ビジネス支援

英国図書館(BL)、国内のビジネス・知的財産センター(BIPC)ネットワークの拡張を発表

2021年6月8日、英国図書館(BL)が、国内のビジネス・知的財産センター(BIPC)ネットワークの拡張を発表しています。

英国政府が2020年に決定した、国内のBIPCネットワーク拡張のための1,300万ポンド規模の予算にもとづくものです。

プレスリリースのページに掲載された、2023年までの設置が確定している新しい地域拠点と既存の拠点のリストによると、新しい地域拠点としてオックスフォードシャー中央図書館(オックスフォードシャー)、ストックトン中央館(ティーズバレー)があり、既存のバーミンガム図書館のサービスポイント(BIPC local)には刑務所図書館が新たに加わっています。

Press releases(BL)
https://www.bl.uk/press
※「8 Jun 2021 British Library to turbocharge small business support on the high street, growing Business & IP Centre network from 14 to over 100 libraries」とあります。

米・COSLA、労働力開発や事業開発における公共図書館の役割に関する文献レビューの草案を公表

2021年5月19日、米国の州立図書館機構の長で構成されるCOSLA(Chief Officers of State Library Agencies)が、労働力開発や事業開発における公共図書館の役割に関する文献レビューの草案(2021年1月付)をウェブサイトで公表しています。

労働力開発の試行的な評価プロジェクトの第1フェーズとして、次の段階の取組での情報等とするために作成されたもので、次の3つの観点で文献レビューが行われています。

・労働力開発や事業開発における公共図書館の役割に関する文献の統合

・図書館の既存のアウトカムや評価プロセスのレビュー

・労働力開発分野におけるアウトカムを評価するための現在の取組に関するレビュー

これらの要素は、同プロジェクトの研究の枠組み、データ収集計画、分析視覚のために役立てられます。

米・ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)、IBM社と連携し、新技術や職場で必要な知識を学ぶための若者向けオンライン学習プラットフォームを無償提供

2021年5月17日、米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)は、多様な若者が重要な専門的技術を身につけることを支援するために能力に応じた研修やウェビナーを提供することに関し、IBM社と連携すると発表しています。

若者が、人工知能やクラウドコンピューティングといった新しい技術を学び、また、職場で必要な基礎的な知識・技術を身につけるためのプラットフォームOpen P-TECHを、YALSAの会員と若者に対してIBM社が無償で提供する内容です。IBMが発行する認証バッジを得ることで、プロフェッショナル・ポートフォリオの作成や、 LinkedInのプロフィール、履歴書、大学の入学願書に記載することも可能です。

YALSAの会員は、学生の進捗状況の管理やディスカッションフォーラムの活性化といった、Open P-TECHの管理機能の活用方法について研修を受けます。

米国公共図書館協会(PLA)、コロナ禍での失業者の就職支援を目的とした事業“Skilling for Employment Post COVID-19”への参加館を拡大

2021年4月26日、米国公共図書館協会(PLA)は、“Skilling for Employment Post COVID-19”イニシアチブの拡大を発表しています。今回、新たに、コロナ禍の影響を受けた都市部のクリーブランド・エルパソ・メンフィス・ニューヨークの公共図書館が加わりました。

同イニシアチブは、コロナ禍が大量の失業をもたらし、有色人種・女性・若者等に大きな影響を与えたことから、成長の高い分野への求職者の雇用機会を改善するためのツールの普及させること等を目的としています。

Microsoft社と連携しており、公共図書館(サービス対象のコミュニティ)と、専門的なオンライン研修や資格取得とを結びつけるために、オンライン学習コースを提供するLinkedInラーニング・Microsoft Learn・GitHub Learning Labが、2021年12月31日まで無償もしくは低価格で提供されます。

クリーブランド公共図書館(オハイオ州)では、職業紹介所Ohio Means Jobsと連携し、両機関に登録した求職者に、特定の一連のコースを修了させます。また、求職者はタブレット端末を無料で受け取ることができます。

オーテピア高知図書館、「活用事例まんが」第1弾として、ビジネス支援サービスの事例をマンガ化:移住促進課とも連携

2021年4月22日、オーテピア高知図書館が、「活用事例まんが」第1弾として、ビジネス支援サービスの事例をマンガ化して公開しています。

「まるでオフィス!?図書館がリモートワークの強い味方に!」というタイトルで、移住促進課と連携した内容となっています。

オーテピア高知図書館「活用事例まんが」誕生!(No.1-ビジネス支援サービスの事例)(オーテピア高知図書館,2021/4/22)
https://otepia.kochi.jp/library/event.cgi?id=20210406200343qpui3i
https://otepia.kochi.jp/dataEvent/library/20210406200343qpui3i/jirei202104.pdf
※二つ目のリンクが活用事例まんがです[PDF:2ページ]。

