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2020年3月11日、国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)のコンテンツ開発ワーキンググループが収集した新型コロナウイルス感染症に関するウェブアーカイブ“Novel Coronavirus (COVID-19) ”が、Internet Archive(IA)のウェブアーカイブコレクション構築サービス“Archive-It”上で公開されました。
公開時点で26言語の2,000を超すウェブ情報が収集されています。
@archiveitorg(Twitter, 2020/3/11)https://twitter.com/archiveitorg/status/1237794329919397891
Novel Coronavirus (COVID-19)(Archive-It)https://archive-it.org/collections/13529
2020年3月9日、韓国国立中央図書館(NLK)が、新型コロナウイルス感染症に関するウェブアーカイブを、同館のウェブアーカイブOASISにて3月16日に公開すると発表しました。
同感染症の発生から感染拡大や拡散防止等の情報を扱った政府機関や関連機関のウェブサイトや、文書類、動画、画像といったウェブ上の資料を収集したものです。
NLKでは、この収集された記録が各種災害の予防や対応のための政策や研究資料として、様々な分野において有用に活用されるよう準備するとしています。
聯合ニュースの報道によると、新型コロナウイルス感染症は現在進行中の事象のため、収集されたウェブ情報は16日以降も収束するまで継続的にアップロードされほか、国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)のコロナウイルス感染症に関する国家別ウェブアーカイブコレクション構築協力プロジェクトにも参加し、韓国のウェブサイトの情報を提供するとのことです。
Internet Archive(IA)は2020年2月13日付のブログ記事において、IAのウェブアーカイブコレクション構築サービス“Archive-It”と国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)のコンテンツ開発ワーキンググループが協調して、「新型コロナウイルス感染症」の拡大に関するウェブ上の公開情報源のアーカイブ化を実施していることを発表しました。
感染症拡大の緊急性を鑑みて、推薦されたウェブコンテンツのアーカイブ化は、即座に開始され、感染拡大の経過や封じ込めの状況による必要に応じて継続されます。アーカイブ化は全ての国の全ての言語によるコンテンツが対象となり、特に次のトピックに関するコンテンツは優先度が高い、としています。
国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)が、ウェブアーカイブの初心者にとって有用な情報源のリストを公開しています。
リストには、ビデオや用語集などの概要資料、ツール・ソフトウェア、コミュニティのブログ・Twitter・メーリングリスト等が含まれています。
Tools & software(IIPC)http://netpreserve.org/web-archiving/tools-and-software/
iipc/awesome-web-archiving(GitHub)https://github.com/iipc/awesome-web-archiving
国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)が、2016年に開催されたリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックに関するウェブサイト等を収集したコレクションを公開しました。
IIPCの加盟館や一般からの提案を受けたウェブサイトを収集したもので、ウェブアーカイブコレクション構築サービス“Archive-It”を用いて行われました。
2016 Summer Olympics and Paralympics(Archive-It)https://archive-it.org/collections/7235
via; New Web Archive from IIPC: 2016 Summer Olympics and Paralympics(LJ infoDOCKET,2016/10/23)http://www.infodocket.com/2016/10/23/new-web-archive-from-iipc-2016-summer-olympics-and-paralympics-from/
参考: E1819 - 2016年IIPC総会・ウェブアーカイブ会議<報告> カレントアウェアネス-E No.307 2016.07.14http://current.ndl.go.jp/e1819
ウェブアーカイブに関する連携を目的とした組織である「国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC;CA1664参照)」の総会が,2015年4月27日から5月1日まで,米国カリフォルニア州にあるスタンフォード大学とインターネット・アーカイブを会場にして開かれ,世界各国の図書館員やアーキビスト,研究者等約200名が参加した。ウェブアーカイブを利用した研究の成果やIIPCが進めるプロジェクトの最新情報等について報告があり,活発な議論が交わされた。
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