図書館設備

コロラドスプリングスの新施設“Library 21c”が近日開館:創作活動支援のための設備が充実(米国)

米国コロラド州コロラドスプリングスのPikes Peak Library District(PPLD)で進められている新図書館“Library 21c”が、6月21日に開館するとのことです。The Gazette(オンライン)に紹介記事とともに、内装等を映した動画が掲載されています。

記事および動画によると、新施設は、8年ほど使用されていなかった建物を375万ドルでPPLDが買い取り、改装を進めているもので、3Dプリンターやミシン、動画やゲーム等の制作環境などが整えられているそうです。

Library of future ready to open in Colorado Springs(The Gazette, 2014/5/24付け)
http://gazette.com/library-of-future-ready-to-open-in-colorado-springs/article/1520530
※動画掲載

図書館で昼寝を。ミシガン大学図書館が“昼寝ステーション”を試験導入

米国のミシガン大学図書館で、“昼寝ステーション”(Napping Stations)が試験的に導入されているそうです。この昼寝ステーションは、学部学生向けの図書館Shapiro Undergraduate Libraryの1階に設置され、折り畳み式の簡易ベッド、使い捨ての枕カバー、ロッカーなどが用意されているとのことです。また、睡眠障害の学業への悪影響の対策を考慮したもので、睡眠時間は30分までときめられているそうです。

このスペースの導入にあたっては、同大学の学生自治体(Central Student Government:CSG)が支援しており、CSGが教員や同大学の睡眠障害センター(Sleep Disoders Center)の協力を得るなどして実現したものとのことです。

New Napping Station Draws Media Interest(M Library News, 2014/5/8付け)
http://www.lib.umich.edu/news/new-napping-station-draws-media-interest

メディア;
CSG implements first napping station in UGLi(Michigan Daily, 2014/4/28付け)

ニュージャージー州で図書館におけるメイカースペースのための助成プログラム 15館が総額約116,000ドルを獲得(記事紹介)

2014年4月7日付けのThe Digital Shiftの記事で、米国ニュージャージー州で図書館におけるメイカースペースに関する取り組みを対象に行われた助成プログラムが紹介されています。このプログラムはニュージャージー州立図書館とニュージャージー州の図書館間協力団体であるLibraryLinkNJによって行われたもので、メイカースペースに関する取り組みであれば館種を限定せず応募することができました。2013年9月に募集を開始し、最終的に公共図書館、学校図書館、大学図書館を含む15の図書館に対し、総額115,700ドルの助成が行われたとのことです。

記事の中では助成プログラムの詳細のほか、3-Dプリンタを使って作った道具やベンチなどを使って、図書館の中庭でガーデニングに関するプログラムを開催するというOld Bridge公共図書館の活動について紹介されています。

New Jersey Librarians Get $116,000 in Makerspace Grants(The Digital Shift、2014/4/7付け)

岐阜県海津市の図書館が「読書通帳」導入、全国6例目

岐阜県海津市の図書館が、大垣共立銀行の協賛により「読書通帳」を導入したことが報じられています。全国で6例目、東海3県では初とのことです。通帳の読み取り機は2台導入し、同市の海津図書館と平田図書館に設置したとのことです。

読書歴、通帳に記録 海津市図書館がサービス開始(岐阜新聞Web, 2014/4/3付け)
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20140403/201404030921_22269.shtml

関連:
富山県立山町/公立図書館に「読書通帳」システム(全国町村会)
http://www.zck.or.jp/letter/H25/2862_03.html

E1545 - 国立大学等の特色ある施設2013における図書館関連施設

 2014年3月5日,文部科学省は近年行われた国立大学の施設整備の中から特色のある37の事例をあつめ,「国立大学等の特色ある施設2013 キャンパスの創造的再生編」を刊行した。「キャンパスの創造的再生」につながる知恵やアイデアに焦点を当てて編集され,国立大学法人等の関係者が掲載事例を参考にし,高等教育施設の水準を更に向上させることを目的とした資料となっている。各事例は「教育研究活動を支える」,「全人格的な人格形成を促す」,「社会に開く」,「個性・特色を表す」,「交流を育む」,「時代を紡ぐ」の6つに分類され,写真や図面等を多数用いて解説されている。これらのうち,「教育研究活動を支える」事例に含まれている,図書館と図書館を中心とした施設を3件紹介する。...

