ナイジェリア

Internet Archive(IA)、公共図書館を対象とした地域の歴史のウェブアーカイブ構築支援プログラム“Community Webs”に新たに約60館が参加すると発表:米国・カナダに加え台湾等

2021年10月18日、Internet Archive(IA)は、地域の歴史のウェブアーカイブ構築を支援するための公共図書館を対象としたプログラム“Community Webs”に、新たに60館以上が参加すると発表しました。

カナダの35館、米国の22館に加え、アルバ、台湾、ナイジェリア、トリニダード・トバゴの各1館が新たな参加館として挙げられています。発表の中では、参加機関が150以上となり、米国外に拡大したと述べています。

国際図書館連盟(IFLA)、「国際マーケティング賞2020」の受賞館を発表:1位は中国・佛山市図書館の“N-Library”

2020年7月22日、国際図書館連盟(IFLA)の管理・マーケティング分科会が、今回で17回目となる、「国際マーケティング賞2020」の受賞館を発表しました。

同賞は、創造的で結果重視のマーケティングプロジェクトやキャンペーンを実施した機関を表彰するもので、受賞者には2021年にオランダ・ロッテルダムで開催されるIFLA大会の参加費等が賞金として与えられます。

1位には中国の佛山市図書館による、同館の蔵書等を用いて家庭での図書館作りを支援する取組“N-Library”(Neighborhood Library/邻里图书馆)が選ばれました。情報技術を活用し、818の“N-Library”が小さな公共図書館として近隣住民や障害者、高齢者にサービスを提供しています。

2位にはカナダ・グレーターヴィクトリア公共図書館によるグレーターヴィクトリアの図書館に留まらない図書館への人々の考え方を変革するために統合されたブランド戦略を用いた取組“Change Your Mind”が、3位にはスペイン・ムルシア公共図書館による図書館の規制概念を変えユーモア等により利用者の知的好奇心を刺激することで新しい集団・感性等に図書館を開放する取組“Viven en la BRMU(They live in BRMU)”が選ばれています。

Library Publishing Coalition(LPC)、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリーの2020年版を公開

2020年2月10日、図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリー“Library Publishing Directory”の2020年版の公開を発表しました。

PDF版、EPUB版での公開のほか、掲載情報を検索できるオンラインデータベースも提供されています。

米国・カナダを中心に、ニュージーランド・ウクライナ・アイルランド・インド・オーストラリア・ドイツ・英国・ブラジル・南アフリカ・ナイジェリアを含む計153の大学・研究図書館での出版活動が紹介されており、各館ごとの担当部署、ウェブサイト、SNS、出版活動の概観、職員数、財源、OA・有料・ハイブリッドのタイトル数、出版媒体、分野、査読誌の割合、APCが必要な学術雑誌の割合、連携先、出版プラットフォーム、デジタル保存戦略等がまとめられています。

IFLA Journal、2019年6月号が発行

2019年6月13日、国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の45巻2号(2019年6月)が公開されました。

ギリシャの図書館情報学のあらゆる側面での変化の始まりを意味するマイルストーンの概観、SDGsへのナイジェリアの農村住民の関与のためのオーダーメイドの情報リテラシーの提供の効果、議会図書館の図書館評価基準、新しい実践と専門職認識、バングラデシュの大学図書館におけるオープンソースの統合図書館システムの導入要因、新興国における大学生の情報探索行動、バングラデシュの中等学校の図書館及び図書館員の地位、に関する論考が掲載されています。

Out Now: June 2019 issue of IFLA Journal(IFLA,2019/6/13)
https://www.ifla.org/node/92223

GoogleとWikimedia財団、様々な地域言語によるウェブコンテンツ拡大のための連携を発表

2019年1月22日、GoogleとWikimedia財団が、様々な地域言語(local languages)によるウェブ上の情報が不足しているとの課題認識のもと、そのような言語によるコンテンツを増やすことを目的に連携すると発表しました。

Wikipediaの編集者が、GoogleのTranslate API(翻訳)・Custom Search API(引用情報のメンテナンス)・Cloud Vision API(デジタル化)を無料で利用可能とすることや、インドの12言語によるWikipedia記事を拡充するパイロットプロジェクトのインドネシア・メキシコ・ナイジェリア・中東・北アフリカ地域の10言語への拡大(“GLOW:Growing Local Language Content on Wikipedia”プログラム)が発表されています。

また、Wikimedia財団によるプロジェクトを支援するため、Googleがウィキメディア基金(Wikimedia Endowment)に200万ドル、ウィキメディア財団に110万ドルの寄付を行なうことも発表されています。

国際図書館連盟(IFLA)、女性の文化的権利と図書館に関する報告書を公開

2018年1月2日、国際図書館連盟(IFLA)の情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)が、報告書“Libraries and the Cultural Rights of Women”を公開しました。
 
