図書館設備

中野区立図書館(東京都)、「中野東図書館の吹抜書架の取扱いと安全対策」を発表

2021年11月11日、中野区立図書館(東京都)は、2022年2月開館予定の中野東図書館に関し、「中野東図書館の吹抜書架の取扱いと安全対策」を発表しました。

中野東図書館では、7階の天井から9階にかけて吹き抜けになった場所に巨大書架が設置されており、注目を集めていました。

中野東図書館の吹抜書架の取扱いと安全対策(中野区立図書館, 2021/11/11更新)
https://library.city.tokyo-nakano.lg.jp/news2/?id=348

@NakanoLib(Twitter, 2021/11/7)
https://twitter.com/NakanoLib/status/1457181016267821061

E2439 - オンラインの閲覧室・ティーチングスペースの構築(英国)

   2021年7月,英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が,オンラインの閲覧室(Virtual Reading Room:VRR)やティーチングスペース(Virtual Teaching Space:VTS)を構築する取組についての調査レポートの公開を発表した。本稿では,当調査レポートの内容を概説する。

E2440 - 歴史的建造物を図書館に再利用した事例集<文献紹介>

   2021年6月,国際図書館連盟(IFLA)の環境・持続可能性と図書館に関する専門部会(ENSULIB)と図書館建造物および設備分科会(LBES)の協力のもと,世界各国の主に歴史的建造物が図書館に再利用された事例を集めた報告書が出版された。報告書は大きく3つのパートに分かれ,建築家Robert Niess氏,Santi Romero氏,図書館建築の専門家Karen Latimer氏による建造物を図書館に再利用することに関する総論と,公共図書館に再利用した10の事例,大学などの学術図書館に再利用した9の事例で構成される。病院,消防署,機関車工場,郵便局など改築前の建造物の種類は多様で,改築前後の様子が写真と共に紹介されており興味深い。全文はインターネットでも公開され,誰でも無料で読むことができる。本稿ではそのいくつかの事例を挙げつつ,歴史的建造物を図書館に再利用する取り組みの特徴を紹介したい。

武庫川女子大学附属図書館(兵庫県)、AI顔認証による入退管理システム「SAFR」を導入:館内滞在状況把握のため

2021年10月11日、兵庫県の武庫川女子大学が、同大学附属図書館でNTTドコモのAI顔認証による入退管理システム「SAFR」を導入したことを公表しました。なお、8月3日付で、同館のウェブサイト上に、顔認証システムの導入についてのお知らせが掲示されていました。

発表によると、同大学附属図書館のうち中央図書館は生涯学習の場として西宮市(兵庫県)内在住・在校の中高生等学外者へも一般開放しており、学外者は共用カードでの入退館をしていました。不特定多数が頻繁に利用する施設であることから、リスクマネジメントを強化するため、利用者の詳細な把握が課題になっていました。

今回の導入により、地震や火災発生時などの緊急事態においても館内の滞在状況が即座に確認できるようになる他、学外者の所属別利用状況を簡単に把握することができ、その情報を基に生涯学習支援施策の検討ができるようになるとあります。

E2435 - 大学図書館の来館利用を促す要因を探るSCONULの報告書

   2021年7月,英国国立・大学図書館協会(SCONUL)が,大学図書館の来館利用に関する報告書を公開した。SCONUL会員館では,多くの資料が電子媒体で入手できる中でも来館者数が増加または維持の傾向にあり,本報告書はその要因を分析している。以下,その内容を紹介する。

米国図書館協会(ALA)、米国の公共図書館の建設・改修に必要な費用の分析結果を発表

2021年5月20日、米国図書館協会(ALA)が、米国の公共図書館の建設・改修に必要な費用の分析結果をまとめた“data brief”を公開しました。

公共図書館の築年数は平均して40年以上であり、築100年を超える館も数百あると述べられています。発表の中で、カリフォルニア州をはじめとした9つの州とワシントンD.C.における公共図書館施設のニーズに関する調査では、施設の建設・改修のために80億ドル以上が必要なことが示されているとしています。

