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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2021年3月5日から4月30日まで、国立国会図書館国際子ども図書館が、令和2年度児童サービス研究交流会「ウィズコロナ時代の児童サービス」をオンライン配信形式で開催します。
対象は、公共図書館・学校図書館等で児童サービスに携わる図書館員等で、開催期間中はいつでも動画の視聴が可能です。
参加費は無料であり、申し込みが必要です。
プログラムは以下の通りです。
・講演1「児童サービスの今とこれから―コロナ禍での学びと未来」 汐﨑順子氏(慶應義塾大学非常勤講師)
・講演2「ウィズコロナの経験を活かす―これからの学校図書館について考えるために」 庭井史絵氏(青山学院大学准教授)
・事例報告1「「としょ丸チャンネル」ができるまで」 岡田雅彦氏(さいたま市立中央図書館 資料サービス課 課長補佐兼係長)
・事例報告2「逆境をチャンスに―公立小学校図書館でも出来ること」 横山寿美代氏(杉並区立小学校司書)
・事例報告3「国際子ども図書館の取組」 国際子ども図書館児童サービス課
佐賀県の伊万里市民図書館が、ブックスタートで配る絵本およびアドバイスブックの購入費用に係るガバメントクラウドファンディングを、2021年2月18日から5月18日まで実施しています。
ガバメントクラウドファンディングとは、地方公共団体がふるさと納税制度を活用して行うクラウドファンディングで、同市が生後3か月の集団健診と併せて実施していたブックスタートがコロナ禍により中止となっているため、ブックスタートを再開させることを目的に行われているものです。
目標額は100万円で、目標金額を上回ったときは、翌年度以降のブックスタート継続のための費用として活用します。目標金額を下回った場合でも、ブックスタートは市の事業としては引き続き行うとしています。
ガバメントクラウドファンディング「ブックスタート事業」にご協力ください (伊万里市民図書館,2021/2/18)https://www.city.imari.saga.jp/11142.htm#itemid14282
2021年1月16日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、出版者に対し、ALIAが2021年に試行する「オンラインストーリータイム」に登録する絵本を募集すると発表しました。
「オンラインストーリータイム」は、公共図書館の分館が少額の年間使用料を支払うことで、出版社がオンラインでの読み聞かせでの絵本の利用を許可するという枠組みで実施される取組です。コロナ禍において、オンラインでの読み聞かせが人気だったことを受けて行われるもので、今回の試行は、2022年に恒久的な協定を締結するに先立ち、同取組が、出版社・図書館・コミュニティーのニーズにどれだけ応えるのかをALIAとオーストラリア出版協会(APA)が評価するために行われます。
参加館は使用料を支払うことで、登録された絵本を用いて読み聞かせの動画を作成し自館のソーシャルメディアに投稿することができます。動画を使用できる期間は6か月です。300から400の公共図書館の分館から支払われる各館あたり150オーストラリアドルの年間使用料をもとに、2022年1月に出版社に対して約4万から6万オーストラリアドルを支払うとしています。使用料150オーストラリアドルの内訳は、運営費に25オーストラリアドル、出版社および著者・イラストレーターへの支払いとして125オーストラリアドル、となっています。
2020年9月26日、石川県の金沢市立泉野図書館は、同館キッズフロアにDAISY図書の視聴コーナーを開設したことを発表しました。
石川県視覚障害者協会から同館へ寄贈されたDAISY図書として、「人魚姫」や「くまのパディントン」などの児童向けのタイトルの視聴が可能です。中学生以下の利用者は、同館キッズフロアの職員に申し出て再生機器を貸出することで、DAISY図書を視聴することができます。また、高校生以上の利用者も公開ホールのカウンターで職員に申し出ることで、同館の公開ホール内で視聴することができます。
2020年10月1日、静岡県立中央図書館が、「子どもコーナー」をオープンしました。
同館に所蔵されていた読み物に加え、グランシップ(静岡県コンベンションアーツセンター)の「えほんのひろば」に所蔵されていた絵本を同館に移転して開設したもので、合計約7,000冊の本が所蔵されています。
県立中央図書館に「子どもコーナー」がオープンします!(静岡県,2020/9/29)http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha20.nsf/c3db48f94231df2e4925714700049a4e/14cbf4e1edd48370492585e70030411c
2020年9月24日、愛知県の岡崎市立中央図書館が、バリアフリー関連資料を集めた「りんごの棚」を子ども図書室に設置したと発表しています。
対象資料は、点字・手話に関する児童向け資料、児童向け大活字資料、布絵本、マルチメディアデイジー、児童向けLLブックです。
「りんごの棚」を設置しました(岡崎市立中央図書館,2020/9/24)https://www.library.okazaki.aichi.jp/index.php?key=jo7cghwft-3672#_3672
参考: 横浜市南図書館、こどもの本コーナーに点字つき絵本・さわる絵本・LLブック等を集めた「りんごの棚」を設置 Posted 2020年3月17日https://current.ndl.go.jp/node/40511
京都府の宇治市東宇治図書館が、2020年8月26日、同館が入居する東宇治コミュニティセンターにおいて「夏休み!ぬいぐるみの図書館おとまり会~新しい生活様式編~」を開催します。通常の「ぬいぐるみの図書館おとまり会」に加え、ぬいぐるみに手作りマスクを付けるワークショップを行うものです。
また、宇治市西宇治図書館では、8月5日・6日・7日・12日・13日・14日に「夏休みひとりじめおはなし会」を開催します。絵本・物語などの読み聞かせを同館職員がマンツーマンで行うものです(1人15分程度・1冊まで)。3密を避け、1人ずつ個別に読み聞かせを行う催しです。
8月の行事予定(宇治市図書館)https://www.city.uji.kyoto.jp/soshiki/10/18307.html
2020年7月4日、大阪府の堺市立図書館は、ふるさと納税を活用した親子読書推進事業「親子で読書」の利用団体の募集について発表しました。
同事業は堺市立中央図書館が実施するものであり、ふるさと納税による全国からの寄付金で購入した、0歳から5歳児向けの絵本を、年齢別に20冊1パックにして貸し出す事業です。
対象は、同市内で活動する子育てサークルや家庭・地域文庫、認可外保育施設、幼稚園、保育園等の子育てに関わる団体で、1団体当たり2パック(40冊)まで借りることができます。
申込期間は2020年8月4日から8月18日まであり、貸出期間は2020年9月初旬から2021年2月下旬を予定しています。
ふるさと納税を活用した親子読書推進事業「親子で読書」の利用団体を募集します(堺市, 2020/7/4)http://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/library/oshirase/oyakodedokusyo2020-1.html
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