リテラシー

浜松市立図書館、中日新聞東海本社と共同制作した図書館を使った「調べ学習」紹介動画を同館ウェブサイトおよびYouTubeで公開

2020年6月19日、浜松市立図書館は、図書館を使った「調べ学習」紹介動画を作成したことを発表しました。

浜松市立図書館は、小学校3年生以上に図書館を使った「調べ学習の手引き」を配布しており、動画はこの手引きに基づいて、図書館を使った「調べ学習」の方法を紹介する内容で中日新聞東海本社と共同制作しています。作成された動画は同館ウェブサイトおよびYouTubeで公開され、自由に視聴することができます。

動画内では一部手話が表示されます。また、動画内のセリフ・ナレーションの書き起こしが同館ウェブサイト上で公開されています。

重要なお知らせ(浜松市立図書館)
https://www.lib-city-hamamatsu.jp/index.html
※2020.06.19欄に「図書館を使った「調べ学習」紹介動画を作成しました」とあります

米・児童図書館サービス部会(ALSC)およびColorado Libraries for Early Literacy (CLEL)、図書館が高品質で有意義なオンラインプログラムを提供するためのガイドを公開

2020年6月23日、米国図書館協会(ALA)の児童図書館サービス部会(ALSC)、および、図書館サービス等を通じて子どものリテラシー強化に取り組むColorado Libraries for Early Literacy (CLEL) が“Virtual Storytime Services Guide”を公開しました。

あらゆる館種がデジタルコレクションを拡大し、オンラインでのプログラムの提供を模索している中、利用者のために高品質で有意義なオンライン体験を図書館が提供できるよう作成されたものです。

ツール、推奨される方法、著作権に関する考察、多様な子どもやその家族へのサービス、オンラインでの読み聞かせの促進、子ども向けのその他のオンラインプログラム、早期リテラシーを支援するための他のリソースといった内容が含まれています。

「活字の学びを考える懇談会」が設置される:子どもの読書機会のための環境整備等に関する提言を行う

2020年6月17日、公益財団法人文字・活字文化推進機構のウェブサイトに、「活字の学びを考える懇談会」の設置に関するお知らせが掲載されました。

お知らせの中では、教育環境の変化として、デジタル教科書やタブレット端末をはじめとして、「Society5.0」と呼ばれる社会に対応した教育施策が展開されていること、子どもの読解力が低下傾向にあることが挙げられています。また、これらの変化を踏まえ、同懇談会を設置し、(1)ITと印刷メディアのバランスが取れた学校教育の実現、(2)子どもが生活圏で十分な読書機会を得られるよう、環境整備を促進し財政措置を講ずること等に関する提言を行うとしています。

活字の学びを考える懇談会(公益財団法人文字・活字文化推進機構, 2020/6/17)
http://www.mojikatsuji.or.jp/news/2020/06/17/4124/

英国図書館情報専門家協会(CILIP)、新型コロナウイルス感染症の拡大をうけ、図書館員が子ども・若者に本を推薦するライブ配信番組“National Shelf Service”を開始:推薦本は電子書籍として貸出可能

2020年4月3日、英国図書館情報専門家協会(CILIP)が、新型コロナウイルス感染症の拡大をうけ、図書館員が子ども・若者向けに本を推薦するライブ配信番組“National Shelf Service”を開始すると発表しました。

自宅に退避していても、子どもの読書への動機や熱意を維持することは不可欠であることから、子どもやその家族の新しく多様な読書体験を支援することを目的に、平日の11時から毎日、YouTubeを使って行われます。

内容は、1人の図書館員が1つの本を毎日推薦するもので、選ばれた本は、地域の図書館で電子書籍として借りることができます。

National Shelf Service launches this Monday(CILIP, 2020/4/3)
https://www.cilip.org.uk/news/499503/National-Shelf-Service-launches-this-Monday.htm

英国図書館(BL)、児童文学の一次資料を用いて子どもの創作活動を促すウェブサイト“Discovering Children's Books”を公開

2020年2月21日、英国図書館(BL)が、ウェブサイト“Discovering Children's Books”を公開しました。

著名な作家や画家によるオリジナルの手稿・作品・詩・インタビュー・下書き・ノート等を含む中世の寓話から現代の絵本までの資料を利用して、過去の豊かで様々な児童文学を探求する、小学生・教員・生涯学習のためのウェブサイトです。

また、様々な能力や関心を持つ子どもが一次資料からインスピレーションを得て、自身で物語や詩、イラスト、豆本、グラフィックノベルを創作することを促す、創作活動の貯蔵庫を提供するとしています。

同サイトでは、BL、セブンストーリーズ 英国・子どもの本センター、英・オックスフォード大学及び同大学ボドリアン図書館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)の児童文学コレクションが統合されています。

NEC レノボ・ジャパングループ/株式会社図書館流通センター(TRC)/キッズプロジェクト、2020年度から全国約30の公共図書館で無償プログラミング教室を開始

2020年2月27日、NEC レノボ・ジャパングループ(レノボ・ジャパン株式会社、NECパーソナルコンピュータ株式会社)、株式会社図書館流通センター(TRC)、キッズプロジェクトは、2020年度から全国約30の公共図書館で無償プログラミング教室を開始すると発表しました。

