大学出版

米国大学出版協会(AAUP)、協会加盟の出版局のデジタル出版戦略を調査したレポートを公開

2011年5月24日に米国大学出版協会(AAUP)が“Digital Book Publishing in the AAUP Community Survey Report”の2011年春期版を公開しました。これは、AAUP加盟の出版局がどの程度デジタル出版戦略を取り入れているか等について調査したものとのことです。今回の調査は、2009年冬期の調査に続いて2回目とのことで、調査にはAAUP加盟出版局の55%にあたる71の出版局が回答したようです。その結果、回答した全ての出版局が少なくとも2つのデジタル出版戦略を掲げていること等が明らかになったようです。

Digital Book Publishing in the AAUP Community Survey Report: Spring 2011 (PDF版)
http://www.aaupnet.org/images/stories/data/2011digitalsurveyreport.pdf

Digital Book Publishing Strategies in the AAUP Community (AAUPの報告書掲載ページ)

欧州の大学出版会等による人文・社会科学系学術出版物のOA推進コンソーシアム“OAPEN”が最終報告書を刊行

欧州の大学出版会等によって形成され、特に人文・社会科学系の学術出版物のオープンアクセスを推進するコンソーシアム“Open Access Publishing in European Networks”(OAPEN)が、欧州委員会(EC)による助成期間の満了を迎えるにあたり最終報告書を刊行しています。なお、“OAPEN”は参加機関の代表らによって、今後も独立した組織として活動を続けていくようです。

Final Report (PDF版)
http://project.oapen.org/images/documents/oapen_final_public_report.pdf

Final Report (OAPEN 2011/4/30付けの情報)
http://project.oapen.org/index.php/news/42-final-report

OAPEN final report (Library Intelligencer 2011/5/31付けの記事)
http://blogs.unimelb.edu.au/libraryintelligencer/2011/05/31/oapen-final-report/

OAPEN: Final Report (Acesso Aberto 2011/5/30付けの情報)

米国大学出版協会、学術出版活動の継続に向けた提言等をまとめたレポートを公開

2011年3月7日に、米国大学出版協会(Association of American University Presses)が“Sustaining Scholarly Publishing: New Business Models for University Presses”と題するレポートを公開しました。同協会のプレスリリースによると、このレポートは、現在の学術出版が行っている試みやイニシアチブを調査し、伝統的なセールスモデルからの脱却を図る際の課題と効果的なビジネスモデルの特徴について検証するとともに、変化の時代にあってクオリティの高い学術出版活動を継続するための提案等を記したものとのことです。

Sustaining Scholarly Publishing: New Business Models for University Presses
http://aaupnet.org/resources/reports/business_models/aaupbusinessmodels2011.pdf

Portico、オックスフォード大学出版部との提携を拡大し電子書籍を保存

米国の電子ジャーナルアーカイビング事業であるPorticoが、英国オックスフォード大学出版部との提携を拡大し、同出版部の電子書籍コンテンツを保存する、と発表しています。2006年に両者が結んだ電子ジャーナルの保存についての提携関係を拡大し、“Oxford Scholarship Online”や“Oxford Handbooks Online”の電子書籍コンテンツを保存対象に加えるとのことです。

Oxford University Press to Preserve E-books with Portico(Portico 2011/2/23付けのプレスリリース)
http://www.portico.org/digital-preservation/news-events/news/oxford-university-press-to-preserve-e-books-with-portico/

オタワ大学出版局、大学図書館と協同でオープンアクセスプロジェクトを開始へ

カナダのオタワ大学出版局が、同大学図書館と協同で、出版局発行の書籍をオープンアクセス化するプロジェクトを開始するようです。具体的には、2010年7月30日から、出版局発行の書籍36冊を、同大学のリポジトリ“uO Resarch”にPDF形式で掲載し公開するとのことです。

uO Resarch
http://www.ruor.uottawa.ca/en/

スウェーデン王立図書館、オープンアクセスポリシーの適用を開始

スウェーデン王立図書館(Kungliga biblioteket)が、オープンアクセスポリシーの適用を開始したと発表しています。ポリシーには、高等教育機関のオープンアクセス出版に対する支援のほか、同館のデジタル化資料や同館刊行物のオープンアクセス化などが含まれています。同館は2006年にオープンアクセスに関するベルリン宣言に署名しており、学術情報と文化遺産へのオープンアクセスを促進することは義務になっているとのことです。

Open Access policy for the National Library of Sweden(スウェーデン王立図書館のニュースリリース)
http://www.kb.se/english/about/news/New-Open-Access-policy/

E1038 - オープンアクセスによる人文・社会科学の単行書出版の現状は?

人文・社会科学(Humanities and Social Sciences:HSS)分野の単行書のオープンアクセス(OA)を推進する欧州のコンソーシアム“Open Access Publishing in European Networks(OAPEN)”は2010年3月,HSS分野でのOAモデルによる単行書出版の現状を概観する報告書を発表した。...

ケンブリッジ大学出版局、電子書籍用サイトをスタート

英国のケンブリッジ大学出版局が、電子書籍用のウェブサイト“Cambridge Books Online”をスタートしました。まずは同出版会の6,000冊の電子書籍が、世界中から利用可能になります。2010年春までには、1万冊以上が利用可能になる予定です。図書館向けには、MARCレコードのダウンロードサービス、統計データサービスなども併せて提供されます。

Cambridge Books Online
http://ebooks.cambridge.org/home.jsf

プレスリリース
http://journals.cambridge.org/images/fileUpload/documents/CBO_PR_FINAL_Global.doc

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