また、同調査の対象地域の人口が米国の総人口に占める割合から、米国全体で320億ドルが必要であると考えられ、現在の公共図書館の財政状況を踏まえると、費用を賄うのに25年以上かかると指摘しています。

鶴見大学図書館、館内に個室型ワークブースを設置

2021年4月23日、鶴見大学図書館が、館内に個室型ワークブースを設置したことを発表しました。

防音構造でインターネット環境が整っており、学会や研究会への出席、ウェブ会議、電話等で利用ができると述べています。

テレキューブを導入しました!(鶴見大学図書館ブログ, 2021/4/23)
http://blog.tsurumi-u.ac.jp/library/2021/04/post-5521.html

個室型ワークブース「テレキューブ」の利用開始について(鶴見大学図書館)
https://www.tsurumi-u.ac.jp/site/library-official/library-news20200423-1.html

宮城県図書館、東日本大震災における宮城県内の津波の高さ(推定)を館内に掲示:1階エントランスの吹き抜けを利用

宮城県図書館は、2021年3月27日から6月10日まで、東日本大震災における宮城県内の津波の高さ(気象庁が公表した推定値)を1階エントランスに掲示しています。石巻市鮎川浜では高さは7.7mに及び、掲示を見上げることで危機意識を新たにすることができる、としています。

今回の高所への掲示に際しては電動昇降機が使用されており、その様子を撮影した動画「宮城県図書館の電動昇降機」もYouTube上で公開されています。

東日本大震災 宮城県内の推定される津波の高さ(宮城県図書館)
https://www.library.pref.miyagi.jp/latest/events/exhibition/1714-2021-03-03-09-09-49.html#8

【イベント】第3回UEC AIAミニシンポジウム「AI・ビッグデータ×図書館 ~デジタル革新による共創の場の再生~」(3/4・オンライン)

2021年3月4日、電気通信大学附属図書館(東京都)の実験的学修スペースである“UEC Ambient Intelligence Agora(AIA)”運営委員会が、第3回UEC AIAミニシンポジウム「AI・ビッグデータ×図書館 ~デジタル革新による共創の場の再生~」を、ウェブ会議サービスZoomウェビナーによりオンライン開催します。

同館のAIAを中心に展開しているAI・ビッグデータ研究の成果を共有し、コロナ禍におけるデジタル革新と学修の場の再生を議論する目的で開催されます。

電気通信大学の所属者だけでなく、学外者も参加可能ですが、参加には事前の申込が必要です(先着500人)。当日の主なプログラムは次のとおりです。

●電気通信大学が目指す超スマート大学像とAIA
 岡山義光氏(理事(キャンパス情報基盤担当))

●コロナ禍のAIAにおける研究活動の展開
 西野哲朗氏(情報学専攻教授、学術院長、情報理工学研究科長)

●ウィズ/アフターコロナ下における学修空間:Ambient Intelligence Agoraの現状と展望
 村田輝氏(学術情報課長)

●3密の可視化による環境・行動制御
 石垣陽氏(情報学専攻特任准教授)

カナダ政府、カナダ国立図書館・文書館(LAC)とオタワ公共図書館(OPL)の共同施設に対して持続可能性の更なる向上のため追加投資の実施を発表

2021年2月8日、カナダ政府は、2021年中に首都オタワのダウンタウン地区に着工を予定しているカナダ国立図書館・文書館(LAC)とオタワ公共図書館(OPL)の共同施設について、最新の進捗状況を発表しました。

建築物の環境性能の国際基準であるLEED Gold認証に達していた同施設に対して、カナダ政府は持続可能性をさらに高めるための投資を行うことを発表しました。政府からの追加投資により、同施設は、建物の外壁と断熱材の更新・三重窓の設置・屋上及び建物正面部分への太陽光パネルの設置・環境に配慮した循環型素材の追加・建物内壁面の緑化などを実現できる、としています。

カナダ政府は今回の追加投資の実施について、大規模なインフラ整備プロジェクトが現在と将来の世代にクリーンで安全かつ持続可能な環境の提供を保証するという政府の取組に沿った決定である、と説明しています。同施設は、2024年後半以降に完成する予定です。

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