「危機の時代の図書館」(Libraries in Times of Crisis)をテーマとした特集号で、フィリピンの「移行期正義」における図書館とその役割、西インド諸島におけるアフリカ系住民の口頭による伝統文化の記憶と知識の伝達と図書館、米国図書館協会(ALA)と第二次世界大戦後の東欧の図書館の再建、共産主義政権下でのルーマニアの公共図書館、クロアチア紛争や情報化社会とクロアチアの公共図書館についての論考が掲載されています。
国際図書館連盟(IFLA)のラテンアメリカ・カリブ海地域部会が、IFLAのウェブサイトで、同部会が推進しているプロジェクト“Mapping of Latin American and Caribbean libraries initiatives in support of the National Development Plan - Agenda 2030”を紹介しています。
米国ニューハンプシャー大学Julia E. Rodriguez氏らのグループが、ラテンアメリカ・カリブ海域における科学史に関するデジタル・アーカイブ“History of Science in Latin America and the Caribbean”を公開しています。2010年1月に公開されたこのアーカイブでは、200件以上の一次資料が提供されており、コンテンツはトピックごとに年代順に配列されているとのことです。
History of Science in Latin American and the Caribbean: A Virtual Archive(2010/9/3付け Multimedia Educational Resource for Learning and Online Teachingの記事)