レファレンスサービス

E2402 - NDL,「デジタルコレクション活用フォーラム」を開催<報告>

 2021年3月4日,国立国会図書館(NDL)は,「デジタルコレクション活用フォーラム」をオンラインで開催した。このフォーラムは,2019年開催の「デジタル化資料活用ワークショップ」(E2139参照)の後継イベントで,国立国会図書館デジタルコレクション(以下「デジコレ」)および図書館向けデジタル化資料送信サービス(以下「図書館送信」;CA1911参照)について理解を深め,活用方法のヒントを得てもらうことを企図して行われた。今回はオンライン開催ということもあり,国内のみならず海外からも参加の申し込みが寄せられ,公共図書館,大学図書館などから約260人が参加した。

E2403 - 第16回レファレンス協同データベース事業フォーラム<報告>

 2021年3月19日,「レファ協というプラットフォーム―コロナ時代のレファレンス・サービスを考える―」をテーマとして,16回目となるレファレンス協同データベース(レファ協)事業フォーラムを開催した。本フォーラムは,2020年3月に別のテーマで開催が予定されていたが,新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため中止を余儀なくされ,この度オンライン形式に移行して開催の運びとなったものである。

韓国国立中央図書館(NLK)、「図書から答えを探す人工知能検索」「人工知能要約サービス」を試験公開

2021年4月20日、韓国国立中央図書館(NLK)は、「図書から答えを探す人工知能検索」「人工知能要約サービス」の試験公開を発表しました

「図書から答えを探す人工知能検索」は、人工知能(AI)が利用者の質問を理解し、その質問に対する答えを図書本文から探して提示するサービスです。これにより、利用者は知りたい内容を人に対して質問するように文章形式で質問することで、膨大な図書資料から求める答えを迅速に探すことができます。現在、NLKが所蔵する公共刊行物約6,400冊の本文の中から答えを探せるよう開発されており、今後、より多くの資料を対象にできるようサービスを拡大する計画です。

「人工知能要約サービス」は、社会科学・技術科学・人文学といった様々な分野の図書と論文のAIによる要約文を閲覧することができるサービスです。現在は段落ごとの要約のみ可能ですが、今後、章ごと、図書ごとの要約なども可能となると予想されるとしています。現在は528件の図書・論文の、1つから2つの段落の要約を見ることができます。

筑波大学附属図書館、チャットでの質問受付の試行を開始

筑波大学附属図書館が、2021年3月15日から2022年3月31日まで、チャットでの質問受付を試行すると発表しています。

同館ウェブサイトの「調べ物相談の受付」ページ右下に表示される「チャットで質問 / Ask by chat」から質問することができます。対応時間は月曜日から金曜日までの9時30分から12時15分、および、13時15分から16時30分です(祝日を除く)。

チャットでの質問を受け付けます(試行開始)(筑波大学附属図書館)
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/lib/ja/information/20210315

調べ物相談の受付(筑波大学附属図書館)
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/lib/ja/contact/ask-us

愛媛県議会、議会図書室利用規定の一部改正を告示:県立図書館・国立国会図書館・都道府県議会図書室等との連携協力や県内市町村議会図書室への協力・助言等

「愛媛県議会図書室図書利用規定の一部改正」が、2021年3月16日付けの『愛媛県報』で告示されました。告示の日から施行されます。

第1条(趣旨)において、閲覧・貸出以外にレファレンス・運営が規定において必要な事項を定める対象として追加され、第9条にレファレンス、第10条に情報提供、第11条に図書館管理システムへの登録等、第12条に蔵書印、第13条に分類、第14条に配架、第15条に修理及び処分、に関する項目が新たに設けられています。

また、第16条の連携等では、愛媛県立図書館・県の行政資料室・国立国会図書館・他の都道府県議会図書室等と連携・協力することや、県内の市町議会の求めに応じて市町議会図書室の管理及び運営について協力・助言を行うことが示されています。

その他、第2条(利用者)においては、利用できる者として愛媛県議会事務局職員が追加される等しています。

東京都立中央図書館、LINEを活用したチャットボット実証実験の利用者アンケート結果を公表

2021年3月16日、東京都立中央図書館は、「チャットボット実証実験アンケート結果」を公表しました。実証実験の概要と、実験後に実施した利用者アンケートの集計結果(回収数:162件)が掲載されています。

同館では2020年12月に、図書館分野におけるチャットの有効性や可能性等の検証を目的として、LINEを活用したAIチャットボットサービスの実証実験を富士通株式会社と共同で実施していました。

SNSを活用した東京都立中央図書館の自動応答等実証実験アンケート結果について(東京都立図書館, 2021/3/16)
https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/guide/information/6208_20210316.html

熊本県立図書館、2021年2月13日に発生した福島県沖地震の被災地域からのレファレンスをできる限り受け付けると発表

2021年3月4日、熊本県立図書館が、2月13日に発生した福島県沖地震で被災した人や図書館を支援するため、被災地域からのレファレンスをできる限り受け付けると発表しています。

手紙・FAX・電子メールで受け付けるとしています。

2月13日に発生した福島県沖地震で図書館が使えない方へ(熊本県立図書館,2021/3/4)
https://www2.library.pref.kumamoto.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=615&comment_flag=1&block_id=1969#_1969

【イベント】日本図書館研究会第367回研究例会「コロナ禍における公共図書館のレファレンスについて-大阪市立図書館の実践報告-」(5/19・オンライン)

2021年5月19日、日本図書館研究会の第367回研究例会「コロナ禍における公共図書館のレファレンスについて-大阪市立図書館の実践報告-」が、オンラインで開催されます。

発表者は大阪市立中央図書館の澤谷晃子氏であり、コロナ禍における大阪市立図書館のレファレンス関連の取組について、私見を交えて報告が行われます。

定員は90人で、事前の申し込みが必要です。

第367回研究例会 コロナ禍における公共図書館のレファレンスについて-大阪市立図書館の実践報告-(日本図書館研究会)
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2021/367invit.html

参考:
「第6回図書館レファレンス大賞」の各賞が発表される:文部科学大臣賞はくまもと森都心プラザ図書館(熊本県)「アマビエでつながる地域と図書館」
Posted 2020年11月4日
https://current.ndl.go.jp/node/42430

E2354 - アンフォーレと安城市図書情報館の挑戦

2017年にオープンした「安城市中心市街地拠点施設アンフォーレ(以下「アンフォーレ」)」およびその中核施設である安城市図書情報館(愛知県)は,この度「Library of the Year 2020」のオーディエンス賞を受賞した。本稿では,特に評価されたポイントを中心に,当館の取組みを紹介したい。

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