ゲイツ財団、南アフリカの公共図書館を支援

2014年3月17日、南アフリカの芸術文化省が、、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団より3,200万ランドの資金提供を受け、“Gates Foundation Global Libraries' Project”を開始することを発表しています。公共図書館の強化を図るもので、資金は、国内の公共図書館におけるインターネット設備を充実させるために使われるようです。

やっぱりサウナは必要、との見解:ヘルシンキ中央図書館の新館建築

ヘルシンキ中央図書館については、国際コンペの末、2013年6月にフィンランドの建築会ALA Architects of Helsinkiの作品“Käännös”が最優秀作品として選ばれていましたが、この案では、音楽やマルチメディアのワークショップスペースなどのほか、公共のサウナも設置するものとなっていました。これについて、その後、図書館長が難色を示していたそうですが、市の文化図書館委員会の議長(Johanna Sydänmaa氏)から、計画通り進める意向が示されたことが報じられています。

議長は、このサウナを、教育的なものであり、フィンランド文化促進の手段と捉えており、また中央図書館の可視性はフィンランドのサウナ文化を広げるうえでユニークな機会を提供するものだとの考えを示したとのことです。

New Helsinki central library to include sauna after all(yle, 2014/3/6付け)
http://yle.fi/uutiset/new_helsinki_central_library_to_include_sauna_after_all/7123693

via.

カンザス州の少年、図書館のメイカースペースを通じて新たな手を手に入れる(記事紹介)

The Digital Shift(Library Journal誌)の2014年2月11日付けの記事で、図書館のメイカースペースを通じて義手を手に入れたカンザス州のMatthew少年のエピソードが紹介されています。

Matthew少年は生まれつき右手の指の一部が欠けていたものの、家計が厳しく、一般に販売されている義手を購入することはできずにいました。そこである教員がMatthew少年の母親にRobohandという、3Dプリンタで作製できる義手を紹介し、Johnson County’s Central Resource Libraryに新たに設置されたメイカースペースの3DプリンタによってMatthew少年はRobohandを手に入れることができたとのことです。現在、Matthew少年はこの義手を使ってペンを握り、文字を書くこともできるそうです。

Kansas Boy Gets New Hand, Created at a Library Makerspace(The Digital Shift、2014/2/11付け)
http://www.thedigitalshift.com/2014/02/k-12/library-innovation-leads-new-hand-kansas-boy/

Robohand

図書館におけるメイカースペースに関する調査 回答館の41%はメイカースペースを提供、利用料金をとる図書館も

マイアミ大学Gardner-Harvey Libraryの図書館長、John Burke氏が2013年10~11月にかけて行った、図書館におけるメイカースペースに関するweb調査の結果の一部が2013年12月16日付けのLJ INFOdocketの記事で公開されています。

この調査は12の図書館関係メーリングリストやTwitter、Facebookを通じて回答を呼び掛けたもので、143の図書館員から回答が集まりました。回答のあった図書館のうち、41%は現在すでにメイカースペース(ないしはそれに類する活動)を提供しており、36%は近い将来、メイカースペースをはじめることを計画しているとのことです。これらの現在すでにメイカースペースがある、ないしは近い将来はじめることを計画している図書館のうち、

・51%は公共図書館、36%は大学図書館、9%は学校図書館である
・36%は図書館の予算内からメイカースペースの費用を捻出しており、29%は助成金を取得、14%は寄付を得ている
・52の図書館で利用に際しなんらかの料金をとっている、またはとることを検討している。このうち40%は消耗品費をとっている

カナダのエドモントン公共図書館、メイカースペースをオープン

カナダにおいて、エドモントン公共図書館(Edmonton Public Library)が、メイカースペースをオープンしました。3Dプリンターやエスプレッソ・ブック・マシーンを導入しています。

EPL Makerspace
http://www.epl.ca/makerspace

New Edmonton Public Library digital space boasts 3D printers, book-printing machine(Metro, 2013/12/10付け)
http://metronews.ca/news/edmonton/880829/new-edmonton-public-library-digital-space-boasts-3d-printers-book-printing-machine/

Edmonton Public Library makes space for tech-friendly creations(Metro, 2013/8/22付け)
http://metronews.ca/news/edmonton/774745/edmonton-public-library-makes-space-for-tech-friendly-creations/

参考:

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