メタデータ

ドイツデジタル図書館(DDB)、システム更新により約3,000万件のレコードが検索可能になる

2019年9月13日、ドイツデジタル図書館(DDB)はシステム更新により約3,000万件のレコードが検索可能になったことを発表しました。

2019年の春に、DDBは2014年以来運用しているデジタルネットワーク基盤の大幅改良を実施しました。DDBのベースシステムについて全く新しい基盤が開発された結果、従来は最低2か月を要していた1,000万件規模のレコード投入が2日で実施可能になるなど、短期間で大量のデータ更新・作成が可能になっています。

現在DDBで検索可能な約3,000万件のレコードのうち、1,000万件以上のレコードについてDDBのウェブサイトでデジタル化された複製物の利用が可能です。

国立国会図書館(NDL)、同館作成・提供データのURIに関する概説ページを公開

2019年9月2日、国立国会図書館(NDL)は、同館のウェブサイト上に、NDLが作成・提供するデータのURIの概説ページとして、「国立国会図書館データのURI」を公開したことを発表しました。

公開された「国立国会図書館データのURI」では、NDLが作成・提供するデータのうち、広くウェブ上で他のデータから参照される識別子としてHTTP URIで提供され、固定のドメイン名・パスを使用しているデータについて以下の内容が概説されています。

・識別子の説明
・対象の削除や変更時の措置
・ドメイン・パス
・HTTP URIの例
・識別子の付与数
・HTTP URIの参照先
・識別子が用いられているNDL提供のサービス

新着情報(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/index.html
※2019年9.月2日付けの新着情報に「国立国会図書館が作成・提供するデータのURI(Uniform Resource Identifier:統一資源識別子)について概説するページを公開しました」とあります。

ジャパンサーチ(試験版)、「画像検索」機能を実装

2019年8月28日付けのジャパンサーチ(試験版)のお知らせで、新機能「画像検索機能」のリリースが発表されています。

「画像検索機能」はサムネイル画像が登録されているデータベースについて、類似画像を検索できる機能です。検索結果でサムネイル画像を選び、「画像検索アイコン」を押すと類似画像が表示されます。また、横断検索画面の「画像で検索」ボタンから検索したい画像を直接指定して検索することもできます。

お知らせ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/news
※2019年8月28日付けのお知らせに「新機能「画像検索機能」をリリース」とあります。

@jpsearch_go(Twitter,2019/8/28)
https://twitter.com/jpsearch_go/status/1166623131852791808

Crossref、メタデータデポジットスキーマのver.4.4.2を公式にリリース

2019年8月21日、Crossrefは2019年8月にCrossrefへのメタデータ入力時に使用するメタデータデポジットスキーマについて、最新のver.4.4.2を公式にリリースしたことを発表しました。

ver.4.4.1からの変更点として、受理した原稿に対してオンライン刊行の前にDOIが付与できるようになる“Pending publication”へのサポート、JATSバージョン1.2で定義された要約(abstract)へのサポート、学位論文(dissertation)・報告書(report)等の要約へのサポート、学位論文の複数著者へのサポート、雑誌論文・図書・図書内の章・会議論文のエレメントとして受理日(acceptance_date)の新規追加などを挙げています。

最新バージョンのスキーマファイルや文書等はGitLab上で公開されています。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、2019年5月に仏・リヨンで開催されたCOAR Annual Meeting 2019の参加報告書を公開

2019年8月20日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、2019年5月21日から23日に仏・リヨンで開催された、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)によるCOAR Annual Meeting 2019へコンテンツ流通促進作業部会のメンバーが参加し、JPCOARスキーマに関する報告と各国関係者との情報交換を行ったことを発表しました。

参加した作業部会メンバーによる参加報告書がJPCOARのウェブサイト上で公開されています。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/
※トップページの「お知らせ」に、2019年8月20日付けのお知らせとして「COAR Meeting 2019に参加しました」とあります。

