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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2019年9月26日、日本出版販売株式会社(日版)が、2019年11月中旬に開業予定のイオンタウン四日市泊(三重県)内に、「家族×学び」をテーマにした書店「BOOK PARK miyokka!?」をオープンすると発表しました。
日販のブックディレクションブランド「YOURS BOOK STORE」が企画し、リブロプラスが運営するもので、「ほんにふれる―ヨム・カク・ウゴク―」をコンセプトに、本を通じた良質なインプット(ヨム(読む))、アウトプット(カク(書く)・ウゴク(動く))を体験することができると紹介されています。
家族のためのこれからの本屋「BOOK PARK miyokka!?」11月中旬 三重県四日市市にオープン(日販,2019/9/26)https://www.nippan.co.jp/news/miyokka_20190926/
2019年8月29日、米国議会図書館(LC)が、2019年の“Library of Congress Literacy Awards”の各賞の受賞団体を発表していました。
同賞は、模範的で、革新的で、反復可能な、米国内外でのリテラシーや読書の振興・促進に関する取組を表彰するもので、2013年に開始されました。
2019年の受賞団体は以下の3つです。
・David M. Rubenstein賞(15万ドル): ProLiteracy Worldwide(ニューヨーク州シラキュース) 社会的弱者への成人に必要な幅広いリテラシー能力と基礎教育サービスの提供
・American賞(5万ドル): American Action Fund for Blind Children and Adults(メリーランド州ボルチモア) 視覚障害者への点字リテラシーの関する取組
・International賞(5万ドル: ConTextos(イリノイ州シカゴ) エルサルバドルの学校、刑務所、コミュニティへのリテラシー能力を身につけるためのプログラムの提供や図書館の建設
その他、ベストプラクティスとして選ばれた15団体も表彰されています。
2019年9月11日、東京都の江戸川区が、2022年度に開設予定の(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館の基本構想を発表しました。
基本構想では、「角野栄子氏の偉大な功績と、その物語の世界観を、区の誇る文化として継承し、児童文学の素晴らしさを発信していく」、「子どもたち自身が自由に『本』と親しむ場をつくる」、「イベントや体験を通して、子どもたちの想像力と創造力を育む場にする」の3点を施設の目的として掲げています。
2019年(令和元年)9月11日 「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」基本構想発表(江戸川区,2019/9/11)https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e004/kuseijoho/kohokocho/press/2019/09/0911.html
2019年9月10日、総務省が、「主権者教育等に関する調査報告書」を公表しました。
今後の主権者教育推進の参考資料とするため、全国の選挙管理委員会に対して、選挙出前授業などの取組状況について調査したものを取りまとめたものです。
出前授業以外での大学・専門学生・親子・若手社会人向けの取組の具体例として、図書館での親子向けの模擬投票の実施があげられています。
主権者教育等に関する調査の結果(総務省,2019/9/10)http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei15_02000239.html
主権者教育等に関する調査の概要 [PDF:6ページ]http://www.soumu.go.jp/main_content/000643892.pdf
2019年9月8日、国際図書館連盟(IFLA)のリテラシーと読書(Literacy and Reading)分科会が、「国際識字デー」にあわせ、“IFLA Toolkit for National Literacy and Reading Strategies”を公表しました。
図書館協会・図書館・図書館員が、リテラシー及び読書における図書館の役割が、関連する国家レベルの戦略文書で認められるよう提言することを支援することが目的で、アドヴォカシーキャンペーンを構築するための方法や提言を強化するために使用する論拠や証拠、情報源等で構成されています。
First Version of IFLA Toolkit on National Literacy and Reading Strategies Launched(IFLA,2019/9/6)https://www.ifla.org/node/92544
大阪市立鶴見南小学校が取組んでいる給食に関する本を集めた本棚「給食図書」が、2019年9月5日付けの地元紙(大阪日日新聞)で紹介されています。
同校ウェブサイトの「学校日記」によると、「給食図書」は、図書を通じて給食や食べ物、食育について、より知ってもらうことを目的に2015年11月に設置されました。
「学校日記」では、毎週、その週の「給食図書」や、ブックトラックに載せられた「給食図書」の設置場所が紹介されているほか、毎日の給食とその日の献立に合わせて選ばれた図書の写真が掲載されています。
地元紙では、同取組の背景や目的、地域の図書館との連携等が紹介されています。
給食+読書で食育 大阪市立鶴見南小 (47News(大阪日日新聞),2019/9/5)https://www.47news.jp/localnews/prefectures/osaka/3963418.html
2019年8月14日、オーストラリア図書館協会(ALIA)及びALIAの公共図書館部門であるAustralian Public Library Alliance (APLA)と医療図書館部門であるHealth Libraries Australia (HLA)は、政府機関のAustralian Digital Health Agencyから約100万オーストラリアドルの助成を受けてデジタル医療リテラシーに関する図書館員向け研修プログラムを実施することを発表しました。
この研修プログラムは、政府の実施するデジタル医療プログラムに関する利用者の質問へ公共図書館や医療図書館の職員が適切に回答することを支援するために、2019年9月から2020年6月まで実施されます。
この全国的な取り組みにより、プライバシー設定への理解や変更方法、家族の記録の管理方法、包括的な医療記録の保証のための医療提供者との関わり方を含む政府のデジタル医療に関するイニシアチブを、利用者がどのように理解しているかなどについての研修が図書館職員向けに提供されます。
2019年9月14日、福井県立図書館近くの大豆圃場及び同館において、FM福井とJA福井市が主催し、同館が共催する「アグリ探検ツアー」が開催されます。
JA福井市産大豆「里のほほえみ」の収穫体験の後、同館多目的ホールにおいて、茹でたての枝豆と新米おにぎりを試食(軽食程度)、同館司書による「野菜や収穫に関する絵本の読み聞かせ」、生産者による「食育についてのお話」が行われます。
参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。 定員は50人で、3歳以上の親子が対象です。
FM福井×JA福井市 大豆部会×福井県立図書館 アグリ探検ツアー(9/14)(福井県立図書館)https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/tosyo/category/events/21696.html
2019年8月9日、米国図書館協会(ALA)の米国学校図書館員協会(AASL)は、2020年から「教育と学習に役立つデジタルツール」の選定を開始すると発表しました。
AASLがこれまで発表してきた教育と学習に役立つアプリとウェブサイトを一つにまとめるもので、引き続きAASLの学校図書館基準を支援するものが選定されます。
選定のための申請の受付は9月3日から開始されます。
AASL Announces Best Digital Tools Recognition(ALA,2019/8/9)http://www.ala.org/news/member-news/2019/08/aasl-announces-best-digital-tools-recognition
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