博物館

全欧州規模のホロコースト関係資料のオンラインデータベース化プロジェクトが始まる

2010年11月16日、欧州委員会(EC)の研究開発情報サービス委員会(CORDIS)のニュースによると、“European Holocaust Research Infrastructure”というコンソーシアムが設立され、今後同コンソーシアムによって、ホロコースト関係資料のデータベースの構築が行われるとのことです。このプロジェクトは、オランダにある戦争資料の研究機関“NIOD”を中心に、EUの11か国とノルウェー、そしてイスラエル各国から、図書館や文書館、博物館等20機関が参加しているようです。データベースは、全欧州規模に分散しているホロコースト関係の資料を一元的に閲覧できるものを目指し、今後4年間かけて構築されるとのことです。

European Holocaust Research Infrastructure
http://www.ehri-project.eu/

NIOD-led Holocaust Studies project launched (2010/11/16付け NIODのニュース)
http://www.niod.knaw.nl/actueel/default.asp?ID=703

EU making sure Holocaust never happens again (2010/11/17付け EC CORDISのニュース)

内閣府、公文書等の管理に関する法律施行令案へのパブリックコメントを受付中

2010年11月6日から、内閣府が「公文書等の管理に関する法律施行令案」へのパブリックコメントを受け付けています。これは、「公文書等の管理に関する法律」(平成21年法律第66号)が成立したことに伴い、所要の事項を規定するために制定されるものです。パブリックコメントの受付期間は、11月6日から12月5日(必着)までとのことです。

公文書等の管理に関する法律施行令案についての意見の募集について【意見募集期間:11月6日~12月5日】(内閣府のトピックス 2010/11/8付けの項目に該当記事があります)
http://www.cao.go.jp/topics.html

【イベント】「日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル III」開催(11/30)

NPO法人「知的資源イニシアティブ(IRI)」が主催する「日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル」の第3回が、2010年11月30日に開催されます。博物館・図書館・文書館(MLA)の連携について、過去2回のラウンドテーブルの成果を受けて、MLAのもつ文化情報資源と公共施設としての場を国の基本的な情報・知識基盤としてどのように活用すべきか、その方向性を明確にすることにより、文化情報資源政策形成の重要性を社会的にアピールするとのことです。

日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル III
http://www.iri-net.org/forum/mlart03.html

参考:
「日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブルII」開催(2010年6月・東京)
http://current.ndl.go.jp/node/16053

クラウドでコレクションを公開・管理する“Omeka.net”ベータ版が発表される

2010年10月28日、米国ジョージ・メイソン大学の「歴史とニューメディアセンター」(Center for History and New Media)が、“Omeka.net”(ベータ版)を公開しました。この“Omeka.net”は、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”のクラウド版のようです。

Omeka.net
http://omeka.net/

Omeka.net Beta Launches (2010/10/28付け Omekaのニュース)
http://omeka.org/blog/2010/10/28/omeka-net-beta-launches/

参考:
研究者、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”が正式リリース
http://current.ndl.go.jp/node/13156

大英博物館館長、博物館間での資料貸出の意向を表明

大英博物館(British Museum)館長のマクレガー(Neil MacGregor)氏が、英国の博物館協会(Museums Association)の会議の場で、国内及び国外の博物館への所蔵資料の貸出を実施したい考えを示したようです。博物館のコレクションが1か所にとどまる必要はなく、様々な場所で様々な仕方で提供することができる、とも述べられたようです。英国内の4つの国立博物館では、国内での資料の共有に向けた調査を行っているとのことです。

MacGregor: museums can be lending libraries(Museums Associationのニュースリリース)
http://www.museumsassociation.org/news/05102010-macgregor-museums-can-be-lending-libraries

