ペルー

反ドラッグのための図書館設置 ペルー国立図書館と国家委員会が協力協定を結ぶ

2013年2月22日、ペルー国立図書館(BNP)とDEVIDA(la Comisio'n Nacional para el Desarrollo y Vida sin Drogas;ドラッグのない発展と生活のための国家委員会)が、コカ栽培地域における図書館設置のための協力協定を結んだと発表しました。

これは、BNPが進めている図書館による地域振興キャンペーン「発展のための種」の一つとして位置づけられるものです。この合意により、DEVIDAはドラッグに関する教育・科学的な情報や文書等の保存や提供を実施し、BNPはドラッグに詳しい専門の図書館員を派遣して、学生や研究者への情報サービスにあたることになっています。

Gracias a convenio entre BNP y DEVIDA Fortalecerán bibliotecas en zonas cocaleras para su emprendimiento comunitario (Biblioteca Nacional del Peru 2013/2/22付けの記事)

地域発展の“種”としての図書館を目指し、ペルー国立図書館が大規模キャンペーンを開始

2012年10月22日、ペルー国立図書館が、国内の自治体の協力のもと、“Semillas para el Desarrollo”(発展の種)というキャンペーンを開始しました。これは、ペルー国内の貧しい地域に図書館を設置すること、また、既存の図書館を地域の技術革新の中心に、あるいは学習や仕事、社会発展や社会的包摂の場に変えるべく、図書館員のサービス強化を行うことが目的とされています。

Afirma ministro de Cultura, Luis Peirano:Sin municipios no hay política cultural posible BNP con apoyo de AMPE lanza Campaña “Semillas para el Desarrollo”(Biblioteca Nacional del Perú 2012/10/23付けの記事)
http://www.bnp.gob.pe/portalbnp/index.php?option=com_content&view=article&id=2207:sin-municipios-no-hay-politica-cultural-posible&catid=328:noticias-octubre-2012&Itemid=816

第15回電子学位論文国際会議(ETD 2012)の資料が公開

2012年9月12日~14日にペルーで開催された、第15回電子学位論文国際会議(International Symposium on Electronic Theses and Dissertations:ETD 2012)の基調講演や研究発表等の資料がウェブサイトで公開されています。

プログラムによると、11日にはメタアーカイブをテーマにしたワークショップが、12日にはこの領域の初心者向けのチュートリアルが催されたようです。基調講演は、Félix de Moya氏、Joan Lippincott氏、John Hagen氏、Daniel Ferreras氏の4人から行われました。13日および14日には「ナショナルリポジトリとETD―ラテンアメリカの場合」「オープンアクセスと機関リポジトリ」「長期保存」「オープンアクセスとETDの管理」「国家的な取組/コンソーシアム」「教育学におけるオープンアクセスETDの出版」「ETDプラットフォーム/ツール」といったテーマに関するセッションが行われたということです。

Overview (ETD 2012のウェブサイト)
http://www.etd2012.edu.pe/en/acercadeETD/overview.asp

参考:
ETD2009の発表資料

ペルー国立図書館、“未来ための図書館”の実現に向けて各地の調査と図書館員の研修を実施中

Beyond Accessの進めるイニシアティブ“Bibliotecas para el Futuro” (未来ための図書館)の活動を行うペルー国立図書館(Biblioteca Nacional de Perú)の様子が、Beyond Accessのウェブサイトで紹介されています。

記事によると、ペルー国立図書館は、多くの地域で図書館が存在しない状況にあるものの、図書館ネットワークの構築に向けて、アンカシュ(Ancash)、プーノ(Puno)、ウワンカベリカ(Huancavelica)などの各地の状況について調査を行っています。また、図書館員の教育を重視しその取組みを開始するとともに、新しい機関‘Instituto Superior Tecnológico de Bibliotecarios’ (Superior Technological Institute of Librarians)の設立に向けて準備を進めています。この組織は、来年から稼働することが想定されており、図書館に必要な技術的知識を提供することになるとのことです。

Ref.
Biblioteca Nacional de Perú, an example of development and innovation(Beyond Access 2012/9/26)

「力強い」図書館協会の設立に向けた2年間の活動成果の報告公表、ボツワナなど6カ国

国際図書館連盟(IFLA)のBuilding Strong Library Association(BLSA)において、最初のプログラムに参加した6カ国(ボツワナ、カメルーン、レバノン、リトアニア、ペルー、ウクライナ)の、2年間の活動報告を紹介するプレゼンテーションファイルが公開されています。