DataCiteメタデータスキーマver.4.3が公開:ROR ID等の機関識別子をサポート

2019年8月16日、研究データの共有と活用の向上にむけて活動を行っている国際コンソーシアム“DataCite”が、DataCiteメタデータスキーマver.4.3を公開しました。ver.4.3には後方互換性があります。

ver.4.3では、世界の研究機関向けにオープンかつ持続可能な一意の識別子開発を目指すコミュニティ主導のプロジェクトResearch Organization Registry(ROR)のIDなど、機関識別子へのサポート等が行われています。DataCiteは、メタデータにROR IDを含むと、機関ごとの出版物の発見・追跡の効率化が図られ、所属機関に関する明確な情報が広く自由に利用可能になる、としています。

Identify your affiliation with Metadata Schema 4.3(DataCite Blog,2019/8/16)
https://blog.datacite.org/identify-your-affiliation-with-metadata-schema-4-3/

OCLC Research、Wikibaseのプラットフォーム上でLinked data化された情報資源記述を行う試験プロジェクト“Project Passage”の最終報告書を公開

2019年8月5日、OCLC ResearchはWikibaseのプラットフォーム上でLinked data化された情報資源記述を行う試験プロジェクトとして実施していた“Project Passage”の最終報告書として“Creating Library Linked Data with Wikibase: Lessons Learned from Project Passage”を公開しました。

連邦機関デジタルガイドラインイニシアチブ(FADGI)、デジタル動画における重要プロパティのリスト“Significant Properties for Digital Video”のドラフト版を公開:フィードバックを募集中

2019年8月7日、連邦機関デジタルガイドラインイニシアチブ(Federal Agencies Digital Guidelines Initiative:FADGI)は、デジタル動画における重要プロパティのリスト“Significant Properties for Digital Video”の最初のドラフト版を公開しました。2019年8月31日までのフィードバックを募集しています。

FADGIは、米国連邦政府機関が2007年から共同で結成しているイニシアチブで、デジタル化資料やボーンデジタル資料のための実務手法やガイドラインの策定に取り組んでおり、静止画ワーキンググループ(Still Image Working Group)と視聴覚ワーキンググループ(Audio-Visual Working Group)を設けています。

【イベント】国立国会図書館(NDL)、ジャパンサーチ試験版公開記念「GLAMデータを使い尽くそうハッカソン」を開催(9/14-15・東京)

国立国会図書館(NDL)は、2019年9月14日と15日に、NDL東京本館でジャパンサーチ試験版公開記念「GLAMデータを使い尽くそうハッカソン」を開催します。

2019年2月に試験版が公開されたジャパンサーチは、美術館、図書館、文書館、博物館分野のコンテンツ及びメタデータ(GLAMデータ)を集約し、提供しています。ハッカソンでは、このようなGLAMデータの活用法についてアイデアを練り、アプリケーションやツールを試作する作業を、2日間かけて、参加者がチームに分かれて行います。

参加費は無料です。定員は20人程度で、事前の申込みが必要です。

ProQuest社、電子書籍・紙書籍の検索・選書・発注用システムOASISへ関連企業Bowker社の書誌情報データベース“Books In Print”のメタデータを追加

2019年7月25日、ProQuest社は同社がウェブベースで提供する、学術図書館向け電子書籍・紙書籍の検索・選書・発注用システムOASIS(Online Acquisitions and Selection Information System)へ、関連企業Bowker社の書誌情報データベース“Bowker Books In Print”のメタデータを追加したことを発表しました。

この追加によってOASISは、3,900万タイトル以上の紙書籍、約200万タイトルの電子書籍、約3万6,000タイトルのストリーミングビデオのデータベースになっています。また、フォーマット間のリンクの改善や出版年月日・著者情報等に関するより正確で一貫したデータの取得など、データの高品質化も図られる予定である、としています。その他、次の4点をこの追加による利点として挙げています。

・デューイ十進分類法(DDC)または米国議会図書館分類表(LCC)からの分類情報180万件の追加
・670万件の新規タイトルの追加
・合計1,270万件の著者情報の新規追加または更新
・1,800万件の書誌情報更新

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