クラウドコンピューティング

複数のクラウドサービスによってデジタルコンテンツを保存する“DuraCloud”が料金プランを発表

米国の非営利団体DuraSpaceが、デジタルコンテンツの保存・管理などを行うクラウドサービス“DuraCloud”の料金プランを発表しました。DuraCloudは、Amazon Web Services、Windows Azure、Rackspaceなど複数のクラウドサービスを使ってデータの保存を行う点が特徴です。発表されたプランには、“DuraCloud Preservation Basic”、“DuraCloud Preservation Plus”、“DuraCloud Enterprise”(Standard / Premium)があり、年間料金はそれぞれ1,500ドル、3,000ドル、5,900 / 7,200ドルとなっています(最初の1TBまで。追加料金を支払うことで容量は増やすことが可能)。プランによって異なる点としては、保存するコピーの数や使用するデータセンターの数、利用可能なユーザ数などがあります。

DuraCloud Subscription Plans
http://duracloud.org/pricing

New DuraCloud Digital Archiving and Preservation Services(DuraCloud プレスリリース)

Serials Solutions社がウェブスケール図書館業務管理システム“Intota”の開発パートナーを発表

米国のSerials Solutions社が開発中のウェブスケール図書館業務管理システム“Intota”の開発パートナーを発表しました。ボールステイト大学、ジョンソン郡コミュニティカレッジ、マリストカレッジ、オクラホマ州立大学、ニューヨーク州立大学ジェネセオ校、ニューヨーク州立大学バッファロー校の6機関です。また、発表文では、IntotaはLinked Dataモデルを活用しているとされています。

Serials Solutions Announces Intota Development Partners(Serials Solutions 2012/4/24付けプレスリリース)
http://www.serialssolutions.com/en/news/detail/serials-solutions-announces-intota-development-partners

Intota
http://www.serialssolutions.com/en/services/intota

参考:
E1282 - 2012年の図書館システム市場動向は?(米国)
http://current.ndl.go.jp/e1282

米Serials Solutions社が開発中のウェブスケール図書館業務管理システムの名称が“Intota”に決定

米Amazon、クラウドで提供される検索サービス“Amazon CloudSearch”ベータ版を発表

2012年4月12日、米Amazon.comが、同社のクラウドサービス“Amazon Web Services”の新サービスとして、“Amazon CloudSearch”という検索サービスのベータ版を発表しました。これは、検索させたいデータをアップロードすると、Amazon CloudSearch側でインデクスが作成され、それらのデータを対象とした検索サービスが提供されるというもののようです。

Amazon CloudSearch
http://aws.amazon.com/jp/cloudsearch/

アマゾン、AWS向け検索機能「Amazon CloudSearch」ベータ版をリリース(CNET Japan 2012/4/13付け記事)
http://japan.cnet.com/news/service/35016187/

図書館におけるIT・ウェブの活用を扱った“The Tech Set”シリーズの続編10冊が近々刊行

図書館におけるITやウェブの活用をテーマとした書籍シリーズ“The Tech Set”の続編が近々出版されるそうです。今シリーズで刊行されるのは以下の10点で、それぞれ、クラウド、モバイル、位置情報に基づくサービスとQRコード、Drupal、ソーシャルメディア、次世代図書館リデザイン、スクリーンキャスト、ユーザエクスペリエンス(UX)、インスタントメッセンジャーによるレファレンス、セマンティックウェブとソーシャル検索、というトピックスが扱われています。ALA TechSourceによる紹介記事には、まとめ買い用の割引クーポンのコードも掲載されています。なお、2010年に出版された前シリーズは米国図書館協会(ALA)の“ABC-CLIO/Greenwood Award for the Best Book in Library Literature”を受賞しており、また、出版元の米Neal-Schuman社は2011年12月にALA Publishingの傘下に入っています。

・Cloud Computing for Libraries
・Building Mobile Library Applications
・Location-Aware Services and QR Codes for Libraries
・Drupal in Libraries

E1282 - 2012年の図書館システム市場動向は?(米国)

E1282 - 2012年の図書館システム市場動向は?(米国)

米国のLibrary Journal誌によるニュースサイトThe Digital Shiftが,2012年3月29日付けで,米国の図書館システム市場の動向分析レポート(E1169参照)を掲載している。このレポートは,図書館システム等に関するLibrary Technology Guidesというサイトを運営する,ヴァンタービルト大学図書館のブリーディング(Marshall Breeding)氏が毎年4月頃に発表しており,統合図書館システム(ILS)を含めた図書館業務自動化に関する様々なシステムが対象となっている。2012年のレポートはクラウドベースの新しいタイプの製品の話題から始まっており,本稿ではこのテーマを中心に内容を紹介したい。...

