文書館

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外務省外交史料館・防衛研究所戦史研究センター史料閲覧室・宮内公文書館が当面の間臨時休館・臨時閉室:国文学研究資料館は閲覧室の開室日時を限定

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外務省外交史料館・防衛研究所戦史研究センター史料閲覧室・宮内公文書館が当面の間臨時休館・臨時閉室すると発表しています。

外務省外交史料館は2021年1月12日から当面の間、防衛研究所戦史研究センター史料閲覧室は1月20日から当面の間、宮内公文書館は1月12日から当面の間、です。

また、国文学研究資料館では、閲覧室の開室日時を限定し、原則として平日の毎週月曜日・金曜日のみの開室とし、事前予約による先着順で、1日15人までの利用とするとしています。

外交史料館
https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/index.html
※「【重要なお知らせ】新型コロナ感染症対策のため、令和3年1月12日(火曜日)から当面の間、臨時閉館いたします。ご迷惑をお掛けいたしますが、何とぞご了承ください。(令和3年1月8日)」とあります。

E2345 - 英国の国家プログラム“Towards a National Collection”

本稿で紹介するTowards a National Collection(TaNC)は,英国の世界的に著名な博物館・美術館や文書館,図書館に対し,2020年2月から2025年1月にかけての5年間で1,890万ポンドもの大規模な投資を行う,英国芸術・人文科学研究会議(AHRC)が主導する国家プログラムである。TaNCは,研究者や一般の人々が英国の文化遺産にアクセスする上で障害となっている,オンライン上の異なるコレクション間の隔絶を無くすことを企図しており,統合されたバーチャルな「国家コレクション」の創設に向けた最初の一歩として位置づけられている。そして,これまでにない新しい研究課題の設定を可能としたり,各文化施設の訪問者数を増加させたり,英国の文化遺産へのオンライン上のアクセスを劇的に拡大・多様化させたりするほか,経済や社会、健康への好影響を英国に広くもたらすことが期待されている。さらには,イノベーションを促し,デジタル人文学における英国の世界的リーダーシップを維持し,この分野における世界標準を築くという。

愛知県公文書館、『愛知県史』の編纂過程で収集された歴史資料の公開を開始:第1弾として約5万点を公開

愛知県公文書館が、2020年12月23日から、『愛知県史』の編纂過程で収集された歴史資料の公開を開始すると発表しています。

愛知県では、1998年度から刊行を開始し、2020年3月に全58巻で完結した、26年間にわたる『愛知県史』編纂事業の過程で、約112万点の歴史資料を収集しており、愛知県公文書館において、公開に向けた整理作業を進めています。 

今回、その第1弾として約5万点の資料が公開されるものです。

紙焼資料(一部原本)または画像データによる公開で、一部の資料を除き「愛知県公文書館所蔵資料検索システム」で目録が公開されます。

愛知県史収集資料の公開を開始します(愛知県,2020/12/21)
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/houmu/kobunshokan10.html

福井県文書館、「福井県史年表データセット」と「福井県史統計データセット」をオープンデータとして公開

2020年12月11日付で、福井県文書館が、「福井県史年表データセット」と「福井県史統計データセット」をオープンデータとして公開しました。

同館ウェブサイトで従来から公開している『福井県史』のうち、『福井県史 年表』の507年から1995年までの約1万2,000項目の歴史年表をExcelファイル形式でデータ化した「福井県史年表データセット」と、『福井県 資料編17 統計』の表題・項目名・年次の一覧をExcelファイル形式でデータ化した「福井県史統計データセット」が、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BYの利用条件で提供されています。

お知らせ(新着情報)(福井県文書館)
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/bunsho/contents/newinfo/index.html
※2020年12月11日欄に「「福井県史 年表データセット」と「福井県史統計データセット」を公開しました!」とあります。

フランス・国立労働文書館ら、フランスの企業経営幹部の証言の収集を実施:新型コロナウイルス感染症感染拡大下における意思決定等について

2020年12月10日、フランス・文化省が運営するポータルサイトFranceArchivesに、フランス・国立労働文書館(ANMT)らが実施している、新型コロナウイルス感染症感染拡大下における、フランスの企業経営幹部の証言の収集プロジェクトに関する記事が掲載されました。

同プロジェクトは、ANMT、商業系ビジネススクールのESCP Business School、企業に関するアーカイブ事業等を行う機関Perles d'Histoireをはじめとした5つの機関が連携して実施しています。

新型コロナウイルス感染症感染拡大下における、企業の意思決定や危機管理の記憶を収集し、残すことを目的にとしており、発表によると約40の証言が収集されています。収集された証言は、2021年1月にANMTに委託される予定です。