この報告書は、IFLAの女性・情報・図書館に関するSpecial Interest Groupによる2017年IFLA年次大会のサテライト・ミーティングでの発表内容から得られた示唆をまとめたものです。近年急増している難民のうち、女性は男性に比べて多くの困難や暴力に直面しているとし、そのような女性の文化的権利を守るための図書館の役割に焦点を当てています。
 
具体的には、ウガンダ、ナイジェリア、ギリシアでの図書館の難民支援、ルワンダ及びインドでの紛争における女性の体験を記録する図書館の取組のほか、Wikipediaでの女性に関する記述を増やすための図書館の取組、資料のデジタル保存における倫理的配慮についても言及されています。
 
Libraries Protect Women's Cultural Rights(IFLA,2018/1/2)

アフリカで出版される健康・医学分野の学術雑誌におけるオープンアクセス化のインパクト(文献紹介)

The Electronic Library誌の35巻5号に、アフリカで出版される健康・医学分野の学術雑誌におけるオープンアクセス(OA)化のインパクトについて論じた論文”Citation impact of health and medical journals in Africa: does open accessibility matter?”が掲載されています。著者はナイジェリア大学のIfeanyi Jonas Ezema氏と南アフリカ大学のOmwoyo Bosire Onyancha氏です。

同論文ではアフリカで発行されている健康・医学分野の学術雑誌134誌(うちOA雑誌が65誌、非OA雑誌が69誌)を対象に、Google Scholarにおける被引用数や論文数、雑誌単位のh-indexを調査した結果が報告されています。分析の結果、非OA雑誌はOA雑誌に比べて、わずかな被引用数しか得られていなかった等とされています。

なお、当該論文はOAで公開されています。

国際図書館連盟、インフォグラフィック「偽ニュースの見極め方」の世界の図書館での活用例を紹介するレポートを公開

2017年8月20日、国際図書館連盟(IFLA)が、2017年2月に公開したインフォグラフィック「偽ニュースの見極め方」(How to Spot Fake News)の世界の図書館での活用例を紹介するレポート“How to Spot Fake News Using the IFLA Infographic in Libraries”を公開しました。

ベトナム・ダナン大学図書館の図書館員が情報リテラシーの授業で活用した事例、マレーシアの公共図書館がパソコンの近くにポスターとして掲示した事例のほか、フィンランド、ジョージア、ドイツ、メキシコ、ナイジェリア、香港、スウェーデン、英国、米国での活用例が紹介されています。

Real Solutions to Fake News: How Libraries Help(IFLA,2017/8/20)
https://www.ifla.org/node/11584

ノルウェー国立図書館、ナイジェリア国立図書館の資料の一部をデジタル化

2017年5月29日、南アフリカのBusiness Day紙は、ノルウェー国立図書館がナイジェリア国立図書館の資料の一部をデジタル化する予定であると報じています。

まずはハウサ語、イボ語、ヨルバ語の資料がデジタル化されます。ナイジェリア側が資料の収集について、ノルウェー側がデジタル化作業について責任を持ち、費用も分担されます。資料の配送料は在ナイジェリア・ノルウェー大使館が負担します。ノルウェー側は、外国語資料を拡充させることができるのでお互いに利益があるプロジェクトであるとしています。

6月10日に合意文書が署名される予定で、このプロジェクトが他の国にとってのモデルとなること、“African digital library”の公開を支援することなどを目的としています。

報道ではまた、ノルウェー語資料のデジタル化についても言及されています。2001年より前に出版されたすべてのノルウェー語資料をデジタル化してオンラインかつ無料でアクセスできるようにする取組は、2017年中に完了する見込みであるとのことです。

アフリカの図書館に関する「ケープタウン宣言」(Cape Town Declaration)が採択

2015年8月14日、アフリカの図書館に関する「ケープタウン宣言」(Cape Town Declaration)が採択されました。

同日、IFLA・世界図書館情報会議(WLIC)年次大会に先立ち、アンゴラ、ブルキナファソ、カーボヴェルデ、コートジボワール、レソト、ギニア、マダガスカル、マラウイ、モザンビーク、ナイジェリア、南アフリカ、南スーダン、スワジランドの各国の大臣や代表が、南アフリカのケープタウンでの会合で、アフリカの図書館の現状や情報へのアクセスに関するアジェンダの実施状況などを議論しました。IFLAやアフリカ図書館協会連盟(African Library Associations & Institutions:AfLIA)の会長、各国の国立図書館長なども同席しました。それらの議論の結果が、ケープタウン宣言としてまとめられました。

Cape Town Declaration (2015)(IFLA, 2015/8/15)
http://www.ifla.org/node/9767

CAPE TOWN DECLARATION(IFLA, 2015/8/14)
http://www.ifla.org/files/assets/wlic/2015/documents/cape-town-declaration-of-ministers.pdf

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