図書館

韓国国立中央図書館(NLK)、第14回図書館革新アイデア・優秀事例の募集を発表:新型コロナウイルス感染拡大以後に変化した図書館政策やサービス等がテーマ

韓国国立中央図書館(NLK)が、2020年7月1日から8月31日まで、第14回図書館革新アイデア・優秀事例の募集を行うと発表しました。応募対象は、全国の司書及び図書館・文化機関の職員、大学生・大学院生、海外の韓国資料室の運営者です。

今回の公募のテーマは、新型コロナウイルスの感染拡大以後に変化した図書館政策方針とサービス、人工知能(AI)時代の図書館の革新を主導する図書館運営と利用の活性化、です。

応募されたアイデアや事例は、書類審査・面接審査を経て、9月末に8点の入賞作が発表されます。最優秀賞1点には文化体育観光部長官賞及び賞金200万ウォン、優秀賞2点には文化体育観光部長官賞及び150万ウォン、奨励賞5点には国立中央図書館長賞及び賞金100万ウォンが授与されます。

図書館運営・サービス向上のための資料として活用されることを目的に、優秀作を集めた資料集を制作して全国の図書館に配布します。

株式会社未来の図書館 研究所、「動向レポート」増刊号「新型コロナウイルス影響下の図書館:再開に向けた取組」の第2版を公開

2020年5月29日、株式会社未来の図書館 研究所は、5月22日に第1版を公開した「動向レポート」増刊号「新型コロナウイルス影響下の図書館:再開に向けた取組」について、第2版となる2020年5月29日版の公開を発表しました。

第1版の公開後に、日本図書館協会による「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」の更新や、他国における図書館の再開に向けたガイドライン等の更新がみられたために、5月29日現在の内容として更新を行ったものです。

なお、元の第1版のURLにアクセスすると、最新情報である第2版に自動転送される設定としたこと、元の第1版は別URLで引き続き公開していることも発表しています。

「動向レポート」増刊号「新型コロナウイルス影響下の図書館:再開に向けた取組」第2版(株式会社未来の図書館 研究所, 2020/5/29)
http://www.miraitosyokan.jp/wp/20200529/

フランス・文化省、文化セクターの活動再開を支援する文書をまとめたウェブページを公開

2020年5月11日、フランス・文化省が文化セクターの活動再開を支援する文書をまとめたウェブページを公開しました。

同ウェブページでは、同省と専門家が作成した、図書館、博物館・美術館、文書館、予防考古学の作業、書店、文化活動や芸術的・文化的教育に関係する機関、舞台芸術分野での活動、劇場等に関して、活動を再開する際の参考となるガイドラインがそれぞれ掲載されています。

図書館に関する文書は、以下のような章立てになっています。

1.全般的な基準
館内や備品の消毒、手袋等をはじめとした職員用の防具、受付窓口、空調設備について、以下をはじめとした具体的内容が記載されています。
・外出規制中閉館しており、開館までの5開庁日に人が立ち入っていない館は簡単な掃除と換気を行う。

・階段の手すり等のよく人の手が触れる場所は1日に2回以上消毒効果が証明されているもので掃除をする。

・3時間ごとに15分以上の換気を行う。

・消毒等の特定作業にのみ手袋を使用する。

・使用済みの手袋等は専用のごみ袋に入れ適切な手順で廃棄する。

日本図書館協会(JLA)、「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」の「来館者名簿の作成」の運用に関する補足説明を公開

2020年5月20日、日本図書館協会(JLA)は、5月14日に公開した「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」で言及されていた「来館者名簿の作成」について、運用に関する補足説明を発表しました。

補足説明の中では、同ガイドラインを、新型コロナウイルス感染症対策のためのものであり、恒久的なものではないこと、開館に向けて施設管理者が検討すべき基本的事項を示したものと位置付けています。また、「三つの密」と「接触感染」のリスクを考慮すること、「来館者名簿の作成」においては利用者のプライバシーに配慮することをはじめとした意思決定上の留意点や、同ガイドラインで示されていた「来館者名簿の作成」に関する留意事項についての補足が記載されています。

図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインの「来館者名簿の作成」の運用に関する補足説明(JLA, 2020/5/20)
http://www.jla.or.jp/home/news_list/tabid/83/Default.aspx?itemid=5310

「図書館」(仮称)リ・デザイン会議のウェブサイトが公開:「図書館」のあり方の理想を語り、その位置づけを再定義・再定置する会議体

2020年5月17日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による図書館サービスへの影響をきっかけに図書館関係者を中心として開催された「withコロナ時代の『図書館』(仮称)」リ・デザイン会議の活動報告や議事内容を公開するため、「図書館」(仮称)リ・デザイン会議のウェブサイトがオープンしました。

同会議は、「図書館」の名称と定義を一度仮のものとし、「図書館」(仮称)のあり方の理想を語り、位置づけを再定義し、図書館法施行100周年に当たる2050年を見据えたビジョンをまとめることを目的としています。5月25日時点で、ウェブサイトには、これまでに実施された会議の内容や実行委員会第0回会議までの経緯、実行委員会の名簿が掲載されています。