図書館流通センター(TRC)が指定管理者として運営する全国の公共図書館約30か所を会場として開催し、NEC レノボ・ジャパングループおよびキッズプロジェクトが講師および教材を提供するものです。

2020年の新学習指導要領から小学校でのプログラミング教育を必修化すると文部科学省が発表したものの、住んでいる地域や経済的な事情から学校外でプログラミングに触れる機会が十分に得られない子どもが出てくる可能性があることから、次世代の知的生産活動に貢献する社会的な機能を果たす公共図書館という場所で子どもに体験を通じて夢や自信を持つきっかけを作るという理念で4社が合意し、実施することになったとしています。

「プログラミング的思考を育てるアプリ「オリガミ」で動画制作体験ワークショップ」と「micro:bitを使ったモノづくりプログラミング体験ワークショップ」のいずれかの内容を開催会場により実施するとしています。

今井書店(島根県)による企業主導型保育所「本のほいくえん」が開所:園児が自由に手に取ってみられる蔵書が約2,000冊

2020年2月1日、島根県の今井書店による企業主導型保育所「本のほいくえん」の入園式が行われました。

地域の待機児童対策への貢献と、スタッフの多くが女性である書店現場の働きやすさの向上を目的に開所・運営するもので、同園には、約2,000冊の絵本があり、園児が自由に手に取ってみられるようになっていると紹介されています。

今日は入園式でした。(本のほいくえん, 2020/2/1)
https://honnohoikuen.com/2020/02/01/%e4%bb%8a%e6%97%a5%e3%81%af%e5%85%a5%e5%9c%92%e5%bc%8f%e3%81%a7%e3%81%97%e3%81%9f/

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)、ボストン子ども博物館による就学前の子どものための博物館と図書館のネットワーク構築事業への助成を発表

2020年1月29日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、ボストン子ども博物館による就学前の子どものための博物館と図書館の全国ネットワーク構築を目的とした事業への助成を発表しています。

博物館・図書館の連携により固定化された幼児教育の格差や機会を解消することを目的とした事業で、社会経済格差や言語的背景を問わず、すべての子どもに、入学時に学業達成のための準備ができた状態となるために必要なスキルを身につけさせることが目指されています。

ボストン子ども博物館では、この7年間の間に、マサチューセッツ州でのネットワーク構築や、サウスカロライナ州及びバージニア州でのパイロット事業を行なっており、今回、既存事業の維持・拡充とともに、3年をかけて、アイオワ州・ミシシッピ州・ニューメキシコ州で新たなネットワークを構築し、州内や州間での持続可能な博物館・図書館ネットワーク構築のための方法を開発するとしています。

また、教育の改善などでの持続的なソリューションを開発・実装・評価する非営利団体Education Development Center (EDC) が第三者機関として事業の評価を行うとしています。

愛知教育大学附属図書館、読んでみたいテーマの易しい新書を1冊選び普段話さない人と読み合う「「あらまし読み」をしませんか? in 愛教大附属図書館」を開催

愛知教育大学附属図書館が、2020年2月3日と4日、「「あらまし読み」をしませんか? in 愛教大附属図書館」を開催します。

「あらまし読み」は、読んでみたいテーマの易しい新書を1冊選び、普段話さない人と読み合うというレッスンで、同学非常勤講師の牧恵子氏が考案したものと説明されています。

参加者には、読みたいと思っているテーマの新書1冊(岩波ジュニア新書・ちくまプリマー新書が薦められています)を読まずに持参することが指定されています。

「あらまし読み」をしませんか? in 愛教大附属図書館(愛知教育大学附属図書館)
https://www.auelib.aichi-edu.ac.jp/info/#a127

関連:
「『あらまし読み』という読書方法」展示のご案内(愛知教育大学附属図書館)
https://www.auelib.aichi-edu.ac.jp/info/#a122

米・児童図書館サービス部会(ALSC)、6つの戦略的な研究領域と各領域で調査すべき潜在的な研究課題を示すリサーチアジェンダを公開

2020年1月15日、米国図書館協会(ALA)の児童図書館サービス部会(ALSC)が“Association for Library Service to Children National Research Agenda for Library Service to Children (Ages 0-14) ”を公開しました。

6つの戦略的な研究領域と各領域で調査すべき潜在的な研究課題を説明するもので、研究が限られている分野への注意を喚起し、若手の図書館員に情報を提供することで研究を促進し、児童・若者向けサービスのアドヴォカシー活動を支援する事が目的とされています。

研究者と実務家で構成されるリサーチアジェンダ諮問委員会の支援を受けて、現在の研究動向・前進させる研究領域・研究を通して解決される可能性のある分野の現在のニーズを、全体及びテーマごとに明確にし研究の方向性を示すことを任務とするリサーチアジェンダタスクフォースが策定したものです。

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