CRL(研究図書館センター)

清代末期から中華民国期にかけて中国で刊行された新聞のデジタルコレクション“Late Qing and Republican-Era Chinese Newspapers”が公開:研究図書館センター(CRL)とEast View Information Servicesとの協力プロジェクトの成果

2019年9月23日、北米の研究図書館センター(Center for Research Libraries: CRL)は、East View Information Servicesとの協力プロジェクトの成果として、中国の清代末期から中華民国期に刊行された新聞のデジタルコレクション“Late Qing and Republican-Era Chinese Newspapers”をオープンアクセスで公開したことを発表しました。公開はEast View社が推進する新聞のデジタルアーカイブ“Global Press Archive”上で行われています。

2019年9月24日付けのEast View社によるプレスリリースでは、現時点で13のタイトルからなる17万5,000ページ超のコンテンツが含まれていること、最終的には2019年末までに数百タイトル、約50万ページの規模となる予定であることを紹介しています。

北米の研究図書館センター(CRL)、冊子体雑誌の共同保存に関するデータベースPAPRの機能拡張を実施

2019年9月20日、北米の研究図書館センター(CRL)は、冊子体雑誌の共同保存に関するデータベース“Print Archives Preservation Registry”(PAPR)について、機能拡張を実施したことを発表しました。

CRLは主な機能拡張として以下の3点を挙げています。

・他のデータベースからのレコード取り込み機能についてフォーマットを指定することにより、JSTOR、HathiTrust、Scholars Portalなどからレコードを追加することが可能になった

・各タイトルについて、紙資料の所蔵情報とデジタル資料の保有情報を区別して表示することが可能になった

・各タイトルについて、FLAREやScholars Trustのような資料保存プログラムに関する情報を表示することが可能になった

PAPR Database Enhanced(CRL,2019/9/20)
http://www.crl.edu/news/papr-database-enhanced

研究図書館センター(CRL)、Canadianaへの「信頼できるリポジトリ」認証をカナダ研究知識ネットワーク(CRKN)に移転

2019年7月24日、カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)は、北米・研究図書館センター(CRL)が、Canadianaへの「信頼できるリポジトリ(Trustworthy Digital Repository:TDL)」認証を、CRKNに移転したと発表しています。

CRKNとCanadianaの2018年の統合を受けてのものです。

CRKN Secures Transfer of TDR Certification from the Center for Research Libraries(CRKN,2019/7/24)
http://www.crkn-rcdr.ca/index.php/en/crkn-secures-transfer-tdr-certification-center-research-libraries

北米の研究図書館センター(CRL)、2018年にCLOCKSSに行った監査の結果を公開

2018年11月7日、北米の研究図書館センター(Center for Research Libraries: CRL)が、電子ジャーナルのアーカイブプロジェクトCLOCKSSに対して2018年に行った監査結果のレポートを公開しました。

主に「信頼できるデジタルリポジトリのための監査及び認証(Trustworthy Repositories Audit & Certification:TRAC)」のチェックリストに基づいて行われたもので、2013年9月から2014年5月まで行われた前回監査に続き、今回の監査においてもCLOCKSSは電子ジャーナルについての信頼できるリポジトリ(trustworthy digital repository)であると認証されたと発表しています。

前回監査では、プロジェクトが終了した場合の後継計画が策定されていないことが課題の一つとなっていましたが、CLOCKSSは2018年11月に後継計画の策定を発表しています。今回の監査では前回の監査よりも高い評価が与えられていますが、CRLはこの点を高評価につながった重要な要素として挙げています。

研究図書館センター(CRL)、デジタル化資料が1,000万ページを超える

2018年9月1日、北米の研究図書館センター(CRL)がデジタル化を行なったページが1,000万ページを超えたと発表しています。

1,000万ページの節目となったのは、1944年から1945年に出版されたグアテマラの新聞“El Libertador: órgano del Frente Popular Libertador ”(会員館のみ閲覧可)でした。

CRLでは現在2万8,000タイトルを提供しており、オンライカタログや主要なディスカバリーサービスを通じて利用可能で、提携機関によるコンテンツとあわせ4,000万ページ分以上のデータを加盟館に提供しています。

CRL Reaches 10 Million Page Milestone(CRL,2018/9/1)
http://www.crl.edu/news/crl-reaches-10-million-page-milestone