Webサイトを公開しました(「図書館」(仮称)リ・デザイン会議, 2020/5/17)
https://library-redesign.main.jp/20200517/open/

消費者庁、特設ページ「「新しい生活様式」の実践例を踏まえた新しい日常に向けて消費者に知っておいていただきたい事項 」を開設:図書館に関する項目も

2020年5月22日、消費者庁が、特設ページ「「新しい生活様式」の実践例を踏まえた新しい日常に向けて消費者に知っておいていただきたい事項 」を開設しました。

日本図書館協会による「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」から抜粋した図書館に関する項目も掲載されています。

新着情報 2020年度(消費者庁)
https://www.caa.go.jp/notice/archive/2020/
※2020年5月22日欄に「特設ページ「「新しい生活様式」の実践例を踏まえた新しい日常に向けて消費者に知っておいていただきたい事項 」を開設しました」とあります。

株式会社未来の図書館 研究所、「動向レポート」増刊号「新型コロナウイルス影響下の図書館:再開に向けた取組」を公開

2020年5月22日、株式会社未来の図書館 研究所は、「動向レポート」増刊号「新型コロナウイルス影響下の図書館:再開に向けた取組」の公開を発表しました。

国内及び国外(主に欧米)における図書館の再開に向けた取組や、公表されているガイドライン等について5月20日までの状況をとりまとめたものです。各国の図書館の再開に向けたガイドラインの内容を比較できる一覧表も収録されています。

「動向レポート」増刊号「新型コロナウイルス影響下の図書館:再開に向けた取組」(株式会社未来の図書館 研究所, 2020/5/22)
http://www.miraitosyokan.jp/wp/20200522/

新型コロナウイルス影響下の図書館:再開に向けた取組(2020-05-22)[PDF:11ページ]
http://www.miraitosyokan.jp/future_lib/trend_report/covid-19_20200522.pdf

EBLIDA、新型コロナウイルス感染症拡大危機への図書館の現在の対応状況・今後の課題等に関する欧州17か国の会員機関へのアンケート調査をとりまとめた報告書を公開

2020年5月14日、欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(EBLIDA)は、報告書“Preparing a European library agenda for the post-Covid 19 age:Work in Progress”の公開を発表しました。

2020年4月、EBLIDAは、新型コロナウイルス感染症拡大危機の間に講じられた、もしくは危機の収束後に何らかの形で実施され得る、対策・実践・可能なサービスを把握するための調査を実施しました。調査には欧州17か国に渡る会員機関が回答し、公開された報告書はこれらの回答に基づいて作成されています。

報告書では、新型コロナウイルス感染症拡大危機収束後の欧州の図書館の行動計画において、次の5点が新しい時代の標準になりうることを指摘しています。

1 急激に増大するソーシャル・ディスタンシング確保要請へ対応し、2メートルの対人距離を保ちながらつながる図書館を実現する
2 最新技術によって図書館を新しい形に変容させる
3 見通しの不透明な経済情勢から、図書館の予算構成を見直す
4 中央集権的なレベル・地域の地方自治体レベルなど、図書館のガバナンスのあり方を見直す
5 気候変動に関わる課題も継続して実施する

図書館問題研究会、日本図書館協会に「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」の速やかな修正を求める要請を送付

2020年5月18日、図書館問題研究会(図問研)は、日本図書館協会(JLA)が5月14日付で公開した「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」について、速やかな修正を求める要請を送付したことを発表しました。

図問研は、JLAが公開したガイドラインについて、「図書館の自由に関する宣言」に反し、感染症拡大防止対策としても整合性・合理性に乏しい来館者名簿の作成を要請する点など、その内容に大きな問題があることを指摘しています。

図問研はJLAの公開したガイドラインは図書館現場に混乱をもたらしているとして、事態を一刻も早く改善するために、委員長名による要請書「「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」の速やかな修正を求めます」をJLA宛に送付しています。

日本図書館協会(JLA)、「新型コロナウイルス感染症に係る図書館活動についての協力依頼に対する回答について」を公表

2020年5月13日、日本図書館協会(JLA)が、「新型コロナウイルス感染症に係る図書館活動についての協力依頼に対する回答について」を公表しています。

4月24日にJLAが発出した「新型コロナウィルス感染症に係る図書館活動についての協力依頼(公衆送信権等の時限的制限について)」への回答を受けてのものです。

JLAからの依頼事項の「1 各図書館で所蔵された資料を用いた読み聞かせやお話し会を録音又は録画し、図書館利用者に対し、インターネットなどにより公衆送信することを、お認めいただきたい」に関しての進展が早急に見込まれることから、そこに注力するとし、JLA児童青少年委員会から提供を受けた「読み聞かせでよく用いられる著作リスト」を出版社・著作者に提示し、一点でも多くの著作物の公衆送信権等に関する許諾を得ていくとしています。

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