Collecter la mémoire des entreprises au temps de la Covid-19(FranceArchives, 2020/12/10)
https://francearchives.fr/en/actualite/267980634

米国のスミソニアン・ライブラリーとスミソニアン・アーカイブスが統合

2020年12月8日、米国のスミソニアンライブラリー(Smithsonian Libraries)とスミソニアン・アーカイブス(Smithsonian Institution Archives)が統合し、スミソニアン図書館・文書館(Smithsonian Libraries and Archives)となったことが発表されています。

統合は、より広範なデジタル基盤の提供、デジタル保存や研究データ管理の拡大、創造的なプログラム・イベント・展示・インターシップ・フェローシップ・教育資源・資金調達の機会を提供することを目的としています。

スミソニアン協会のミュージアムや研究センター内に位置する21の分館(ワシントン,D.C.、メリーランド州、バージニア州、ニューヨーク市、パナマ共和国)で構成される研究図書館機構として、137人の職員が所属し、15人からなる諮問委員会により運営が支援されることになります。

両館の統合により、同館では、芸術学から動物学までの約300万冊の図書と、同協会の1846年の設立以来のアーカイブ資料を所蔵することとなりました。5万冊の貴重書や手稿が所蔵されているほか、12万点以上の電子書籍・ジャーナル・データベースも利用できます。

カナダ博物館協会、カナダの美術館・図書館・文書館・博物館がもたらす経済価値の認知度向上を図るためのツールキットを公開

2020年12月8日、カナダ博物館協会は、ツールキット“GLAM study toolkit”の公開を発表しました。

2020年5月、カナダ博物館協会は、カナダのGLAM(美術館・図書館・文書館・博物館)がもたらす経済価値を試算した報告書“Value Study of GLAMs in Canada”を公開し、GLAMによる多大な貢献を明らかにしました。本ツールキットは、GLAMコミュニティのメンバーが、同報告書で示された結果の認知度向上を図る際に利用できるものとなっています。

ツールキットは同報告書の内容に基づいて作成されており、GLAMがもたらす利益等をわかりやすくまとめたメッセージの一覧、ステークホルダーに知らせるためのアイデア、インフォグラフィック、ファクトシート、プレゼンテーションの際に素材として活用できるスライド等が含まれています。

E2335 - カナダ国立図書館・文書館の2019-2020年活動報告

2020年9月,カナダ国立図書館・文書館(LAC)は2019年から2020年の年報を公開した。この年報では同年に行われた活動や将来に向けた他機関との連携,体制について触れられている。文化財の将来的な保存活用計画を考える上で参考となりうる事例として本稿では「新しい保存センターの建設」,「Co-LabおよびDigiLab」,「先住民の文化遺産の保存活動」の3つの活動を抜粋して紹介する。

書陵部所蔵資料目録・画像公開システムに「春日権現験記絵巻(第11~14巻)」「九条道房公記(第1・2冊)」等の画像が追加

2020年11月5日、宮内庁が公開する書陵部所蔵資料目録・画像公開システムにおいて、「春日権現験記絵巻(第11~14巻)」「九条道房公記(第1・2冊)」「金堂本仏修治記」「三条内府記」「将軍就上洛座配之事書出」「撰集抄」「聯句」の画像が追加公開されていました。

書陵部所蔵資料目録・画像公開システム
https://shoryobu.kunaicho.go.jp/Toshoryo
※R02.11.05欄に「以下の資料の画像を公開しました」とあります。

参考:
書陵部所蔵資料目録・画像公開システム、宮内庁書陵部の展示会で配布されていた「展示目録」の一覧ページと10回分の「展示目録」のPDFファイルも公開:今後も順次公開予定
Posted 2019年6月21日
https://current.ndl.go.jp/node/38410

REALM Project、新型コロナウイルスの除染手段としての自然減衰に関する第6回目のテスト結果を公表:建築材料を対象とした調査

2020年11月19日、博物館・図書館・公文書館の職員や利用者への新型コロナウイルスへの影響を軽減するための資料の取扱方法について、科学的根拠に基づいた情報を作成・普及させることを目的とするREALM Projectが、新型コロナウイルスの除染手段としての自然減衰に関する第6回目のテスト結果を公表しました。

6回目は、博物館・図書館・公文書館において一般的に使用されている、建築用ガラス(窓・展示ケース)、大理石(床やカウンター)、ラミネート(カウンターの表面)、真鍮(建具・手すり)、粉体塗装されたスチール(ロッカー・書架・ブックトラック等)を対象にテストが行われました。

実験結果として、2日後には真鍮・大理石から検出されなくなり、6日後にはガラス・ラミネート・粉体塗装されたスチールから検出されなくなったと報告されています。

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