文書館

イングランド芸術評議会(ACE)・英国国立公文書館(TNA)、国・地方の計画の現状や公的貢献制度に関するガイドを公表:近隣地区計画内に図書館・アーカイブズが含まれるようにすることが目的

2019年6月13日、イングランド芸術評議会(ACE)と英国国立公文書館(TNA)が、ガイダンス“Championing archives and libraries within local planning”を公表しました。

図書館やアーカイブズの専門家が、国や地方の計画の現状や、開発者による公的貢献制度への意識を高めることで、地方政府の近隣地区計画内に図書館やアーカイブズが含まれるようにインフラ開発の評議会全体において計画者等との議論をまとめることができるようにすることが目的です。

New planning guidance for archives and libraries (TNA,2019/6/13)
http://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/new-planning-guidance-for-archives-and-libraries/

千葉県、「新千葉県立図書館等複合施設基本計画(原案)」に係る意見募集を実施

2019年6月11日、千葉県は、「新千葉県立図書館等複合施設基本計画(原案)」を策定し、同案に対する意見募集を行うと発表しました。

同県が2018年1月に策定した「千葉県立図書館基本構想」において、現在の県立図書館3館体制を1館に機能集約し、知識基盤社会における「知の拠点」となる新たな県立図書館を整備するとともに、類似施設との複合化の可能性を検討することとしたことから、今回、同構想を具体化するために、文書館との複合施設とする「新千葉県立図書館等複合施設基本計画(原案)」を策定し、同案への意見を募集するものです。

募集期間は6月12日から7月2日までです。

新千葉県立図書館等複合施設基本計画(原案)の策定及び意見募集について(千葉県,2019/6/11)
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shougaku/iken/2019/toshokeikaku.html

ジャパンサーチ(試験版)、新機能「ウェブパーツ機能」をリリース

2019年5月31日、ジャパンサーチ(試験版)のページで、新機能「ウェブパーツ機能」のリリースが発表されています。

ジャパンサーチ内で使われている画面の構成要素を、部品としてジャパンサーチ以外のウェブサイトでも利用できる機能です。2019年6月6日時点では、マイノート及びギャラリー(連携機関のみ)からウェブパーツの出力が行えるとあります。

また、スタイルシートがページ全体に適用されるため、既存のスタイルシートと競合を起こす可能性があることなど、利用に際しての注意点4点が示されています。

お知らせ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/news
※2019年5月31日付けのお知らせに「新機能「ウェブパーツ機能」をリリース」とあります。

ウェブパーツ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/api/webparts
※ウェブパーツ機能に関する開発者向け情報ページです。

カナダ国立図書館・文書館(LAC)が15周年

2019年5月21日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)は、2004年5月21日に枢密院が同館設立に係る法律の施行令を採択してから15周年を迎えました。

同館のブログでは、1990年代に記録類の増加や情報技術の台頭及び政府の財政赤字のなかから両者を統合する考えが生まれたこと、同時期に議会が記録遺産に関するカナダ政府の役割について検討を進めていたこと、国立図書館・国立文書館間の連携が促進されていたことなどから、2002年に議会開会の式辞において両館の統合が発表され、2004年5月に法的続きを完了したという経緯が紹介されています。

また、設立の過程で、組織統合、図書館と文書館と繋ぐ「記録遺産」という新しい概念、両館の共通基盤の形成、国内他機関との連携という同館の4つの特徴が現れたと紹介しています。

東京大学史料編纂所、「正倉院文書マルチ支援(多元的解析支援)データベースSHOMUS」の一般公開データの大幅拡張を発表

2019/04/18、東京大学史料編纂所が、「正倉院文書マルチ支援(多元的解析支援)データベースSHOMUS」の一般公開データの大幅拡張を発表しました。

暫定レコードを含む形で「正倉院文書」(667巻5冊)すべての断簡にアクセス可能となったほか(一部未登録データ含む)、『大日本古文書』未収の主要箇所への断簡釈文の追加などが行われたと発表されています。

東京大学史料編纂所 ニュース&トピックス
http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/index-j.html
※2019/04/18欄に「[DB]SHOMUS正倉院文書マルチ支援データベース、一般公開データを大幅拡張! 」とあります。

正倉院文書マルチ支援(多元的解析支援)データベースSHOMUS
https://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/ships_help/ISIDE/W49/