日本事務器株式会社、クラウド型大学図書館情報システム「ネオシリウス・クラウド」を販売開始

日本事務器株式会社が、2012年4月9日より、クラウド型大学図書館情報システム「ネオシリウス・クラウド」の販売を開始しました。現在約70館以上が導入している同社の図書館システム「ネオシリウス」の後継となるもので、販売価格は月額165,000円からとされています。

ネオシリウス・クラウド(日本事務器)
http://www.njc.co.jp/solution/education/education/neociliuscloud.html

日本事務器、クラウド型大学図書館情報システム「ネオシリウス・クラウド」販売開始(日本事務器 2012/4/9付けプレスリリース)
http://www.njc.co.jp/release/r-20120409.html

参考:
群馬県前橋市立図書館がNECのクラウド型図書館システムを導入 国内最大規模
http://current.ndl.go.jp/node/20228

長岡技術科学大学、全51校の国立高専が共同利用する図書館システムをプライベートクラウドで構築
http://current.ndl.go.jp/node/19644

三省堂書店、学校図書館向けクラウド型図書館システム“LX 3.0 School”の受付を開始
http://current.ndl.go.jp/node/19241

OCLCがオーストラリアに4か所目となるデータセンターを開設

OCLCがオーストラリアのシドニーに4か所目となるデータセンターを開設したと発表しました。米国内の2か所及び、2011年12月に英国に開設した1か所のデータセンターに続くものです。その理由のひとつとして、クラウド型図書館システム“WorldShare Management Services”(WMS)を導入するオーストラリア及びニュージーランドの図書館に対するデータプライバシー要件が挙げられています。また、OCLCは最近ISO 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)を取得したそうです。2012年3月下旬にはオーストラリア国内の8館がWMSの試験運用を開始するとされています。

OCLC opens new data center in Sydney, Australia(OCLC 2012/3/21付けニュース)
http://www.oclc.org/news/releases/2012/201222.htm

静岡大学附属図書館、図書館業務システムをクラウドへ移行

2012年2月29日、静岡大学附属図書館が、2月に図書館業務システムを更新し、館内システムを全面クラウド化したと発表しました。同大学では、2010年3月から学内情報システムのサーバ類を学外のデータセンターへ移してクラウドでの運用を行っており、今回の更新では、そのクラウド環境上に図書館業務システムを構築したということのようです。これによって、コスト削減の他、災害によってキャンパスが被災した際のデータ保護等のメリットがあるとされています。先立って、同大学の学術リポジトリもクラウドへ移行していたようです。

2012年2月 静大OPAC・myLibraryリニューアル(静岡大学附属図書館)
http://www.lib.shizuoka.ac.jp/top/?ils

静岡大学附属図書館、システムの全面クラウド化を達成(静岡大学附属図書館)
http://www.lib.shizuoka.ac.jp/top/?ils2

[drf:2106] 静岡大学学術リポジトリはパブリッククラウドに移行しました(DRF-ML 2010/11/5付けメール)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drfml/msg02094.html

英国政府、IT調達の透明性向上やコスト削減を狙いとするクラウドサービスのオンラインカタログ“CloudStore”をリリース

英国政府が公的セクタにおけるIT調達の簡便性や透明性の向上や、コスト削減を目的として、IT製品やクラウドサービスのオンラインカタログ“CloudStore”を公開しました。CloudStoreには、IaaS、PaaS、SaaS、専門クラウドサービスの4種類に分類された、1,700点以上のサービスが登録されており、各機関のニーズを満たすものを選択できるとされています。図書館関係のサービスとしては、オープンソースの図書館システム“Koha”が登録されているようです。CloudStoreは、政府によるICT活用を促進させる“G-Cloud”という取り組みの一部とのことです。

CloudStore
http://www.govstore.net/

Bramble.cc_PTFS - Koha Library Management System (CloudStore)
http://www.govstore.net/Catalogue/ViewService/53

「IT部門を持つ政府」から「デジタル政府」へ 英政府のアプリストア(クラウドウォッチ 2012/2/27付け記事)
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/column/infostand/20120227_514865.html

群馬県前橋市立図書館がNECのクラウド型図書館システムを導入 国内最大規模

2012年2月22日、NECが、群馬県前橋市立図書館と神奈川県大和市立図書館が、同社のクラウド型図書館システム「GPRIME for SaaS/図書館」をそれぞれ1月5日、1月1日より導入していると発表しました。前橋市立図書館は全16館で計100万冊以上の蔵書を所蔵しており、同社は、このような大規模なクラウド活用事例は国内の図書館で初であり、同等のシステムを個別に開発・運用する場合と比べて5年間のIT経費が約25%削減できるとしています。大和市立図書館は図書館1館と学習センター設置の図書室4室で計43万冊を所蔵しているそうです。

NEC、前橋市立図書館・大和市立図書館へクラウド型図書館システムを提供(RBB TODAY 2012/2/22付けニュース)
http://www.rbbtoday.com/article/2012/02/22/86570.html

前橋市と大和市、図書館業務にSaaS活用--利用者サービスを強化へ(ZDNet Japan 2012/2/22付けニュース)
http://japan.zdnet.com/cloud/case-study/35014391/

NEC、前橋市立図書館へクラウドサービスによる図書館システムを提供 ~ 新たにVPNサービスを追加 ~(NEC 2012/2/22付けプレスリリース)

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