ギリシャ

ギリシャ文化・スポーツ省とMicrosoft社、オリンピアの古代遺跡のデジタル保存・復元を実施

2021年11月10日、ギリシャ文化・スポーツ省とMicrosoft社は、両者が協力し実施している、人工知能(AI)を用いてオリンピアの古代遺跡のデジタル保存・復元を行うプロジェクト“Ancient Olympia: Common Grounds”についてお知らせを掲載しました。

プロジェクトの成果は、ウェブサイトやモバイルアプリ等で閲覧可能であり、オリンピックの競技場、ゼウス神殿、ヘラ神殿等をはじめとした27の遺跡の建設当初の外観や内観が、同省の考古学者の調査に基づいて3Dで再現されています。また、現在の写真、ビデオツアー、建物の変遷と解説をまとめた“Timeline”、当時の競技スケジュールの紹介等も提供されています。

国際図書館連盟(IFLA)、政府情報と図書館に関する現況調査報告書を公開

2021年7月7日、国際図書館連盟(IFLA)の政府情報・公的刊行物分科会(GIOPS)が、政府情報と図書館に関する現況調査報告書“The Government Information Landscape and Libraries”を公開しました(IFLA Professional Report No.137)。

サブサハラアフリカ、カナダ、中東・北アフリカ、ギリシャ、国際政府組織、韓国、ロシア連邦、英国、米国における事例調査にもとづいて、政府の出版刊行、寄託機関、情報へのアクセス、政府図書館、保存、データ、デジタル化等といった事例を提供しています。

E2298 - 南欧の国立図書館における複写貸出サービス

2019年の晩秋,南欧4か国の国立図書館や大学図書館を実地に訪ね,利用者サービスについて調査を行う機会を得た。訪ねたのはポルトガル,スペイン,イタリアそしてギリシャの4か国である。本稿ではイタリア以外の3か国の国立図書館について職員へのインタビューによって得た見聞をもとに,複写および貸出サービスの実態を紹介したい。イタリアの国立図書館における複写サービスについては同僚の伊藤暁子が2018年にローマとフィレンツェの2館を訪問し(E2165参照),『国立国会図書館月報』第706号に豊富な写真つきでまとめている。イタリア以外の欧州の国立図書館についても知ることができる。ぜひ参照されたい。

ギリシャ国立図書館・バチカン図書館及びスロベニア国立・大学図書館、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館

ギリシャ国立図書館、バチカン図書館、スロベニア国立・大学図書館が、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館すると発表しています。

ギリシャ国立図書館は、2020年3月16日、法令に従い、3月27日まで休館するとしています。ISBN・ISSN登録サービスやデジタル情報資源へのリモートアクセスは可能としています。

バチカン図書館は、3月10日に、4月3日までの休館を発表しています。

スロベニア国立・大学図書館は、3月13日以降、追って通知があるまで休館するとしています。オンラインでの利用者登録、レファレンス、ILL、電子書籍・デジタルライブラリ・電子情報源へのアクセスは継続されます。

@nationallibraryofgreece(Facebook, 2020/3/16)
https://www.facebook.com/nationallibraryofgreece/photos/a.1704418219845524/2737515423202460/

E2236 - 第30回保存フォーラム「収蔵資料の防災」<報告>

2019年12月19日,国立国会図書館(NDL)は,東京本館において第30回保存フォーラム「収蔵資料の防災―日頃の備え・災害対応・連携協力」を開催した。保存フォーラムは資料保存の実務者による知識の共有,情報交換を意図した場である(E2109ほか参照)。

米国のランド研究所、難民及び難民支援組織のデジタル技術の活用・ニーズ・欠落状況等を分析した調査報告書を公開

2019年12月17日、米国に拠点を置く公共政策課題の解決策開発等に取り組む非営利の研究組織・ランド研究所(RAND Corporation)は、調査報告書“Crossing the Digital Divide: Applying Technology to the Global Refugee Crisis”を公開しました。

強制退去により難民となることを余儀なくされた人々は2018年には7,100万人に達し20年前の約2倍に増加しています。この深刻化する危機の中で、デジタル情報技術は難民や難民の支援組織にとって重要なリソースであり、また人道上の問題解決において重要な役割を果たすものと考えられています。

こうしたことを背景に、公開された報告書では、デジタル情報技術の活用・ニーズ・欠落状況や、難民を支援し難民支援組織の役割を向上させるためのよりよいデジタル情報技術活用のための機会に関する分析が行われています。また難民問題特有の倫理・セキュリティ・プライバシーに関する考慮事項の検討やデジタル情報技術導入にあたっての障壁の調査、デジタル情報技術の展開に関するシステマティックなアプローチを構築するためのツールの紹介なども扱っています。

E2205 - 世界図書館情報会議(WLIC):第85回IFLA年次大会<報告>

2019年8月24日から30日にかけて,世界図書館情報会議(WLIC):第85回国際図書館連盟(IFLA)年次大会(E2078ほか参照)が,ギリシャ・アテネのメガロン・アテネ国際会議場等で開催された。今大会には130以上の国・地域から,3,300人以上の参加者があった。このうち日本からの参加者は61人,国立国会図書館(NDL)からは代表団9人が参加した。

米・National Hellenic Museum、オンラインポータルで所蔵品の画像を公開:ギリシャ系アメリカ人に関する資料を多く所蔵

ギリシャ系アメリカ人コミュニティ向けの新聞“The National Herald”の2019年7月30日付けの記事において、ギリシャ系アメリカ人に関する資料を多く所蔵する米・イリノイ州シカゴのNational Hellenic Museumが、2019年7月24日に同館のオンラインポータルを公開したことを紹介しています。

新しく公開されたオンラインポータル“NHM Collections & Archives”では所蔵品の画像や情報を収録しています。衣類や19世紀の手織物、ギリシャ系アメリカ人の初期の移民生活を撮影した写真などの画像が公開されており、今後もポータルの拡張を行う予定とあります。

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