フランスの初頭・中等教育の教員向けのポータルサイト“Éduthèque”上にEuropeana専用ページを構築したもので、同ページには、国民教育・高等教育・研究省がフランスの教員に特に関係が深いものとして選択・翻訳した、ギャラリー・展示・検索結果へのリンクが設けられてるほか、Europeanaのコンテンツを教育に用いる際の基礎知識を案内する“Guide to using Europeana in education”のフランス語版や、授業でデジタル化資料をテキスト化する際のツールが用意されたページが公開されていることが紹介されています。
学術刊行物・実践ガイド・政策文書・事例研究といった、インターネット上でオープンアクセスで公開されている、著作権とデジタル文化遺産に関する幅広い資料へのリンクを整理して提供しているほか、実務者を対象としたテキスト“Copyright and Digital Cultural Heritage”を公開しています。同テキストは、英国の文化遺産機関を対象に、国内外からのデジタル文化遺産へのアクセスや利用への影響に焦点をあてて、著作権法を包括的に解説するものです。
2017年8月にポーランドのヴロツワフで開催される第83回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の発表資料として、ポーランドのPoznan Supercomputer and Networking CenterのWERLA, Marcin氏による、クラウド型(SaaS)電子図書館プラットフォーム“LoCloud”を紹介する“Cloud technologies as a solution for digital collections management in small libraries”と題する記事が公開されています。