北米の研究図書館センター(CRL)、“Mexican Intelligence Digital Archives (MIDAS)”を公開

2018年9月13日、北米の研究図書館センター(CRL)が、“Mexican Intelligence Digital Archives (MIDAS)”の公開を発表しました。

米・ノースウェスタン大学、メキシコ大学院大学、メキシコのNPO“Articulo 19”が連携して作成したもので、メキシコの2つの主要な秘密諜報機関である連邦調査局(DFS)及び政治社会調査局(DGIPS)のデジタル化したアーカイブズを閲覧することができます。

MIDASには、最終的に1940年代から1980年代の30万件の文書が含まれる計画で、秘密諜報機関の職員等による、メキシコの政治活動家・労働運動家に関するレポートが含まれます。

米・法律図書館マイクロフォームコンソーシアム、全50州の法令公報のデジタル化プロジェクトの完了を発表

2018年6月21日、米・法律図書館マイクロフォームコンソーシアム(Law Library Microform Consortium:LLMC)が、北米の研究図書館センター(CRL)と共同で実施していた、全50州の法令公報(legislative journal)のデジタル化プロジェクトが完了したと発表しています。

重要な政府資料がオンラインで利用できないという課題に対応するために実施されたもので、CRLが所蔵する法令公報をLLMCに提供して6年をかけてデジタル化作業が行われました。

多くの州の19世紀中ごろから20世紀の最後までの法令公報が含まれまれ、デジタル化された資料は、LLMC及びCRLの会員館において、全文検索可能なPDFファイルとして利用可能です。

同プロジェクトでは今後、長期保存のため、デジタル化原本を地下の安全な書庫に保管するとともに、デジタル化の対象を植民地や海外領土の法令公報に拡大する計画です。

研究図書館センター(CRL)が運営するSouth Asia Open Archives(SAOA)、南アジアの新聞に関する報告書のコレクションのデジタル化を開始

2018年6月1日、北米の研究図書館センター(CRL)が運営するSouth Asia Open Archives(SAOA)が、南アジアの新聞に関する報告書のコレクション“Indian Newspaper Reports”のデジタル化を開始したことを発表しました。

このコレクションには、19世紀後半から20世紀前半に南アジアで発行された現地の新聞を週次で翻訳・要約した資料などが含まれます。CRLが所蔵する110点のマイクロフィルムの約15万ページがデジタル化されます。デジタル化資料は2019年初めに利用可能となるとのことです。

SAOA to Digitize Indian Newspaper Reports for Open Access(CRL, 2018/6/1)
http://www.crl.edu/news/saoa-digitize-indian-newspaper-reports-open-access

北米の研究図書館センター、20世紀中頃のフィリピンの漫画雑誌2タイトルをデジタル化

2017年1月12日、北米の研究図書館センター(CRL)の“Southeast Asia Materials Project”(SEAM)は、20世紀中頃に発行された、以下のフィリピンの漫画雑誌2タイトルをデジタル化したと発表しています。

・Espesyal Komiks (Oct. 1952 - Mar. 1961)
・Pilipino Komiks (Dec. 1949 - Dec. 1962)

タガログ語によって描かれており、収録作品の多くは、フィリピンにおいて最も影響力のある漫画家でイラストレーターのFrancisco Coching氏によるものです。

デジタル化されたものは、CRL加盟館で研究者が閲覧することができます。

SEAM Digitizes Philippine Comic Books(CRL,2017/1/12)
http://www.crl.edu/news/seam-digitizes-philippine-comic-books

研究図書館センター、加盟館の研究者に限定している同センターのデジタルリソースへのアクセスを2017年1月1日から撤廃

北米の研究図書館センター(CRL)は、現在、加盟館の研究者に限定している同センターのデジタルリソースへのアクセスを、2017年1月1日から撤廃すると発表しています。

2016年4月に開催された評議会で決定されたもので、デジタルリソース1,200万ページのうち、現在オープンアクセスで公開されているものは35%のみとのことです。

CRL's "Pivot" to Open Access(CRL,2016/9/19)
http://www.crl.edu/blogs/crls-pivot-open-access

参考:
研究図書館センター(CRL)、デジタル化した資料のタイトル数が2万5,000タイトルに
Posted 2016年8月19日
http://current.ndl.go.jp/node/32348

ページ