2012年8月のIFLAヘルシンキ大会で発表されたものです。

Ref.
BSLA sessions in Helsinki share results, impact from the first two years of the programme(IFLA BSLA 2012/9/3付けニュース)
http://www.ifla.org/en/news/bsla-sessions-in-helsinki-share-results-impact-from-the-first-two-years-of-the-programme

IFLA、「力強い」図書館協会の設立と存続を支援するプログラムのプロジェクトレポートを刊行

2012年8月3日、国際図書館連盟(IFLA)が、“Building Strong Library Associations Impact Report 2012”というレポートを公表しました。このレポートは、2010年に立ち上げられたプログラム“IFLA Building Strong Library Associations Programme”が、2010年から2012年の間に6か国(ボツワナ、カメルーン、レバノン、リトアニア、ペルー、ウクライナ)で実施したプロジェクトの影響等についてまとめたものとのことです。

Building Strong Library Associations Impact Report 2012 (PDF)
http://www.ifla.org/files/alp/BSLA/impact-report/IFLA_BSLA_impactreport_2012.pdf

Impact Report 2012: Building Strong Library Associations programme (IFLAのウェブサイト)
http://www.ifla.org/en/bsla/impact

ペルー国立図書館の貴重資料の盗難、調査の結果約1,000点と判明

2011年7月26日付けのペルー及びスペインの各紙によると、2011年2月に発覚したペルー国立図書館の所蔵資料の盗難事件について、同館は、5か月間の調査の結果、所在不明となった資料が932点に及ぶと発表したようです。不明資料は16世紀から17世紀にかけて著された、ペルーとチリの間の紛争関係の資料が中心とのことで、中には2007年にチリから返還された資料も含まれているようです。また、館内に設置された防犯カメラの映像には、5か月間の調査作業員の一人が資料を盗んでいる様子が映っていたとのことです。ペルー国立図書館は近く再開館するとのことですが、Ramón Mujica Pinilla館長はこの件に関しペルー政府のさらなる協力を求めているようです。

Robo en Biblioteca Nacional fue registrado por cámaras de seguridad (El Comercio Peru 2011/7/26付けの記事)
http://elcomercio.pe/lima/946119/noticia-robo-libros-biblioteca-nacional-fue-registrado-camaras-seguridad

Expolio de libros en Perú (ElPais.com 2011/7/26付けの記事)

ペルー国立図書館で16、17世紀の貴重資料約600点が盗難

2011年2月24日付けのペルー各紙の記事によると、ペルー国立図書館(Biblioteca Nacional de Perú)が所蔵していた16世紀から17世紀の貴重資料、663点が盗難被害にあっていたようです。被害にあった資料の総額はブラックマーケットで5万ドルにも及ぶとのことで、同館では2011年2月22日から90日間閉館し、詳しい調査を行うと発表しているようです。

Comunicado (Biblioteca Nacional de Perú 2011/2/22付けの公式声明)
http://www.bnp.gob.pe/comunicados/comunicado_dn220211.pdf

Ladrones roban reliquias de S. XVI y XVII de la Biblioteca (Crónica Viva 2011/2/24付けの記事)
http://www.cronicaviva.com.pe/index.php/crimen/52-crimen/14103-ladrones-roban-reliquias-de-s-xvi-y-xvii-de-la-biblioteca

ペルー国立図書館、国立文化機構や国立公文書館などと統合へ

2010年7月21日、ペルーで文化省設立法が公布され、今後90日以内にペルー国立図書館ほか、国立文化機構(Instituto Nacional de Cultura)や国立公文書館(el Archivo General de la Nación)など、6つの文化関係機関が同省へ統合されるとのことです。

Promulga ley que crea el Ministerio de Cultura (2010/7/21付け La República.peの記事)
http://www.larepublica.pe/politica/21/07/2010/mandatario-promulga-ley-que-crea-el-ministerio-de-cultura

Ministerio de Cultura absorberá el INC, la Biblioteca Nacional y el Archivo General de la Nación (2010/7/22付け El Comercioの記事)
http://elcomercio.pe/noticia/612250/ministerio-cultura-absorbera-inc-biblioteca-nacional-archivo-general-nacion

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