米国Creative Commons、パブリックドメインマークを発表

2010年10月11日、米国のCreative Commonsが、著作権保護対象外の資料をインターネットを通じて容易に提供できるようにするためのツールとして、パブリックドメインマーク(Public Domain Mark)を発表しました。また、Creative Commonsのプレスリリースによると、パブリックドメインマークの最初の大規模な採用者は欧州デジタル図書館“Europeana”となるとのことで、2011年半ばまでに、Europeanaのポータルサイトで提供される著作権保護対象外の資料に対しては、パブリックドメインマークがつけられるようです。なお、この件に関するEuropeana側からの発表は、10月14日から15日にオランダ・アムステルダムで開催される“Europeana Open Culture 2010 Conference”の場で行われるようです。

Public Domain Mark 1.0
http://creativecommons.org/publicdomain/mark/1.0/

E1101 - 生涯学習における博物館・図書館・文書館の役割(英国)

 2010年9月3日に,英国の生涯学習に関する調査プロジェクト“Inquiry into the Future for Lifelong Learning”が,『博物館・図書館・文書館はどうすれば生涯学習に貢献できるのか』(How museums, libraries and archives contribute to lifelong learning)と題した報告書を刊行した。このプロジェクトは,成人の継続教育に関する国立の機関である“The National Institute of Adult Continuing Education”(NIACE)が2007年に開始したものである。...

フランス・トゥールーズ市、ウィキメディア・フランス協会と提携し博物館資料などを公開へ

フランス・トゥールーズ市が、同市内の文書館及び自然史博物館の資料の画像などを、Wikimedia財団が運営するメディアファイルの集積場“Wikimedia Commons”で公開することで、ウィキメディア・フランス協会と合意した、と報じられています。なお、自然史博物館は、2010年4月から同協会と共にコレクションのデジタル化プロジェクト“Phoebus”を実施しているようです。

La Ville de Toulouse signe un accord avec Wikimedia Commons(BiblioFrance 2010/9/21付けの記事)
http://www.bibliofrance.org/index.php?option=com_content&view=article&id=1078

Toulouse signe avec Wikimedia(ActuaLitté 2010/9/27付けの記事)
http://www.actualitte.com/actualite/21724-wikimedia-commons-photos-archives-toulouse.htm

Projet Phoebus(Wikimedia Commons)

米国の「野球殿堂博物館」、所蔵資料をデジタル化へ

米国の「野球殿堂博物館」(National Baseball Hall of Fame and Museum)の所蔵資料がデジタル化されるとのことです。EMC社の協力により実施されるもので、約50万枚の写真、1万2千時間以上の音声・映像記録、300万点の文書、4万点の立体資料などがデジタル化され、公開される予定とのことです。

EMC to Sponsor National Baseball Hall of Fame and Musesum Digitization and Education Initiatives(2010/9/21付け野球殿堂博物館ウェブサイトの情報)
http://baseballhall.org/news/press-releases/emc-sponsor-national-baseball-hall-fame-and-musesum-digitization-and-education

EMC to help digitize Baseball Hall of Fame collections(2010/9/21付けcomputerworldの記事)

米国IMLSなど、図書館・博物館にヤングアダルト向け学習ラボを作る助成を発表

米国博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)とJohn D. and Catherine T. MacArthur財団が2010年9月16日、全米の30の図書館・博物館を対象に、ヤングアダルト向け学習ラボを作るために総額400万ドルを助成すると発表しました。

これは、オバマ大統領の教育振興キャンペーン“Educate to Innovate”を受けたもので、同じくMacArthur財団等の助成によりシカゴ公共図書館ハロルド・ワシントン図書館センターに設置された学習ラボ“YOUmedia”の成功に倣って行うとされています。助成対象は公募により決定し、2011年に発表される予定です。

MacArthur and IMLS Announce Plans to Create 30 New Learning Labs
at Libraries and Museums Across the Country - IMLS
http://www.imls.gov/news/2010/091610.shtm

YOUmedia
http://youmediachicago.org/
The Story of YOUmedia...(YOUmediaの紹介ビデオ)
http://vimeo.com/6214459

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