レファレンスサービス

東京都立中央図書館、LINEを活用したチャットボットによる自動応答等の実証実験を富士通株式会社と共同で実施

2020年11月24日、東京都立中央図書館が、LINEを活用した自動応答等の実証実験を富士通株式会社と共同で実施することを発表しました。利用者サービスの向上が目的とされています。

実証が行われるのは、レファレンスサービスやインフォメーションサービスに24時間自動で応答するAIチャットボットサービスです。実証実験を通じて、対応スピード向上や受付時間拡張をはじめとした、AIチャットボットが図書館の利用者サービス向上にもたらす効果の検証等を行うとしています。

実証期間は2020年12月1日から12月25日まであり、LINEアプリ上でアカウントを友達登録することで利用が可能です。また、AIチャットボットの自動応答の結果に満足できなかった場合は、図書館の職員による有人チャット対応に切り替えることができます。

東京女子大学図書館、「図書館とつながろう」企画第二弾のプレ企画「図書館員とつながろう」を開催:学習の不安・図書館への興味等をZoomを使って図書館員に相談

東京女子大学図書館が、「図書館とつながろう」企画第二弾のプレ企画「図書館員とつながろう」を2020年11月9日から11月13日まで開催しています。実施時間は、開催期間中の12時30分から13時までの30分間です。 

「図書館の本ってどうやって借りるの?」「わたしの勉強の仕方、間違ってない…?」「授業を受け方が何となく不安…」「図書館員ってどんな人がいるの??」等といった学習の不安や図書館への興味などをZoomを使って図書館員に相談できる企画です。

事前の申し込みが必要で、友達と一緒での参加も可能です。

つながろう企画第2弾プレ企画「図書館員とつながろう」開催!(東京女子大学図書館,2020/11/4)
http://library.twcu.ac.jp/jojjq5zub-796

関連:
オンラインで図書館とつながろう!(東京女子大学図書館,2020/8/7)
http://library.twcu.ac.jp/jomknkfua-796/

九州大学附属図書館、学習ガイドCute.Guidesのトップページをリニューアル

2020年11月5日、九州大学附属図書館が、学習ガイドCute.Guidesのトップページをリニューアルしたと発表しています。

ガイドの一覧表示機能や使い方に関する説明を充実させ、読みたいガイドがより探しやすくなったと説明されています。

学習ガイドCute.Guidesトップページをリニューアル(九州大学附属図書館,2020/11/5)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/cuteguides-top-renewal-202011

Cute.Guides
https://guides.lib.kyushu-u.ac.jp/cuteguides/home

レファレンス協同データベース、「アーバンデータチャレンジ2019」で国立国会図書館賞を受賞した「あっちこっち れはっち!」開発メンバーのインタビューを公開

2020年10月30日付で、国立国会図書館のレファレンス協同データベース(レファ協)は、「アーバンデータチャレンジ2019」で国立国会図書館賞を受賞した「あっちこっち れはっち!」の開発中心メンバー3人に行ったインタビューを、ウェブサイト内にコラムとして掲載しました。

アーバンデータチャレンジ(UDC)は、オープンデータの利活用を通じて地域課題の解決を目指すコミュニティや活動を支援するイベントです。「あっちこっち れはっち!」はレファ協のAPIを使ったアプリであり、2019年度のUDC2019の作品コンテストにおいて、主要な部分に国立国会図書館のデータを用いた作品を対象として初めて設置された「国立国会図書館賞」を受賞しました。

レファ協に掲載された「あっちこっち れはっち!」開発メンバーへのインタビューは、新型コロナウイルス感染症の影響で延期されていた授与式を、2020年8月8日に実施した際に行われたものです。3人の開発メンバーに対して行われた、作品やレファ協のデータを使ってみた感想などのインタビューが掲載されています。

「第6回図書館レファレンス大賞」の各賞が発表される:文部科学大臣賞はくまもと森都心プラザ図書館(熊本県)「アマビエでつながる地域と図書館」

2020年11月4日、第22回図書館総合展内で「第6回図書館レファレンス大賞 最終審査・授賞発表」がオンラインで行われ、以下の通り各賞が決定しました。

・文部科学大臣賞
くまもと森都心プラザ図書館(熊本県)「アマビエでつながる地域と図書館」

・図書館振興財団賞
大阪市立中央図書館「コロナ禍でもできることから!-レファレンス周知に向けた取り組み-」

・審査員会特別賞
指宿市立指宿図書館(鹿児島県)「道端の牛乳瓶 ~時を超えて開かれる歴史~」

決定!図書館レファレンス大賞(第22回図書館総合展_ONLINE, 2020/11/4)
https://2020.libraryfair.jp/news/2020-11-04

【イベント】大図研京都ワンディセミナー「Go to レファレンス~ウィズコロナ時代におけるレファレンスの在り方を再定義してみませんか~」(11/14・オンライン)

2020年11月14日、ウェブ会議サービスZoomによるオンライン形式で、大学図書館問題研究会京都地域グループ(大図研京都)主催のワンディセミナー「Go to レファレンス~ウィズコロナ時代におけるレファレンスの在り方を再定義してみませんか~」が開催されます。

