台湾 中央研究院歴史語言研究所 助研究員 )

・漢学デジタル人文共通プラットフォームの需要と設計 The Functional Requirement and Designing of a Universal Digital Humanities Platform for Sinology
劉煒氏(上海図書館副館長)

・歴史ビッグデータ研究基盤のためのデジタルツールと相互運用性
北本朝展氏(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター センター長/国立情報学研究所 教授)

・「データ駆動による課題解決型人文学の創成」事業に向けて
山本和明氏(国文学研究資料館古典籍共同研究事業センター長)

関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、『廣瀬本万葉集』の翻刻およびTEIマークアッププロジェクトの成果を公開

2021年1月29日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)が、『廣瀬本万葉集』の翻刻およびTEIマークアッププロジェクトの成果の公表を発表しました。

KU-ORCASの研究ユニット「古典籍の情報資源化」による、同大学総合図書館が所蔵する『廣瀬本万葉集』のデジタル化資料を用いたプロジェクトです。

2020年度の成果として、『廣瀬本万葉集』巻2に収録されている歌のうち、旧国歌大観番号85から140までのTEI/XMLデータが、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスCC BYのもとKU-ORCASのGitHub上で公開されています。

『廣瀬本万葉集』の翻刻およびTEIマークアッププロジェクトの成果を公表しました(KU-ORCAS, 2021/1/29)
https://www.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/news/20210129_758/

東京学芸大学附属図書館のデジタルアーカイブ「学びと遊びの歴史」、みんなで翻刻との連携を開始

2021年1月29日、東京学芸大学附属図書館は、同館のデジタルアーカイブ「学びと遊びの歴史」が「みんなで翻刻」に参加したと発表しました

「みんなで翻刻」のウェブサイト内に、「学びと遊びの歴史」搭載のデジタル画像データの翻刻プロジェクトを立ち上げたものです。

デジタル公開資料の解読を進めることに加え、同館の教育史を中心とした資料に広く親しんでもらう機会とすることを目的としたもので、今後も継続的に新規資料を掲載していく予定としています。

本学デジタルアーカイブ「学びと遊びの歴史」が「みんなで翻刻」に参加しました(東京学芸大学附属図書館,2021/1/29)
https://library.u-gakugei.ac.jp/notice/20210129.html

東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!(みんなで翻刻)
https://honkoku.org/app/#/projects/gakugei/info

国文学研究資料館、第6回日本語の歴史的典籍国際研究集会のアーカイブ動画と発表資料を公開

国文学研究資料館は、2021年1月5日付けのTwitterにおいて、第6回日本語の歴史的典籍国際研究集会のアーカイブ動画と発表資料の公開を発表しています。

第6回日本語の歴史的典籍国際研究集会は、同館の主催により2020年11月7日にオンラインで開催され、次の3つのセクションに分けて発表が行われました。

セクション①「NW事業から後継計画へ」
セクション②「デジタル源氏物語」の構築と展開」
セクション③「若手研究者からの提案:テキストマイニング-KH Coderを中心に」

@nijlkokubunken(Twitter, 2021/1/5)
https://twitter.com/nijlkokubunken/status/1346395255260602371

欧州の20機関以上が参加するSSHOCプロジェクト、プロジェクト成果物“SSH Open Marketplace”のベータ版の公開テストを開始

2021年1月21日、欧州の20機関以上が参加する人文・社会科学分野(SSH)におけるオープンクラウドエコシステム構築のためのSSHOC(Social Sciences & Humanities Open Cloud)プロジェクトは、同プロジェクトの成果物“SSH Open Marketplace”のベータ版の公開テストが開始したことを発表しました。

SSH Open Marketplaceは、人文・社会科学分野の研究者がデジタル環境下で必要とするツール・サービス・研修資料・データセット・ワークフローなどを集約し、研究のライフサイクルに応じて提供が可能なポータルとして構築が進められています。同プロジェクトのパートナーとして、欧州人文学デジタル研究基盤(DARIAH)が開発の中心となり、現在約5,000件のレコードが収録されています。

SSH Open Marketplaceベータ版の公開テストには、全ての人文・社会科学分野の研究コミュニティが参加可能であり、ポータル内の“Report an issue”のボタンから開発チームに直接コメントを提出することができます。SSH Open Marketplaceは中間アップデート版の公開を経て、2021年12月に最終版が公開される予定です。

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