CRL(研究図書館センター)

北米の研究図書館センター(CRL)が運営する新聞データベースInternational Coalition on Newspapers (ICON)に新聞データベース会社がメタデータを提供

2015年10月27日、北米の研究図書館センター(CRL)は、紙媒体・デジタル・マイクロフォーマットの重要な新聞コレクションの情報に関する包括的な情報源である International Coalition on Newspapers (ICON) データベースに、Readex社・Gale社・ProQuest社といった新聞データベースの作成者から詳細なメタデータの提供が始められたと発表しています。

出版社から提供されるメタデータには、各々のタイトルのデジタル化された記事の完全なリスト、また、多くの場合、各々のデジタル化された記事と出所のページに関する情報が含まれているとのことです。

オープンアクセスのICONデータベースは、コレクションの開発及び保存の決定を支援するように設計されており、物理的形態(紙媒体及びマイクロフィルム)で図書館が保有する新聞のきめ細かい情報を提供するだけでなく、米国議会図書館(LC)の“Chronicling America” やReadex社の“World Newspaper Archive”といった調査データベースに含まれる新聞の情報も含むとのことです。

研究図書館センター(CRL)のCooperative Afiricana Materials Project(CAMP)がカメルーンの新聞をマイクロフィルムで収集

2015年10月13日、北米の研究図書館センター(CRL)のCooperative Afiricana Materials Project(CAMP)が、カメルーンの16タイトルの新聞(1990年代中期以降)をマイクロフィルで収集したと発表しています。

他のアフリカの地域と同じように1990年代中期以降、カメルーンでは複数政党が合法化され、プライバシーや、比較的独立した無検閲の新聞の発行が許されたことにより、必然的に、政治的な紛争が生じた場合には、この政治や市民社会の自由化が、多くのグループや個人に声を与え、過去のカメルーンでは見られなかった批判的で創造的な新聞の記事、社説、漫画が発展させたとのことです。

マイクロフィルム化された16の新聞のタイトルと期間は以下の通りとのことです。

・Cameroon Post (Apr. 1994-Oct. 1995)
・Challenge Hebdo (June 1994-Dec. 1995)
・Challenge Nouveau (Sept.-Oct. 1995)
・Challenge Sports (Aug 1994-May 1995)
・Dikalo (Aug. 1994-July 1998)
・L'Effort Camerounais (Nov. 1994-Oct. 1995)

研究図書館センター(CRL)のLatin American Materials Project(LAMP)、ブラジルの新聞“ Diario de Pernambuco”をデジタル化して公開

研究図書館センター(CRL)で、ラテンアメリカ地域の研究資料を収集・保存し、貴重なマイクロフィルムやデジタル化資料のメンテナンスを行い、メンバーに提供するプロジェクトである“Latin American Materials Project(LAMP)”が、フロリダ大学が所蔵するマイクロフィルムからブラジルの新聞“ Diario de Pernambuco”をデジタル化し公開したと発表しています。

デジタル化されたのは1825年11月から1924年9月までの276リールのマイクロフィルムとのことです。

フロリダ大学はブラジル国立図書館を除いて同紙の完全なセットを所蔵している図書館とのことで、相互貸借や研究者の滞在利用が多かったとのことで、研究者がアクセスしやすくし、マイクロフィルムの取り扱いを減少させるため、同大学図書館職員からLAMPに対してデジタル化してオンライン公開するように提案があったとのことです。

LAMP digitizes Brazilian newspaper Diario de Pernambuco(CRL,2015/9/1)
http://www.crl.edu/news/lamp-digitizes-brazilian-newspaper-diario-de-pernambuco

Diario de Pernambuco

研究図書館センター(CRL)、デジタル化資料が600万ページを超える

2015年8月5日、北米の研究図書館センター(Center for Research Libraries: CRL)が加盟館の研究者のためにデジタル化したページが600万ページを超えたと発表しています。

マイルストーンとなったのは、ナイジェリアの1963年の国勢調査で、CRL加盟館と“Cooperative Africana Materials Project (CAMP)”のメンバーの研究者のみ閲覧できるようです。

CRL Digital Delivery passes six million pages(CRL,2015/8/5)
http://www.crl.edu/news/crl-digital-delivery-passes-six-million-pages

Cooperative Africana Materials Project (CAMP)
http://www.crl.edu/programs/camp

Population census of Nigeria, 1963
http://catalog.crl.edu/record=b2882153~S35

参考:
CRL、デジタル化資料が500万ページに到達
Posted 2013年10月8日

北米の研究図書館センター(CRL)、Canadianaを「信頼できるリポジトリ」と認証

2015年8月4日、北米の研究図書館センター(Center for Research Libraries: CRL)が、監査の結果に基づき、カナダのドキュメンタリー遺産への広範囲なアクセスを提供する記憶機関の連合体であるCanadiana.orgを“Trustworthy Digital Repository”(信頼できるリポジトリ)と認証したと発表しています。