コロナ禍の状況で、資料と利用者をつなぐ役割として一段と重要性が問われる一方、リモート形式の実践など多くの図書館が手探りしながら対応に当たっているウィズコロナ時代のレファレンスサービスについて、実践のヒントを得るとともに、改めて今後のサービスの在り方を考える機会として開催されます。

九州女子大学の矢崎美香准教授が講師を務めます。参加費は無料で、大学図書館問題研究会の会員・非会員を問わず参加可能ですが、事前の申し込みが必要です。定員は30人です。主なプログラムは次のとおりです。

・事務連絡・講師紹介
・<第一部>リモート環境下でのレファレンス~レファレンス・インタビューのコツ~
・<第二部>レファレンスの体系的な構築に向けて~レファレンス・カルテの導入~
・質疑応答
・アンケート・閉会

新型コロナウイルス感染症の拡大が米国の大学図書館のチャットレファレンスサービスに与えた影響と利用者の反応に関する調査の実施(文献紹介)

2020年10月9日付で、米・イリノイ大学の機関リポジトリIDEALSに、ニュージャージー州のラトガース大学のコミュニケーション・情報研究学部の研究者と図書館員が共著で作成した文献として、“Chat Reference in the Time of COVID-19: Transforming Essential User Services”が掲載されています。

同文献は、2020年10月13日の米・図書館情報学教育協会(ALISE)年次大会における発表の予稿原稿(proceeding)です。新型コロナウイルス感染症の拡大は米国の大学図書館サービスに急激・広範囲の影響を及ぼし、授業のオンライン化の移行に伴って、多数の館がレファレンスサービスをオンラインのみ提供する形へ移行させました。著者らはオンラインレファレンスサービスの中でも特にライブチャットで行われるサービスへ着目し、米国内の大学図書館員に対するアンケート・インタビューを通して、チャットレファレンスサービスをどのように開始し継続しているか、利用者はどのように反応しているか、等の把握を目的とした研究を進めています。

「第6回図書館レファレンス大賞」の最終審査進出の3事例および奨励賞が発表される

2020年10月25日、11月4日にオンラインで開催される第22回図書館総合展内で最終審査が行われる、「第6回図書館レファレンス大賞」の最終審査に進出した3事例が以下の通り発表されています。

・道端の牛乳瓶 ~時を超えて開かれる歴史
指宿市立指宿図書館(鹿児島県)

・アマビエでつながる地域と図書館
くまもと森都心プラザ図書館(熊本市)

・コロナ禍でもできることから!-レファレンス周知に向けた取り組み-
大阪市立中央図書館

また、奨励賞として以下の1件が選ばれています。

・東京オリンピック(1964年)頃のファッションの流行
一般財団法人 石川武美記念図書館

@libraryfair(Twitter,2020/10/25)
https://twitter.com/libraryfair/status/1320183725284470784

横浜商科大学図書館、新サービスとして「ブックコンシェルジュサービス」と「卒論・レポート提出前チェックサービス」の提供を開始

2020年10月20日、横浜商科大学図書館は、同館の新しい学内サービスとして「ブックコンシェルジュサービス」と「卒論・レポート提出前チェックサービス」の提供を開始することを発表しました。

「ブックコンシェルジュサービス」は、卒業論文やレポート用、オススメの小説などのリクエストを図書館に申し込みすると、同館の図書館員が個別のリクエストに応じて、約20万冊の蔵書から3冊を選び郵送貸出を行うサービスです。同館の質問フォームまたは電子メールにより、オンラインで申し込みすることができます。

「卒論・レポート提出前チェックサービス」は、提出前の授業課題のレポート、論文等のチェックを図書館員に依頼することができるサービスです。同館はチェックを依頼されたレポート等に対して、誤字脱字や基本的な体裁、参考文献の書き方などに関するアドバイスを返します。サービスの利用には電子メールによる申し込みが必要ですが、利用回数に制限はありません。

いずれのサービスも申込後3日から7日程度で、同館から回答を受けることができます。

総務省、「地方議会・議員のあり方に関する研究会報告書」を公表:議会の権能強化のための議会図書室の有効活用を求める意見も

2020年9月30日、総務省が、「地方議会・議員のあり方に関する研究会報告書」を公表しました。

「地方議会・議員のあり方に関する研究会」(座長:只野雅人(一橋大学大学院法学研究科教授))により取りまとめられた報告書です。

三議長会(全国都道府県議会議長会、全国市議会議長会、全国町村議会議長会)からの議会の権能の強化を求める提言の1つとして、議会の調査研究・政策立案機能を支援する観点から、事務局体制の強化や議会図書室の有効活用を求める意見があったとしています。

議会図書室の有効活用については、公立・大学等の他の図書館との連携や、議員への情報提供機能・レファレンスサービスの強化などが重要であるとするもので、事務局体制の強化にも関連して、議会図書室についても共同設置し、議員への情報提供機能・レファレンスサービスを含めたシンクタンクとしての機能を充実させる方向で検討していくことが考えられるのではないかとの意見があったと紹介されています。

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