高知県労働委員会事務局、オーテピア高知図書館の蔵書から選定・作成した「「怒りを上手にコントロールする」ためのブックリスト」を公開

2021年4月7日、高知県労働委員会事務局が、「「怒りを上手にコントロールする」ためのブックリスト」を公開しました。

同事務局では、オーテピア高知図書館の本から労働関係の悩みの解決の一助となるような本を選定したブックリストを公開しており、今回もその一環です。

同日付で、これまで紹介してきたブックリストを掲載するウェブページ「職場のお悩み解決に役立つブックリストのご案内」も公開されています。

神戸市立新長田図書館、本と仕事のトークシリーズ「働きナガタ、読みナガタ」を開催:地域で活躍する読書好きを招き、愛読書や普段の仕事について紹介してもらう企画

2021年4月2日、神戸市立新長田図書館が、本と仕事のトークシリーズ「働きナガタ、読みナガタ」を開催すると発表しています。

長田で活躍する読書好きの人を招き、子どものころに夢中になって読んだ本や愛読書について語ってもらうとともに、普段のお仕事についても紹介してもらうトークシリーズで、年6回、隔月での開催が予定されています。

第1回目は4月25日で、長田区長が登壇します。

参加費は無料ですが、定員は10人(当日先着順)です。

本と仕事のトークシリーズ「働きナガタ、読みナガタ」の開催(神戸市,2021/4/2)
https://www.city.kobe.lg.jp/a09222/kosodate/lifelong/toshokan/kisyahappyou/20210402.html

北海道図書館振興協議会、調査研究報告書『多様化の時代に対応できる図書館を目指して』を刊行

2021年3月31日、北海道立図書館は、北海道図書館振興協議会(事務局:北海道立図書館総務企画部企画支援課)による報告書『多様化の時代に対応できる図書館を目指して』の刊行を発表しています。

同協議会による令和元・2年度調査研究事業「図書館の管理・運営」の報告書であり、各地方公共団体が抱える様々な固有の課題について、制約がありながらも解決しようと工夫した道内市町村立図書館(室)の事業や運営の実態を紹介するものです。

特徴的な実践事例として、市立留萌図書館の学校教育支援、札幌市図書・情報館のビジネス支援、苫小牧市立中央図書館の医療健康支援、新ひだか町図書館のまちづくり支援、滝上町図書館によるコミュニティのきずなを取り戻す取組、由仁町ゆめっく館による郷土への関心を高めるための取組、斜里町立図書館の子ども司書講座、東川町複合交流施設せんとぴゅあIIによる複合施設をいかした取組、芽室町図書館による議会支援が取り上げられています。

愛知県図書館、東三河地域の市町村・観光団体と地域振興に係る情報発信の連携・協力に関する協定を締結

2021年3月26日、愛知県図書館が、東三河地域(豊橋市・豊川市・蒲郡市・新城市・田原市・設楽町・東栄町・豊根村)の市町村・観光団体と、地域振興に係る情報発信の連携・協力に関する協定を締結したと発表しています。

同館では、1階エントランスのYotteko(ヨッテコ)において、県内各地域の観光パンフレット等を配置していますが、今回、協定を締結し、Yottekoに「東三河コーナー」を常設するものです。

同コーナーには、東三河地域の観光案内・移住定住関係・企業情報・グルメ等に関する資料が配置されます。

愛知県図書館が東三河地域の市町村及び観光団体と地域振興に係る協定を締結します(愛知県図書館,2021/3/26)
https://www.aichi-pref-library.jp/index.php?key=bbn2gqbrr-218#_218

E2369 - 英国図書館ビジネス・知的財産センターの概要と近年の動向

英国図書館(BL)のビジネス・知的財産センター(Business & IP Centre:BIPC)がパイロットプロジェクトを経て2006年に正式にサービスを開始(E464参照)して10数年が経過した。BIPCは,ロンドン開発庁による中小企業や起業家の支援のための情報センターの構想を契機に, BLの一部門として設置され,政府支出の他,自己収益,外部資金等により運営されてきた。BLでの設置には,当時の米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)のビジネス支援サービスの影響もあった。

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