中国国内の档案を検索・利用するためのオンラインプラットフォームが構築へ:2019年に構築開始予定

新華網の2019年3月29日付け記事によると、同日に開催された全国档案局長館長会議において、中国国家档案局局長の李明華氏が、中国国内の档案を検索・利用するためのオンラインサービスプラットフォームの構築を2019年に開始する予定であることを発表しました。

短期的にはできる限り多くの、各等級の総合档案館を含むプラットフォームを構築することを目標とし、長期的には、各等級の全ての総合档案館をプラットフォームに含め、検索できる档案の範囲を拡大するとしています。

国家档案局:今年启动全国档案查询利用服务平台建设(新華網, 2019/3/29)
http://www.xinhuanet.com/2019-03/29/c_1124301995.htm

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、先住民の文化・言語記録のデジタル化による保存支援事業を開始:“Indigenous Heritage Action Plan”も策定

2019年4月5日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、先住民の文化・言語の記録保存の支援に関する助成事業及びデジタル化サービス“ Listen, Hear Our Voices”を開始すると発表しました。

LACの“Indigenous Documentary Heritage Initiatives” (IDHI)の一環として実施されるもので、先住民の団体が現存の文化や言語の記録をデジタル化するために必要な、技能の構築や、知識・資源の取得を支援するため、プロジェクト当たり最大10万ドルの支援を行います。

LACでは、対象となるすべての先住民団体に対して、7月17日正午までに申請書を提出するよう求めています。LACの外部にあるカナダの先住民からの代表者で構成される委員会が審査を実施し、助成対象を推薦します。

また、LACでは、先住民団体やコレクター等からあらゆる形式の記録を受け入れて、ケベック州ガティノー市にあるLACの保存センターでデジタル化し、現資料を返却するとともにデジタルデータを提供します。

LACでは、2019年4月付で、先住民の文化遺産を保存しアクセス可能とするための今後5年間の計画“Indigenous Heritage Action Plan”を策定しています。

カナダ国立図書館・文書館(LAC)財団が設立される:コレクション拡大・保存のための資金の調達

2019年4月2日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)は、カナダ国立図書館・文書館財団(Library and Archives Canada Foundation)が設立されたことを紹介しています。

同財団は、LACが所蔵する膨大でかげがえのない貴重なコレクションを、カナダ人がよりアクセスできるように、また、同国の文化遺産をもっと鑑賞したいと望む世界中の人々と共有できるよう、熱意のある個人のグループにより設立されました。同館のコレクションを拡大し保存するための事業や連携を支援するための資金調達が重点的に取り組まれます。

また、生涯を同国の文学や歴史的遺産の創造と促進に捧げた個人の貢献をたたえることを目的に、5人の著名人に最初の“LAC Scholars Award”が授与されました。

東京大学史料編纂所、編纂・出版した史料集の版面画像ギャラリー「史料集版面ギャラリー」を公開

2019年4月2日、東京大学史料編纂所が、同編纂所が編纂・出版した史料集の版面画像ギャラリー「史料集版面ギャラリー」を公開しました。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC-SA(クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際ライセンス)相当の条件で提供されています。

今年度のニュース&トピックス(東京大学史料編纂所)
http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news/news-j.html
※2019/04/02欄に「東京大学史料編纂所により編纂・出版した史料集の版面画像ギャラリー「史料集版面ギャラリー」を公開」とあります。

編纂・出版(東京大学史料編纂所)
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/publication/publication_top-j.html

東京大学史料編纂所、 史料画像データの利用条件を設定

2019年4月2日、東京大学史料編纂所が、 史料画像データの利用条件を設定しました。

利用の際の条件は、同編纂所が所蔵する原本等の史料画像データ(史料種別(区分)が「貴重書」・「特殊蒐書」(一部を除く)・「写本」のもの)の利用に際しては、同編纂所の所蔵史料であることを明示するとともに、改変を行った際はそれについて明示するよう求めています。当該データはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY(クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンス)相当の条件で提供され、上記の条件に従う限り、手続きなく自由に利用でき、利用料も発生しません。

また、同編纂所の出版物の版面画像データの利用の際の条件についても、資料画像データと同様、同編纂所の編纂・出版物であることの明示や、改変の際の明示を求めています。版面画像データは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC(クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際ライセンス)相当の条件で提供され、非営利目的で上記の条件に従う限り、手続きなく自由に利用できます。利用料も発生しません。

上記以外の史料等画像データの利用については事前の問い合わせが必要です。

また、同編纂所ウェブサイトのコンテンツを利用した成果物の提供も求めています。

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