監査の対象には、Early Canadiana Online 、Heritage 、Historical Debates of the Parliament of Canada 、 DFATD Digital Libraryといったポータルを含むとのことです。

これまでCRLから認証を受けたCLOCKSSやPorticoと異なり、Canadianaは保存に焦点をあてたリポジトリではないけれども、その保存機能は、公的にアクセス可能な一連のデジタルライブラリのデジタルコンテンツを管理するためのプラットフォームに統合されているとのことです。

CRL Certifies Canadiana as Trustworthy Digital Repository(CRL,2015/8/4)

E1685 - アラブ諸国の機関リポジトリの評価<文献紹介>

 アラビア語圏であるアラブ諸国の機関リポジトリは,「未熟な段階」(infancy stage)にあるといわれる。それは,この地域特有のトピックに関する文献があまり公表されてないこと,アラブ諸国の研究者の多くが機関リポジトリについての知識や経験をあまりもってないこと,長期保存の方針がないこと,などが要因である。本文献は,このようなアラブ諸国の機関リポジトリを,外部利用者の視点からアクセシビリティや透明性などの点で評価する。評価対象は,11か国の25のリポジトリである。

 

研究図書館センター(CRL)等、“LIBLICENSE Model License Agreement”の改訂版を発表

北米の研究図書館センター(CRL)が、北米研究図書館協会(ARL)や図書館情報資源振興財団(CLIR)等と協力し、図書館の電子リソースのライセンス契約モデルである“LIBLICENSE Model License Agreement”の改訂版を発表しました。1997年に開始されたLIBLICENSE Projectは、電子リソースのライセンスについて情報が必要な図書館や研究機関に、情報やガイダンスを提供するプロジェクトで、2001年にはオリジナルのライセンス契約モデルを公表したとのことです。ライセンス契約モデルは、図書館の電子リソースのライセンスが含むべき主な条件を説明し、図書館がライセンス契約での交渉に使用できるテンプレート等を提供しているとのことです。

CRL and Partners Publish New e-Resources Model License
http://www.crl.edu/sites/default/files/attachments/news/12%2003%202014PM%20FINAL%20Model%20License_announce.pdf

LIBLICENSE: Licensing Digital Content

研究図書館センター(CRL)、消滅の恐れがある政府文書のデジタル化プロジェクトを公表

2014年10月6日、研究図書館センター(CRL)は政情やインフラの不安定さのために消滅の危機にある政府文書をデジタル化して公開するプロジェクト "An Open Web Repository of Civil Society Documentation" について発表しています。

同プロジェクトで最初に取り組むとされているのは、汚職・腐敗防止の活動を行う国際NGO“Transparency International”が発表している"Corruption Perceptions Index" 2012年版において、順位が低いとされた国から選ばれた10か国の政府文書とのことです。

CRLは、これらの文書は掲載されている情報の重要性にもかかわらず、アクセスが困難で消失の恐れがあるとしています。CRL及びCRLの協力機関が所蔵する1950~1990年代中頃までの冊子体やマイクロフィルム形態の政府文書がデジタル化され、ウェブで公開されるとのことです。また、近年のインターネット上にデジタル形態で刊行された文書も収集し、補完するようです。

なお、このプロジェクトはニューヨーク・カーネギー財団から248,500ドルの助成金を得ているとのことです。

北米の研究図書館センター(CRL)、CLOCKSSは「信頼できるリポジトリ」との監査結果を公開

北米の研究図書館センター(Center for Research Libraries: CRL)が、CLOCKSSについて、2013年9月から2014年5月まで「信頼できるデジタルリポジトリのための監査及び認証(Trustworthy Repositories Audit & Certification:TRAC)」による監査を行い、電子ジャーナルについての信頼できるリポジトリ(trustworthy digital repository)であると認証されたと発表しています。監査レポートも公開されています。さらに、今後もこの認証結果を保証していくため、CLOCKSSは、CRLに対して定期的に情報開示を行うとされているようです。

CRL Releases CLOCKSS Audit Report(CRL, 2014/7/25付)
http://www.crl.edu/news/10732

Certification Report on CLOCKSS(CRL)
http://www.crl.edu/sites/default/files/attachments/misc/CLOCKSS_Report_2014.pdf

参考:
CRLがCLOCKSSの監査を実施へ
Posted 2013年8月7日

CRL、参加館合計が204館になったことを発表

2014年7月1日、北米の研究図書館センター(CRL)が、マイアミ大学やサザンメソジスト大学等の7つの図書館がCRLの新たなメンバーとして加わり、参加館合計が204館となったことを発表しました。

CRL Welcomes Seven New Members (CRL,2014/72)
http://www.crl.edu/news/10680

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