件名標目表

日本図書館協会(JLA)、「2021年度における三ツール(NDC新訂10版・NCR1987年版改訂3版・BSH第4版)のオンライン配信事業について」を発表

2021年1月21日、日本図書館協会(JLA)は、「2021年度における三ツールのオンライン配信事業について」を発表しました。

JLAは、新型コロナウイルス感染症対応として2020年度に実施した『日本十進分類法(NDC)新訂10版』・『日本目録規則(NCR)1987年版改訂3版』・『基本件名標目表(BSH)第4版』の図書館情報学の授業におけるオンライン配信の特例措置について、年を改めてもなお引き続き対応の必要な事態になっていることから、2021年度にも実施することを発表しています。

2020年度と同様に、利用する科目名称・担当教員名・受講者数・各ツールの所持部数・オンライン配信を必要とする理由を明記した「利用許可申請書」の提出後、申請内容の確認を経て、希望するツールへのアクセス権とパスワードがJLAから送信されます。ただし、2021年度においては、利用を許可された大学は応分の負担金が必要となります。また、新型コロナウイルス感染症が収束、大学がほぼ平常の授業形態に戻った場合などには、年度途中でも終了する場合があります。

JLAは2021年度の利用に際しての許諾条件として以下の5点を挙げています。

米国国立医学図書館(NLM)、医学件名標目表(MeSH)2021年版の適用をはじめとした医学学術文献データベースMEDLINEの年末更新処理を実施

2020年12月4日、米国国立医学図書館(NLM)が、同館が整備する医学学術文献データベースMEDLINEについて、2021年に向けた年末処理の実施に伴う変更点の内容を発表しています。

NLMは2020年の年末処理によるMEDLINEの主要な変更点を以下のように紹介しています。

・12月3日付でNLMの整備するシソーラスである医学件名標目表(MeSH)について、最新の2021年版がMeSH用語のデータベース“MeSH Browser”のデフォルトへ設定された。PubMedへの2021年版MeSHの反映は12月中旬までに完了予定である。

・2021年版MeSHでは、2020年版の14件の標目について新しい用語への更新が行われた。また、277件の新しい用語が標目に追加された。

・2020年1月以降、MeSHの補足用語(Supplementary Concept Record)として追加された“COVID-19”や“SARS-CoV-2”をはじめ、新型コロナウイルス感染症に関連する多数の語彙が標目に昇格している。

ブリティッシュコロンビア大学図書館(カナダ)の件名標目における先住民族「脱植民地化」に向けた取り組み(記事紹介)

2020年6月25日付で、カナダのブリティッシュコロンビア大学図書館が、先住民族の「脱植民地化」を意図して、近年同館が件名標目に対して実施している取り組みを紹介した記事を公開しています。

ブリティッシュコロンビア大学図書館のXwi7xwa図書館では、かつて“First Nations”を件名標目に設定していた書誌レコードの多数について、より広い概念を表す“Aboriginal Canadians”への置き換えを行っています。また、長年にわたって、米国議会図書館件名標目表(LCSH)の標目“Indians of North America”について、同館独自のシソーラスでは使用しないようにしています。

ドイツ医学中央図書館(ZB MED)、2020年版以降の医学件名標目表(MeSH)のドイツ語翻訳事業をドイツ医療文書情報機構(DIMDI)から承継

2020年5月20日、ドイツ医学中央図書館(ZB MED)は、米国国立医学図書館(NLM)が整備する医学件名標目表(MeSH)のドイツ語翻訳事業について、ドイツ医療文書情報機構(Deutsche Institut für medizinische Dokumentation und Information:DIMDI)から移管を受け、2020年版以降の翻訳を同館が担当することを発表しました。

MeSHは年に一度更新される世界的に普及した医学用語のシソーラスです。書籍等の主題索引から、データベースの索引、医学・生命科学分野の検索プロファイル作成まで多方面で活用されています。

MeSHのドイツ語翻訳事業は2018年までDIMDIが担当し、2020年5月時点では2019年版MeSHのドイツ語翻訳版がDIMDIのウェブサイトからダウンロード可能になっています。ZB MEDはDIMDIとの緊密な連携の下で、翻訳事業を引き継ぎ、後日2020年版MeSHのドイツ語翻訳版を提供する予定です。

国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDLA)に件名「新型コロナウイルス感染症」が追加

2020年6月1日、国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDLA)で件名「新型コロナウイルス感染症」が追加されました。

同義語は、「コロナウイルス急性呼吸器疾患 (2019-nCoV)」、「SARSコロナウイルス-2感染症」、「COVID-19 (Disease)」です。上位語は「ウイルス感染症」、「呼吸器感染症」であり、関連語には「コロナウイルス」、「重症急性呼吸器症候群」があります。注記によると、2019年に初の感染者が報告された、SARS-CoV-2により引き起こされるコロナウイルス感染症に使用されます。

新型コロナウイルス感染症(Web NDLA, 2020/6/1)
https://id.ndl.go.jp/auth/ndlsh/001347199

米国議会図書館(LC)、米国議会図書館件名標目表(LCSH)の件名として“COVID-19 (Disease)(「新型コロナウイルス感染症」)”を追加

米国議会図書館(LC)が2020年4月17日付で公開した“LIBRARY OF CONGRESS SUBJECT HEADINGS MONTHLY LIST 04”で、 “COVID-19 (Disease)(「新型コロナウイルス感染症」)”の米国議会図書館件名標目表(LCSH)への追加が発表されました。

同リストは、追加や更新があったLCSHの件名をまとめたものです。“COVID-19 (Disease)”は、「コロナウイルス感染症(Coronavirus infections)」と「呼吸器感染症(Respiratory infections)」を上位語として持ち、参照形として“2019-nCoV disease”や“2019 novel coronavirus disease”、“SARS-CoV-2 disease”等が入力されています。

Subject and Genre/Form Headings(LC)
http://www.loc.gov/aba/cataloging/subject/

日本図書館協会(JLA)、「図書館情報学の授業における三ツールのオンライン配信について」を発表

2020年4月24日、日本図書館協会(JLA)が、「図書館情報学の授業における三ツールのオンライン配信について」を発表しています。

4月13日に公表した「(1) 三ツールの部分的な利用」に関する措置に続き、「(2) PDFファイルによる,三ツールのオンライン配信」についての措置を示したものです。

JLAの目録委員会・分類委員会・件名標目委員会の協力のもと決定されたもので、以下の措置をとるとしています。許諾の条件と申請方法の詳細は、近々、ウェブサイト上で案内し、5月中旬よりPDFの提供を順次行うことが予定されています。

1.基本方針
 図書館情報学(司書,司書教諭,学校司書の養成のための教育課程を含む,以下同様)の科目をオンライン形態で行う場合,従来から行われていた対面式の授業形態に可能な限り近づけられるように,2020年度に限り,著作権に関する特例的な措置(利用の許諾)を講じます。

米国国立医学図書館(NLM)、医学件名標目表(MeSH)の補足用語(Supplementary Concept Record)として新型コロナウイルス感染症関連用語5語を追加

2020年4月13日、米国国立医学図書館(NLM)は、同館が整備する医学件名標目表(MeSH)の補足用語(Supplementary Concept Record:SCR)として、2020年3月に新型コロナウイルス感染症関連用語5語の追加を行ったことを発表しました。

追加された用語は、“COVID-19 diagnostic testing(「新型コロナウイルス感染症の診断検査」)”、“COVID-19 drug treatment(「新型コロナウイルス感染症の薬物療法」)”、“COVID-19 serotherapy(「新型コロナウイルス感染症の血清療法」)”、“COVID-19 vaccine(「新型コロナウイルス感染症のワクチン」)”、“LAMP assay(「(新型コロナウイルス感染症検出のための)LAMP法による検定」)”の5語です。2020年3月26日から28日にかけて追加されています。

MeSHのSCRについて、2020年3月以前はプロトコルを補足する「クラス2」の使用が、癌に関わる用語に限定されていましたが、新型コロナウイルス感染症に対して利用可能な語彙の作成を促進するため、クラス2の使用範囲を拡大したことが併せて発表されています。

日本図書館協会(JLA)、新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、「オンライン授業における三ツール(『日本十進分類法(NDC)新訂10版』『日本目録規則(NCR)1987年版改訂3版』『基本件名標目表(BSH)第4版』)の活用について」を発表

2020年4月13日、日本図書館協会(JLA)が、オンライン授業における三ツール(『日本十進分類法(NDC)新訂10版』『日本目録規則(NCR)1987年版改訂3版』『基本件名標目表(BSH)第4版』)の活用についてを発表しました。

発表では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、オンライン形態(リアルタイム・オンデマンドの双方を含む)の授業へ切り替える大学が増えつつあることから、JLAでは、図書館情報学教育の質が保てるよう、特例的な措置を、次の二つに分けて、検討してきたとしています。

(1) 三ツールの部分的な利用
(2) PDFファイルによる,三ツールのオンライン配信

今回は(1)に関しての発表で、2020年度に限り、著作権に関する特例的な措置(利用の許諾)を講じるとして、図書館情報学の科目において『日本十進分類法(NDC)新訂10版』『日本目録規則(NCR)1987年版改訂3版』『基本件名標目表(BSH)第4版』の特定のページの内容を、オンライン形態の授業において、下記のような活用が行われる場合、後記の事項に留意することを前提に、申請することなく活用することを許諾するとしています(ただし、活用するページが大量に及ぶ場合は要相談)。

米国国立医学図書館(NLM)、医学件名標目表(MeSH)の補足用語(Supplementary Concept Record)として“COVID-19(「新型コロナウイルス感染症」)”を追加

2020年2月14日、米国国立医学図書館(NLM)は、同館が整備する医学件名標目表(MeSH)の補足用語(Supplementary Concept Record)として、前日13日に“COVID-19(「新型コロナウイルス感染症」)”を追加したことを発表しました。

これは世界的に感染が拡大している「2019新型コロナウイルス(2019-nCoV)」によって引き起こされる疾患に対して、世界保健機関(WHO)が“Coronavirus Disease 2019 (COVID-19)”と公式に命名したことに対応するものです。新たに追加された補足用語“COVID-19”は、“Coronavirus Infections(「コロナウイルス感染症」)”と“Pneumonia, Viral(「ウイルス性肺炎」)”の2つの定義語(Descriptors)に対応しています。

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